【インターネット・情報】
今回も英文法はお休みで、前々回と前回の関連で書く。(「英文法お休み」と言いつつ、書いてる間に何か出てきたら突然文法解説始めるかもしれないけど、そうなってたら「あらあらうふふ」とほほ笑んで見守ってください。) 前々回のは300件以上のブクマを集…
【追記】本稿には続きがあります。そちらも併せてお読みください。 hoarding-examples.hatenablog.jp 本稿を書いたことで、改めて、英語で情報を入れている人とそうでない人の基本的な了解事項の格差(ギャップ)を知らされました。少しでも埋めたいので、当…
今回の実例は、報道機関による大きな報道の際のTwitter連続投稿(スレッド)から。 10月に入って以降、Twitterでの私の視野も、体感で半分以上が米大統領選に関する発言で埋め尽くされているのだが、その中に先日少し取り上げたジョー・バイデンの息子、ハン…
今回は前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回は、「ナスカの地上絵」についての英語のニュース記事を探すための下準備として「ナスカの地上絵」を英語でどう書くか(言うか)をウィキペディアを使って…
今回の実例は、辞書を引くということについて。 新たにナスカの地上絵が発見されたというニュースは、日本語でも大きく伝えられているので、ご存じの方が多いだろう。 ペルーの文化省は16日、世界遺産の「ナスカの地上絵」の保全作業をしている考古学者らが…
今回の実例は、Twitterから。 少し前に、ある話題についてのやり取りを見ているときに、日本語のネットスラングでいう「クソリプ」についての応酬を見かけたのでキャプチャをとっておいた。「リプ」は「リプライ reply」(返信)の略で、「クソリプ」は「く…
今回は少々趣向を変えて、ノーベル平和賞を受賞した世界食糧計画の活動について。 国連世界食糧計画 (UN World Food Programme: WFP) のノーベル平和賞受賞のニュースは、日本語圏でも結構大きく報じられている。例えば日本経済新聞: 【ロンドン=佐竹実】ノ…
今回は、いつもとは少し趣向を変えて、報道記事ではわからない詳しい話をネット上で見つけた過程の記録を。 今年も「イグノーベル賞」の季節となった。「イグノーベル Ig Nobel」は、かの「ノーベル賞」のNobelに、《否定》の意味を表す接頭辞のig-をつけた…
今回は、ちょっと趣向を変えて、ネット上で「精度が高い」という売り込みが完全に定着し既成事実化している、誰でも自由に無料で利用できる機械翻訳についての実証試験的なものを。 といっても、昨日、Twitterに投稿したものをまとめておく、という感じだが…
今回もまた、前々回と前回の続きで、人が亡くなったときの追悼のことば、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。(この記事、かなり読むのが難しいという反応をいただいています。解説記事は報道記事…
今回の実例は、前回の続きで、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。 今から20年ほど前にカリフォルニア州オークランドのストリート・アートの界隈で用いられていたのが確認できているというこのフレ…
今回の実例は、前回述べた通り、"Rest in power" というフレーズについて。 誰かが亡くなったときに弔意を示す英語の一般的なフレーズは "Rest in peace" である。意味は「安らかにお眠りください」だが、日本語の「ご冥福をお祈りいたします」と同じような…
今回の実例も変則的に。 ネット上、特にSNSの日本語圏で、日本以外の国について、人目を引くような断定調の「最新ニュース」に見えるものが広く流れることがある。共同通信や時事通信、NHKや朝日新聞、読売新聞、毎日新聞といった大手報道機関がまったく取り…
今回の実例は、SNSで繋がりっぱなしの時代だからこそ使えそうな便利フレーズをTwitterから。 米国の大統領選挙、民主党と共和党の二大政党の候補者を正式に決定する両党の手続き(党大会的なもの)が、先週行われた民主党の全国大会、米国時間で24日に行われ…
今回の実例は、Twitterでのハッシュタグ募金の呼びかけの文面から。あるいは「言語の壁を越えたダジャレを言うのはだれじゃ、と思ったら、オックスフォード大学だった件」。 日本に住んでる人ならだれでも知ってると思うが、日本のプロ野球球団に「西武(せ…
