make + O + C
今回は語彙メモ。 TLDRという英語表現がある。より正式に書けばTL;DRとセミコロンを使う。「正式に」と書いたが、この表現自体が実は正式なものではない。ネットスラングだ。 これはあるフレーズの単語の頭文字を取った略語だから全部大文字で書かれるのが本…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文…
このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、報道記事から。 今回は前置きなしで、いきなり本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com 前回見たところの続きを読んでみよう。
今回の実例は、Twitterから。 北アイルランドで、ある政治家がわずか39歳で急逝した。その報を受けて、私の見る画面は、北アイルランドの分断と対立を超えて、政治家たちからの、故人をしのぶ、とても人間的な言葉で埋め尽くされた。 「紛争」に関係していな…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は前回の続き。 前回説明したように、何らかの報告についての報道記事では、前半でまずその報告の内容を端的にまとめたあと、後半で当事者や当局者に取材して得られたコメン…
今回の実例は、Twitterから。 今日の午後、山でしば刈りを済ませて川で洗濯をしながら画面を眺めていたら、北村一真・杏林大准教授のツイートがどんぶらこどんぶらこと流れてきた。 入試に出そう https://t.co/wNuwOx7dHD — MR. BIG (@Kazuma_Kitamura) 2021…
今回の実例は、報道記事から。 先週、中国政府の国家安全維持法により、事実上活動不可能になるアムネスティ・インターナショナルが、香港のオフィスを閉鎖するということについての文章を2度にわたって取り上げたが(その1、およびその2)、同じころ、この…
今回の実例は、前回見た報道記事で参照されていた国際NGOのステートメントから。(本当は前回、ここまでやってしまうつもりだったのだが、力尽きてしまっていた。) 前回見たように、2020年夏に中国政府が香港について導入した「国家安全維持法」の影響で、…
今回の実例は、報道記事から。というより、報道記事に引用されている国際NGOのステートメントから。 香港で、「逃亡犯条例改正案の完全撤回」や「普通選挙の実現」などを含む五つの目標「五大要求」を掲げた大規模なデモが始まったのは、わずか2年半前、2019…
今回の実例は、前回の続きで、今年のノーベル平和賞の告知から。 今年のノーベル平和賞はジャーナリスト2人に与えられた。前回は、自国のドゥテルテ大統領の苛烈な政策を真正面から批判し、「ラップラー Rappler」というニュースサイトを設立して、政権側政…
このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、文法云々というより、聞き取りの練習。国連事務総長のメッセージを見てみよう。 今日、4月7日は「世界保健デー」である。英語ではWorld Health Dayと言う。WHO(…
今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文脈などは前回のエントリをご参照いただきたい。 この文面は、FAのような組織から…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、先日のエントリに引き続き、音声を素材に聞き取りをして文法を見てみよう。というか、「聞き取るためには文法と語彙力が必要」ということの意味を確認してみよう。 すご…
このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 日本では語られもしないので知られていない(私自身も長いこと知らなかった)が、1月27日はアウシュヴィッツ収容所がソ連軍によって解放された日(1945年)である。例年、現地で…
今回の実例は、前回の続きで、報道記事から。 今回は前置きなしで、いきなり本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com 前回見たところの続きを読んでみよう。
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。こういう長い文を、迷わずに読めるようになると、英語を読むのが楽しくなってくる。簡単ではないかもしれないが、スポーツや楽器と同じで、練習あるのみである。 ----------------- 今回も前回と同…
今回は前回の続き。 前回説明したように、何らかの報告についての報道記事では、前半でまずその報告の内容を端的にまとめたあと、後半で当事者や当局者に取材して得られたコメントなどを記載するのが基本形である。 それに加えて、前半で報告の内容をまとめ…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。「読み」としては、難しいことを考えずに素直に英語をたどっていくだけで、新しい世界を見せてもらえるタイプの文章である。つまり、読んで楽しい文だ。 ----------------- 今回の実例は、類人猿の…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。新聞記者などプロの書き手が書いた客観的な文章とは少々違う、人々の心情に訴えかけて賛同を募る文章を見ていく。 ----------------- 今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げた実例には、本エントリで文法項目として取り上げたもののほかにも、《found themselves + 過去分詞》とか《as a result of ~》といった項目も入っている。ぜひじっくり読んでいただ…
今回の実例は、文法云々というより、聞き取りの練習。国連事務総長のメッセージを見てみよう。 今日、4月7日は「世界保健デー」である。英語ではWorld Health Dayと言う。WHO(世界保健機関)の設立を記念する日だ。詳細はリンク先(ウィキペディア日本版)…
今回も、先日のエントリに引き続き、音声を素材に聞き取りをして文法を見てみよう。というか、「聞き取るためには文法と語彙力が必要」ということの意味を確認してみよう。 すごく簡単に説明すると、誰かが口頭で発する「もにゃもにゃもにゃもにゃ」という音…
日本では語られもしないので知られていない(私自身も長いこと知らなかった)が、1月27日はアウシュヴィッツ収容所がソ連軍によって解放された日(1945年)である。例年、現地では大規模な式典が行われ、世界的には「ホロコースト記念日」となっている。 こ…
今回も前回と同じ記事から、だらだらとしてやたらと長い文を読んでみよう。 記事はこちら: www.theguardian.com
今回の実例は、類人猿の行動の研究からわかったことについて説明する、とても読みやすい記事から。 以前「人間独自の能力」と言われてきたものが、近年、研究の結果、必ずしもそうとは言えないとわかってきたという例がいくつかある。今回見るBBC記事も、そ…
今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧されていた文書より。 https://t.co/Dj5sMoSkCd #WeCareDoYou pic.twitter.com/cqzY9Z6Bra — nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 (@nofrills) July 15, 2019 サッカー、イングランド・…
今回の実例は、少し前にも言及した英国の「ウィンドラッシュ・スキャンダル」について、担当省庁である内務省の報告書についての報道記事から。 その報告書は正式に公表されたものではなく、放送局の「チャンネル4」にリークされたもので、ガーディアンなど…