Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

等位接続詞

【再掲】thatが省略されたso that ~, 等位接続詞andによる接続が延々と続いている形, thatの判別, など(イングランドのサッカー協会のステートメント)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文…

【再掲】東エルサレム、シェイク・ジャラー地区で起きていること: Part 1 (動名詞と現在分詞, if節のない仮定法, 構造が取りづらい長い文, など)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で何が行われているのかについての解説を、Twitterの連続投稿(スレッド)で読んでみよう。 シェイク・ジャラー地区については、…

【再掲】「ユダヤ人なのにイスラエル政府を批判している」という物言いは、なぜ反ユダヤ主義の危険性につながりうるのか。

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今日もまた、引き続きイレギュラーな感じで。 イスラエルによるガザ地区攻撃が行われると、私が見る画面はガザ地区内からの #GazaUnderAttack のハッシュタグ*1での逐次報告――「…

【再掲】「ハマスのロケット」の前にあったこと~ブリン村でのイスラエル人入植者による放火(《時》を表す接続詞のwhen, 感覚動詞, など)

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回最後に述べたように、Mondweissの記事を見てみよう。 Mondoweissは米国を拠点とするオンライン・メディアで、米国の中東における外交政策を専門としている。最初は…

正確な内容把握のために-ing形の判別が必要な文, 前置詞のas, 前置詞+動名詞, 見た目では構造が判断できない例, make + O + 動詞の原形, など(ロシア人外交官が亡命した)

今回の実例は、亡命したロシア人の手記から。 米国に、Foreign Affairsという雑誌がある。雑誌といっても外交・国際関係・国際政治の専門誌で、掲載されているのは日々の動向を報じる報道記事ではなく、専門家や識者による分析記事や学術的な論文が主であり…

やや長い文, 等位接続詞の作る構造, 受動態, 分詞構文, 性別を特定しない3人称単数の代名詞(あの「氷バケツ」で集まった資金でALSの新薬開発)

今回の実例は、ロシアからもウクライナからもイランからも中東からもひどいニュースしか流れてこないようなこんなときだからこそ、人間っていいな、的な希望が少しは持てるようなニュース。ちょうどノーベル賞の発表も始まったので、「人類全体」を考えるき…

英文を書くときの接続詞の使い方, コロンやセミコロンと接続詞(5月に射殺されたパレスチナ人ジャーナリストについて、イスラエルが「責任を痛感」しているようだ))

今回の実例は、Twitterから。 今年5月、パレスチナのヨルダン川西岸地区で「PRESS」と大きく表示した防弾チョッキを着用して仕事をしていたTVジャーナリストが、イスラエル軍の兵士によって、防弾チョッキから出ている首から顔にかけての部分を撃たれて死亡…

be + to不定詞, to不定詞の形容詞的用法, 過去分詞の分詞構文, 付帯状況のwithと形容詞, など(英、C型肝炎の診断にAIを導入へ)

今回の実例は、報道記事から。 ソースが探せなくなってしまったのだが、先日、「日本語は一般的病名・疾患名で臓器の名前を使って『〇〇炎』などと言うからわかりやすいが、英語は病名・疾患名に臓器の名前が入っていないことがあってわかりづらい」というこ…

無生物主語の構文, allow + 人 + to do ~, 等位接続詞の作る構造, because of ~, 仮定法過去完了(トリンブルの死去に際して寄せられたクリントンやブレアらの言葉)

今回の実例は、前回と同じ記事から。 と、本題に入る前に、デイヴィッド・トリンブルの訃報の伝えられ方について、ひとつ記録しておきたいものがある。 トリンブルは生まれも育ちも大学もベルファストの人だったが、そのベルファストのユニオニスト側のメデ…

【再掲】butの作る論理構造, andによる接続 (国際女性デー)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 今日3月8日は、国際女性デー (International Women's Day) である。日本語圏では「#国際女性デー」のハッシュタグがTwitterで上位に来ているそうだ…

【再掲】トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子…

【再掲】数量表現, 「~の…パーセントがーだ」の表現, andによる接続(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、国連のプレスリリースから。 2月11日は、日本では神話の登場人物がなんちゃらという日かもしれないが、国連ではInternational Day of Women and Girls in Science…

【再掲】have + O + 過去分詞, やや長い文, 挿入, など(世界に広まる森発言)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎…

等位接続詞andの作る構造, 主語が長い文, 意味のまとまりの読み取り方(ブラジルで殺害されたジャーナリストと専門家)

今回の実例は、ある殺人事件を受けて書かれた文章から。 英国に、Mixmagという音楽雑誌がある。1983年、現在のようなクラブ・シーンが確立される前から続いているメディアだ。ドム・フィリップスさんはかつてこの媒体でエディターをしていた。 Mixmagでエデ…

【再掲】同格のthatなど(ティモシー・スナイダー教授の連ツイ論考、「大きな嘘について」)

このエントリは、2021年1月にアップしたものの再掲である。1月6日の翌日のエントリである。動揺したままである。 ----------------- 今回は、体力がないので淡々と。投稿が30分遅れてすみません。 『暴政』や『ブラックアース』、『ブラッドランド』のティモ…

