2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。そういえば2020年11月の大統領選のときに日本語圏で流れたデタラメやデマの中には、報道記事の見出しのルールを知らないためにまともに読めていないことが発端と思われるデタラメもあった。しゃに…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げている単語は、英語の単語の「意味」とは何なのかについて、考えるきっかけになる単語だと思う。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 11月12日、Twitterの画面を見てみた…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。かなり重たい内容だが、英語は淡々としている。丁寧に読んでいこう。 ----------------- 今回は前回の続きで、クロアチアでの「クリスタルナハト(水晶の夜)」記念行事でのスピーチから。 前回簡…
今回の実例は、子供の英語から。 BBC北アイルランドが、5歳から16歳の子供を対象に、「記憶に残る(記憶に残したい)クリスマス」のテーマで、2分で語り終える物語を募集した。 www.bbc.co.uk 5歳から9歳、10歳から13歳、14歳から16歳の3部門ごとに優秀作品…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで見ているような息の長い文を途中で投げ出さずに読む練習は、なるべくたくさんしておいた方がよい。でないとドナルド・トランプの非論理的な英語がすばらしいと思ってしまうことになりかねな…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。文法事項としては中学校で習う範囲のことだが、だからといって「簡単」というわけではない。 ----------------- 今回の実例は、「受験英語」経験者にはとても懐かしいであろう定番の「書き換え」ネ…
今回の実例は、Twitterから。 昨日、12月24日のクリスマスイヴ、東京ではまもなく日付も変わろうかという時間帯(欧州では午後3時とか4時といった時間帯)に、「英国とEUが合意した」との速報が入った。2016年6月23日のレファレンダム(国民投票)で、52対48…
今回の実例は、Twitterから。 任期切れ間際の米大統領によるの恩赦が、ここ数日間行われている。犯行当時に18歳だった殺人事件で有罪となり死刑を言い渡されていた人の死刑が執行される一方で、ドナルド・トランプが恩赦しているのは、ロシアとの関係などで…
今回の実例は、Twitterから。 前置きを丁寧に書くと疲れてしまうので、ざっくりいくが、英国の首相をしているボリス・ジョンソンという人物は政治家になる前はデイリー・テレグラフやスペクテイターといった保守党筋のメディアで仕事をするジャーナリストだ…
今回の実例はTwitterから。 昨日、12月21日は冬至 (winter solstice) だった。西欧では「クリスマス直前」、うちら日本では「年の瀬」で「かぼちゃ食べてゆず湯に入る」日だが、世界には、1年で一番日が短いこの日を「1年の終わり」と考え、その翌日(つまり…
今回の実例はTwitterから。 先週(14日から始まる週)の前半、英国から、新型コロナウイルスの新たな系統 (strain)、つまり新たな変異株 (variant) が同定されたというニュースがあった。これは、このパンデミックの担当大臣である保健大臣(健康大臣: Secre…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。関係代名詞のwhatは決まった形の文を作ることが多くある。これが自分でも使いこなせるようになると、こなれた英文が書けるようになる。なるべく多くの例文を基本文として頭に入れておくとよいだろ…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。この実例のようなものは、英語ではこういうことがあると知らずに出くわすと正確に読めないかもしれないから、まずは、こういうことがあると知っておくことが大切だ。 ----------------- 今回の実例…
今回の実例はTwitterから。 「ユニセフ」という機関名は誰でも知っているだろう。「国連児童基金」という名称も、誰もが聞いたことがある程度には知られているだろうし、この機関が、いわゆる「世界の恵まれない子供たち」のために物資や教育の支援をしてい…
今回も、前々回および前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 前々回見た部分は作家のジョン・バンヴィル、前回は劇作家・脚本家のトム・ストッパードの文章だったが、そのあとは作家でジャーナリストのシャーロット・フィル…
今回も前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 この記事には、前回見たジョン・バンヴィルや、マーガレット・アトウッド、イアン・ランキンといった作家や、ジョン・ブアマン、レイフ・ファインズといった映画人など15人の言…
今回の実例は、亡くなったジョン・ル・カレを偲ぶ作家や映画監督、俳優らの声を集めた記事から。メンツが豪華すぎててくらくらくる記事で、ゆっくり読んでいきたい。記事はこちら: www.theguardian.com ここに言葉を寄せているのは、15人の作家や脚本家、映…
今回の実例はTwitterから。 今朝起きたら、ジョン・ル・カレが亡くなっていた。89歳だったという。年齢が年齢だし……とも思いはするが、何より、Brexitを見届けることなく逝ってしまわれたかという気持ちでしばらくぼーっとしてしまった。 ル・カレはときどき…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。学校で習う英文法をどういうふうに使えばいいか、英作文のお手本にもなる文例だ。 ----------------- 今回の実例は、ジャーナリストが自分の仕事と自分について書いている文章から。 通常、ジャー…
今回も引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種初日の報告の文面を見ていこう。 北東部の都市ニューカッスルからは: Today we are making history by vaccinating one of the first patients in the world against #COVID19 Thank you t…
今回もまた、前々回と前回に引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種開始についてのNHS (National Health Service) のツイートを読んでいこう。 ワクチン接種最初の1人は、12月8日の朝6時台にイングランド中部の都市コヴェントリーの病…
前回述べたように、英国の各地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)で、新型コロナワクチンの接種が開始された。 今回は、開始初日の、イングランドNHS(National Health Service)の告知や接種報告のツイートを見ていこう。 We …
今回の実例はTwitterから。 12月2日に英国(UK)で新型コロナウイルスのワクチンが世界で初めて認可された。このワクチンは米ファイザー社と独バイオンテック社*1が開発したもので、他にも英国のアストラゼネカ社とオックスフォード大学のワクチンや、米モデ…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。非常にナチュラルな「イギリス英語」の文例を見てみよう。 ----------------- 今回の実例は、総選挙を前にしたとある選挙区情勢について、現地の有権者の声をまとめて綴った記事から。 今年7月下旬…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで見ているようなコンマの多い文の読み方については、意外と学校では習わないかもしれない。コンマにも意味があるので無視してはならない。逆に、丁寧にその意味と機能を考えれば正確に読める…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。英語の文章の流れというものを意識して読んでみると、学ぶところが大きいだろう。 ----------------- 今回の実例は、前回と同じ記事から。背景解説などは前回のエントリをご参照のほど。 記事はこ…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。いわゆる「受験英語」の文法項目が次から次へと現れる報道記事である。 ----------------- 今回の実例は、ある人物が死亡したあとに、その人物によって人生を根本的に変えられた人々の声を集めた記…
今回の実例はTwitterから。 12月2日、Twitter上の英語圏で「エリオット・ペイジ」という男性 (he)のことが大きな話題になっていた。これまで「エレン・ペイジ」という名前で活動していた女性 (she) の俳優が、自分はトランス(トランスジェンダー)であり、…
今回の実例は、ニュースフィードから。 日本時間で12月2日の午後、英国で新型コロナウイルスのワクチンが承認されたというニュース速報が入ってきた。ちなみに今回承認されたワクチンはこちら、BNT162b2だ。私は英国のBBC Newsとアイルランドのアイリッシュ…
今回の実例はTwitterから。 高校生の人が、「学校などで習うけれど、自分ではうまく使えない」ということで何かちょっと距離を感じてしまう表現に、《the former ~, the latter ...》がある(常にtheをつけて使うことに注意)。これは第一には同じ語の繰り…