Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

not only A but also B, やや長い文, to不定詞の形容詞的用法, 同格, など("Rest in power" というフレーズの持つ意味)

今回もまた、前々回前回の続きで、人が亡くなったときの追悼のことば、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。(この記事、かなり読むのが難しいという反応をいただいています。解説記事は報道記事より読むのが大変なのがデフォで、さらに掲載媒体が、前々回少し触れたように、がっつり読ませる系の媒体なので、文章も難しいかもしれません。かなり方向性・傾向が違いますが、日本でいうと普段『ニューズウィーク日本版』を読んでいる人が、『現代思想』を読んでいるような感じだとイメージしてから読んでいただけると、多少気分的に楽になるのではないかと思います。)

この記事が解説している内容については、前回の導入部でざっとまとめたので、そちらをご参照いただきたい。

記事はこちら: 

slate.com

今回実例として見るのは、前回見たところの次のパラグラフ。前回見たパラグラフの最初の部分で使われていた構文が繰り返されているが、これは文章術というか一種のレトリックによる《繰り返し》だろう。

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not only A but also Bのちょっと変わった形, 先行詞を含む関係代名詞, in terms of ~, 形式主語の構文("Rest in power" というフレーズはどう広まったのか)

今回の実例は、前回の続きで、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。

今から20年ほど前にカリフォルニア州オークランドのストリート・アートの界隈で用いられていたのが確認できているというこのフレーズは、やがてブラック・ミュージックやヒップホップに関連して用いられるようになり、2010年代に前景化したBlack Lives Matter運動(私はこれを「黒人は虫けらではない」「黒人だからってやたらと殺すな」「人を殺した奴が殺人犯になるのなら、黒人を殺した奴も殺人犯だろう」という魂の叫びだと解釈している。トレイヴォン・マーティン殺害事件以降の経緯を見ていた人ならお分かりいただけるのではないかと思う)の中で、警察(や自警団)の、過剰な力の行使 (the use of excessive force) によって*1いとも簡単に殺されてしまった―—というより、撃たれて倒れて、そのまま放置され、誰も近づくなと警察に言われるなどしたために誰も助けに行けず、そのまま失血死、つまり見殺しにされるというケースさえある。倒れて動けない相手を身柄拘束することには何の問題もないはずで、それでも警察が必要な医療を許可しないことは、国際人道法の法の精神に反している——黒人への追悼のことばとしても用いられるようになり、さらには、自分が自分であることを認めようとしない大人によってすりつぶされるようにして追い込まれて自ら命を絶ったトランスジェンダー(「LGBT」の「T」)の女子のことを人々が語り継ごうとするときにも、故人に捧げることばとして用いられた。そういった使用の広がりは、ちょうどその時期に普及し定着したTwitterという場での使用の増加・広がりによって観測できる——というのが、前回見た部分の大まかな内容である。

今回はその先を読んでみよう。記事はこちら: 

slate.com

*1:「過剰な excessive」ということを法律家も学者もなかなか認めようとしないしこの単語を使おうとしないのだが、非武装の窃盗犯を銃撃するのは「過剰」だし、ましてや背中から撃ったとか上半身に何度も銃弾を撃ち込んだとかいうのは、誰がどう見ても「過剰」である。

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it was not long after ~ that..., it was not until ~ that... ("Rest in power" というフレーズはいつ、どこから来たのか)

今回の実例は、前回述べた通り、"Rest in power" というフレーズについて。

誰かが亡くなったときに弔意を示す英語の一般的なフレーズは "Rest in peace" である。意味は「安らかにお眠りください」だが、日本語の「ご冥福をお祈りいたします」と同じような決まり文句だ*1

この "Rest in peace" を省略したのが "RIP" または "R.I.P." ……ではあるかもしれないが、実は "RIP" の元はラテン語の "Requiescat in pace" である。意味は英語の "Rest in peace" と同じ。というか英語がこのラテン語からの翻訳だ。

この "peace" を、頭韻を踏んだ(同じ音で始まる) "power" に置き換えたフレーズが、俳優のチャドウィック・ボーズマンのあまりに突然で早すぎる訃報に際して、Twitterなどで多く見られた。例えばF1のベルギー・グランプリでポールポジションを得た(その後優勝した)ルイス・ハミルトンは、「このポール(ポジション)をチャドウィックに捧げる」として、次のようにツイートしている。

故人を讃えることばを、"Rest in power(,) my friend." と締めくくっている。

他にも、例えば: 

 

 

 

 

この言い方に注目した人は日本語圏でも多かったようだ。見れば "peace" と "power" が「頭韻」であることはわかるし、「"struggle" の中に身を置いた人」のために用いられるという文脈も、何となくでも伝わると思うが、ではそもそもこのフレーズはどこから来たのか。

