Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

分詞構文, 前置詞+動名詞(再掲)

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※この記事は、1月14日にこのブログを開設したときにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないし、《分詞構文》は関心が高い文法項目のようなので、コピーして再掲しておこう。

 

2018年12月11日, Reuters

2018年12月11日, Reuters

上記は2018年12月11日のReutersのスマホアプリを立ち上げた画面のキャプチャである。《分詞構文》が使われている。

 

Prime Minister Theresa May abruptly postpons[sic*1] a parliamentary vote on her Brexit deal, throwing Britain's plan to leave the European Union into chaos...

そのあとの部分では、《前置詞+動名詞》の構造が使われている。

after admitting that she faced a rout

afterは副詞節を導く接続詞としてももちろん使えるが、このように前置詞として使ってしまうと、後続部分の時制を考えなくて済むので楽だし、副詞節にすると《主語+述語》の構造を取らなければならないから、特に意味なく語数がかさばってしまうという問題も避けることができる。主節の主語とafterの節内の主語が一致する場合には、このように《前置詞+動名詞》で表すといろいろと簡便でよい。

 

■記事そのもの: 

上記キャプチャはアプリを立ち上げた場面なので、文面に多少の異同はあるが、記事そのものは下記で読むことができる。

https://www.reuters.com/article/us-britain-eu/brexit-in-turmoil-as-uks-may-pulls-vote-to-seek-changes-to-eu-divorce-idUSKBN1O90X7

 

  

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*1:postponedまたはpostponesのスペルミス。ロイターでこういうミスを見るのはかなり珍しい。余談だが、報道記事の見出しなどでは、このように過去のことについて現在形が使われるが、普通に書くときにはpostponedと過去形が用いられるはずの場面である。

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