2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
このエントリは今年4月にアップしたものの再掲である。「意味が取りづらい」とか「訳しづらい」と言われる付帯状況のwithと現在分詞・過去分詞の構文がまとめて検討できる、「1粒で2度美味しい」系の実例だ。付帯状況のwithが得意な人はざっくりとおさらいを…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。個人の日記のようにつらつらと書き連ねられた息の長い文を読んで意味を取るのは、受験英語とはあまり関係ないかもしれないが、実用英語としてはけっこう大事なことだ。大学に入ってからの教科書が英語…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。自然な英語という点ではこの上ない実例だが、こういう文が実は案外難しかったりもする。何かわかりづらいなと思っても、先を急がず、落ち着いて丁寧に読むことが重要である。 -----------------------…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。意外と見落としがちな基本事項がたくさん入っているので、受験生のみなさんには本番前の仕上げの一環として読んでいただければと思う。 --------------------------------- 今回の実例は、2019年4月21…
今回の実例は、年末になると各紙に出る「この1年を振り返る」系の記事から。 普段なら振り返るのは「この1年」なのだが、2019年は10年の区切りの最後の年でもあるので、「この10年を振り返る」という記事も多く出ている。今回見るのはそのような記事のひとつ…
今回の実例は、クリスマス・シーズンの珍ニュースから。 クリスマスが商業イベントのひとつに過ぎないような扱いの日本では、12月24日のクリスマス・イヴがメインの日で、クリスマス・デーの25日まではスーパーマーケットなどで売られているような大量生産の…
今回の実例は、正体を明かさず活動しているアーティストが、国際法に違反したコンクリート壁に分断されたキリスト生誕の町に捧げた作品についての記事から。 意外と知られていないかもしれないが、イエス・キリストが生まれたという町、ベツレヘムは、パレス…
今回の実例は、スポーツのチームで、新任の監督が抱負を語ったという記事から。 アーセナルFCは、20年以上チームを率いたアーセン・ヴェンゲル監督が退任したあとを受けたウナイ・エメリ監督のもとでぐだぐだになってしまい、サポーターからの「エメリ辞めろ…
今回の実例は、12月13日の総選挙で残念ながら議席を失った議員が見舞われた悲劇についての報道記事より。 イギリスの国会議事堂は、観光ガイドブックの表紙にもなっている例の時計塔(ビッグ・ベンの塔)の横に広がっている豪奢な建物で、あの中には上院と下…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。今年大学受験する人はそろそろ仕上げの時期だが、一定のレベルを目指す人は、この実例は一度読んだだけで構造を取ったうえで意味が把握できるようにしておきたい。今の自分の実力を確認するつもりで読…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。こういう構造を素早く正確に把握できるかどうかは得点力に直結するので、大学受験前に十分に練習しておきたい。 ---------------------------------------------- 今回の実例は、米軍がベトナム戦争の…
今回の実例は、クリスマス前の「小ネタ」系記事から。 チャールズ・ディケンズという名前は日本でもよく知られている。19世紀ヴィクトリア朝の英国を代表する小説家のひとりだ。当時の超売れっ子の流行作家で、ものすごい多作なのだが、中でも『クリスマス・…
今回の実例は、つい先ほどのニュースから。 今日2019年12月18日から19日(時差により日付が変わる)に世界的に最も大きな関心を集めているのは、米国議会下院でのトランプ大統領弾劾決議だ。決議は「権力の乱用」と「議会の妨害」の2点について行われ、最終…
今回の実例は国際報道の記事から。 2001年から08年の間に意識があった大人なら「むしゃらふだいとうりょう」というフレーズは「ムシャラフ大統領」と即座に認識されるだろう。米同時多発テロからイラク戦争へと突き進んだ時代、国際ニュースで何度も出てきた…
今回の実例も、前回のと同じ、労働党の大惨敗に終わった総選挙の結果を受けて労働党の国会議員であるジェス・フィリップスが書いた論説記事*1から。 記事はこちら: www.theguardian.com 今回見るのは、前回見た部分のすぐ次のところから。 *1:ガーディアンは…
