Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年1年、ご閲覧いただき、ありがとうございました。

2022年最後の投稿になります。今年1年、ご閲覧いただき、ありがとうございました。はてブのコメントもありがとうございました。 ちょっとばたばたしているので1年の締めくくりとなる投稿もろくにできないのですが、ヴァーダマン先生のブログ(というかnote)…

英語圏における "How are you?" という挨拶言葉について。(天気予報に犬が乱入)

今回の実例は、米国の放送局の映像クリップから。音声の聞き取りが必須となる。 今から4年か5年前だったと思うが、「今どきのネーティブは、挨拶で How are you? なんて言わない」という記事がどこかのオンラインメディアに出て、大いに話題になった。その記…

【再掲】thatが省略されたso that ~, 等位接続詞andによる接続が延々と続いている形, thatの判別, など(イングランドのサッカー協会のステートメント)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文…

【再掲】could not be+比較級, be clear that ~, anyの用法, 過去分詞単独での後置修飾, など(イングランド・フットボール協会がサポーターの中のレイシズムに立ち向かう声明を出した))

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スポーツの競技団体のステートメントから。 日本語圏でもとっくに大きく報じられているが、欧州でのサッカーの国際大会「欧州選手権 (EURO)」*1の決勝でイングラ…

【再掲】副詞節のif節と名詞節のif節, 過去分詞の分詞構文など (「イングランドの方針」が英国全体のものとして扱われるということについて)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回に引き続き変則的に。前回は、英国のボリス・ジョンソン首相が公にする方針の中には、英国全体ではなくイングランドにしか関わらないものもあり、保健行政もそのひ…

【再掲】新型コロナウイルス対策は「イングランド」etcの話であり、厳密には「英国」の話ではない、という説明。

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボ…

【再掲】A if Bの構造, 副詞節内での主語とbe動詞の省略, など (練習中の女性アスリートへの男性による妨害)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエント…

【再掲】形容詞+to不定詞, 前置詞+関係代名詞, let alone, など (ドナルド・ラムズフェルドが法の裁きを受けることなく安らかに死んだ)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ある著名な人物の訃報を受けて書かれた激烈な文章から。通例、著名人の訃報を受けて書かれるのは「オビチュアリー (obituary)」で、当ブログでもいくつかオビチュ…

learn from ~という表現は、「~という選択肢からどれかを習う」という意味ではなく、「~を通じて学ぶ」という意味である。

今回は、英語圏の英文に出てくる日本の学校英語(学習英文法)の実例ではなく、日本語圏で今話題になっている表現について。 ものすごく忙しいので、ソースとかは後でつけます(ソースをつける作業にかかる時間は、執筆時間と同じくらいです。書くのは早いの…

howeverによる譲歩の構文, as such, 前置詞のcome, 助動詞+受動態, など(聖書の英国手話への翻訳プロジェクト)

今回の実例は、報道機関の特集記事より。 日本のメディアでもそうだが、報道機関が流す日々のニュースでは、毎日の大きな出来事の事実関係を伝えるもののほか、その時々の社会的な関心事や、「関心事」とまではなっていなくても多くの人々に共有されておいて…

本日休載

昨日のエントリもまだ完成させることができていないし、ほかにも積み残しがあるので、本日は休載します。

英語圏のパロディニュースに釣られない日本人になるための、たったひとつの冴えたやり方。

今回の実例は、「そんなのに吊られるなよ、日本語圏……」っていう実例。 今日の午後、鉄道情報などをチェックするかとYahoo! Japanを見てみたところ、トップページにある「リアルタイム検索」の欄に、「ドナルド・トランプ・ジュニア」という文字列があった。…

本日休載

今日は下記のブログを書いていたので、こちらまで手が回りませんでした。あいすみません。 アメリカのジャーナリストたちと一緒に、Twitterアカウントを凍結された件について、経緯を詳しく書いておく。 https://t.co/kaNc6zcPbn ひょっとして日本であの件で…

別な翻訳作業のため、本日休載します。

本日は、下記の翻訳作業のため、ブログは休載します。9割がた終わっているのですが、まだ少し残っています。明日月曜日に完成させます。 togetter.com 英文法の実例を楽しみにしてくださっている方には、申し訳ありません。週末は過去記事の再掲なのですが、…

#TwitterPurge: イーロン・マスクのTwitterは、Mastodonに対して、またジャーナリストたちに対して、何をしているのか、2022年12月12日から16日にかけて起きたこと(の一部)

今回は、「英文法の実例」はお休み。このエントリは、2022年12月16日の夜に書き始め、翌17日になってもまだ書き終わらずにいる。 16日の午後のわりと遅い時間帯になって日本語圏にも話が入ってきたが(そして、詳細を確認していない人々が付け加える「個人の…

いろいろあって、16日は休載しました。

12月16日はいろいろあって、ブログが書けず、休載してしまいました。ごめんなさい。 どういうことがあったのかというとこういうことです。イーロン・マスクを批判するジャーナリストたちの一斉サスペンドで、私も対象になりました(なぜか知らんが)。詳細は…

英語話者が思いつくままに挙げる、「どうしても気になる間違ったor微妙な英語」あれこれ(less/fewer以外)

