現在分詞
今回の実例は報道記事から。 イスラエルは、ガザを爆撃・砲撃しなくなったからといって、パレスチナ(あるいはカギカッコ付きで「パレスチナ」と表記した方が問題が明確になるのかもしれないが、ここではカギカッコを使わずにいく)に対する暴力を伴った態度…
今日もまた、引き続きイレギュラーな感じで。 イスラエルによるガザ地区攻撃が行われると、私が見る画面はガザ地区内からの #GazaUnderAttack のハッシュタグ*1での逐次報告――「ドローンの音だ」とか「爆発音が2度」とか、攻撃を受けた場所や死傷者数につい…
今回も、前々回と前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。前置きの類は前々回のエントリをご参照いただきたい。 前回少し言及したが、ガザ地区でアルジャジーラ(カタール)とAP通信(米国)という超大手の報道機関が拠点を…
このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はビジネスニュースに関連した記事から。 1990年代半ば、Windows 95が登場して人々がインターネットというものに接するようになったころに社会に浸透したのが、支店を…
今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子の関係について説明している部分を読んでみよう。 記事はこちら: International…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。そういえば1年前の今頃(2020年1月)は、オーストラリアの山火事でコアラなどの動物たちが大変だというニュースが世界で一番大きく注目されているニュースだった。 ----------------- 今回の実例は…
新年あけましておめでとうございます。大みそかにTwitterをぼーっと眺めていたら、英語圏の人の発言で、「2021年は2020年よりは絶対によい年になる。ただし根本的な変化は免れない。AIDSのパンデミックのあとで医療現場で手袋が欠かせないものになったように…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。この実例のようなものは、英語ではこういうことがあると知らずに出くわすと正確に読めないかもしれないから、まずは、こういうことがあると知っておくことが大切だ。 ----------------- 今回の実例…
今回も引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種初日の報告の文面を見ていこう。 北東部の都市ニューカッスルからは: Today we are making history by vaccinating one of the first patients in the world against #COVID19 Thank you t…
今回の実例はTwitterから。 日本時間で今日未明、ディエゴ・マラドーナが亡くなったとのニュースが流れてきた。最初は「現地報道によると」という形で、その「現地報道によると」はすぐに外れた。BBCのサッカー番組Match of the Dayのプレゼンターをしている…
今回の実例は、報道機関による大きな報道の際のTwitter連続投稿(スレッド)から。 10月に入って以降、Twitterでの私の視野も、体感で半分以上が米大統領選に関する発言で埋め尽くされているのだが、その中に先日少し取り上げたジョー・バイデンの息子、ハン…
今回は前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回は、「ナスカの地上絵」についての英語のニュース記事を探すための下準備として「ナスカの地上絵」を英語でどう書くか(言うか)をウィキペディアを使って…
このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。"case(s) where ~" は覚えておけば使う場面が多くなる表現。頭に入れてしまおう。 ----------------- 今回の実例は、英国の入管制度の一面についての切羽詰まっていすぎる記事から。 英国は入国管…
今回の実例は報道記事から。 当ブログでは今年7月、中国の新疆ウイグル自治区(以下「ウイグル」)で中国政府が行なっている人権侵害・弾圧に関して、人権団体の連合体が報告を出したこと、そこで世界で流通している衣料品に用いられている綿素材のうち、無…
今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機関の記者は、前半ではその報告の内容を端的にまとめ(多くの場合、その報告書か…
今回の実例は、ついさっき来た速報ニュースから。 「速報」は英語ではBreaking Newsと表す(Just Inという言い方もある)。短くすれば "Breaking" となる。各媒体、第一報はそれをつけて流す。Twitterで英語圏主要国際メディアのアカウントをフォローしてお…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。「読み」としては、難しいことを考えずに素直に英語をたどっていくだけで、新しい世界を見せてもらえるタイプの文章である。つまり、読んで楽しい文だ。 ----------------- 今回の実例は、類人猿の…
今回の実例は、英国の王室メンバーの活動についての報道記事から。 最近よい話があまりない英王室のニュースの中で、安定して「ほっこり」ポジションを維持しているのがケンブリッジ公夫妻(ウィリアム王子&キャサリン妃*1)とその3人のお子さんたちである…
今日の実例は、新型コロナウイルス禍による行動制限(日本語圏では「自粛」で済まされているが)の直撃を受けているミュージシャン、アーティストへの支援の取り組みから。 米西海岸のカリフォルニア州オークランドに拠点を構えるBandcampというサイトがある…
今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威にさらされ、市民に厳しい行動制限を課していた(ロックダウンしていた)ヨーロッパ諸国も、行動制限の甲斐あって新規感染者の増加ペースが落ちてきたことから、今週次々と制限を解除し始めて…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。英語をいちいち日本語に訳さずに内容を正確に把握しながら読むためには、わからない単語はすっ飛ばすのではなく、英英辞典を使って調べて読むのがよい。というか、適当にすっ飛ばして読んだところで…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。(元々はこの1つ前に別件でエントリを書いていたのだが、再掲に当たり、同じトピックのものはまとめることにした。そのため、昨年6月の投稿順とは少し前後している。)1989年6月4日の天安門事件につ…
このエントリは、2019年6月、1989年6月4日の天安門事件から30年という節目にアップしたものの再掲である。 -------------------------------------- 今回も、前回と同じ、中国の天安門事件から30年を迎えて、英BBCの北京特派員、John Sudworth記者が書いた記…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。《前置詞+関係代名詞》は2020年1月に実施されたセンター試験・英語の第2問で出題されていた。他の項目もほとんど、設問にこそなってはいなかったかもしれないが、本文に出てきているような項目であ…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。苦手意識を持っている人が多い付帯状況のwithの用例としてここまでわかりやすいのはなかなかないというくらいの、わかりやすい実例だ。 --------------------------------- 今回の実例は、サッカー…
今回の実例はビジネスニュースに関連した記事から。 1990年代半ば、Windows 95が登場して人々がインターネットというものに接するようになったころに社会に浸透したのが、支店を持たず、航空券が買えるのはインターネットと電話のみで、機内食などは有償提供…
このエントリは今年4月にアップしたものの再掲である。「意味が取りづらい」とか「訳しづらい」と言われる付帯状況のwithと現在分詞・過去分詞の構文がまとめて検討できる、「1粒で2度美味しい」系の実例だ。付帯状況のwithが得意な人はざっくりとおさらいを…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。個人の日記のようにつらつらと書き連ねられた息の長い文を読んで意味を取るのは、受験英語とはあまり関係ないかもしれないが、実用英語としてはけっこう大事なことだ。大学に入ってからの教科書が英語…
今回の実例は、気候変動についての解説記事から。 今年(も)、日本は度重なる豪雨と台風に見舞われて、あちこちでひどい被害が出たが、そのような極端な天候 (extreme weather) は全地球規模で起きていて、イングランド北部では11月上旬から洪水(川の氾濫…
今回の実例は、都会生活でも実感できる環境問題についての青少年向けの記事から。どこぞの環境大臣などが言ってる、若者向けにするには「セクスィ~」にしなければということは、こういうことなのだろうか。つまり、「ただ読んで『深刻な問題ですね』で終わ…