Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2026-01-01から1年間の記事一覧

分詞構文など(レバノンで、イスラエルの攻撃の標的にされて殺された女子大学生とそのご家族のこと)

ドナルド・トランプの大変に下品な言葉遣いでのネタニヤフ罵倒を取り上げたエントリで、「追記」としてネタニヤフからの反応(とされるもの)を書き添えた際に、たまたま、レバノンにおいてイスラエルが国際人道法などガン無視して行い続けている蛮行に尊い…

ジェノサイドが実況され続けてくるガザ地区から届いた仮定法過去完了の例文

"You'd be in prison if it weren't for me." という例文を取り上げた昨日のエントリ、はてブで上位に表示されていた影響もあり、閲覧数が多くなっている。ブコメも多くいただいており、その中に英語の「仮定法」についてのものが少なくない。私は元々「仮定…

「貴様、誰のおかげでムショ行き免れてると思ってんだ」を、仮定法で表しなさい。

■目次■ 【本編】 【追記: はてブ】 ブコメへの返信: こっちも読んでね ちなみにトランプのFワード連発にネタニヤフがどう答えたかというと…… 【さらに追記: 並んだ並んだあかしろきいろ】 【翌日追記: ブコメへのお返事など】 【追記: 6月4日(天安門事件の…

earlier this monthは「今月初め」ではない。(アーセナル、CL決勝直前)

よく誤訳されている、earlier this month[year, week, etc] というフレーズについて、一発で理解できそうな例が流れてきた。特にガナサポであれば、理解した瞬間に頭の中でアンリが美しいステップを刻み、知識が足先で*1ふわりと踊らされてゴールネットを揺…

「水分補給を忘れずに」の自然な英語表現が、ロンドンのデモ現場に登場した(5月第1木曜の地方選から、16日の極右デモまで)

2026年5月の英国の選挙 「リフォームUK」のバカ勝ち 例年通り、5月第1木曜日(今年は7日)におこなわれた地方選挙で、10年前のEU残留可否を問うレファレンダムで「EU離脱」が選ばれるうえで決定的な役割を果たしたUKIPの党首、ナイジェル・ファラージが、UKI…

「文脈がすべてである」という命題(引用元確認の必要性)と、今どき、「和訳」を焦点化するというナンセンス

とても読みづらい英文が話題になっていた 誰もソースを確認していないようである なぜソース確認が重要なのか(「文脈」というもの) この文のソース(引用元) 《文脈の力》で読解する 慣用表現だって読解できる まだ問題は残る 対訳例 追加の文法解説 とて…

were to do ~の仮定法でのifの省略と倒置、挿入、イディオム(ホロコーストという過去の現実と、現在を、イスラエルの中から)

ホロコーストを記念する(「記憶に刻む」と言った方がいいかもしれない)ための日は、いくつかある。ホロコーストで殺された人々、特にユダヤ人の逮捕・移送・殺戮が行われた各国でのものもあるが、大きなのは2つ。 1つは国連の「ホロコースト犠牲者を想起す…

「持ってる」を英語で言うと(米副大統領の悪運)

今日はもうひとつ、興味深い実例を見かけたのでメモしておく。 日本語の俗語表現で、「持ってる」というのがある。「あの人がやるといつもいい結果になる」といった文脈で用いられる表現で、「2000年代初めごろから、スポーツ選手などが使い始めて広まった」…

"the house that Jack built" 式の言葉遊び、など(ホルムズ海峡封鎖に関するトランプ発言をめぐり)

難読英文の例をお探しの英語教育界隈のみなさま、こんにちは。Twitter/Xですばらしい例が、ホルムズ海峡(概念)のほうからどんぶらこどんぶらこと流れてきたので、シェアします。 "This is the house that Jack built" が、《関係代名詞のthat》が連なる形…

「どこの何とはあえて言わないが」という文脈で用いられる不定冠詞のa(トランプの「文明が滅びる」発言は原文で見ないと読み誤るかも)

米国とイランは停戦で合意したそうだ。こないだアフガニスタンをボムっていたパキスタンが停戦交渉の仲介役となったというのだから、もう本当にわけがわからないが*1、ともあれ条件付きの2週間の停戦は合意されたし、その宣言もあった。なお、パキスタン首相…

BBC Newsが合衆国大統領の下品な発言を喜んでいるので、BBC Newsのアプリを見えないところに追いやった

スマートフォンを使うようになってからずっと、ロックを解除して最初に目に入るところには、BBC Newsのアプリを置いてあった*1。一応「イギリス好き」だし、「さて、ニュースをチェックするかー」って思ったときにぱっとアクセスできるようにしてあるのが、B…

助動詞のmay, いろいろなif節、ifの省略と倒置、「現実味のcould」かもしれないもの、など(ドイツの兵役をめぐる法改定)

ぼーっと新着ニュース記事を眺めていたらまたウェブ検索では探せない文法事項の実例を見かけたので、メモっておこう。 記事はこちら: www.bbc.com 内容を要約すれば、ドイツでは、17歳から45歳(いわゆる「戦闘年齢」)の男子に対し、3か月以上海外(国外)…

'a friend of mine' 型の表現、完了形の動名詞、have yet to do ~、that節の繰り返し、ずっこけ分詞構文かもしれないもの(パム・ボンディ解任)

米トランプ政権のパム・ボンディ司法長官がクビになったというニュースがトップに来ていたので、リンク先の記事をぼーっと読んでいたら(まともに読もうという気はない)、実例を採取できてしまったのでメモしておく。ほか、ちょっと気になるところも含めて…

becauseの節(従属節)が独立した文のようになっている実例(サッカー、イングランド代表)

3月末に、「サッカーの母国」イングランドの「サッカーの聖地」ウェンブリー・スタジアムで、親善試合とはいえ、イングランド代表が負けるという波乱があった。相手は日本代表だ。 FIFAのあれこれでいろいろばかばかしくなったうえに、ガザ・ジェノサイド以…

《make + O + C》の《O》が長大で後回しにされている実例、《make + it + C + that節》の構文で例文をAI/LLMに出力させる(元王子の違法行為の疑いと国王の判断)

最新ニュースをチェックしておこうと、ごはん食べながらBBC Newsのサイトを見ていたら、ウェブであれ書籍であれ、何らかのテクストを、どのように検索しても絶対に探し出せない実例に遭遇したので、メモっておく。 記事はこちら。どこからか連れてきた年少の…

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