動名詞
ハッシュタグ「#ガザ投稿翻訳」を立ち上げて数日が経過した。参照数などを確認する手立てはないが、ハッシュタグなしでばらばらにやっているよりは確実に多くの目に触れるようにできていると思う。 いつもなら、ハッシュタグは情報の共有のためにあるという…
既存のツイートに、ツイート筆者とは別のTwitterユーザーが、後から補足メモをつけることができるというTwitterの「コミュニティノート」という機能は、日本語圏では、今月(2023年7月)になってようやく広く使われだしたため*1、「イーロン・マスクでも、Tw…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文…
今回の実例は、Twitterから、人の心から出ている血の通った言葉を。ESAT-Jや中学教科書の不自然で拙い変な英語もどきみたいなのをたっぷり見たあとなので、私もリハビリが必要です。普通の英語、よい英文を読む必要がある。 っていうか、それこそ90年代の話…
このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で何が行われているのかについての解説を、Twitterの連続投稿(スレッド)で読んでみよう。 シェイク・ジャラー地区については、…
今回の実例は、亡命したロシア人の手記から。 米国に、Foreign Affairsという雑誌がある。雑誌といっても外交・国際関係・国際政治の専門誌で、掲載されているのは日々の動向を報じる報道記事ではなく、専門家や識者による分析記事や学術的な論文が主であり…
今回は、英文法の実例というより、もっと基本的なことを。 先日、「カミングアウト(する)」という日本語と、そのもととなった英語のcome outの違いを知らず、日本語の語義のつもりで「国際カミングアウトデー」のハッシュタグに投稿して、「土足で踏み込む…
このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 昨日、3月21日の日曜日は、イングランドのプレミアリーグではウエストハム対アーセナルの「ロンドン・ダービー」だった*1。ウエストハムは名称こそ…
今回の実例は、Twitterから。 数々の嘘を重ねてきたボリス・ジョンソンが、今回もまた逃げ切れると踏んだのだろうが、身内をかばう嘘*1をついて、その累が自分にも及ぶことを恐れた閣僚や政権や党の要職者50人余りの同時多発辞任という事態をまねいたことで…
今回の実例は、新聞への寄稿記事から。 先週木曜日、2022年6月2日から5日の日曜日にかけての4日間、英国ではエリザベス女王の在位70年を記念する「プラチナ・ジュビリー (Platinum Jubilee)」の祝賀行事が盛大に行われた。学校とかが休みになって(だから王…
このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種初日の報告の文面を見ていこう。 北東部の都市ニューカッスルからは: Today we are making history by vacc…
このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- さて、亡くなったディエゴ・マラドーナは、母国アルゼンチンやクラブの一員としてプレイしたことのあるナポリやバルセロナでは圧倒的ヒーローであろうが、イングランドにとって…
今回の実例は、前々回および前回と同じ記事から。前置きなどは前々回のエントリをご参照のほど。 今回は、前回読んだところよりもさらに少し先の部分を読んでみよう。 記事はこちら: Gerhard Schröder has become the most prominent face of a long era of …
今回の実例は、Twitterから。 2月半ばにウクライナ情勢が緊迫してきたころから、私がTwitterで見ている範囲に限っても、英語圏の報道機関に所属するベテランの記者がウクライナやロシアに取材に行くのを頻繁に目にするようになった。ロシア軍による侵略(侵…
このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、医療の最前線の声を伝える報道記事から。 アイルランド共和国の新型コロナウイルス感染拡大が、かなり心配な感じになってきている。一時はうまく抑制できている感…
このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 テニスの全米オープンがいよいよ佳境である。10日(米東海岸時間)に行われた女子シングルス準決勝では、大坂なおみ選手とヴィクトリア・アザレン…
このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回の続きで、急逝が伝えられたデイヴィッド・グレーバーによる、私たちが「経済 economy」と呼んでいるものについての、2015年の文章から(続きというか前回文字数超…
今回の実例は、報道記事から。 アメリカなどの音楽産業では、ひとり・一組の演者の興行をひとつの会場で、何週間かの長期間にわたっておこなうことがある。「レジデンシー residency」と呼ばれるスタイルで、街中のライヴハウス規模の会場で行われることもな…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、国連の専門機関が一般向けに出している文章から。 8月19日は「世界人道デー World Humanitarian Day」である。「世界人道デー」の由来は、2003年8月19日、イラク…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 東京は、先週までは梅雨寒の状態で、いったん片づけた春物のカーディガンを引っ張り出してきたりしていたのだが、週末から一気に10度くらい気温が上…
今回の実例は、前回見たのと同じ素材から、字数オーバーで扱えなかった部分を。(前回「おかしいな、なぜこの項目の解説をしないんだろう」と疑問に感じられた方もおいでかと思いますが、そういうことです。字数オーバー。) 記事というか、その記述があるペ…
このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 英国では、新型コロナウイルス感染拡大防止策として厳しい行動制限(ロックダウン)を導入したときに、「補償」もまた導入した。従業員の雇用を維持…
このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。(今日、2021年8月24日は新規で書く予定だったのですが、ワクチン接種後の倦怠感が薄れつつもまだ続いているので、過去記事再掲とさせていただきます。予定していたトピックは、明日!) -----------…
今回の実例はTwitterから。 前回取り上げたアレックス・スコットのツイートには、彼女と同じく労働者階級のバックグラウンドを有する人々から共感や感謝を示すリプライが多くついている。今回、実例として見るのはそのひとつ。 Solidarity Alex you are amaz…
このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 長々と前置きを書いている余裕がないのだが、日本語圏では新型コロナウイルス感染拡大に対する対策として、 #自粛と補…
今回の実例は、日本語でほぼ「一言だけ」にまとめられた英語圏の新聞の記事から。 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は17日、開幕を23日に控えた東京五輪について、これまでのところ「完全な失敗に見える」と指摘し、1964年の東京五輪のように…
今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文脈などは前回のエントリをご参照いただきたい。 この文面は、FAのような組織から…
このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2…
このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、アフガニスタンのタリバンと米国の和平合意についての報道記事から。 新型コロナウイルスがこれほどまでに世界的関心を集める切迫した事態になっていなかったら、…
今回は、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で何が行われているのかについての解説を、Twitterの連続投稿(スレッド)で読んでみよう。 シェイク・ジャラー地区については、下記2件のエントリで本題に入る前の前置きの部分で少しだけだが書いてあるので、…