等位接続詞
今回は、体力がないので淡々と。投稿が30分遅れてすみません。 『暴政』や『ブラックアース』、『ブラッドランド』のティモシー・スナイダー教授が、米ワシントンDCの国会議事堂での暴力事態とそれをめぐるいろんなことについて、Twitterのスレッドを何本か…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。そういえば1年前の今頃(2020年1月)は、オーストラリアの山火事でコアラなどの動物たちが大変だというニュースが世界で一番大きく注目されているニュースだった。 ----------------- 今回の実例は…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで見ているような息の長い文を途中で投げ出さずに読む練習は、なるべくたくさんしておいた方がよい。でないとドナルド・トランプの非論理的な英語がすばらしいと思ってしまうことになりかねな…
今回も前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 この記事には、前回見たジョン・バンヴィルや、マーガレット・アトウッド、イアン・ランキンといった作家や、ジョン・ブアマン、レイフ・ファインズといった映画人など15人の言…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。学校で習う英文法をどういうふうに使えばいいか、英作文のお手本にもなる文例だ。 ----------------- 今回の実例は、ジャーナリストが自分の仕事と自分について書いている文章から。 通常、ジャー…
今回の実例はTwitterから。 12月2日、Twitter上の英語圏で「エリオット・ペイジ」という男性 (he)のことが大きな話題になっていた。これまで「エレン・ペイジ」という名前で活動していた女性 (she) の俳優が、自分はトランス(トランスジェンダー)であり、…
今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出て、続いて故人の業績や人物像、評価などを綴ったオビチュアリーが出る*1。もの…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。ここで扱っているようなandによる接続は、正確に読むように普段から心掛けておかないと、思わぬ誤訳の元になるので、注意が必要だ。 ----------------- 今回の実例は、非常にハードな内容の記事か…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。短い文の中に文法・語法的見どころがぎゅっと詰まった上に、ブリティッシュ・ユーモアというてんこ盛り案件である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 日本時間で17日夜、「延々と交渉…
今回は、前回の続きで、同性カップルの権利についてのローマ・カトリック教会のフランシスコ(フランチェスコ)教皇の発言から。 前回は、marriage(結婚)と、civil union[partnership] は、日本語では安易に「同性婚」「同性結婚」と言われるが、両者はキ…
このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。かなり難しい目の文だが、英語の文章には「型」があるので、それを踏まえれば読みやすくなるだろう。書かれている内容は日本語報道もあることなので、「内容を知った上で英語の型というものについて…
今回の実例は、医療の最前線の声を伝える報道記事から。 アイルランド共和国の新型コロナウイルス感染拡大が、かなり心配な感じになってきている。一時はうまく抑制できている感じだったのだが、夏以降、どうもよくない。 アイルランドは、この2月の総選挙の…
このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。こういった表現は、単に「英会話」として習うかもしれないが、その上でさらに文法的な裏付けをしておくと、知識がしっかり定着するし、自分で使いたいときに使いたいように使える表現となる。 -----…
今回の実例は、Twitterから。 テニスの全米オープンがいよいよ佳境である。10日(米東海岸時間)に行われた女子シングルス準決勝では、大坂なおみ選手とヴィクトリア・アザレンカ選手(ベラルーシ)が勝ち上がり、米東海岸時間で12日午後4時からの決勝戦に臨…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。重要な文法項目が矢継ぎ早に出てくるが、特に難しい記述ではない。 ----------------- 今回も、前回見たのと同じ記事から。というか、前回見た記事の先の方を見ていたら、同じ文法項目がちょっと違…
今回の実例は報道記事から。 米国西海岸の時間で16日(大まかに、日本では17日)、カリフォルニア州で気温が54.4度を観測したというニュースは、日本語のメディアでも報じられている。ただしそれが「世界最高」なのかどうかは、言ってることがバラバラな状態…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。今回もまた「受験英語でおなじみの構文」を取り上げている。 ----------------- 今回も、前回の記事と関連して、「ピータールーの虐殺」に関する記事から。 前回書いた通り、1819年8月16日に起きた…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。so ~ that ... 構文のthatが、わりと珍しく、省略されずに記載されているので、構造が見つけやすい実例となっている。 ----------------- 今回の実例は、知られざるロンドン富裕層事情を報じる記事…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。この文書には、「正確に英文を読むために絶対押さえておきたいポイント」が次々と出てくる。英語の勉強のために読んでみる素材文としては、かなりよいと思う。以下、埋め込んであるURLが一部無効に…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年もイングランド(を含む英国)は6月に既に30度を上回る日が出ている。この先、これが繰り返されていけば、30度くらいでは話題にもならなくなるかもしれないが。 ----------------- 今回の実例…
今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を受けているのは、日本だけではない。日本は「クラスターが起きた」云々というこ…
今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事で、「いつどこで誰が何を」式の事実の報告と、背景分析・解説などが記載されて…
今回の実例は、少し前のものだが、6月上旬の報道記事から。 この記事の英文法てんこ盛りのところを扱おうとしていたときに、#BlackLivesMatterが勢いを得て国際的な広がりを見せ、英国でも奴隷商人の像の打ち倒しということが起きたので、しばらくそのトピッ…
今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言を見てみよう。 Twitterに長文をアップしたいときに、自分のブログとかサイトと…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年になって脅威となった新型コロナウイルスの感染拡大対策を口実に、いくつかの国がリベラリズムに逆行することを公然と行っているが(ハンガリーとか)、一方でさらに、公衆衛生という問題を「…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。新聞記者などプロの書き手が書いた客観的な文章とは少々違う、人々の心情に訴えかけて賛同を募る文章を見ていく。 ----------------- 今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。いわゆる「クジラ構文」の見事な実例が入っている(「クジラ構文」に関して「あんな小難しい言い方はネイティブはしない」と言われることがあるが、まったくのデタラメで、これは毎日英語で何か読ん…
今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスのワクチンを開発している米モデルナ社が、(実験環境ではなく)実際に人間での治験を行ったところ、有望な結果が得られたと発表したことは、日本のメディアでも大きく報じられている。 米バイオ医薬ベンチャ…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ここで見ている《that節内に現れる動詞の原形》(仮定法現在)は、再掲時点でリアルタイムのニュースである新型コロナウイルス対策についてのニュースなどでもよく見る。「~することを求めた」と述…
今回の実例は、英国も米国も大変なことになっているこのコロナ禍の中で、英語圏主要メディアであまり大きく伝えられることがないアフリカ大陸からのニュース。というより、私が見ている範囲が狭いだけかもしれないが、コロナ禍以前からもあまり目立った扱い…