Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

and

正確な内容把握のために-ing形の判別が必要な文, 前置詞のas, 前置詞+動名詞, 見た目では構造が判断できない例, make + O + 動詞の原形, など(ロシア人外交官が亡命した)

今回の実例は、亡命したロシア人の手記から。 米国に、Foreign Affairsという雑誌がある。雑誌といっても外交・国際関係・国際政治の専門誌で、掲載されているのは日々の動向を報じる報道記事ではなく、専門家や識者による分析記事や学術的な論文が主であり…

やや長い文, 等位接続詞の作る構造, 受動態, 分詞構文, 性別を特定しない3人称単数の代名詞(あの「氷バケツ」で集まった資金でALSの新薬開発)

今回の実例は、ロシアからもウクライナからもイランからも中東からもひどいニュースしか流れてこないようなこんなときだからこそ、人間っていいな、的な希望が少しは持てるようなニュース。ちょうどノーベル賞の発表も始まったので、「人類全体」を考えるき…

日本語のつなぎ言葉の「が」と英語のand, 副詞節のif節と名詞節のif節, 仮定法過去, 現在完了, など(ロシア、プーチン大統領のスピーチ)

今回の実例は、Twitterから。 今日は「世界翻訳の日 the International Translation Day」ということで、翻訳という作業をするときに翻訳者が何をするかについて、以前書きかけたものを完成させようと思っていたのだが: おはようございます9月30日は『世界翻…

be + to不定詞, to不定詞の形容詞的用法, 過去分詞の分詞構文, 付帯状況のwithと形容詞, など(英、C型肝炎の診断にAIを導入へ)

今回の実例は、報道記事から。 ソースが探せなくなってしまったのだが、先日、「日本語は一般的病名・疾患名で臓器の名前を使って『〇〇炎』などと言うからわかりやすいが、英語は病名・疾患名に臓器の名前が入っていないことがあってわかりづらい」というこ…

【再掲】butの作る論理構造, andによる接続 (国際女性デー)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 今日3月8日は、国際女性デー (International Women's Day) である。日本語圏では「#国際女性デー」のハッシュタグがTwitterで上位に来ているそうだ…

【再掲】トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子…

【再掲】have + O + 過去分詞, やや長い文, 挿入, など(世界に広まる森発言)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎…

等位接続詞andの作る構造, 主語が長い文, 意味のまとまりの読み取り方(ブラジルで殺害されたジャーナリストと専門家)

今回の実例は、ある殺人事件を受けて書かれた文章から。 英国に、Mixmagという音楽雑誌がある。1983年、現在のようなクラブ・シーンが確立される前から続いているメディアだ。ドム・フィリップスさんはかつてこの媒体でエディターをしていた。 Mixmagでエデ…

【再掲】形容詞+ though + S + V(倒置構文), 代名詞のone, can't help doing ~(ジョン・ル・カレを追悼するトム・ストッパードの言葉)

このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 この記事には、前回見たジョン・バンヴィルや、マーガレット・アトウッド、イアン・ランキンと…

【再掲】the + 比較級 ~, the + 比較級 ..., 等位接続詞andの作る構造, など(エリオットの語ること)

このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 12月2日、Twitter上の英語圏で「エリオット・ペイジ」という男性 (he)のことが大きな話題になっていた。これまで「エレン・ペイジ」という名前で活…

【再掲】前置詞のgiven, やや長い文, 形式主語の構文, 進行形の受動態, 完了分詞構文, however, など(ディエゴ・マラドーナの歩み)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出…

挿入, 等位接続詞による構造, 関係代名詞, など(案内文を読み、必要な情報を確認し、オンライン講演に申し込む)

今回の実例は、実用文書から。 といっても簡単な、ウェビナーの案内と登録である。 センター試験の後釜になった共通テストでも、このタイプの「実用文書」は出題されているが、あれは、「本物の実用文書」「生きた英語」と扱うのはかなり困難で、ああいう、…

完了分詞構文, 等位接続詞の作る構造, 仮定法過去完了, など(ウクライナ、ブチャの殺戮)

今回の実例は、Twitterから。 先の週末(4月2日から3日)、ウクライナから、ロシア軍が撤退して解放されたキーウ州の街の、あまりにひどい状況が伝えられた。『ペンギンの憂鬱』などで知られるウクライナの作家アンドレイ・クルコフは、惨状を記録した写真を…

ソ連および東側では、「ホロコースト」「第二次大戦中のユダヤ人迫害」はどう位置づけられていたか

今回は変則的に、Twitterのスレッドの翻訳を。 22日に見かけたこのスレッドは、長年もやもやしていたことについてはっきりした説明を与えてくれるものだった。スレッド投稿者で、米ニューヨーク拠点のメディアForwardなどで書いているAlexさんの許可をいただ…

