Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【英国の政治】

there is/are ~の現在完了形, 関係代名詞の非制限用法, 動名詞の意味上の主語, 分詞構文(首相官邸とメディア)

今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。背景解説等は前回のエントリをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com

接続詞, 代名詞, tell + O + to do ~, allow + O + to do ~(首相官邸とメディア)

今回の実例はメディアに対する首相官邸の扱いをめぐる報道記事から。 2019年夏に英国の首相となったボリス・ジョンソンという人は、一言で言えば「そこそこいい家の子」で、イートン校からオクスフォード大学に進んだという経歴の持ち主だ。1970年代のことで…

【ボキャビル】「ぬいぐるみ」を英語で何という? (英下院でのPMQs)

センター試験の前日なので、今日は文法用語とかの出てこない、読んでも読まなくてもいいような軽い読み物という感じで。 今からほぼ1か月前、2019年12月12日に英国では総選挙(下院議員の選挙)が行われ、ボリス・ジョンソン率いる保守党がバカ勝ちした。英…

【ボキャビル】apologise for ~, 過去分詞単独での後置修飾, 動名詞の意味上の主語, 未来完了など(落選議員の泣きっ面に蜂)

今回の実例は、12月13日の総選挙で残念ながら議席を失った議員が見舞われた悲劇についての報道記事より。 イギリスの国会議事堂は、観光ガイドブックの表紙にもなっている例の時計塔(ビッグ・ベンの塔)の横に広がっている豪奢な建物で、あの中には上院と下…

as ~ as ..., 《条件》を表す直説法のif節, those who ~, spend ~ -ing, the + 比較級 ~, the + 比較級 ...

今回の実例も、前回のと同じ、労働党の大惨敗に終わった総選挙の結果を受けて労働党の国会議員であるジェス・フィリップスが書いた論説記事*1から。 記事はこちら: www.theguardian.com 今回見るのは、前回見た部分のすぐ次のところから。 *1:ガーディアンは…

《感情》の原因を表すthat節, thousands of + 複数形, 動名詞, 《同格》のthat節, get used to -ingなど(労働党の大敗を直視する労働党議員)

今回の実例はガーディアンに掲載された論説記事より。 12月12日(木)に行われた英国の総選挙の結果は、広く日本でも報道されている通りで、獲得票数を分析すればまた違った像が現れるのかもしれないが、獲得議席数(選挙の結果を語るのは議席数だけである)…

used to do ~, 関係副詞の非制限用法, 最上級を用いた表現, way to do ~, stop + O + -ingなど(スティーヴ・クーガン、戦術的投票を呼び掛ける)

今回の実例は、英国の総選挙直前に出た論説記事から(英国の総選挙は今日、12月12日が投票日である)。 筆者はスティーヴ・クーガン。英国では超有名なコメディアン(お笑い芸人)で俳優だ。先日取り上げたサシャ・バロン・コーエンと同じく、基本的にだいた…

仮定法過去, 仮定法過去完了, if節のない仮定法(政治家たちに民主主義を守る気があるのならば……)

今回の実例は、英国の総選挙前の論説記事から。 英国の総選挙については、前回少し書いたので、文脈的なことはそちらをご参照のほど(情報量として全然足りていないが)。 記事はこちら: www.theguardian.com この論説記事を書いたニック・コーエンについて…

仮定法過去(もしも保守党が本気でNHSに金をかけたいと思っているのなら……)

今回の実例はTwitterから。 英国では今週の木曜日、12月12日が総選挙の投開票日である。12日の朝から夜まで投票が行われ、即日開票となり、だいたいの議席が確定するのは翌13日(金)の見込みである。 今回、なぜこんな変な時期*1に総選挙になっているのかと…

《否定》の意味合いの同等比較 (as ~ as ...) (英国の国民健康保険は危険にさらされている)

今回の実例は、TV番組での元政治家の発言から。 中曽根康弘元首相が101歳で他界した。この人といえば国鉄民営化とか労組つぶしとかいろいろあるのだが、私にとって最も鮮明に記憶に残っているのは「ロン・ヤス外交」とプラザ合意だ。それぞれの説明はここで…