その点についてウェブ検索すると、解説記事は複数見つかる。今回はその中から、Slate.comのものを読んでみよう。Slateは、気軽に読み飛ばすとか、形式を押さえてざっと読み流すことがしづらい、しっかり読まないと理解できないタイプの文章が多いという印象のメディアだが、今回見る記事も例外ではない。アメリカの文化について、Slateの読者が普段から(無意識裡にでも)共有していることを共有していないと、読むのはけっこうしんどいと思う。下手に手を出すと「こんな文章も読めない私はダメだ」とヘコんでしまうかもしれないが、逆に言えば自分にカツを入れたいという気分の人には長文多読素材として好適である。ちょっと難し目の国公立大2次試験の問題で、内容要約などで使われていてもおかしくない文章だ。

記事はこちら。2019年9月30日付である: 

slate.com

記事の最初の部分(冒頭の2パラグラフ)は、いわゆる「つかみ」の文で、この記事が出たときに(アメリカで)ホットだった話題について「みなさんご存じのあの件ですが」という感じで述べていて、この部分はその話題のことをよく知っていないと、読むのがつらいだろうと思う。ざっくり説明すると、「ロック・ミュージック界で非常に著名な白人ミュージシャンが75歳で自然死したときにも "Rest in power" という表現が用いられたが、その人口に膾炙している目新しい表現は、どういう文脈で、どこから出てきたのだろうか」ということが述べられている。

そのあと、"What is that history?" で始まるパラグラフから後ろが本題の部分だ。

*1:ただし「ご冥福」は使わない宗派もあるし、無宗教の人は避けるフレーズである。英語の "Rest in peace" も使うべきでないとする宗派もある。英語版ウィキペディアには北アイルランドのオレンジ・オーダーの事例が紹介されている。私としては、こんなところでオレンジ・オーダーと遭遇するなんてと苦笑せずにはいられないのだが、読んでみると、なるほど、非常にらしいといえばらしい話である。

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当ブログの投稿の定時を、15:30から18:30に変更します。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

今月(2020年9月)から、当ブログの新規投稿(更新)の定時を、毎日15:30から18:30に変更します。18:30にまたお会いしましょう。

脈絡なく、斑入りのオシロイバナ

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CC BY-NC 2.0 (photo by nofrills)

nofrills拝

正式な告知文, It is ~ that ... の強調構文, 接続詞のas, 分詞構文のbeingの省略, 「(治療)を受けながら」の英語表現, など(チャドウィック・ボーズマン死去)

今回の実例は、Twitterから。

8月29日(土)、映画『ブラックパンサー』で主人公を演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが43歳の若さで亡くなったことが、彼のTwitterアカウントで告知された。身内以外はだれも聞かされていなかったが、この4年間ずっとがんの手術を受け、抗がん剤を投与されながら、数々の映画に出演していた。それだけでなく、その間彼は何度もインタビュー取材を受け、授賞式に出るなどしていたわけで、その強靭さには驚くよりない。これからどんどんすごい姿を見せてくれるはずだった人があまりに早くこの世を去ってしまったことが残念でならない。

 

このステートメントを丁寧に、注意深く読んでみよう。

It is with immeasurable grief that we confirm the passing of Chadwick Boseman.

Chadwick was diagnosed with stage III colon cancer in 2016, and battled with it these last 4 years as it progressed to stage IV.

A true fighter, Chadwich persevered through it all, and brought you many of the films you have come to love so much. From Marshall to Da 5 Bloods, August Wilson's Ma Rainey's Black Bottom and several more, all were filmed during and between countless surgeries and chemotherapy.

It was the honor of his career to bring King T'Challa to life in Black Panther.

He died in his home, with his wife and family by his side.

The family thanks you for your love and prayers, and asks that you continue to respect their privacy during this difficult time.

 https://twitter.com/chadwickboseman/status/1299530165463199747/photo/2

 

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省略、使役動詞make(グレタさん、無事ニューヨークに到着)【再掲】

このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げているような《省略》が正確に読み取れるかどうかは、読解・理解の正確性を左右する。なかなか体系立てて学ぶ機会がない項目ではあるが、重要な項目だ。

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昨日こちらを休載して本家ブログに書いた件で鍵となっていたのは《省略》だが、今回はその《省略》について。

《省略》は、一般に広く用いられている文法書では最後のほうにあり、学校英語でも最後の方、つまり高校2年生の後半で習うことがほとんどなのだが、これを知らないと相手の言っていることが正しく理解できないということが実用英語では頻発する、非常に重要な文法項目である。

昨日の件では、口語表現での主語の省略というけっこうめんどくさいこと(つまり、英語にあまり慣れていない人は好き勝手に解釈してしまいがちなこと)が、英語を使い慣れていない人々*1の間で混乱を招いたように思えるのだが、実際、《省略》をしっかり教わったことがある人のほうが少ないのではないかと思う。私自身、受け身の学習ではちゃんと習った記憶がない*2