【再掲】接触節(関係代名詞の省略), 現在完了の受動態, need ~ to do ...(ウイルス禍の影響をもろに受けている音楽産業)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を…

【再掲】not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事…

長たらしい文の構造を正確に把握する, 関係代名詞節, SVOCの構造, andの作る構造, など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回は、前回の続きで、イスラエル政府によるパレスチナNGO6団体の非合法化という暴挙について報じるDWの記事から、前回見た部分の少し先を見てみよう。 前置きは前回書いたので、そちらをご覧いただきたい。また、当ブログではイスラエル/パレスチナについ…

等位接続詞andの作る構造を丁寧に読んでみる(ノーベル平和賞のプレスリリース)

今回の実例は、前々回と前回に引き続き、今年のノーベル平和賞の受賞者を告知するノーベル財団のプレスリリースから。 前置きは一切抜きにして、本題に入ろう。記事はこちら。 www.nobelprize.org 今回はこのプレスリリースの最後の部分から。

so ~ that ...構文, 進行形の受動態, to不定詞の副詞的用法, andの作る構造(ノーベル平和賞を受賞したフィリピンのジャーナリスト)

今回の実例は、今年のノーベル平和賞受賞者の告知文から。 ノーベル賞は、あえて説明する必要があることではないかもしれないが、ダイナマイトの発明者として知られる19世紀スウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルの遺言によって1901年に設立されたも…

【再掲】やや長い文,「~もまた」の意味のeither, to one's 感情の名詞(のバリエーション), andによる接続(カメルーンでの武力紛争とウイルス禍)

このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国も米国も大変なことになっているこのコロナ禍の中で、英語圏主要メディアであまり大きく伝えられることがないアフリカ大陸からのニュース。というより、私が…

否定の命令文, 動名詞の意味上の主語, 同格のthat, など(労働者階級の女性政治家から、労働者階級の女性サッカー解説者への連帯のメッセージ)

今回の実例はTwitterから。 前回取り上げたアレックス・スコットのツイートには、彼女と同じく労働者階級のバックグラウンドを有する人々から共感や感謝を示すリプライが多くついている。今回、実例として見るのはそのひとつ。 Solidarity Alex you are amaz…

thatが省略されたso that ~, 等位接続詞andによる接続が延々と続いている形, thatの判別, など(イングランドのサッカー協会のステートメント)

今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文脈などは前回のエントリをご参照いただきたい。 この文面は、FAのような組織から…

【再掲】force ... to do ~, 付帯状況のwith, 和文和訳, to不定詞の意味上の主語, 等位接続詞のand, 不定冠詞(東日本大震災から9年)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、東日本大震災から9年を迎えた日本についての報道記事から。 記事の内容はあらかじめ説明するまでもないだろう。日本で、日本語でたっぷり報じられていることを英…

英語での引用符の使い方, 長い文, 年齢の表し方, 【ボキャビル】limbo, 形容詞のturned(オーストラリアの森林火災で家から避難せざるを得ない人々)【再掲】

このエントリは、2020年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。 前回、というか昨日は、西洋の英語圏では実質年末年始の休みムード明けで*1、アメリカのエンタメ業界ではゴールデン・グローブ賞の授…

howの節, it is ~ to do ..., 分詞の後置修飾, 《同格》のof, 知らない単語があったときの文意の推測, やや長い文(英文読解), 過去完了など(この10年の科学を振り返る)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、年末になると各紙に出る「この1年を振り返る」系の記事から。 普段なら振り返るのは「この1年」なのだが、2019年は10年の区切りの最後の年でもあるので、「この1…

butの作る論理構造, andによる接続 (国際女性デー)

今回の実例は、Twitterから。 今日3月8日は、国際女性デー (International Women's Day) である。日本語圏では「#国際女性デー」のハッシュタグがTwitterで上位に来ているそうだが、Twitterを英語で使っている私の見ている画面内では、時差の関係から(英国…

トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子の関係について説明している部分を読んでみよう。 記事はこちら: International…

have + O + 過去分詞, やや長い文, 挿入, など(世界に広まる森発言)

今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎上している。五輪種目に「墓穴掘り」があったら、難易度の高い「炎上」も完璧に…

付帯状況のwith, if節(名詞節), 疑問詞節, など(気候変動と、全世界的に発生している洪水や森林火災)【再掲】

このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。そういえば1年前の今頃(2020年1月)は、オーストラリアの山火事でコアラなどの動物たちが大変だというニュースが世界で一番大きく注目されているニュースだった。 ----------------- 今回の実例は…

長い文, 時制の一致, it is ~ to do --, 等位接続詞and, 挿入, while (第二次大戦とクロアチアの歴史認識問題)【再掲】

このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで見ているような息の長い文を途中で投げ出さずに読む練習は、なるべくたくさんしておいた方がよい。でないとドナルド・トランプの非論理的な英語がすばらしいと思ってしまうことになりかねな…