今回の実例は、前回の続き。というか、前回見た「lessとfewerの混同」という、英語母語話者や英語を日常の生活言語として使っている人々の間で見られる文法的なよくある間違い (common errors) のひとつについての問いかけの投稿に対するリプライに寄せられ…

今年の文法警察慰労会会場はこちらです。fewer/less問題。

今回は、文法をネタにした英語圏Twitterのやり取りを見てニヤニヤする会。またの名を、文法警察の慰労会です。文法警察が嫌いな方はここでお帰りください。 The Girl From The Grammar Police 627308 Records DK Amazon CafePress – Grammar Policeマグカッ…

#to不定詞が主語の文, to不定詞の意味上の主語(「to不定詞が主語になるときは形式主語のitを用いて、主語が長くなりすぎるのを防ぐ」ということについての実例いくつか)

今回の実例は、Twitterから。 Twitterを英語で使っていれば、流れてくるものを漫然と眺めているだけで「おお」と思う例に遭遇することがけっこうある。そう思ったものには、「#英語 #実例 」というハッシュタグをつけている。 その「#英語 #実例 」のハッシ…

【再掲】of + 抽象名詞, not only A but (also) Bの構造の少し変則的なパターン, 倒置, コロン, など(マット・ハンコック保健大臣の辞任)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 日本でも報じられていると思うが、英国政府の*1保健大臣 (Secretary of State for Health and Social Care; the health secretary) のマット・ハ…

【再掲】比較級+than+any other ~, 機械翻訳が誤訳する英文, 譲歩の構文, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ-4)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回もまた、前々々回と前々回、および前回の続きで、6月20日の「世界難民の日 World Refugee Day」に英国の新聞に出たレストランのレビュー記事から。文脈などの前置きについて…

【再掲】接続詞のas, those who ~, as if ~, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ-3)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前々回と前回の続きで、6月20日の「世界難民の日 World Refugee Day」に英国の新聞に出たレストランのレビュー記事から。文脈などの前置きについては、前々回のエ…

【再掲】長い文, if節のない仮定法, 辞書に載っていない慣用表現, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ-2)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、6月20日の「世界難民の日 World Refugee Day」に英国の新聞に出たレストランのレビュー記事から。文脈などの前置きについては、前回のエントリをご…

時制の一致, 未来完了, 仮定法過去, 分詞構文, to不定詞の形容詞的用法 (ペルー大統領の弾劾と失職・逮捕)

今回の実例は、報道記事から。 今朝方、Mastodonを見ていたら、英語圏のニュース系のフィードで立て続けに「ペルー大統領逮捕」というヘッドラインが流れてきた。ちょうどアルゼンチンのクリスティーナ・キルチネル副大統領(元大統領でもある)が、大統領だ…

not only A but (also) B の構文における倒置, die -ing, sayの目的語のthat節が2つある場合(「アイルランド自由国」の成立から100年)

今回の実例は、報道記事から。 と、本題に入る前に、今回のトピックとは全然関係ないが、前回のエントリについたはてなブックマークのコメントでデタラメ(ひょっとしたらデマ)が吹聴されている気配なので、その点について注意喚起をしておきたい。 前回の…

約10年前にアカウントを停止された極右の大物が、マスクのもとで、Twitterに帰ってきた(朝日新聞は、イーロン・マスクの「ツイッター文書」などを取り上げるより、マスクがツイッターに何をしているかを報じるべきである)

今回も、英文法の実例からは少し離れて、前回の続きで、イーロン・マスク&マット・タイービの「ツイッター文書 Twitter Files」が、本人たちが思っているようなスクープではない、ということについて。また、マスクがそうやって空騒ぎを演じている裏でTwitt…

イーロン・マスクとマット・タイービの「ツイッター文書」は、何ももったいぶって今リリースするようなものではない。あと、タイ―ビはまともに受け取られていない。そんなことよりマスクが持っている私たちのデータの心配をした方がよい。

今回はいつもの「英文法の実例」とは違う感じで。 英語圏の報道機関やジャーナリストのTwitterアカウントをまとめたこちらのリストや、米国のメディア研究者のMastodonアカウントなど、私の見ている範囲内で、ほとんどだれも話題にしていなかったので気にも…

【再掲】whether節, 副詞のany, 口語表現の「すごい」, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、レストランのレビュー記事から。といってもただのレストラン・レビューではない。 昨日6月20日は、「世界難民の日 World Refugee Day」だった。これは、難民の地…

【再掲】自動詞と他動詞と受動態、そして《行為主》の明示・非明示(燃えた/燃やされたミャンマーの村)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 「自動詞」と「他動詞」を区別すると、もろもろ効率よくなる、ということを、私はずいぶん遅くなってから初めて知った。中学や高校の英語の授業で…

単語は中学レベルの基本語で簡単で文意も取りやすそうなのに、実は意外と難しい文の例(サッカーW杯、グループEで日本が首位)

今回の実例は、Twitterから。 今日は元々は、あるレセプションの場で明らかになった英王室の中に根強くあるレイシズム(人種主義、人種差別)についてのことばを見ていこうと下準備はしていたのだが、いかにも気が重くてうーむと思っていたところ、今朝方、…

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