当ブログでは、省略構文については《省略》というタグをつけて一覧できるようにしてあるので、そちらもご参照されたい。「省略」といってもいろいろあるのだが、たくさんの実例に接してどういうものなのかを知っていっていただければと思う。

 

前置きはここまで。今回の記事はこちら: 

www.bbc.co.uk

*1:ご本人たちは「英語を使い慣れていない」などと言われると不本意かもしれないが、私から見れば、どう考えても、"Just left" を「左翼」とするのは、英語を使い慣れている人の解釈ではない。ほんとにありえない。

*2:個人的な話だが、私は中学3年になってから「このままでは自分の目指しているあたりでは入れる高校がないかもしれない」という危機的な状況に直面して英語を何とかしなければと思い、学校の先生に相談して、個人的に日記をつけてみてもらうということをした。このときに《主語の省略》というルールを教えてもらったのだが、この「日記を書く」という勉強法、自分がその日何をしたかを英語で書くという勉強法によって、可も不可もない程度だった英語が試験での得点源となり、都立の入試では満点を取ることができた。当時はこのような「個人的な補習」は先生の裁量でいろいろと行われていたし、受験雑誌などでも「学校の先生に相談してみよう」的に勧められていたのだが、先生にとっては通常業務外だっただろう。このときのH先生には、今も感謝しかない。

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【ボキャビル】「自称〇〇」の表し方, neither A nor B, 挿入 (「ガンを治す」というMMSなるトンデモ医療)【再掲】

このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。ここで扱った記事のトピックは、2020年に私たちの生活を覆いつくしている新型コロナウイルスに関連したニュースでも出てきた。ドナルド・トランプがこういうのが有効であるかのようなことを発言したあと、実際に漂白剤を飲用して病院に担ぎ込まれる人が続出したのである。「アメリカ人ときたらwww」と冷笑するのはけっこうだが、この「漂白剤カルトもどきビジネス」は日本にも入ってきているということは知っておいてよい。

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今回の実例は、トンデモ医療を「トンデモである」として注意を喚起する記事より。

日本で「トンデモ」と位置付けられる医療は、日本で発したものもあるだろうが、「欧米では」とか「海外では」とかいった触れ込みで日本に導入されるものも多い。例えばホメオパシー(先日、「ベルリンの壁のレメディ」についてガーディアンに「これ、何?」的な記事が出ていたが)は、「あの英国王室のお墨付き」みたいな触れ込みで、一時日本で盛んに喧伝されていた(今もされているかもしれないが、ホメオパシーは今から10年前、2009年に、ある助産師が乳児に必要なビタミンKの代わりにホメオパシーの「レメディ」を与え、乳児が死んでしまうというあまりにひどいことが起こってから、以前ほど目立たなくなっているように感じている)。

今回参照する記事で取り上げられているMMSこと「ミラクル・ミネラル・ソリューション(サプリメント)」も、日本語圏で「海外」もしくは「欧米」と呼びならわされる外国由来のトンデモだ。

 

記事はこちら: 

www.theguardian.com

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《訳読》とは何か, be hopeful to do ~(#BLM: 米スポーツ界の動き)付: 例の講座について

今回の実例は、Twitterにアップされた長文投稿から。

今週月曜日(24日)、「日本通訳翻訳フォーラム2020」(#JITF2020) の公開セッションで、第一線の翻訳者4人の方による公開レクチャーがあった*1。大変興味深く勉強になる内容で、2時間じっくり、メモを取りながら聞き入ってしまったのだが、その冒頭、本論に入る前のところで、昨今、特に産業翻訳界隈を騒がせている翻訳講座と称するもの(以下「某翻訳講座」)についての注意喚起があった。その某翻訳講座については私も(Twitter経由で)小耳(小目?)に挟んではいたのだが、90年代からネットやってる人としては「典型的な内職商法ですね」としか言いようのない内容のものだ。

内職商法」とは、「誰でも在宅でできるお仕事があります」と言って人を集め、人が集まったら「ただしそのお仕事の前に、この講座を受けていただきます。これを受けていただかないとお仕事をしていただくことができません」と言い出し、バカみたいに高い(30万円とか50万円とか)「講座(教材)」を売りつける、というもの。本体は「お仕事のあっせん」ではなく「講座(教材)」の販売である。手を変え品を変えして生き延びている、古典的な悪質商法である。

こういうのに遭遇した場合、高額教材販売の話になったら退席すればいいやと思うかもしれないが、業者の側は、物理的に部屋から出ることが難しいようにしていたり、心理的に「契約するしかない」と思い込ませたりするので、退席はそんなに簡単なことではない。「契約するまで部屋から出られない」感じだ。ネットだけのやり取りなら、メールを削除、アカウントをブロックといったことで「退席」はできるが、心理的に何かを思い込まされている場合は、そんなに単純な話ではなくなる。

