Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

thatの省略

【再掲】省略, 使役動詞makeの構文, 現在進行形, ぱっと見はtoo ~ to ...構文に見える形式主語の構文, など(ティエリ・アンリがSNSを離れた)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、SNSと距離を取ることにしたティエリ・アンリのインタビューでの発言より。アンリがどういう人かなどの説明は、前回のエントリをご参照のほど。今回…

【再掲】前置詞のgiven, やや長い文, 形式主語の構文, 進行形の受動態, 完了分詞構文, however, など(ディエゴ・マラドーナの歩み)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出…

アフガニスタンの飢餓(so ~ that ... 構文, 同格の表現, など)

今回の実例は、報道の特集記事から。 この1か月、私の見ている英語圏報道機関のトップページはウクライナ情勢・ロシアによる対ウクライナ侵攻一色だが、そうなったのはロシアが軍を動かして威圧し、米国がそれを深刻に受け止めて、今までにないスタイルで情…

時制を正確に読むということ, 同じ語句の繰り返しを避けるための言い換え, 付帯状況のwith, など(ジョコヴィッチ騒動)

今回の実例は、前回の続きで、ノヴァク・ジョコヴィッチ選手についての報道記事から。ただし、事態の動きが急なので、今回これから見る記事は、もう内容は古くなっている。 前置きは不要かと思うのでいきなり本題に入ろう。記事はこちら。1月11日付である。 …

関係副詞, awkwardの語義, have + O + 過去分詞, など(ナイジェル・ファラージに対するアンディ・マリーの華麗なるツッコミ)

今回の実例は、Twitterから。 日本語圏でも大きく報じられているが、ノヴァク・ジョコヴィッチの件が混沌としてきた。おそらく、当人としてはずるずると混沌を引き延ばすことで事実上の入国を勝ち取るという戦略だろうと思うが、それにしても……と思っている。…

【再掲】so ~ that ...構文, sourceという動詞, it is ~ that ...(形式主語), やや長い文, など(私たちが使っている綿製品とウイグル人弾圧・人権侵害)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機…

【再掲】感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言…

【再掲】無生物主語, more and more ~, those, 分詞の後置修飾,【ボキャビル】view A as B, optional, など(段階的行動制限解除が始まったベルファスト)

このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威にさらされ、市民に厳しい行動制限を課していた(ロックダウンしていた)ヨーロッパ諸国も、行動制限の甲斐あっ…

【再掲】関係代名詞の非制限用法, prepare for ~, despite ~,《同格》のthatの省略(日本の「医療崩壊」の危機)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日…

省略, 使役動詞makeの構文, 現在進行形, ぱっと見はtoo ~ to ...構文に見える形式主語の構文, など(ティエリ・アンリがSNSを離れた)

今回の実例は、前回の続きで、SNSと距離を取ることにしたティエリ・アンリのインタビューでの発言より。アンリがどういう人かなどの説明は、前回のエントリをご参照のほど。今回はさっそく本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com なお、今回はぜひ、この記…

やや長い文, 同格, 分詞の後置修飾, 等位接続詞, 関係代名詞の非制限用法など(オーストラリアの森林火災と首相)【再掲】

このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前々回と前回と同じ記事から。 オーストラリアの大陸全体に広がった今回の火災は、11月に始まり(起点を9月とする見方もある)、今もまだ燃えている。これまでに…

the fact is (that) ~, 英文読解(書いてあることを書いてあるままに読むということ)、英作文のコツなど(昆虫の減少という問題)【再掲】

このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。 前回は長くなってしまうので言及しなかったが、「昆虫の減少」というトピックでこの10年ほど世界的に注目を集めているのが「ミツバチの減…

go + 形容詞, 英文読解, -ing形の区別, thatの省略, 関係代名詞など(昆虫の減少という問題に、私たちは何ができるか)【再掲】

新年あけましておめでとうございます。大みそかにTwitterをぼーっと眺めていたら、英語圏の人の発言で、「2021年は2020年よりは絶対によい年になる。ただし根本的な変化は免れない。AIDSのパンデミックのあとで医療現場で手袋が欠かせないものになったように…

it is ~ to do --, to不定詞の否定形, those who ~, thatの省略 (イスイス団指導者が死んでも被害者への支援は引き続き必要)【再掲】

このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。いわゆる「受験英語」の文法項目が次から次へと現れる報道記事である。 ----------------- 今回の実例は、ある人物が死亡したあとに、その人物によって人生を根本的に変えられた人々の声を集めた記…

前置詞のgiven, やや長い文, 形式主語の構文, 進行形の受動態, 完了分詞構文, however, など(ディエゴ・マラドーナの歩み)

今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出て、続いて故人の業績や人物像、評価などを綴ったオビチュアリーが出る*1。もの…

so ~ that ...構文, sourceという動詞, it is ~ that ...(形式主語), やや長い文, など(私たちが使っている綿製品とウイグル人弾圧・人権侵害)

今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機関の記者は、前半ではその報告の内容を端的にまとめ(多くの場合、その報告書か…

感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言を見てみよう。 Twitterに長文をアップしたいときに、自分のブログとかサイトと…

無生物主語, more and more ~, those, 分詞の後置修飾,【ボキャビル】view A as B, optional, など(段階的行動制限解除が始まったベルファスト)

今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威にさらされ、市民に厳しい行動制限を課していた(ロックダウンしていた)ヨーロッパ諸国も、行動制限の甲斐あって新規感染者の増加ペースが落ちてきたことから、今週次々と制限を解除し始めて…

関係代名詞の非制限用法, prepare for ~, despite ~,《同格》のthatの省略(日本の「医療崩壊」の危機)

今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日本のメディアの用語でいえば「解説」のようなものだ。 記事はこちら: www.bbc.c…

so ~ that ... 構文, some ~, others ...の構文, 倒置, やや例外的な分詞の後置修飾(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。センター試験のような基礎力を問う試験でも頻出の項目について扱っているほか、やや例外的なことについても触れている。こういった例外もありのままに見て「実際にはこういうのがあるんだ」というこ…

やや長い文, 同格, 分詞の後置修飾, 等位接続詞, 関係代名詞の非制限用法など(オーストラリアの森林火災と首相)

今回の実例も、前々回と前回と同じ記事から。 オーストラリアの大陸全体に広がった今回の火災は、11月に始まり(起点を9月とする見方もある)、今もまだ燃えている。これまでに燃えた区域を立体的にマッピングしたものが(一部、誤って「NASAが撮影した写真…

the fact is (that) ~, 英文読解(書いてあることを書いてあるままに読むということ)、英作文のコツなど(昆虫の減少という問題)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 前回は長くなってしまうので言及しなかったが、「昆虫の減少」というトピックでこの10年ほど世界的に注目を集めているのが「ミツバチの減少」である。ミツバチの減少については、日本語圏でもささっと検索すれば、ここ何…

go + 形容詞, 英文読解, -ing形の区別, thatの省略, 関係代名詞など(昆虫の減少という問題に、私たちは何ができるか)

今回の実例は、都会生活でも実感できる環境問題についての青少年向けの記事から。どこぞの環境大臣などが言ってる、若者向けにするには「セクスィ~」にしなければということは、こういうことなのだろうか。つまり、「ただ読んで『深刻な問題ですね』で終わ…

it is ~ to do --, to不定詞の否定形, those who ~, thatの省略 (イスイス団指導者が死んでも被害者への支援は引き続き必要)

今回の実例は、ある人物が死亡したあとに、その人物によって人生を根本的に変えられた人々の声を集めた記事から。 日本時間で10月27日(日)の昼過ぎ、米Newsweekを皮切りに、「イスラム国」を自称する組織(以下「イスイス団)の指導者(以下「団長」)が米…

《同格》のthatの省略、let alone ~ 【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。日本で定番の辞書や文法書では取り上げられていない「《同格》のthatの省略」の実例をたまたま見たので書いたエントリだが、文中にちゃんとした論文へのリンクがあるので、この項目に関心がある方はそちら…

so ~ that ... 構文, some ~, others ...の構文, 倒置, やや例外的な分詞の後置修飾(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)

今回も、前々回および前回と同じ記事から、文法項目を見ていこう。 記事を読むうえで必要となる前提知識的なことは前々回の記事を参照のほど。 記事はこちら: www.bbc.com

《同格》のthatの省略、let alone ~

今回の実例は、いわゆる「イスラム国(自称)」(以下、「イスイス団」と表記する*1)がシリア国内に有していた支配域を完全に失ったという宣言のあとに続いたニュースから。 シリア内戦は、日本語圏ではかなり雑な説明が横行しているので(その背後には政治…

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