イギリス英語のhave got, 【ボキャビル】have ~ on one's hands, those one's age (選挙を前に、「首相のおひざ元」の有権者は……)

今回の実例は、総選挙を前にしたとある選挙区情勢について、現地の有権者の声をまとめて綴った記事から。 今年7月下旬、保守党の党首選挙でボリス・ジョンソンが党首に選ばれ、自動的に英国の首相となったときには「10月31日には何が何でもEU離脱する。期限…

動名詞, 方法・材料などを表すin, so (that) ~, howの節, whilstなど (ひどいフォントをあえて使ってメッセージの拡散を狙う英保守党)

今日の実例はTwitterから。 10月22日、英国下院でまたもやBrexitに関する審議が行われ、もう話についていくのが大変で疲れたなあと思っていたころ、TwitterのUKのTrendsに "Comic Sans" という文字列があるのに気づいた。 "Comic Sans" は、Windows 95が出た…

it's ~ for ... to do --, 感覚動詞+O+原形, 不定冠詞のa, that節の繰り返し, if節のない仮定法, など(英最高裁判決後の保守党)

今回の実例も、前回みたのと同じ、「ボリス・ジョンソンによる英国会の閉会は違法」との最高裁判決を受けて再開された国会で起きたことに関する動きを報じる記事から。 記事はこちら: www.theguardian.com 前回は記事の中ほどを参照したが、今回は記事の最後…

so ~ that ... 構文, やや長い文, to不定詞の副詞的用法, 疑問詞節(英最高裁判決後の保守党中道派の動き)

今回の実例は、英国会で起きたことについての報道から。 起きたことがあまりにひどすぎて信じがたくて心が折れたので、今回は背景解説なし。記事はこちら: www.theguardian.com 「解説なし」とは書いたけど、見出しにある固有名詞程度は少し説明しておく必要…

省略(英最高裁の「議会閉鎖は違法」との判断に、「街行く市民の声」を集めるマスコミがマイクを向けたのは……)

※今日は文法解説というより、ゆるゆると読んでいただければいいという内容です。 今回の実例は、英国の最高裁によるまさに歴史的な裁定を受けて個人の身の上に起きた小さな出来事について書かれたTwitterから。 「英国の最高裁による歴史的な裁定」というの…

so ~ that ... 構文, 接続詞unless (英国の研究者ヴィザ事情)

今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。 記事で報じられていることの背景などについては、前回のエントリの長々しい前置きを参照。今回はサクサクと本題だけ。 記事はこちら: www.theguardian.com ……と本題に入る前に、さっきたまたま知ったおすすめの電…

先行詞がcaseの場合の関係副詞はwhere, have + O + 過去分詞, など (英国の研究者ヴィザ事情)

今回の実例は、英国の入管制度の一面についての切羽詰まっていすぎる記事から。 英国は入国管理(イミグレ)はとても厳しい。空港のイミグレーションで係官から「これから私はあなたを入国させないことを前提として質問させていただきますので、あなたは私が…

冠詞: aやtheにも意味・機能がある (a UK Prime Minister, the UK Prime Minister, as Prime Minister)

今回の実例は、a prime minsiter, the prime minister, prime ministerの違いがはっきりわかる(に違いない)報道記事から。 日本語を母語とする人がSNSなどのプロフィールを英語で書いているときに冠詞が抜けていることは珍しくない。"I am designer living…

of + 抽象名詞、比較級の構文、代名詞that、完了不定詞など (英国会の閉鎖は法律違反とのスコットランド裁判所の判断の持つ意味)

今回の実例は、FT(フィナンシャル・タイムズ)に寄稿された文章を、寄稿したご本人がキャプチャ画像で紹介している一節から。 寄稿された文章の背景は、私が解説しようとするととても長くなって時間も食うので、時事通信の下記記事をご参照のほど。見出しの…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, 関係代名詞(主格), 【ボキャビル】come in handy(防災バッグの勧め……なぜか英国で)