内職商法は90年代、ネット以前からあったが、2010年代になってその「誰でもできるけど、その前にこれを買え」系の商法は派生した形、つまり「あなただけにお教えします」の "情報商材" や、「人脈をなんちゃら」の "サロン" のようなものになっている。で、2020年の今では、それら "情報商材" や "サロン" については、そう聞くだけで「怪しい」と思う人が多くなってきてはいるのだが、他方、そう称さない内職商法が、"スクール" とか "講座" といった位置づけで「誰でもできるお仕事がありますよ~」「がっぽがっぽ稼げますよ」などと言ってそこらへんで営業活動を行っているらしい。私も最近、LINEでお買い物パンダのゲームで遊んでいたら「誰でもなれるウェブデザイナー」なる "講座" の広告が出てきて、ニヤニヤしてしまった。(「HTML要りません」とかいうの、絶対信用しちゃだめだよ。「日本語の読み書きに漢字は要りません。全部コンピューターに任せましょう」レベルの話だから。)

某翻訳講座は「TOEIC500点でも稼げる翻訳の仕事」みたいな打ち出し方をしているようで、それは「50メートル走のタイムが20秒でも出場できる世界陸上」レベルのトンデモだということはだいたいの人が当然のことながらわかっているのだが*2、これは「TOEIC500点でもできるのなら、TOEIC800点の私なら確実にできる。翻訳の仕事をゲットするノウハウを教えてもらえるのならぜひ通いたい」と思わせるための釣り餌である。だから、「TOEIC500点」といううたい文句は、この講座を批判する側は、まともに受け止めたり、それを話題にしたりしてはならない*3。それは本質ではないからだ。そういう細部はスルーして「内職商法」という本質をのみ見るべきであり、スルーできなければ、「TOEIC500点でも」は「TOEIC900点レベルでなくても」と置き換えて考えるべきだろう。(私はTOEICは受けたことないから点数とかよくわかんないけど、900点っていうのはすごくいい点数とされているはず。)

というのを前提としたところで、24日の#JITF2020の公開セッションのあとで、「ではどのくらい英語ができれば、翻訳(の入り口に立つということ)ができるのだろう」という話題が出ているのをいくつかのツイートで目にした。セッションの中で、高橋さきのさんが「高校の授業でおこなう訳読ができるレベル」と具体的な説明をしていらっしゃったが、ここ10年くらい(?)は、その《訳読》は中学・高校などでの英語学習過程から除去されているので*4、《訳読》が通じない人も多いだろう*5。《訳読》は、「その英文の意味が取れているかどうか、自分の中で確認するために日本語にしてみる作業」で、他人が読んでわかるような形にしなくてもよい。I'd like to sit down and have some tea. を「私は望む、座って、お茶を飲むことを」くらいに日本語化できればよい。他人が読んでわかる日本語文ではないが、自分の中ではこれでよいはずだ。

というわけで今回の実例。この文を見て、この《訳読》の作業がすんなりと(読むのと同時に)できるかどうかは、自分がそのレベルに達しているかどうかを判断する指標としてちょうどよいのではないかと思う。

記事はこちら: 

www.bbc.com

NBAとかMLBとかNHLとかWNBAとかいった略称がバンバン出てくる記事だ。これらの略称を知ってれば早いが、こういうのを知らない場合にいちいち調べるという煩雑な作業が翻訳には必須で、その作業がいとわしいと思う人は、単にこの業務には向いていないから、別の方向を探った方がよい。ついでに、出てくる人名について全部、確実なカタカナ読みを見つけるという作業もあり、これが侮れない。例えばMike Bassさんは「マイク・バス」さんなのか「マイク・バース」さんなのか「マイク・ベース」さんなのか。

だが、「とりあえず《訳読》ができるかどうか」は、そういった略称や人名といった翻訳作業の煩雑な部分は考えなくていい。単に英語として読める(読んで内容がとれている)かどうかを確認するだけだ。略称や固有名詞は英語のままにしておいてよい。 そういうのはあとからまとめて調べればよいのだから。

*1:「日本通訳翻訳フォーラム2020」(#JITF2020) 自体は有料オンライン・カンファレンスで、いくつものレクチャーが行なわれたが、この日のこのセッションは無料配信で、登録なども必要なく、誰でも視聴することができた。そういう機会を提供してくださった運営の方々に感謝したい。

