Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【インターネット・情報】

「精度の高さ」が売りのウェブ機械翻訳 (DeepL) は、実際どのくらいのものか。

今回は、ちょっと趣向を変えて、ネット上で「精度が高い」という売り込みが完全に定着し既成事実化している、誰でも自由に無料で利用できる機械翻訳についての実証試験的なものを。 といっても、昨日、Twitterに投稿したものをまとめておく、という感じだが…

not only A but also B, やや長い文, to不定詞の形容詞的用法, 同格, など("Rest in power" というフレーズの持つ意味)

今回もまた、前々回と前回の続きで、人が亡くなったときの追悼のことば、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。(この記事、かなり読むのが難しいという反応をいただいています。解説記事は報道記事…

not only A but also Bのちょっと変わった形, 先行詞を含む関係代名詞, in terms of ~, 形式主語の構文("Rest in power" というフレーズはどう広まったのか)

今回の実例は、前回の続きで、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。 今から20年ほど前にカリフォルニア州オークランドのストリート・アートの界隈で用いられていたのが確認できているというこのフレ…

it was not long after ~ that..., it was not until ~ that... ("Rest in power" というフレーズはいつ、どこから来たのか)

今回の実例は、前回述べた通り、"Rest in power" というフレーズについて。 誰かが亡くなったときに弔意を示す英語の一般的なフレーズは "Rest in peace" である。意味は「安らかにお眠りください」だが、日本語の「ご冥福をお祈りいたします」と同じような…

英語圏報道記事のフィードを要約するなら、訳漏れのないよう正確に、リツイート等も慎重に、というお話(「首相の上級顧問の義父」がなぜか首相人事の話をしているというゴシップの件)

今回の実例も変則的に。 ネット上、特にSNSの日本語圏で、日本以外の国について、人目を引くような断定調の「最新ニュース」に見えるものが広く流れることがある。共同通信や時事通信、NHKや朝日新聞、読売新聞、毎日新聞といった大手報道機関がまったく取り…

way too much, 「精神的にやばいことになりそうだから、SNSから離れます」の表現(米大統領顧問の辞職と彼女の家族)

今回の実例は、SNSで繋がりっぱなしの時代だからこそ使えそうな便利フレーズをTwitterから。 米国の大統領選挙、民主党と共和党の二大政党の候補者を正式に決定する両党の手続き(党大会的なもの)が、先週行われた民主党の全国大会、米国時間で24日に行われ…

時差の計算は具体的にどうすればよいのか、 help + 動詞の原形(ダジャレがライオンを救う #savelions )

今回の実例は、Twitterでのハッシュタグ募金の呼びかけの文面から。あるいは「言語の壁を越えたダジャレを言うのはだれじゃ、と思ったら、オックスフォード大学だった件」。 日本に住んでる人ならだれでも知ってると思うが、日本のプロ野球球団に「西武(せ…

複合関係代名詞, 「思いつきをとりあえず言ってみてるだけ」を英語で表す(レバノンでの大爆発と米大統領の無根拠発言)

今回の実例は、英語で言いたいときに言えそうで意外と言えないかもしれないフレーズをTwitterで見かけたのでそれを。 ちょっと長くなるが、順を追って話をさせてほしい。 昨晩、というより今朝(2020年8月5日)未明なのだが、寝床で図書館で借りてきた本をだ…

amongという前置詞, 報道記事の見出し(Twitterで見かけたひどくデタラメな訳)

今回の実例は、ふと見かけたとんでもない誤訳について。 amongという単語をいつ習ったのか、正確な記憶はないが、中学2年生で比較級を習ったときには既に知っていた。あるいは比較級の単元で習ったのかもしれない。次のような例文で。 This song is popular …

「文法」は何のために必要か: 単語をつなぎ合わせたデタラメな読解をしないために(英語版を元にしているはずの日本語版ウィキペディア記事のデタラメ)

今回は前回の続き。当ブログの扱う事項としては変則的な話題だが、日本語圏で得られる情報の不確かさという点について、またそういう場合に英語圏に飛んで何をどう確認すればよいのかという点についての話なので、しばしお付き合い願いたい。 そういう確認も…

some ~, others ...の構文, 同格, 引用符の使い方, 【ボキャビル】「虚偽」「根拠がない」系の英単語, など(ネット情報の真偽チェック #ファクトチェック )

今回の実例も、前回と同じ、混乱期にネット上にばら撒かれている誤情報・ニセ情報についての解説記事から。背景解説は前々回のエントリを参照。 前々回、前回はニセ情報 (disinfo) で映像の日付を改竄して拡散したり、根拠のない説を吹聴したりといったもの…

証明書・通知・通告の書式 (this is to do ~), 同格のthat, 挿入, either A or B, 婉曲のcouldなど(ネット情報の真偽チェック #ファクトチェック )

今回も、前回と同じ記事から。背景情報に関しては、前回、何が本題だかわからないくらいたっぷりと文字数を費やして説明してあるので、そちらをご参照のほど。 そこで説明した件、つまり(トランプ流の幼稚な表現である「フェイクニュース」というより)現場…

that節の繰り返し, thatの判別, 引用符の使い方, have + O + 過去分詞 (EasyJetにサイバー攻撃、顧客情報流出)

