関係代名詞の非制限用法
ハッシュタグ「#ガザ投稿翻訳」を立ち上げて数日が経過した。参照数などを確認する手立てはないが、ハッシュタグなしでばらばらにやっているよりは確実に多くの目に触れるようにできていると思う。 いつもなら、ハッシュタグは情報の共有のためにあるという…
現時点での、ChatGPT 3.5と、DeepL翻訳と、Google翻訳に、同一の文を投げて、日本語→英語での翻訳出力結果*1を比較してみよう。 元とするテクストは、何となくクリックしてみた週刊誌の記事から。 61年4月に北九州市で畳屋の長男として生まれた松永は、父親…
既存のツイートに、ツイート筆者とは別のTwitterユーザーが、後から補足メモをつけることができるというTwitterの「コミュニティノート」という機能は、日本語圏では、今月(2023年7月)になってようやく広く使われだしたため*1、「イーロン・マスクでも、Tw…
今回の実例は、報道記事から。 日本語でも広く報じられていると思うが、Twitterが新型コロナウイルスやそれが引き起こす感染症COVID-19についての誤情報 (misinfo, misinformation) に対してかけていた投稿制限を、撤廃する。というわけで明日からはTwitter…
このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 10年前の今ごろ、世界の目はエジプトの首都カイロに注がれていた。2011年1月25日、近隣のチュニジアでの革命に刺激を受けた人々が、自国の独裁者ホ…
今回の実例は、かなり「オタク向け」だと思う。 《人》を先行詞とする場合の《関係代名詞》について、「主格ならwhoで目的格ならwhoかwhomを用いる。thatを使ってもよい」と教わった人が日本では大半だろうし、それを前提として、「でも、今どき、whomなんて…
このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 12月2日に英国(UK)で新型コロナウイルスのワクチンが世界で初めて認可された。このワクチンは米ファイザー社と独バイオンテック社*1が開発したも…
このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- さて、亡くなったディエゴ・マラドーナは、母国アルゼンチンやクラブの一員としてプレイしたことのあるナポリやバルセロナでは圧倒的ヒーローであろうが、イングランドにとって…
今回の実例は、報道記事から。 4月24日(日)、フランスの大統領選挙の決選投票が行われ、即開票されて、日本時間で25日(月)午前3時には、選挙の場合のフランスのやり方なのだが*1、そこまでの開票の結果と出口調査から判断した当選確定情報が流された。 …
今回は、前回の続きの予定だったのだが、イスイス団の思想にかぶれたテロリストの話よりもより緊急性の高いことが起きたので、予定を変更する。ボリス・ジョンソンが国会で嘘をついていたことが事実として確定した。 英国の政治になど特に関心がなくて、何が…
このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道機関による大きな報道の際のTwitter連続投稿(スレッド)から。 10月に入って以降、Twitterでの私の視野も、体感で半分以上が米大統領選に関する発言で埋め…
このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前々回と前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回 は、下記記事の書き出しのパラグラフをじっくりと読んでみた。全…
今回の実例は、報道記事から。 南アフリカで解析されて報告された新型コロナウイルスの新たな変異株が「懸念される変異株 variation of concern」と位置付けられ、「オミクロン株」と名付けられて以降、同株の感染が世界的に拡大している。オミクロン株が最…
今回の実例は、報道記事から。加えて、さっき設定を見たときに気づいたTwitterがユーザーの何をどこまでどういうふうに見ているのかということも書く。 大きく報道されているように、2006年にTwitterを設立したメンバーの主要な1人で、紆余曲折ありつつ長年…
今回の実例は、前回見た報道記事で参照されていた国際NGOのステートメントから。(本当は前回、ここまでやってしまうつもりだったのだが、力尽きてしまっていた。) 前回見たように、2020年夏に中国政府が香港について導入した「国家安全維持法」の影響で、…
このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国の王室メンバーの活動についての報道記事から。 最近よい話があまりない英王室のニュースの中で、安定して「ほっこり」ポジションを維持しているのがケンブリ…
今回の実例は、報道記事から。 今日(2021年10月4日)未明、だらだらとTwitterの画面を見ていたときに、怒涛のように流れ始めたのが #PandoraPapers のハッシュタグ、およびPandora Papersという文字列を含む報道フィードである。(同じタイミングで、Twitte…
このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 かつて、南アフリカでとられていた人種差別政策(アパルトヘイト政策)に反対し、武装抵抗運動の活動家としてネルソン・マンデラらとともに逮捕され…
このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回および前回と同じ記事から。 今回は記事の一番最後の方、同じ危機の中にあって、英国という遠く離れた場所から東アジア(極東アジア)を概観してまとめている部分…
このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日…
※今日2021年8月11日は、昨日の続きを書くつもりだったのですが、低気圧の影響で古傷がものすごく痛くていろいろ無理なので、過去記事の再掲載とさせていただきます。すみません。小林章夫先生のあまりに突然の訃報も精神的にこたえています。 https://t.co/S…
今回の実例は、歴史的事実を丹念に調べ、それまで当てられていなかった光を当てるということを地道に続けてきたジャーナリストのブログから。 今日は8月6日、広島市に原爆が投下された日である。戦後平和公園として整備されたかつての市街地では、広島市民や…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ、NFLスーパーボウルのハーフタイム・ショーについての記事から。 記事はこちら: www.bbc.com このスーパーボウルのほんの数日前、1月26日に、米スポー…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。背景解説等は前回のエントリをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com
このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、少々変則的に、書籍から。 1月24日、北アイルランドの紛争後の政治で極めて重要な役割を果たしたシェイマス・マロンが、83歳で亡くなった。 nofrills.seesaa.net …
このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前々回と前回と同じ記事から。 オーストラリアの大陸全体に広がった今回の火災は、11月に始まり(起点を9月とする見方もある)、今もまだ燃えている。これまでに…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は国際報道の記事から。 2001年から08年の間に意識があった大人なら「むしゃらふだいとうりょう」というフレーズは「ムシャラフ大統領」と即座に認識されるだろう。…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は日曜日の新聞に掲載されたインタビュー記事から。日曜日の新聞だから、のんびりしたムードの記事だ。 このエントリは12月13日の昼にアップロードされるよう設定し…
今回の実例は、Twitterから。 10年前の今ごろ、世界の目はエジプトの首都カイロに注がれていた。2011年1月25日、近隣のチュニジアでの革命に刺激を受けた人々が、自国の独裁者ホスニ・ムバラク(彼は形だけの選挙を行って、自分の息子に後を継がせるつもりで…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。 前回は長くなってしまうので言及しなかったが、「昆虫の減少」というトピックでこの10年ほど世界的に注目を集めているのが「ミツバチの減…