*2:だから某翻訳講座にひっかかる人を「身の程知らず」としてバカにしてはいけない。これは、誰でも分野が変わればひっかかる可能性がある悪質商法である。

*3:むしろ、否定的にであってもそれに言及させることが彼(ら)の狙い。いわゆる「バズる」状態を作り出すことに加担してはならない。批判する側はその辺のことにもう少し自覚的になったほうがいい。個人的なメールやLINEのようなものならいいけど、オープンなネットでああいう派手なうたい文句に言及しちゃだめです。

*4:先日も少しこのことについて書いた

*5:予備校では扱っていると思うが、塾(特に大学生が教える個人指導の形)ではどうだろうね。

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本日、記事のアップロードが少し遅れます。(ネット回線不調のため)

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

本日、ネット回線不調で(ぶつぶつ切れる)、再起動したりいろいろでてんやわんやです。そのため、記事のアップロード時刻が少し遅れます、1時間後の16:30に再度チェックしてみてください。宜しくお願いします。

 

nofrills拝

 

英語圏報道記事のフィードを要約するなら、訳漏れのないよう正確に、リツイート等も慎重に、というお話(「首相の上級顧問の義父」がなぜか首相人事の話をしているというゴシップの件)

今回の実例も変則的に。

ネット上、特にSNSの日本語圏で、日本以外の国について、人目を引くような断定調の「最新ニュース」に見えるものが広く流れることがある。共同通信時事通信NHK朝日新聞、読売新聞、毎日新聞といった大手報道機関がまったく取り上げていなくても、SNS上では「大手が翻訳する前に誰か個人が情報をキャッチしたのだろう」と解釈されて、個人の間で流布する。さらに、その国について特に関心があるわけでもない個人が、その個人の知ってる範囲の(つまりごくごく限られた)知識をもとに何かもっともらしい感想を書き添えて元の「最新ニュース(に見えるもの)」を再生産して拡散すると、その感想が共感を呼んでますます広まる……という事態が起きることが、ときどきある。

例えば、「サッカーの〇〇選手が電撃引退」という不確かな話を「イギリスのタブロイドが伝えている」という形の情報に、「マジか」とか「そうかあ、残念だなあ。〇〇選手、大好きでした」とか「やはり膝が戻らなかったか。お疲れさまでした」といった感想が次々とつけられて、それがリツイートなども含めてどんどん広がる、という感じ。

その場合、その「イギリスのタブロイド」の信頼性が低いということが広く知られている界隈では「また△△のフカシでしょ」ということで多くの人がスルーするかもしれないが、そうでなければ広まってしまう。

最近ではこの「イギリスのタブロイド」のところに「(どこのかはわかんないけど)ネットメディア」が入ることが多くあり、そうなると、ますます厄介だ。そういうのを広めている界隈では情報源の信頼性の低さなど問題視されていないということもあって(日ごろから、信頼性の高い話しか相手にしない層には、そういう信頼性の低いネットメディアの話は届かないのが常態である。例えば何年か前のことだが、NHK朝日新聞、読売新聞でニュースを見ている層には、安倍氏周辺のお気に入りである『保守速報』は存在すら知られていなかった)、かなり深刻なレベルでガセネタが広まってしまう。

そういうのを意図的に利用するのがdisinformation (disinfo) という手法で、これは立派な情報戦の手法だし、歴史修正主義などの思想もそういう手法を経由して一般社会に広められることがあるのだが、情報戦云々を抜きにしても単に「誤情報(不正確な情報)が広まってしまう」ということはよくある。

個人的にそういうのは見かけると記録をつけているのだが、例えば最近では、下記のような例があった(今年3月: archive)。

matome.naver.jp

こういうふうだから、特に「海外ニュース」に関心はなくても、目にしているその「最新ニュース(に見えるもの)」の信頼性があるのかを確認・検証する術は、ただSNSを何となく(特に特定分野のウォッチではなく漠然と「ニュース」や「情報」のために)広く見ているだけの人にとっても、必要になっている。

そこらへん、ちょっとまとめて一本電子書籍でごんと書こうとしているのだが、作業が進んでいない(すみません)。

ともあれ、今回の当ブログの実例は、そういった「最新ニュース(に見えるもの)」の検証の過程だ。

昨日(8月26日)、Business Insider (BI) というネットメディアの英語記事をソースとした、英国のボリス・ジョンソン首相についての「最新ニュース(に見えるもの)」が日本語圏Twitterで盛り上がっていた。

BIというネットメディアは、元々は、インターネット広告配信の大手(後にプライベート・エクイティ会社に買収され、最終的にはGoogle傘下になった)を創業した起業家が、特にTech業界のニュース・株式情報サイトとして立ち上げたものである。2007年にスタートして(そのころはこういうネットメディアが林立していた)、2015年にドイツの大手タブロイド新聞を出している出版社が買収した。