今回の実例は、報道機関のTwitterフィードから。 イングランドに拠点を置く格安航空会社 (LCC) に、EasyJetという会社がある。1990年代後半に始まった「機内食サービスなどをカットしてその分安くする」「事務所・支店を持たず、予約は電話かネットのみとし…

パラグラフの構造, 文頭のAnd, due to ~, 前置詞のas, make sure (that) ~(五輪開催地をめぐるフェイクニュース)

今回の実例はTwitterから。 2020年2月20日、妙にキーボードで打鍵しやすい日付のこの日に、Twitter上の日本語圏に「フェイクニュース」があふれた。今回はそれについて取り上げようと思う。いつもとは趣向を変えて、ブログの執筆をライヴ・ツイートする形に…

仮定法過去・過去完了、報道記事の見出し、letとallow、「~年代」の表し方、even ifなど(もしもあの時代にFacebookがあったなら――コメディ俳優が真面目になるとき)

今回の実例は、基本的に「キャラ」としてしか発言しないあるコメディー俳優が、素でおこなったスピーチについての報道記事から。 サシャ(サーシャ)・バロン・コーエンという名前は、日本でも少しは知られているかもしれない。ロンドン出身のコメディー俳優…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, 関係代名詞(主格), 【ボキャビル】come in handy(防災バッグの勧め……なぜか英国で)

今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…

have + O + 過去分詞 (Twitter CEOのアカウントが乗っ取られた)

今回の実例は、Twitterのジャック・ドーシーCEOのTwitterアカウントが乗っ取られたというニュースから。 詳しい文法解説は下の方に書いてくが、高校で《have + O + 過去分詞》を習ったときに「何これ、わけわかんない。こんなややこしい構文、化石みたいな日…

時制、完了不定詞、stop -ing, start -ing(嘘を嘘と見抜ける人でないと、ネットで投げ銭するのは難しい)

今回の実例は、中国で起きたネット上のちょっとした騒動を紹介するBBCの記事から。 BBC Newsのウェブサイトにはいくつかのコーナーがある。「国内(UK)」、「国際(World)」、「ビジネス(Business)」、「IT・技術(Tech)」、「科学(Science)」、「エ…

haveが進行形になる場合(一時的な状態), have trouble -ing, as ~ as possible (インスタグラムが落ちた)

今回の実例は、不具合の告知をするInstagram公式アカウントのツイートから。 2019年7月3日(から、日本時間では4日にかけて)、英語圏は「InstagramとWhatsAppとFacebookが落ちてる」という話題で盛り上がっていた。TwitterもDMで不具合が出ていたようだが、…

辞書代わりに機械翻訳を使うべからず: 「退位」の英訳をめぐって/英語がどーたら以前に文字情報として文字を扱う以上、知っておくべき表記ルール

今回は連休中なので省力モード。とりあえず、辞書の代わりに、Google翻訳やその類似のウェブサービスを使うのやめれ、という話。 Google翻訳などは辞書と違って訳語を1つしか示さないから、たくさんの中から選ばなくて済むから便利♪みたいに考えている人が多…

仮定法過去(「もしも地球が平らなら」というネットミーム)

今回は、連休中なので省力モード。「インターネット・ミーム」に出てくる英文法を見てみよう。 「インターネット・ミーム」、または単に「ミーム meme」とは、「ネット上で人から人へと伝わって流行するおもしろネタ」のことで、特に画像のことを言う。日本…

to不定詞の否定形(マイクロソフト社の「エイプリルフール終了のお知らせ」)

今日は4月1日で、4月1日といえば、世界的に、何が冗談・嘘で何がそうでないかを判別しなければならないスリルとサスペンスの日だが、今回の実例は、米国拠点のテクノロジー系ニュースサイト、The Vergeの記事から。 「エイプリルフール」は日本でも2000年代…

ツッコミどころ満載のニュースにツッコミを入れる表現: stop -ing (動名詞), 否定疑問文, 省略, 同等比較

今回の実例は、やや変則的に、ツッコミどころ満載のニュースにツッコミを入れるときの表現を、Twitterから集めてみよう。 「ツッコミどころ満載のニュース」というのはこれだ。話題としてはせいぜい「スポーツ新聞の記事」で、「超能力者(自称)が念力でのB…

挿入、時制、現在完了進行形、become + 補語、同格のthat、進行形の受動態

今回の実例は、イギリスでちょっとした騒ぎを引き起こした「ネット上の噂」について、「噂になっているような事実はない」との指摘がなされていることを報道する記事から。 いつもならこの位置に、参照する記事のURLを入れて、記事についている写真が表示さ…

too ~ to do ... 構文, 「非常に」の意味のmuch (much too ~), 副詞のeven

今回の実例は、2019年2月上旬、米BuzzFeedやVICEなど複数のオンライン・メディアで大掛かりなリストラが実行され(BuzzFeedではニューヨークにある報道部門がまるごと閉鎖され、優秀なジャーナリストたちが大勢失職した)、ここ数年ネットでのしてきていた「…

時制祭り(基本時制)feat. 分詞構文

今回の実例は、2月2日のBBC Newsの記事より。トピックは「フェイクニュースとFacebook」である。 英語でdisinfo, misinfoなどと言われる「間違った情報 (false information) の拡散」(日本語で言う「デマの拡散」)はずっと以前からあった問題だが、2016年…