Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【国際関係・国際政治】

大文字の使い方, 単純未来のwill(核兵器禁止条約発効)

今回の実例は、Twitterから。 国連本部のある米ニューヨークでの時間で2020年10月24日、核兵器禁止条約(Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons, またはNuclear Weapons Ban Treaty)が、発効要件(50か国の批准)を満たし、90日後の来年2021年1月22…

freerice.com で、英単語力をつけながら、WFPにお米を寄付しよう(国連世界食糧計画 WFP ノーベル平和賞受賞)

今回は少々趣向を変えて、ノーベル平和賞を受賞した世界食糧計画の活動について。 国連世界食糧計画 (UN World Food Programme: WFP) のノーベル平和賞受賞のニュースは、日本語圏でも結構大きく報じられている。例えば日本経済新聞: 【ロンドン=佐竹実】ノ…

日本語の文を、そのまま逐語的に英語にしただけで、言いたいことが伝わるとは限らない(定型文というものについて、および各国首脳のメッセージ実例)

さて、いよいよ前々回と前回に続いて、「病人へのお見舞いの気持ちを英語で表してみよう」の最終回だ。 こんなことは、すでに何冊も世に出ていて、何なら公共図書館にも必ず置いてあるような英文手紙・メールの文例集を見れば1分もかけずに知ることができる…

祝・イグノーベル平和賞! インドとパキスタンの「外交官たちの真夜中ピンポンダッシュ」について調べてみた。

今回は、いつもとは少し趣向を変えて、報道記事ではわからない詳しい話をネット上で見つけた過程の記録を。 今年も「イグノーベル賞」の季節となった。「イグノーベル Ig Nobel」は、かの「ノーベル賞」のNobelに、《否定》の意味を表す接頭辞のig-をつけた…

動名詞の否定形, 等位接続詞, if節のない仮定法, 分詞構文(WHOの中国批判)

今回の実例は、少し前のものだが、6月上旬の報道記事から。 この記事の英文法てんこ盛りのところを扱おうとしていたときに、#BlackLivesMatterが勢いを得て国際的な広がりを見せ、英国でも奴隷商人の像の打ち倒しということが起きたので、しばらくそのトピッ…

to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、陰謀論を振りかざしてWHOへの資金拠出を停止するとブチあげていることは、日本語…

関係代名詞, 仮定法のcould, result in ~, 動名詞の意味上の主語, to不定詞の意味上の主語(米・タリバン和平合意)

今回の実例は、アフガニスタンのタリバンと米国の和平合意についての報道記事から。 新型コロナウイルスがこれほどまでに世界的関心を集める切迫した事態になっていなかったら、また、米大統領選挙で民主党の予備選挙でジョー・バイデンがようやく勝利したと…

if節の省略された仮定法, should, 《近未来》を表す現在進行形(米国とカナダによる自国民の引き上げ)

今回の実例は複数のソースから。 新型コロナウイルスと、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」のことは、改めてここで説明を書くまでもないだろうが、文脈を示すために初期報道(2020年2月4日付、共同通信)を貼っておく。 クルーズ船「ダイヤモンド・プリ…

stay in touch with ~, 等位接続詞and, 名詞節のif節, rely upon ~の受け身の形, など(シリア北部からの米軍の撤退)

今回の実例は、非常にハードな内容の記事から。 今月上旬、日本でのメインのニュースがスポーツ(ラグビー)と台風19号の進路に集中していたころ、シリアの一番北、トルコとの国境ではとんでもない事態が展開していた。 BBC News - Turkey launches offensiv…

省略、使役動詞make(グレタさん、無事ニューヨークに到着)

昨日こちらを休載して本家ブログに書いた件で鍵となっていたのは《省略》だが、今回はその《省略》について。 《省略》は、一般に広く用いられている文法書では最後のほうにあり、学校英語でも最後の方、つまり高校2年生の後半で習うことがほとんどなのだが…

セミコロン (;) の使い方、長い文、等位接続詞andによる接続、分詞構文、スラッシュ・リーディング、a time where ~という表現、前置詞+動名詞、挿入、など(今という時代、格差社会の自由と民主主義)

今回の実例は、少し前に見たG20サミットに際してのプーチン大統領の「リベラリズムはもう古い」発言をめぐってたくさん出た論説記事のひとつから。 プーチン発言に対しては「彼が西欧のリベラリズム、政治的伝統の何を知っているというのだ?」といった反応が…