BIは今は14か国で別々に展開しており、日本版*1もできているから、日本でも「BI」という名称は結構知られているだろうし、BI Japanの記事はけっこう読み応えがあって『東洋経済』などの超有名な老舗とフラットに並んでいても遜色がなかったりするから、ネットでのプレゼンスはかなり高いんじゃないかと思う。

だが、英語圏でのBIというメディアは、Twitter英語圏のジャーナリストを多くフォローしている私が見ている範囲では、まずめったに言及されないメディアだ。ただし、Tech業界を見ている人がよく目にするメディア(例えばTechCrunch)は私は目にしない環境にあるし、私が見ている範囲だけが「正しい」とか言うつもりはない。

だが、今回のボリス・ジョンソン首相についての「最新ニュース(に見えるもの)」は、「私が見ている範囲」のど真ん中で、そしてその「私が見ている範囲」では全然話題になってもいなかったのである。

しかも日本語圏で出回っていた話では、"Boris Johnson to resign in 2021, says Dominic Cummings' father-in-law" という見出しが、「ジョンソン首相が来年辞任を計画と上級顧問が伝えた」と、すさまじい訳抜け(衝撃的なスクープっぽい話は、どうか慎重に読み返してからツイートしていただきたい)。"~'s father-in-law", どこ行った。(ちょっと英文法実例ブログっぽいことを書いておくと、複数の語をつなげて複合語にする場合はこのようにハイフンを使うのが正式である。ただし日常のレベルではハイフンなしで "father in law" と書かれていることもとても多い。)

そしてそういう重大な訳抜けのあるツイートが、リツイートが3,500件超、いいねが3,000件超。崩れ落ちる……orz。

*1:日本版ではなく、日本独自で、BIというブランドのもとに日本語で取材・執筆する記者の書いた記事が掲載されている。BIでは「日本版」とは呼ばず、Business Insider Japanと称している。

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「~に賛成して、~を支持して」の意味の前置詞for("Women for Trump" という表現)

今回の実例は、少々変則的に。

昨日(8月25日)、日本のテレビのワイドショーでの米大統領選特集で、"WOMEN FOR TRUMP" を「トランプのための女性たち」と紹介していたという話をTwitterで聞いた*1。言うまでもなく、この "for" は「~に賛成して、~を支持して」の意味の前置詞である。

そのことをツイートしたら、意外にもretweetやlikeが伸びたので、こちらにも書いておき、さらに実例を足しておこうと思う。

その前に、まず、手元の英和辞典で for の項を引いていただきたい。forなんていう単語は英語を習い始めて最初に教わる単語で、日本語では「~のため(の、に)」と対応していると最初にインプットされるが、それっきり、よほどのことでもない限り、辞書では参照していないという人もけっこういるだろう。だが辞書との付き合い方がそんなふうでは、英語を「使える」ようになる範囲は限定的になる。

例えば私の手元には大修館書店の『ジーニアス英和辞典』の第5版がある*2ので、それを見てみると、831ページから834ページにかけて、3ページ半がforに当てられている。こんな小さな、「初歩的」と認識されているような前置詞で、3ページ半だ。(「前置詞」というか実は接続詞の用法があり、先日、鴻巣友季子さんがそれについてツイートしていらしたのだが、それは本稿最後に、あとで追記する。)

*1:というか「見た」のだが、話は「聞く」ものだ。オオ、日本語ムズカシーネ。

*2:他の版もあるよ。でも最新の第5版を見る。

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way too much, 「精神的にやばいことになりそうだから、SNSから離れます」の表現(米大統領顧問の辞職と彼女の家族)

今回の実例は、SNSで繋がりっぱなしの時代だからこそ使えそうな便利フレーズをTwitterから。

米国の大統領選挙、民主党共和党の二大政党の候補者を正式に決定する両党の手続き(党大会的なもの)が、先週行われた民主党の全国大会、米国時間で24日に行われた共和党の全国大会 (the Republican National Conference: RNC) で終了し、いよいよ「選挙戦本番スタート」となっているが、一方で現職のドナルド・トランプ共和党)の身辺が騒がしい。

以下、日本と米国の時差と日付の違いもあって、日付的なことは私が混乱してしまっているかもしれないが、RNCの当日には、トランプ支持の宗教界の大物夫妻に関する非常に下品なスキャンダルが大々的に報じられて米メディアは大騒ぎとなった(その内容については当ブログでは触れない)。そして、その前に大騒ぎを引き起こしたのが、ケリーアンコンウェイの退任のニュースである。