今回の実例はガーディアンに掲載された論説記事より。 12月12日(木)に行われた英国の総選挙の結果は、広く日本でも報道されている通りで、獲得票数を分析すればまた違った像が現れるのかもしれないが、獲得議席数(選挙の結果を語るのは議席数だけである)…
このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である。じわじわと笑えるよい話である。 -------------------------------------------- 今回の実例は笑い話。 笑い話だから、何が笑えるのか、前提を共有するところから始めなければならない。 「フラ…
このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である。英語の関係代名詞whatは、日本語母語話者にとってけっこうわかりづらいのだが、実際には非常に頻繁に用いられている。こういった実例にたくさん接して慣れていくことが必要だ。 ---------------…
今回の実例は日曜日の新聞に掲載されたインタビュー記事から。日曜日の新聞だから、のんびりしたムードの記事だ。 このエントリは12月13日の昼にアップロードされるよう設定してあって、そのころにはもう英国の選挙の結果がだいたい出そろっているだろうが、…
今回の実例は、英国の総選挙直前に出た論説記事から(英国の総選挙は今日、12月12日が投票日である)。 筆者はスティーヴ・クーガン。英国では超有名なコメディアン(お笑い芸人)で俳優だ。先日取り上げたサシャ・バロン・コーエンと同じく、基本的にだいた…
今回の実例は、英国の総選挙前の論説記事から。 英国の総選挙については、前回少し書いたので、文脈的なことはそちらをご参照のほど(情報量として全然足りていないが)。 記事はこちら: www.theguardian.com この論説記事を書いたニック・コーエンについて…
今回の実例はTwitterから。 英国では今週の木曜日、12月12日が総選挙の投開票日である。12日の朝から夜まで投票が行われ、即日開票となり、だいたいの議席が確定するのは翌13日(金)の見込みである。 今回、なぜこんな変な時期*1に総選挙になっているのかと…
今回の実例はTwitterから。 現地時間で2019年12月7日(土)の夜、サウジアラビアでボクシングのWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチが行われ、アントニー(アンソニー)・ジョシュアが勝利した。 www.afpbb.com 私は詳しくないのだが、この試合…
このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である。ここで確認しているのは非常に基本的な文法項目だが、自由英作文となるとこれが使えないケースが案外多い。改めて確認し、使いたいときに使えるよう練習しておきたい項目である。 -------------…
このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である(昨日に続き)。2019年の10大ニュースに入るような火災の報道記事が素材だが、この火災自体についてその後わかったことについてアップデートはしていないので、その点、お含みおきいただきたいと…
今回の実例も前回と同じトピックで、ただし個人のツイートではなく報道記事から。 アフガニスタンで中村哲さんの車が何者かに銃撃されて、車の中の人たちが殺されてしまったことは、世界中で報じられた。そのことはすでに日本語でも「世界が悼む」調で報じら…
今回の実例は……といつもの書き出しで書き始めるのもつらい。中村哲さんが殺されてしまった。 中村哲さんについては私がここで説明するまでもないだろう。今20代以下の人の多くは「英語の教科書で、アフガニスタンでの井戸掘りや用水路づくりの仕事が紹介され…
今回の実例は、いつもの「大学受験生向け」という枠を取っ払って、ちょっと例外的な実例のメモとして。 数日前まで日本語版電子書籍がセールで安くなっていたサイモン・ウィンチェスターの『博士と狂人』は、19世紀末から20世紀はじめの英国での一大事業であ…
今回の実例は、サッカーのバロンドールのニュースから。 「バロンドール」はサッカーの最優秀選手に与えられる賞で、サッカーを専門とするジャーナリストたちの投票で決定される。フランスのサッカー専門誌が創設した賞で、名称はフランス語のBallon d'Or(…
今回の実例は、TV番組での元政治家の発言から。 中曽根康弘元首相が101歳で他界した。この人といえば国鉄民営化とか労組つぶしとかいろいろあるのだが、私にとって最も鮮明に記憶に残っているのは「ロン・ヤス外交」とプラザ合意だ。それぞれの説明はここで…