【日本】
今回の実例は、英語版ウィキペディアから。 1992年のバルセロナ五輪で金メダリストとなった柔道家の古賀稔彦さんが、53歳という年齢で亡くなったことは、英語圏でも伝えられている。 Japanese judoka Toshihiko Koga, who won Olympic gold at the 1992 Barc…
今回の実例は、Twitterがまとめているニュース系フィードのページから。 3月21日、何が何でも開催を強行するらしい東京オリンピック・パラリンピック大会に、日本国外からの観客は入れないという決定が、正式に表明された。それは当然、即座に「国際ニュース…
今回の実例は、Twitterから。 現実世界に複数言語話者がいるのだから、Twitterにも複数言語話者がいて、その中には日本語を外国語として習得した人々もいる。そして、英語を母語とする日本語話者の間でときどき、日本で日本語のフレーズの「対訳」としてあら…
今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎上している。五輪種目に「墓穴掘り」があったら、難易度の高い「炎上」も完璧に…
今回は、前回の続きで、有料購読していないと全文の閲覧ができない英国の新聞The Timesで報道された内容を、The Timesを購読せずに、少しでも把握することについて。 有料購読していないと記事全文が読めない媒体の報道内容を知りたい場合、最速で最適な解は…
今回は、日本語圏で話題になっている英語報道をどう見つけ、どう追うかということについて。 先週金曜日(1月22日)、日本語圏で大きな話題となっていた「英紙タイムズ」の報道がある。 「英紙タイムズ」は、見ての通り英国の「タイムズ (the Times)」という…
※本項、金曜日の夜に、書きかけのままタイマー送信されてしまいました。土曜日に形を整え、見出しを書きます。しばらくお見苦しいままさらしておきますが、よろしくお願いします。 ------------------------ 今回は、変則的な形で、時事ブログみたいな書き方…
今回の実例は、75周年という節目の年に長崎の平和祈念式典に「海外」から寄せられたメッセージから。 「75周年」がなぜ節目になるのかは、(週末・休日の再掲分を除いた)前回記事(先週金曜日掲載)に書いた。もしも新型コロナウイルスの脅威がなかったら、…
今回の実例は、アイルランドの大統領のコメントから。 今年、2020年は、1945年の第二次世界大戦終結から75周年の節目の年である。「75年の節目」というのが日本語圏では伝わりづらいようだが、西洋*1では「4分の1」をひとつの区切りとするのが習慣になってい…
今回は前回の続き。 まず前置きとして、前回のエントリへのブクマから: こういう人ってシンガポール英語表記とか見る度に一々ブチ切れてるのかな https://b.hatena.ne.jp/entry/4688560548380032066/comment/Big_iris だれがシングリッシュの話をしている。…
今回は変則的に、ある違和感maxな日本の官製フレーズについて。 新型コロナウイルスの流行で、最も危険なところで体を張って仕事をしている医療従事者が、まともな待遇を受けることすらできていないということが次から次へと伝えられてくる一方で、感染が拡…
今回も、前々回および前回と同じ記事から。 今回は記事の一番最後の方、同じ危機の中にあって、英国という遠く離れた場所から東アジア(極東アジア)を概観してまとめている部分から。 記事はこちら: www.bbc.com
今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日本のメディアの用語でいえば「解説」のようなものだ。 記事はこちら: www.bbc.c…
今回の実例は、日本についての報道記事から。 新型コロナウイルスの流行について、日本は実はかなり早い段階では英語圏で連日トップニュースになるような扱いを受けていた。乗客や乗員に多くの欧米人が含まれていたダイヤモンド・プリンセス号のことがあった…
今回の実例は、報道記事から。 記事についての説明のための前置きは、書いているとその間にブチきれそうになるので省略。記事はこちら: Japan sets aside $22 million to buff government’s global image amid pandemic struggles https://t.co/htJpvWf9Fz —…
今回の実例は、東日本大震災から9年を迎えた日本についての報道記事から。 記事の内容はあらかじめ説明するまでもないだろう。日本で、日本語でたっぷり報じられていることを英語で読むとどうなるか、といったことを確認してみてほしい。 記事はこちら: www.…
このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。ここで見たorの使い方は、「身近な日本の文物について、英語で説明してみよう」的な英作文を課題として出されている学生さんにはおなじみのものであろう。 -----------------------------------------…
今回の実例は、日本の天皇の即位の礼を伝える報道記事から。 解説のための前置きは不要だろう。早速記事(英ガーディアンのジャスティン・マカリー記者による): www.theguardian.com この記事は、10月22日の即位の礼の日に何があったかを伝える部分が上の方…
今回は、前々回と前回の続きで、offense (offence) という名詞に関してのまとめ。これでシリーズ完結だ。 hoarding-examples.hatenablog.jp hoarding-examples.hatenablog.jp このシリーズの発端となった前々回は形容詞のoffensiveについて、前回は動詞のoff…
今回は、前回の話から派生して、offendという動詞について。 hoarding-examples.hatenablog.jp 前回は、offensiveという形容詞は、限定用法(名詞を直接修飾する用法)でなければ、まあだいたいは「無礼な」という意味になるということを、英英辞典なども参…
今回は、実例というより、実際の誤用例に関連しての投稿。もちろん実例もつけるが、しばらくは「誤用」の話になるので読むのが嫌になる人もいるかもしれない。 7月6日、日本のある大学のオープンキャンパスの告知ポスターだという画像をTwitterで見かけた。…
今回の実例は、新天皇即位を報じるBBC Newsの記事に含まれていた「~が…することを妨げる」系の表現2つ。 記事はこちら: www.bbc.com
今回は連休中なので省力モード。とりあえず、辞書の代わりに、Google翻訳やその類似のウェブサービスを使うのやめれ、という話。 Google翻訳などは辞書と違って訳語を1つしか示さないから、たくさんの中から選ばなくて済むから便利♪みたいに考えている人が多…
今回の実例は、新天皇即位についての報道記事から。 今回の譲位については説明は不要だと思うが、英語圏でもそこそこビッグニュースとして関心を集めており、4月になってからは何度か解説記事を見かけたし、4月30日から5月1日にかけては、私が見た範囲、つま…
今回の実例は、日本の新元号が決定・発表されたことを伝える記事から。ただしこの実例、事実誤認が入っているというか、かなり雑な記述であり、英文法の項目(今回はむしろ「語法」か)と同時にそういったところにも注目したい。 記事はこちら: www.bbc.com
今回の実例は、イチロー選手の引退を告知するシアトル・マリナーズの広報の文章。 MLB開幕戦のオークランド・アスレチックス対シアトル・マリナーズの第2戦が行われる3月21日の昼間、日本語の報道で「イチロー選手が第一線を退く意向を球団に伝えた」という…
今回の実例は、日本の「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した、というニュースから。 「はやぶさ2」の着陸成功は、英語圏でもかなり大きなニュースになっていて、大手メディア各社に記事が出ていたから、興味のある人は探してみるとよいだろ…
今回の実例は、カルロス・ゴーン前日産自動車会長の保釈が決まったということを伝えるBBC Newsの記事から。現在完了と過去完了の使い方がイマイチわからないという人にはよい実例だろう。 ゴーン氏は昨年11月の逮捕からずっと拘置所に入れられており、そのこ…