ケリーアン・コンウェイは元々は法律畑で(弁護士ではない)、その後政治コンサルタントとして活動して共和党の政治家たちとつながり、2016年大統領選挙に際しては当初はテッド・クルーズの陣営にいたが、クルーズの選挙戦撤退に伴い、それまで舌鋒鋭く批判していたドナルド・トランプ選挙対策本部を率いることになった。女性の選対本部長としては初めて選挙に勝ち、選挙後はトランプ大統領の顧問としてメディアで発言するなどしてきたのだが、これがまたすさまじい内容で、トランプ政権発足直後の "alternative facts" 発言では、何人ものまともな思考力のある大人を椅子から転げ落ちさせている。そのあとも、ネット上にしか存在しない「虐殺事件」を事実であるかのように吹聴してみせたりと、いろんな意味で目が離せない(が、なるべく視界に入れたくないし発言を聞くのもばかばかしい)人物である。

コンウェイの夫のジョージは、弁護士で共和党員だが、ドナルド・トランプのことはめちゃくちゃ厳しく批判しており、共和党内で反トランプの人たちの集まり、「リンカーン・プロジェクト」の発起人のひとりとなっているし、9月にはトランプ批判本まで出すことになっている。

つまり、コンウェイ夫妻は両方とも共和党員だが、妻がトランプべったり、夫がトランプ批判という分裂した状態にある。

これだけなら「まあ、夫婦っていろいろあるよね」っていう話かもしれないが、この夫婦には子供が4人いる。つまり子供たちがこの分裂した状況のど真ん中に置かれている。

その子供たちの1人であるクローディアさん(15歳)がブチ切れたことが、ケリーアン・コンウェイが8月いっぱいでトランプ陣営を離れるという決断を促した、と報道された(さらに、ジョージ・コンウェイリンカーン・プロジェクトから退くことになった)。クローディアさんがTwitterという誰もがアクセスできる場に投稿した内容は: 

 

 

 

 ……とまあ、この調子だった。クローディアさんのこの一連の発言はとても大きな関心を集めて、24日には彼女の名前がTrendsに入りっぱなしという状態に。

そして、彼女の発言とケリーアンコンウェイの辞職についてあちこちのメディアがいろいろ書いていることについて: 

つまり、「母親の仕事ゆえに自分がひどい目にあわされているわけではない。 子供のころにいろいろありすぎたんだ」と述べている。

政治性とか言ってる内容のめちゃくちゃさは度外視して(それを度外視できる人ではないんだけど、ここではいったん度外視して)、ケリーアンコンウェイのように「子供を4人育てながら、成功したキャリアパスを築いてきた女性」の現実というものは、ワイドショー的な(アメリカだから「リアリティショー的な」ということになるかもしれないが)関心を呼ぶし、こうして声を上げたクローディアさんには、彼女自身が欲していない類の注目も集まる。そして、Twitterという場では、そういった「ワイドショーの中のお騒がせ」の当事者に対して個人が直接、感情をそのままにした言葉をぶつけることができるし、実際にそういうことがおこなわれやすい。

というわけで15歳のクローディアさんは「いったん離れます」と宣言した。今回の実例はその宣言のツイート。

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関係副詞, 覚えておくと使いまわしがききそうな基本文 (the list of places ... has expanded) (英国でのマスク着用義務化)

今回の実例は、Twitterから。

少し前のことになるが、8月上旬、Twitterでは各国政府機関のアカウントや政府系報道機関のアカウント(「編集権の独立」のある公共放送とは質の違う、政府が内容をコントロールしているような報道機関)のツイートでは、その旨を表示するようにした。11月の米大統領選を前に、誤情報や偽情報をばらまくという形での他国からの介入を「見える化」することが第一の目的であると思われるが、そういった、米国の選挙に介入しようとする勢力とは関係のない政府機関などでもその表示は出ている(ただし例によって、「行政機関のアカウントなのに、政府運営アカウントの表示がない」というケースもまだあるが)。

英国政府のアカウントにも「政府のアカウントです」という表示が出ている。私の環境*1では次のように、"United Kingdom government account" と表示される。

f:id:nofrills:20200824150408j:plain

https://twitter.com/10DowningStreet/status/1292080713685176321

今回実例として見るのはこの文面。

政府が自国民・自国内にいる人々に対して重要な告知をしているツイートだが、別な点からみれば、英語として、このくらいの文面はぱっと見て正確に意味が取れる(読解できる)ようにしておかないと、英国で暮らす際に必要な情報にアクセスすることが難しいという指標になっている。英語学習としては、英語圏各国政府の告知文は、そういう目安を示すものとして参照するとよいだろう。

*1:Twitterは英語で使うように設定している

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neither A nor B(動詞が入る場合), 接続詞while, allow + O + to do ~ (グリーンランドとアメリカ的資本主義)【再掲】

このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。重要な文法項目が矢継ぎ早に出てくるが、特に難しい記述ではない。

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今回も、前回見たのと同じ記事から。というか、前回見た記事の先の方を見ていたら、同じ文法項目がちょっと違うふうに出てきているので、そちらも見ておきたいと思った。

