接続副詞
今回は、ツイートされたてのほやほや、お刺身でもいけるくらいの新鮮なネタ。 実は、前回の続きで亡命ロシア人の手記をもう少し読んでおこうと仕込んでいたのだが、今週の英政界の急転が決定的な局面を迎えたので、仕込んでいる記事は明日に回して、英政界に…
今回は、前回のエントリの最後に少し書いたことの補足として実例をいくつか挙げる。 何の話かというと、「アカデミックな英語の文書では『and/but/soを文頭に置くのはご法度』っていう暗黙のルールがある」という俗説・誤情報・都市伝説の話である。 かつて…
今回の実例は、Twitterから。 先週水曜日の5月11日、パレスチナのジェニン難民キャンプ*1で、一人のジャーナリストが、取材中にイスラエル側からの銃撃によって命を奪われた。 殺害されたのは、シリーン・アブ=アクレさん(「アクラ」という発音や表記もあ…
このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出…
このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、やや変則的に複数。 「しかしながら」という長たらしい訳語をつけて覚えさせられる《接続副詞》のhoweverについては、当ブログではすでに何度か扱っている(カテ…
このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回の続き。前回は、亡くなったときはベルギー国民からの人気もまるでなかったレオポルド2世(在位1865年~1909年)の像が、いつ、なぜベルギーのあちこちにたてられるよ…
このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、学術論文から。 元々はいつも通り報道記事についての原稿を予定していたんだけど(急に学校が休みになってしまった高校生が余裕で読めそうな一般向け記事があった…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。前回は記事の冒頭部分を見たが、今回は記事の中ほどで、世界的に関心を集めているイタリアのヴェネツィアについての部分から。 日本語では…
今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出て、続いて故人の業績や人物像、評価などを綴ったオビチュアリーが出る*1。もの…
今回の実例は、やや変則的に複数。 「しかしながら」という長たらしい訳語をつけて覚えさせられる《接続副詞》のhoweverについては、当ブログではすでに何度か扱っている(カテゴリーをご参照いただきたい)。「しかしながら」系の接続詞と接続副詞について…
今回も前回の続き。前回は、亡くなったときはベルギー国民からの人気もまるでなかったレオポルド2世(在位1865年~1909年)の像が、いつ、なぜベルギーのあちこちにたてられるようになったのかという部分を見た。ベルギーのコンゴ支配のことを含め、大まかな…
今回の実例は、学術論文から。 元々はいつも通り報道記事についての原稿を予定していたんだけど(急に学校が休みになってしまった高校生が余裕で読めそうな一般向け記事があった)、いろいろあるのを見てしまったので予定を変更しました。今日予定していたの…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。意外と見落としがちな基本事項がたくさん入っているので、受験生のみなさんには本番前の仕上げの一環として読んでいただければと思う。 --------------------------------- 今回の実例は、2019年4月21…
今回の実例も、前回と同じ記事から。前回は記事の冒頭部分を見たが、今回は記事の中ほどで、世界的に関心を集めているイタリアのヴェネツィアについての部分から。 日本語では外国の地名など固有名詞は現地の音を参照してカタカナにするのが原則だが(ただし…
今回の実例は、2019年4月21日のイースター・サンデーの日にスリランカで起きた、あまりに残虐で非道な連続爆弾テロを実行したと考えられる集団についての解説記事から。 今回の連続テロは、イースターの日曜日(受難したキリストが復活した日)というキリス…