今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…

not so much A as B, 等位接続詞and (「ピータールーの虐殺」の今日性)

今回も、前回の記事と関連して、「ピータールーの虐殺」に関する記事から。 前回書いた通り、1819年8月16日に起きたこの事件は、2018年にマイク・リー監督によって映画化され、2019年の現在、日本でもロードショー公開中である。 そして、2019年8月16日に、…

becomeの使い方, it was ~ that ... の強調構文(「ピータールーの虐殺」とガーディアン紙)

今回の実例は、ある女性が先祖の偉業について調べて知った事実を説明しているインタビュー記事より。 今から200年前、1819年8月16日。英国(イングランド)の都市マンチェスターの中心部にあるセント・ピーターズ・フィールドで、選挙権の拡大を求める選挙法…

劣勢比較(劣等比較)、報道記事の見出しのルール(ハード・ブレグジットという難題)

今回の実例は、Brexitに関する政府の文書のリーク報道から。 「リーク報道」は、"leaked document" などリークであることを明示した文言が入っている場合もあるが、そうでないこともある。今回の記事は後者で、リード文(見出しの下、記事本文の前にある、記…

if節のない仮定法, it is ~ for ... to do --,(極右に殺された議員の志を受け継ぐ遺族たちの活動)

今回の実例は、3年前のレファレンダム(住民投票)の直前に、反移民の思想にかぶれた極右主義者(ネオナチ)に殺害された国会議員を記念するイベントに際しての、故人の家族の発言から。 2016年6月、英国のEU残留の可否を問うレファレンダムの投票日まであと…

【ボキャビル】ビジネスパーソンの間ですっかり定着している言い回しのリアルな例(ジョンソン首相を私はこう見る)

今回の実例は、近年、ビジネスパーソンの間で大流行して定着したというフレーズが出てきているインタビューより。 英国の公共放送BBCのラジオは、やたらとたくさん局がある。ニュース・天気予報はもちろん、音楽中心のところもあればスポーツ中心のところも…

【ボキャビル】あなたが知らないかもしれないmakeの用法(保守党党首選結果発表を伝えるBBC記事)

今回の実例は、以前、「こんなの、日本の受験英語でやるだけで、本物の英語には存在しないんですよね?」的なことを言われたものについて。 といっても「クジラ構文」ではない。もっとシンプルな事例だ。 makeという単語を辞書で引いたことがある人は、案外少…

《否定》の意味合いの同等比較 (as ~ as ...)(ボリス・ジョンソンとBrexit)

今回の実例は、ガーディアンの論説記事の見出しから。 見出しなので、文法解説としては本文は読まなくてもOKなのだが、記事はこちら。今の英国政治に興味がある人は、読んで損はしないと思う: www.theguardian.com 今日のトピック、「《否定》の意味合いの同…

仮定法のif節と、直説法のif節の違いがとてもわかりやすい実例(英財務大臣の発言)

今回の実例は、英国で日曜日の朝のテレビといえばこれ、というような定番の政治家インタビュー番組でなされた、財務大臣の発言と、その発言を言い換えたものである報道各社のヘッドラインから。 以前も少し説明したが、英国では、首相はPrime Ministerだが、…

英語の文章は書き出しは抽象的で情報過多で読みづらいという話(ボリス・ジョンソンの黒歴史)

表題の件、ボリス・ジョンソンに黒くない歴史があるのかどうかというのは措いておいて……。 今回の実例は、報道記事の文頭で情報がぎゅっと凝縮されててちょっと読みづらいかもしれない文。 英語の文章は、最初に「結論」に相当するものを短くまとめて書くの…

【ボキャビル】result in ~, 等位接続詞による接続, recommendなどに続くthat節内に現れる動詞の原形(英内務省内部報告書)

今回の実例も、またこれと同じ記事から、仮定法現在の用例(同じような文法項目で恐縮だが、実用英語として重要な項目なので、記事を読んでて気が付いたものは取り上げておきたい)。 記事はこちら: www.theguardian.com