【アイルランド・北アイルランド】
今回の実例は、子供の英語から。 BBC北アイルランドが、5歳から16歳の子供を対象に、「記憶に残る(記憶に残したい)クリスマス」のテーマで、2分で語り終える物語を募集した。 www.bbc.co.uk 5歳から9歳、10歳から13歳、14歳から16歳の3部門ごとに優秀作品…
今回の実例はTwitterから。 昨日、12月21日は冬至 (winter solstice) だった。西欧では「クリスマス直前」、うちら日本では「年の瀬」で「かぼちゃ食べてゆず湯に入る」日だが、世界には、1年で一番日が短いこの日を「1年の終わり」と考え、その翌日(つまり…
今回の実例は、亡くなったジョン・ル・カレを偲ぶ作家や映画監督、俳優らの声を集めた記事から。メンツが豪華すぎててくらくらくる記事で、ゆっくり読んでいきたい。記事はこちら: www.theguardian.com ここに言葉を寄せているのは、15人の作家や脚本家、映…
今回の実例は、Twitterから。 今年1月末をもってEU(欧州連合)加盟国ではなくなった英国は、協定により、今年いっぱいは「移行期間」を持ち、EUと本当に縁を切る前にいろいろ準備をしたり話し合ったりすることになっていた。その移行期間は、6月末までに英…
今回の実例は、医療の最前線の声を伝える報道記事から。 アイルランド共和国の新型コロナウイルス感染拡大が、かなり心配な感じになってきている。一時はうまく抑制できている感じだったのだが、夏以降、どうもよくない。 アイルランドは、この2月の総選挙の…
今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスの影響が郵便物に出ていて、一時は国際郵便の引き受けが停止されていたほどだが、現在では再開されている。ただし、世界的に飛行機が減便されている影響がある、という記事が、アイルランドのアイリッシュ・タ…
今回の実例は、アイルランドの大統領のコメントから。 今年、2020年は、1945年の第二次世界大戦終結から75周年の節目の年である。「75年の節目」というのが日本語圏では伝わりづらいようだが、西洋*1では「4分の1」をひとつの区切りとするのが習慣になってい…
ジョン・ヒュームが亡くなった。この人がいなかったら、北アイルランドは今でもドンパチが続いていたかもしれない。そういう存在だ。 この人については、ここではなく本家のブログで書くべきだと思うのでここでは深入りしない。20世紀後半の経験と知恵を体現…
今回の実例はTwitterから。 アイルランド(アイルランド共和国)での新型コロナウイルス感染拡大は、かなり厳しいことになっている。人口が500万人程度のところで、感染確認件数が25,379件、回復件数が23,308件で、1,715人が亡くなっている(2020年6月21日時…
今回も前回の続きで、19世紀後半から20世紀初頭にかけてベルギー国王として君臨したレオポルド2世の像についての解説記事から。 レオポルド2世について背景解説的なことは前回書いたので、そちらをご参照のほど。 記事はこちら: www.bbc.com 今回実例として…
今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威にさらされ、市民に厳しい行動制限を課していた(ロックダウンしていた)ヨーロッパ諸国も、行動制限の甲斐あって新規感染者の増加ペースが落ちてきたことから、今週次々と制限を解除し始めて…
今回の実例は、アイルランド首相のスピーチから。 カトリックの国であるアイルランドは、アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人の聖パトリックの祝日である毎年3月17日を盛大に祝う。 元々このセント・パトリックス・デーは宗教的な礼拝の日であった。現…
今回の実例はTwitterから。 3月17日といえばセント・パトリックス・デー(聖パトリックの日)である。聖パトリックはアイルランドにキリスト教を普及させた人で、アイルランドの守護聖人である。彼が没した日は記念日となり、アイルランドでは特別な意味合い…
今回の実例はTwitterから。 起きたことがショックすぎて文脈とか説明できる状態ではないので、今回はサクッと。 何が起きたかというとこういうこと。つまり、英国政府の北アイルランド担当大臣が、2月13日のジョンソン内閣改造でクビになった: Julian Smith …
今回の実例は、少々変則的に、書籍から。 1月24日、北アイルランドの紛争後の政治で極めて重要な役割を果たしたシェイマス・マロンが、83歳で亡くなった。 nofrills.seesaa.net 「北アイルランドのナショナリスト(カトリック側)」というと、日本ではほとん…
