Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【天候・気象】

「暑さによるレールの変形」を英語でどう言うか(欧州を襲うとんでもない熱波でイングランドでも40度超)

今回の実例は、「これって英語で何て言うの?」というトピック。 日本でもある程度は報じられていると思うが、欧州を大変な熱波が襲っている。 かつて、欧州では気温が30度にもなれば「大変な熱波」と言われていたものだが、近年では30度に達することは珍しく…

付帯状況のwith, 形容詞+of+人(大雪とニューヨーカー)

今回の実例は、Twitterから。 北米の中部から東海岸にかけての広いエリアで、冬の嵐が猛威をふるっている。Twitterで北米の報道機関やジャーナリスト、市民のフィードを見ていると、雪には慣れているはずの地域の人たちが本当に外出できないレベルの雪に見舞…

報道記事の見出し, 過去進行形の受動態, 等位接続詞andの構造, sipという動詞, 省略(デス・ヴァレー54.4度)

今回の実例は報道記事から。 米国西海岸の時間で16日(大まかに、日本では17日)、カリフォルニア州で気温が54.4度を観測したというニュースは、日本語のメディアでも報じられている。ただしそれが「世界最高」なのかどうかは、言ってることがバラバラな状態…

挿入, 同格のof,【ボキャビル】for the first time, too, none of ~, according to ~(暖冬のヨーロッパとアイスワイン)

今回の実例は、この冬の気温の高さが、ある小規模な産業に及ぼしている壊滅的な影響について、230語程度の短い記事から。 短いだけでなく記述も平易で内容もわかりやすいので(センター試験の長文問題が読めるくらいの力があれば、この記事も読めるだろう)…

やや長い文, 同格, 分詞の後置修飾, 等位接続詞, 関係代名詞の非制限用法など(オーストラリアの森林火災と首相)

今回の実例も、前々回と前回と同じ記事から。 オーストラリアの大陸全体に広がった今回の火災は、11月に始まり(起点を9月とする見方もある)、今もまだ燃えている。これまでに燃えた区域を立体的にマッピングしたものが(一部、誤って「NASAが撮影した写真…

英語での引用符の使い方, 長い文, 年齢の表し方, 【ボキャビル】limbo, 形容詞のturned(オーストラリアの森林火災で家から避難せざるを得ない人々)

今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。 前回、というか昨日は、西洋の英語圏では実質年末年始の休みムード明けで*1、アメリカのエンタメ業界ではゴールデン・グローブ賞の授賞式があったのだが、その場でオーストラリア出身のスターであるラッセル・クロ…

want ~ to do ..., いわゆる「Fワード」が新聞記事に出るとき(オーストラリアの原野・森林火災)

2020年になって最初の投稿*1は、オーストラリアですさまじい規模で広がり続けていて収束の気配すら見えてない様子の原野火災について、巻き込まれている人々(日本語ではおそらく「被災者」と呼ばれる人々)の様子を報告する特集記事から。 私はふだん、テレ…

thoughやhoweverを使った論理展開、助動詞+完了形、など(気候変動とヴェネツィアの冠水)

今回の実例も、前回と同じ記事から。前回は記事の冒頭部分を見たが、今回は記事の中ほどで、世界的に関心を集めているイタリアのヴェネツィアについての部分から。 日本語では外国の地名など固有名詞は現地の音を参照してカタカナにするのが原則だが(ただし…

付帯状況のwith, if節(名詞節), 疑問詞節, など(気候変動と、全世界的に発生している洪水や森林火災)

今回の実例は、気候変動についての解説記事から。 今年(も)、日本は度重なる豪雨と台風に見舞われて、あちこちでひどい被害が出たが、そのような極端な天候 (extreme weather) は全地球規模で起きていて、イングランド北部では11月上旬から洪水(川の氾濫…

仮定法過去完了, ifの省略と倒置, it's ~ for ... to do --とthere is/are ~の構文(ラグビーW杯、スコットランドの言い分)

まず、台風19号で被害をこうむられた方々にお見舞い申し上げます。あまりに巨大な台風で、滞在時間も長く、翌日の台風一過の青空のもとでもまだまだ被害が次々と伝えられていて、自分の近隣には被害はなかったのですが、自然の猛威に震撼としています。「自…

【ボキャビル】earlier this year, ~ times the size (台風19号の接近)

今回の実例はTwitterより。 今週末、東海・関東を直撃すると見られている台風19号は、国際的にはHagibis(ハギビス)という名称で知られているが*1、これが日本だけでなく英語圏でも注目されている。それはなぜかというと、「地球史上最大のなんちゃら」だか…

接続詞のas, remember to do ~, keep + O + 過去分詞, 等位接続詞のand (ロンドンの炎暑と動物たち)

今回の実例は、異様な暑さに見舞われているイングランドから、暑さに対応するための注意喚起の文面。 今年の夏、東京は20日以上ずっと曇りや雨で、じめじめじとじとした気温の低い日が続いていたが、ヨーロッパは尋常ではない暑さに見舞われていた。ほぼ1か…

形式主語、to不定詞の意味上の主語、現在完了進行形、「~を求めて」の意味のfor, what we call

今回の実例は、今年の春分の日はスーパームーンが重なるという非常に珍しいめぐりあわせで、日本時間では3月21日の夕方から上る月がスーパームーンで大きく見えるということについての解説記事から。 「スーパームーン」は、ごく最近になって騒がれるように…

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