Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

時制

used to do ~など(画家のことば)

今回も、Twitterで簡単にメモっていたものから。 'Every change is a form of liberation. My mother used to say a change is always good, even if it's for the worse.' - Paula RegoAs we begin 2023, we hope you are holding your loved ones close an…

【再掲】長い文, if節のない仮定法, 辞書に載っていない慣用表現, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ-2)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、6月20日の「世界難民の日 World Refugee Day」に英国の新聞に出たレストランのレビュー記事から。文脈などの前置きについては、前回のエントリをご…

【再掲】続き 2: 「ハマスのロケット」の前にあったこと~ブリン村でのイスラエル人入植者による放火 (分詞構文, 時制, spend ~ -ing, など)

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回と前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。前置きの類は前々回のエントリをご参照いただきたい。 前回少し言及したが、ガザ地区…

【再掲】続き: 「ハマスのロケット」の前にあったこと~ブリン村でのイスラエル人入植者による放火 (接続詞のas, by the timeを使った表現, など)

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいこう。前置きの類は一切省略するので、必要な方は前回のエントリをご参照いただきたい。あと、中…

【再掲】時制, 関係副詞の非制限用法, 関係代名詞, 分詞構文(40年前、北アイルランドでひとりの男が獄中で餓死した)

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 40年前の5月5日、北アイルランドでひとりの男が死んだ。66日間の絶食の末のその死は、その後の事態の展開を大きく変える死であった。 男の名前はボビー・サンズ。1954年3月9日生…

【再掲】同格のthat, 未来完了 (米軍が撤退したら、アフガニスタンは)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回見たのと同じ解説記事から。 2001年9月11日の「同時多発テロ」を受けて、「ネオ・コンサーヴァティヴ(ネオコン neo-con)」と位置付けられる政治家たちが中…

【再掲】時制(過去と過去完了), 関係代名詞 (スエズ運河コンテナ船座礁と、ある女性に対するフェイクニュース)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 3月23日、エジプトのスエズ運河を航行中の巨大な(東京ドーム2個分の長さがある)コンテナ船が運河を斜めにふさぐようにして座礁し、スエズ運河の…

-ing形の判別, 前置詞+動名詞, 分詞構文, 時制, 大過去など(イスラエルによるガザ地区攻撃、問題は武力行使だけではない)

今回の実例は、報道記事から。 先週後半から日曜日にかけて、また、パレスチナのガザ地区がイスラエルによって攻撃された。今回は「ガザ地区からロケット弾が発射されたので応酬した」といういつものパターンですらなく、イスラエルいわく「先制攻撃 preempt…

【再掲】時制の使い方, 疑問詞節, not only A but B, as well as ~, wrongという単語の意味, など(東日本大震災: wrongnessという感覚)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回(3月11日付)の続き。背景説明などは前回のエントリを参照されたい。 実例として参照するのはこちら、日本外国特派員協会 (The Foreign Correspondents' Club of J…

【再掲】報道記事の見出しの現在形は、常に過去のことを表す、とは限らない(タイガー・ウッズ選手の事故)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。リンク切れもそのままにしてある。 ----------------- 今回の実例は、報道記事の見出し。 先週のことだが、アメリカのプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手が、自分で車を運転中に事故ったというニ…

【再掲】関係代名詞の非制限用法, let + O + 原形, 時制(10年前、エジプトのカイロで: その1)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 10年前の今ごろ、世界の目はエジプトの首都カイロに注がれていた。2011年1月25日、近隣のチュニジアでの革命に刺激を受けた人々が、自国の独裁者ホ…

【再掲】「~は終わった」を過去時制で表すかどうか(米大統領選挙は終わった)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 日本語では「~た」や「~した」と、《過去》のような形で表すものを英語にするときに、英語では《過去形》を使わないことがある。こういうところで…

【再掲】悲報の際の定型表現, 感情の原因を表すto不定詞, 《国》を受ける代名詞のshe, など(サー・ショーン・コネリー死去)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterに連続投稿された、かなりフォーマルな文面から。 日本でも大きく報じられている通り、10月の終わりに俳優のショーン・コネリーが90歳で亡くなったことが公…

【再掲】日本語の文を、そのまま逐語的に英語にしただけで、言いたいことが伝わるとは限らない(時制について)

このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- というわけで前回の続き。 前回は、日本語から英語にするときに、そのまま文法規則に従って英文和訳すれば通じるものと、それでは通じないもの「決まり文句」があるということ…

分断と対立の地で、若き政治家が急逝し、分断を超えて政治家たちが言葉を寄せている(お悔やみの言葉, 時制, 完了不定詞など)

今回の実例は、Twitterから。 北アイルランドで、ある政治家がわずか39歳で急逝した。その報を受けて、私の見る画面は、北アイルランドの分断と対立を超えて、政治家たちからの、故人をしのぶ、とても人間的な言葉で埋め尽くされた。 「紛争」に関係していな…

【再掲】itsとit's, 《時》を表す副詞節での現在形の未来代用, importantなどに続くthat節内の動詞の原形(仮定法現在)(年末、つまり英国のEU離脱まであと100日)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 今年1月末をもってEU(欧州連合)加盟国ではなくなった英国は、協定により、今年いっぱいは「移行期間」を持ち、EUと本当に縁を切る前にいろいろ準…