【再掲】形容詞+ though + S + V(倒置構文), 代名詞のone, can't help doing ~(ジョン・ル・カレを追悼するトム・ストッパードの言葉)

このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 この記事には、前回見たジョン・バンヴィルや、マーガレット・アトウッド、イアン・ランキンと…

【再掲】the + 比較級 ~, the + 比較級 ..., 等位接続詞andの作る構造, など(エリオットの語ること)

このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 12月2日、Twitter上の英語圏で「エリオット・ペイジ」という男性 (he)のことが大きな話題になっていた。これまで「エレン・ペイジ」という名前で活…

【再掲】前置詞のgiven, やや長い文, 形式主語の構文, 進行形の受動態, 完了分詞構文, however, など(ディエゴ・マラドーナの歩み)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出…

挿入, 等位接続詞による構造, 関係代名詞, など(案内文を読み、必要な情報を確認し、オンライン講演に申し込む)

今回の実例は、実用文書から。 といっても簡単な、ウェビナーの案内と登録である。 センター試験の後釜になった共通テストでも、このタイプの「実用文書」は出題されているが、あれは、「本物の実用文書」「生きた英語」と扱うのはかなり困難で、ああいう、…

完了分詞構文, 等位接続詞の作る構造, 仮定法過去完了, など(ウクライナ、ブチャの殺戮)

今回の実例は、Twitterから。 先の週末(4月2日から3日)、ウクライナから、ロシア軍が撤退して解放されたキーウ州の街の、あまりにひどい状況が伝えられた。『ペンギンの憂鬱』などで知られるウクライナの作家アンドレイ・クルコフは、惨状を記録した写真を…

ソ連および東側では、「ホロコースト」「第二次大戦中のユダヤ人迫害」はどう位置づけられていたか

今回は変則的に、Twitterのスレッドの翻訳を。 22日に見かけたこのスレッドは、長年もやもやしていたことについてはっきりした説明を与えてくれるものだった。スレッド投稿者で、米ニューヨーク拠点のメディアForwardなどで書いているAlexさんの許可をいただ…

【再掲】前置詞+動名詞, 動名詞の意味上の主語, to不定詞の否定形, など(「反マスク」デモの続くアイルランドと、現場の医師)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、医療の最前線の声を伝える報道記事から。 アイルランド共和国の新型コロナウイルス感染拡大が、かなり心配な感じになってきている。一時はうまく抑制できている感…

【再掲】remember+動名詞, 等位接続詞but, 代名詞one, 関係代名詞, 感覚(知覚)動詞+O+現在分詞, など(大坂なおみさんがマスクに込めた思い)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 テニスの全米オープンがいよいよ佳境である。10日(米東海岸時間)に行われた女子シングルス準決勝では、大坂なおみ選手とヴィクトリア・アザレン…

長い文の構造を正確に取って読む, despite ~, so that ~, 肯定文のany, など(全豪オープン、ジョコヴィッチのヴィザ騒動)

今回の実例は、前回のと同じ記事から。つまりジョコヴィッチの件。 入国許可(ヴィザ)取り消し→異議申し立て→取り消しは無効との裁判所の判断、という経緯をたどっている本件、オーストラリアの制度では、出入国管理(イミグレーション)大臣が最終的な判断…

【再掲】報道記事の見出し, 過去進行形の受動態, 等位接続詞andの構造, sipという動詞, 省略(デス・ヴァレー54.4度)

このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 米国西海岸の時間で16日(大まかに、日本では17日)、カリフォルニア州で気温が54.4度を観測したというニュースは、日本語のメディアでも報じられて…

thatの判別, become used to -ing, make + O + Cの構文でOが長くてCを見落としがちなパターン, など(パンデミック下の旅行はどうすべきか)

今回の実例は、Twitterから。 今日の午後、山でしば刈りを済ませて川で洗濯をしながら画面を眺めていたら、北村一真・杏林大准教授のツイートがどんぶらこどんぶらこと流れてきた。 入試に出そう https://t.co/wNuwOx7dHD — MR. BIG (@Kazuma_Kitamura) 2021…

再帰代名詞を使った定番表現, 《挿入》に際するコンマの省略, 等位接続詞で書き始められた文, など(Twitterジャック・ドーシーCEO退任)

今回の実例は、報道記事から。加えて、さっき設定を見たときに気づいたTwitterがユーザーの何をどこまでどういうふうに見ているのかということも書く。 大きく報道されているように、2006年にTwitterを設立したメンバーの主要な1人で、紆余曲折ありつつ長年…

【再掲】接触節(関係代名詞の省略), 現在完了の受動態, need ~ to do ...(ウイルス禍の影響をもろに受けている音楽産業)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を…

【再掲】not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事…

【再掲】動名詞の否定形, 等位接続詞, if節のない仮定法, 分詞構文(WHOの中国批判)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、少し前のものだが、6月上旬の報道記事から。 この記事の英文法てんこ盛りのところを扱おうとしていたときに、#BlackLivesMatterが勢いを得て国際的な広がりを見せ…

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