記事はこちら。

www.theguardian.com

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-ing形の区別, 等位接続詞, 接続詞的に用いられるalso, 長い主語(8月19日、世界人道デーにあたり)

今回の実例は、国連の専門機関が一般向けに出している文章から。

8月19日は「世界人道デー World Humanitarian Day」である。「世界人道デー」の由来は、2003年8月19日、イラク戦争サダム・フセイン政権が崩壊した後のイラクの首都、バグダードで、国連の事務所にボム攻撃が行われ、デメロ特別代表を含め22人もの国連スタッフが亡くなったことにある。この攻撃で国連はイラクから撤収することになった。

国連を無視する形で英米とそれに追随する各国によって強行されたイラク戦争後の秩序などなくなったイラクで、国連の仕事を任されていたデメロ特別代表は当時55歳。中東、カンボジアバルカン半島東ティモールなどで平和/和平を実現するために尽力し、功績をあげてきた人で、当時「ゆくゆくは国連事務総長になる」と目されていた。現在では彼の伝記映画が制作されて、Netflixで見られるようになっている。下記ブログにレビューなどがある。

blockbuster01.com

国連事務所を攻撃対象とし、デメロ氏ら22人を一度に殺すなどという常軌を逸したことをした連中は、当時イラクで広範に起きていた米英の侵略に反対するレジスタンス運動とは一線を画していた(当時はそれがよくわからなかったのだが)。当時、誰も聞いたことのないような組織名で犯行声明が出たのだが、実際にこの攻撃を計画し実行したのはアブ・ムサブ・アル=ザルカウィだった。国連事務所爆破攻撃の翌年、2004年に「イラクアルカイダ」を名乗るようになったザルカウィ武装組織は、ザルカウィ本人が2006年に米軍の攻撃で殺害されたあとも続き、2011年にシリアの反アサド政権抗議行動が軍事化したあとに活動域をシリアにも広げ、アルカイダとの関係も絶ち、「イラクとレヴァントのイスラム国」、つまり日本語圏ネットスラングで言う「イスイス団」となった。

こいつらは、「イスイス団」になる前も、大勢の人道支援者やジャーナリストを含む外国人を標的として殺したが、ただ殺すだけでなく、その殺害をスペクタクル・ショーとして映像に記録し世界中にばらまくということをやってきた。2004年10月にイラクで誘拐された日本人青年の殺害の瞬間は、当時、ネットで誰でも閲覧できるような場にあって、日本語圏のネット掲示板でも「これが戦争の現実だ」「残酷だが日本人は見なければならない」などという日本語の惹句を添えて、拡散されていた(私は見なかった。見るべきものではなかったので)。あれを日本語圏で拡散していたのは、いったいどういう動機を持ったどこの誰だったのか、私は今も知らない。つまり、あの連中は、ハンディカムとインターネットを最大限に活用して世界中に「恐怖」を拡散しようとしたのだ。もっとも、その「恐怖」がリアルなものとして受け取られたのは、「建国宣言」がなされ、西洋から非常に多くの青年男女がそこに加わり、その思想に共鳴した人々による西洋諸国での無差別攻撃が続発するようになった後だったが。

 

そのような流れの、おそらく私たち外部の者が認識できる最初の一点となった国連爆破事件は、その後、「テロを非難する日」ではなく(←ここ重要)、「人道のために働く人々を顕彰する日」となった。

バグダードでの爆破)から5年後の2008年、世界中で頻発する紛争や災害などにより避難や困難な生活を強いられている人々と、危険と隣り合わせになりながらも、少しでもこうした人々の手助けができればと願い行動する「エイド・ワーカー」の双方に思いを寄せることを目的として、国連総会によって8月19日が世界人道デーとして定められました。以降毎年この日に、世界人道デーにちなんだグローバルなキャンペーンが展開され、世界各地で関連イベントも開催されています。日本でのイベントは2013年に始まり、毎年のように神戸で開催されています。 

https://www.unocha.org/japan/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BA%BA%E9%81%93%E3%83%87%E3%83%BC-whd

 

今年、2020年の世界人道デーで、国連OCHA(UN Office for the Coordination of Humanitarian Affairs: 国連人道問題調整事務所)は #RealLifeHeroes というハッシュタグを立てて、新型コロナウイルス禍の中で必要な医療を受けることが困難な人々を生き続けさせるために献身的に活動している人々を特集した。世界各地で医療や緊急・救急の分野で活動する11人が取り上げられている。記事はこちら: 

unocha.exposure.co

今回の実例はこの中から、インドネシアで救急医療活動にあたる医師、デブリナ・デウィ・ルマナウさん(カタカナの読み方は、アルファベットをそのまま読んだだけなので、微妙に間違っているかもしれない)についての記述を見てみよう。

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