【再掲】時制, 仮定法過去完了 (if節のない仮定法), OSVの語順の文(大坂なおみさんによる文章)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、大坂なおみさんが、この7月にエスクワイア誌に寄稿した文章から。 エスクワイア誌 (Esquire) は男性向けファッション雑誌だが、米国、というか英語圏では、女性向…

【再掲】機械翻訳において「流暢な誤訳」が生じるのはなぜか/同格, 比較級, 時制(バーミンガムの連続殺傷事件)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。こちらは、前回のエントリとはやや異なり、技術がどれほど進もうと、古びる内容ではないと思う。流暢な機械翻訳を使うということは、こういうふうな、流暢さゆえに誤訳だと認識することも難しいよう…

時制を正確に読むということ, 同じ語句の繰り返しを避けるための言い換え, 付帯状況のwith, など(ジョコヴィッチ騒動)

今回の実例は、前回の続きで、ノヴァク・ジョコヴィッチ選手についての報道記事から。ただし、事態の動きが急なので、今回これから見る記事は、もう内容は古くなっている。 前置きは不要かと思うのでいきなり本題に入ろう。記事はこちら。1月11日付である。 …

【再掲】時制(過去完了と過去), earlier this week, almost all ~, 肯定文でのany(ベトナムでの新型コロナウイルス感染)

このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスについて、日本国内では「日本スゴイ」の《物語》に乗った話が優先され、英語圏、特に英国や米国の報道機関が日本について何か懐…

【再掲】時制の一致の例外, など(新疆ウイグル自治区で生産される綿と、無印良品、ユニクロ、H&Mなど世界のアパレルブランド)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々々回、前々回、前回に続き、新疆ウイグル自治区で人々を強制労働させることで生産されているとしか考えられない素材が、世界中のアパレル企業によって、私たちの着…

主節が仮定法過去完了、if節が仮定法過去の例(タイン川にかかる橋)

今回の実例は、BBC NewsによるTwitterのフィードから。 ニュースのフィードとはいえ、前提知識的なものはほとんど必要なく、英文さえ見ればよいという性質のものなので、いつものような前置きなしでいきなり本題に入る。 というか、予備知識なしで読んでも中…

【再掲】報道記事の見出しにおける時制, -ing形の区別(香港国家安全維持法可決)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ついさっき来た速報ニュースから。 「速報」は英語ではBreaking Newsと表す(Just Inという言い方もある)。短くすれば "Breaking" となる。各媒体、第一報はそれ…

過去完了と過去という時制の使い方, help+動詞の原形, see+O+動詞の原形, 「目で見る」以外の意味のsee, 英米差 (南ア、デクラーク元大統領死去)

今回の実例は、報道記事から。 日本語のメディアでも報道されている通り、南アフリカのデクラーク元大統領が亡くなった。85歳だった。日本語圏でも「アパルトヘイト*1廃止」「ノーベル平和賞」の文字列が並ぶ。英語圏でも大筋では同じように見えはするが、よ…

意味を知らなくても推測可能な単語と、意味を知らなかったら詰んでしまう単語(討論番組に出演してネットで暴言を浴びせられたコメディアン)

今回の実例は、Twitterから、「英文法」というより「これが下線部和訳で出題されたらどうする?」というトピックで。 英BBC(テレビ)に、Question Timeという番組がある。英国では国会(下院)で平議員と総理大臣を含む閣僚とが直接質疑応答を行う question …

時制, 関係副詞など(米CIAの「強化された尋問手法」は、裁判を遅らせた)

今回の実例は、前々回と前回の続きで、今から20年前の9月11日に行われた米国に対する攻撃(以下「9-11」)の首謀者で、今週ようやく、長く中断されていた裁判が再開されたハリド・シェイク・モハメド(以下「KSM」)を1990年代からずっとマークしていたFBI捜…

時制, be yet to do ~ (2001年9月11日の米同時多発テロの首謀者の裁判はなぜまだ行われていないのか)

今回の実例は、あるとても大きな事件が発生してから20年になろうというタイミングで、ようやく語られるようになったことについての記事から。 米国で2001年9月11日に起こされたその事件(以降「9-11」、英語では "Nine-eleven" と呼ばれる) は、法的に、まだ…

長い文, if節のない仮定法, 辞書に載っていない慣用表現, など(カーナビー・ストリートのシリア難民シェフ-2)

今回の実例は、前回の続きで、6月20日の「世界難民の日 World Refugee Day」に英国の新聞に出たレストランのレビュー記事から。文脈などの前置きについては、前回のエントリをご参照のほど。 記事はこちら: www.theguardian.com この記事で紹介されているレ…

【再掲】関係代名詞の非制限用法, 前置詞, 時制, 付帯状況のwith, など(事故死したコービー・ブライアントへの顕彰)

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ、NFLスーパーボウルのハーフタイム・ショーについての記事から。 記事はこちら: www.bbc.com このスーパーボウルのほんの数日前、1月26日に、米スポー…

【再掲】if節の省略された仮定法, should, 《近未来》を表す現在進行形(米国とカナダによる自国民の引き上げ)

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は複数のソースから。 新型コロナウイルスと、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」のことは、改めてここで説明を書くまでもないだろうが、文脈を示すために初期報道…

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