今回の実例は、英語で言いたいときに言えそうで意外と言えないかもしれないフレーズをTwitterで見かけたのでそれを。 ちょっと長くなるが、順を追って話をさせてほしい。 昨晩、というより今朝(2020年8月5日)未明なのだが、寝床で図書館で借りてきた本をだ…
今回の実例は、ふと見かけたとんでもない誤訳について。 amongという単語をいつ習ったのか、正確な記憶はないが、中学2年生で比較級を習ったときには既に知っていた。あるいは比較級の単元で習ったのかもしれない。次のような例文で。 This song is popular …
今回は前回の続き。当ブログの扱う事項としては変則的な話題だが、日本語圏で得られる情報の不確かさという点について、またそういう場合に英語圏に飛んで何をどう確認すればよいのかという点についての話なので、しばしお付き合い願いたい。 そういう確認も…
今回の実例も、前回と同じ、混乱期にネット上にばら撒かれている誤情報・ニセ情報についての解説記事から。背景解説は前々回のエントリを参照。 前々回、前回はニセ情報 (disinfo) で映像の日付を改竄して拡散したり、根拠のない説を吹聴したりといったもの…
今回も、前回と同じ記事から。背景情報に関しては、前回、何が本題だかわからないくらいたっぷりと文字数を費やして説明してあるので、そちらをご参照のほど。 そこで説明した件、つまり(トランプ流の幼稚な表現である「フェイクニュース」というより)現場…
今回の実例は、報道機関のTwitterフィードから。 イングランドに拠点を置く格安航空会社 (LCC) に、EasyJetという会社がある。1990年代後半に始まった「機内食サービスなどをカットしてその分安くする」「事務所・支店を持たず、予約は電話かネットのみとし…
今回の実例はTwitterから。 2020年2月20日、妙にキーボードで打鍵しやすい日付のこの日に、Twitter上の日本語圏に「フェイクニュース」があふれた。今回はそれについて取り上げようと思う。いつもとは趣向を変えて、ブログの執筆をライヴ・ツイートする形に…
今回の実例は、前回のと同じ、ADLのイベントで英コメディ俳優のサシャ・バロン・コーエンが行ったスピーチについての記事から。背景情報などは前回書いたので、そちらをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com
今回の実例は、基本的に「キャラ」としてしか発言しないあるコメディー俳優が、素でおこなったスピーチについての報道記事から。 サシャ(サーシャ)・バロン・コーエンという名前は、日本でも少しは知られているかもしれない。ロンドン出身のコメディー俳優…
今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…
今回の実例は、Twitterのジャック・ドーシーCEOのTwitterアカウントが乗っ取られたというニュースから。 詳しい文法解説は下の方に書いてくが、高校で《have + O + 過去分詞》を習ったときに「何これ、わけわかんない。こんなややこしい構文、化石みたいな日…
今回の実例は、中国で起きたネット上のちょっとした騒動を紹介するBBCの記事から。 BBC Newsのウェブサイトにはいくつかのコーナーがある。「国内(UK)」、「国際(World)」、「ビジネス(Business)」、「IT・技術(Tech)」、「科学(Science)」、「エ…
今回の実例は、不具合の告知をするInstagram公式アカウントのツイートから。 2019年7月3日(から、日本時間では4日にかけて)、英語圏は「InstagramとWhatsAppとFacebookが落ちてる」という話題で盛り上がっていた。TwitterもDMで不具合が出ていたようだが、…
今回は連休中なので省力モード。とりあえず、辞書の代わりに、Google翻訳やその類似のウェブサービスを使うのやめれ、という話。 Google翻訳などは辞書と違って訳語を1つしか示さないから、たくさんの中から選ばなくて済むから便利♪みたいに考えている人が多…
今回は、連休中なので省力モード。「インターネット・ミーム」に出てくる英文法を見てみよう。 「インターネット・ミーム」、または単に「ミーム meme」とは、「ネット上で人から人へと伝わって流行するおもしろネタ」のことで、特に画像のことを言う。日本…