今回の実例は、北アイルランドの報道記事から。 もう終結してから20年以上になるので知らない人も多いと思われるが、英国(イギリス)、つまり「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」の「北アイルランド」では、約30年にわたって武力紛争があっ…
今回の実例は、功績のあった人物の訃報に際して出されたオビチュアリー (obituary) から。 「オビチュアリー」は、日本語では「死亡記事」や「訃報記事」などと訳されていることが多いが、そういわれるとちょっとイメージが違う(そのためここではカタカナ書…
今回の実例は、アイルランドが打ち出した環境危機に際するプランについての報道記事より。 アイルランドは「エメラルド色の島」とも呼ばれ、漠然としたイメージとしても、よく見る風景写真にしても、緑が多いというイメージはあるのだが、実際のところあれは…
今回の実例は、文法項目としてはほんの3日前に取り上げたものとカブる。 もう笑い転げてしまって、トピックの背景解説どころではないので、記事はこちら: www.theguardian.com ……とはいえ、多少は解説を書いておかないと何のことかわからない方々も多くいら…
今回の実例は、5月5日(日)に北アイルランドで開催されたベルファスト・マラソンでの珍事についての報道記事から。 この大会は、北アイルランド紛争中の1982年に開始された。伝統的に(「伝統」というには短いが)5月1日に行われてきたが、今年は5月5日(日…
今回の実例は、Twitterから。 21年前の昨日、1998年4月10日(現地時間)に、北アイルランド紛争を終結させ、北アイルランドについて英国とアイルランド共和国の双方が主体的に関わっていくという枠組みを作った和平合意が、長い長い交渉の末、両国政府と北ア…
今回の実例は、アイルランド鉄道(アイルランド国鉄)のTwitterから。トピックは動物が先行詞になっている場合の関係代名詞で、2月に当ブログで取り上げたベルファスト動物園でのチンパンジー大脱走で見たこととかぶる。実に、アイルランドは事実上「わくわ…
今回の実例は、2019年3月末に混迷を極めていたBrexit情勢の一コマを伝える(というか、報道直後、全英を唖然とさせた)報道記事から。 記事に出てくるDUPとは、北アイルランドの政党 the Democratic Unionist Partyのことである。この政党名は日本語では「民…
今回の実例は、アイルランドのボーダー(アイルランド共和国と北アイルランドの境界)*1沿いの各地で一斉に行われた抗議行動についての報道記事より。 この抗議行動は、本来なら英国がEUから離脱することになっていた3月29日(金)の翌日、30日(土)に行わ…
今回の実例は、アイルランドの外務大臣のTwitterから。トピックは20日に引き続きパンクチュエーション(句読法)と、最上級表現。 Today the Taoiseach, @ciarancannon and I will launch the most ambitious Overseas Development Strategy Ireland has e…
今回の実例はTwitterから。 ヨーロッパのラグビーの国際大会に「シックス・ネイションズ」というのがある。イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの4つに、フランスとイタリアを加えた6つの代表チームが総当たりで競い合う大会で、毎年欧…
今回の実例は、2月12日のアイリッシュ・タイムズの論説記事から。書いたのは同紙で長く執筆しているベテラン・ジャーナリストのフィンタン・オトゥールで、トピックは英国のEU離脱関連。 アイルランド島北部の6州が「北アイルランド」として「英国の一部」と…
今回の実例は、1月末のアイリッシュ・タイムズ (the Irish Times) の記事から。 アイリッシュ・タイムズはダブリンを拠点とする新聞で、ウェブ版・アプリ版はちゃんと読もうと思ったら基本的に有料購読制ということになっているが、毎週10本までは無料で閲覧…
今回も、昨日と同じ記事から。 www.theguardian.com
2今回の実例は、北アイルランドのベルファストの動物園で、チンパンジーが折れた枝を使って脱走に成功した、というニュースから。 北アイルランドはこの前日、木の大きな枝が折れるほどの冬の嵐に見舞われた。チンパンジーたちは、コンクリートの高い塀に囲…