Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

keep ~ from -ingと、その言い換え, to不定詞の意味上の主語(モラー特別捜査官と司法省)

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今回の実例はTwitterから。

2016年大統領選挙にロシアが介入したのではという疑惑に関するロバート・モラー特別検察官の捜査報告書。当初報告書そのものは開示されず、バー司法長官が要旨的なものだけを「まとめ」の形にして発表した。その「まとめ」が、トランプ陣営とロシアとの関係に問題があるとしてきた人々には不本意なものだったことがかなりの騒ぎを引き起こしていたが、その時点でさえ、「問題がある」としてきた側の人々の声がある程度小さく抑えられていたのは、ひとつには、当のモラー特別検察官がバー司法長官の「まとめ」に関して異議申し立てのようなことをしていなかったためだ。

しかしこの「モラー特別検察官はバー司法長官の『まとめ』を容認していた」というのが、4月末にひっくり返された。

長官が3月に捜査の主な結論として4ページの書簡を発表した後、モラー氏はバー氏に連絡を取り、不満を表明していた。司法省が4月30日遅く、この事実を認めた。バー氏は5月1日、上院司法委員会が開く公聴会で証言する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-01/PQTLO9SYF01T01

 ……というタイミングでの英語圏でのTwitterより、2件。ちなみに、1件目のアカウント、Noah Shachtman は、2件目のアカウント、The Daily Beast(媒体名)の編集長である。

 

 1件目のNoah Shachtmanのツイートでは、《keep ~ from -ing》が用いられている。

一方、2件目のDBのツイートでは、それが言い換えられて "the DOJ (= the Department of Justice) has been unwilling to set a date for it to happen" と表されている。《for ~ to do ...》と、《to不定詞の意味上の主語》が入っていることにも注目だ。意味は「司法省は、それが起こる日付を確定したがっていない」ということ。つまり、モラー特別検察官は議会での証言をしましょうと言っているのだが、司法省がその日付を全然確定しようとしないという形で、特別検察官の証言の実現を阻んでいるわけだ。

この2つのツイートを照らし合わせると、その「司法省が阻んでいる」という事実が浮かび上がってくる(司法省やホワイトハウスがどんなに言いつくろおうとしても)。

 

 

f:id:nofrills:20190506033516j:plain

2019年5月1日、Twitter@NoahShachtman

 

f:id:nofrills:20190506050252j:plain

2019年5月1日、Twitter@thedailybeast

 

 

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