コロン (:) の使い方, 後方参照のthis, 挿入, whether A or B, 未来完了(プーチンのロシア)

今回の実例は、先日大阪で開催されたG20サミットの直前、ロシアのプーチン大統領が英国の経済新聞フィナンシャル・タイムズのインタビューに応じて述べた一言が引き起こした波紋についての論説記事から。 件の発言については、インタビューそのものを見てい…

倒置、関係副詞(スーダン情勢とサウジアラビア)

今回の実例は、時事的なトピックに関する論説記事から。 アフリカ東部に位置するスーダンで、30年にわたって強権政治を行ない、ダルフール紛争や南スーダン(現在は独立国)での苛烈な武力弾圧を行なってきたオマル・アル=バシル大統領に反対する民衆のデモ…

「used to do ~」の熟語か、「used + to不定詞の副詞的用法」か(ベトナム戦争の負の遺産の後始末)

今回の実例は、米軍がベトナム戦争のときにベトナムの国土の上に使用した枯葉剤(エージェント・オレンジ)に汚染された空港の後始末が、戦争が終わってから40年以上も経ってからようやく始まるという報道記事から。 記事はこちら: www.bbc.com

《同格》のthatの省略、let alone ~

今回の実例は、いわゆる「イスラム国(自称)」(以下、「イスイス団」と表記する*1)がシリア国内に有していた支配域を完全に失ったという宣言のあとに続いたニュースから。 シリア内戦は、日本語圏ではかなり雑な説明が横行しているので(その背後には政治…

パンクチュエーション(句読法)、最上級表現

今回の実例は、アイルランドの外務大臣のTwitterから。トピックは20日に引き続きパンクチュエーション(句読法)と、最上級表現。 Today the Taoiseach, ⁦@ciarancannon⁩ and I will launch the most ambitious Overseas Development Strategy Ireland has e…

条件のif節(直説法)、パンクチュエーション(句読法)の英米差

今回の実例は、2019年3月上旬にBBC Newsが出した特集記事から。トピックは中国の通信機器メーカー「ファーウェイ(華為, 英語ではHuawei)」のことで、実例として見る箇所は米国政府が同社製品の使用を禁止したことに関連する部分。 記事はこちら。ページが…

年齢の表現、分詞構文、等位接続詞、to不定詞の形容詞的用法、前置詞+動名詞、付加疑問文

今回の実例はTwitterから。ツイート主は米ブルッキングス研究所のシニアフェローで、国家安全保障(つまり軍事)を専門とする Benjamin Wittesさん。 ツイート1つ分の短い文だが、文法項目がてんこ盛りになっている。内容もおもしろい。いわゆる「アメリカン…

分詞構文(特盛り)

今日もまた同じ出典から。(この記事は文法事項が実際の報道記事の中でどう出てくるかという点で非常に見所が多かった。) www.theguardian.com

importantなどに続くthat節内に現れる動詞の原形(仮定法現在 ※「shouldの省略」とも説明される)

今日の実例も、出典は昨日のと同じ。米トランプ大統領とロシアとのつながりに対する特別検察官による捜査に関する報道記事から、ウィリアム・バー氏の発言のなかに、注目すべき文法ポイントが含まれている。 ウィリアム・バー氏はジェフ・セッションズ氏が解…

倒置, 否定

今回の実例は、ロシアとつながっているという疑惑を全力で否定する米トランプ大統領の発言から。否定に躍起になっている例だ。 www.theguardian.com

so ~ that ... 構文、if節(名詞節)、語彙

今日の実例は、アメリカの新聞、The New York TimesのTwitterから。報道内容は、現在進行中のロバート・ムラー*1特別検察官による、2016年の米大統領選挙におけるロシアの干渉についての捜査に関連したもの。(日本では報道が薄いかもしれないが、アメリカの…

so ~ that ... 構文、否定語のlittle、過去完了、how to ~、受動態

2019年1月6日、the Guardian キャプチャした記事は、元米海兵隊員で英国籍も持っているPaul Whelanさんという男性が、ロシアでスパイ容疑で身柄を拘束されたあとに英米のメディアで多く出た記事のひとつ。彼は仕事で付き合いのあるロシア人の結婚式のために…