Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【再掲】付帯状況のwith, 分詞構文, as ~ as possible, prevent ~ from -ing, など(米CDC推奨、より密着度を高めるマスクのつけ方)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 新型コロナウイルスのワクチン大量接種が早い国で進められつつあった一方で、クリスマスから新年の時期に、英国で最初に確認された新型コロナウイ…

【再掲】強調のために副詞節が前に出たことによって起きる倒置(ローマ教皇のイラク訪問)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 先週後半、3月5日から8日の日程で、ローマ・カトリック教会のフランシス(フランシスコ)教皇が、同教会の教皇としては初めて、文明の揺籃の地であ…

昨日に引き続き、本日休載します。

昨日に引き続き、本日休載します。 実は…… のどが痛くてすごくだるいんだけど、冷房に当たったり空気が乾燥したりしていると喉が痛くなる性質で、夏の暑さでのだるさや年齢的なだるさ、周期的なだるさ(ホルモンバランス……ロックオンされてるからこんな話を…

本日は休載し、書きかけになっているものを完成させます。

表題通り。先週来の書きかけを仕上げることにします。 それだけでは何なので、今日Twitterで見たもの。 アメリカと言えば、今日こんなのを見ました。「彼女はナチである」という不穏当な文言がTrendsにあったので見てみたらこれだった。「彼女はナチである」…

無生物主語の構文, allow + 人 + to do ~, 等位接続詞の作る構造, because of ~, 仮定法過去完了(トリンブルの死去に際して寄せられたクリントンやブレアらの言葉)

今回の実例は、前回と同じ記事から。 と、本題に入る前に、デイヴィッド・トリンブルの訃報の伝えられ方について、ひとつ記録しておきたいものがある。 トリンブルは生まれも育ちも大学もベルファストの人だったが、そのベルファストのユニオニスト側のメデ…

コロンの用法, 付帯状況のwith + 現在分詞, one after another (1998年北アイルランド和平合意の立役者の一人、デイヴィッド・トリンブル死去)

今回の実例は、報道記事から。 日本時間で今朝4時過ぎ、デイヴィッド・トリンブルが亡くなったという速報が入った。 デイヴィッド・トリンブルが亡くなったって…… pic.twitter.com/Xq65XUy2qL — nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史…

【再掲】butの作る論理構造, andによる接続 (国際女性デー)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 今日3月8日は、国際女性デー (International Women's Day) である。日本語圏では「#国際女性デー」のハッシュタグがTwitterで上位に来ているそうだ…

【再掲】《目的》を表す表現いろいろ: so as not to do ~, in order not to do[to not do] ~, to do ~(トロント車暴走テロで被告に有罪)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の関連。 なお、前回書いたことについて、英語表現ではなく内容面での疑問があれば、まずは前回示した報道記事をご参照いただきたい。それでも解決しなければ…

【再掲】John Doeは「名無し」の意味(カナダ、トロント車暴走テロの被告に有罪が言い渡された)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、文法というより語法というかボキャブラリーに関するもの。 2018年4月23日、月曜日のランチタイムが終わったころの時間に、カナダの大都市トロントで、オフィス街…

見た目上は付帯状況のwithの構文だが実はそうでない例, see + O + -ing, let alone ~, wonder if ~など(50年前、惨劇のあとを目撃した子供)

今回の実例は、ベテランの報道記者が自身の体験を回想して書いた文章より。トピックは、前回と同じく、1972年7月21日のブラディ・フライデー(血の金曜日)事件だ。事件については、前回のエントリを参照されたい。 長くガーディアンとその日曜版であるオブ…

分詞構文, 完了分詞構文, 関係代名詞のwhat (北アイルランド、ベルファストの「血の金曜日」から50年)

今回の実例は、ある事件から50年を迎えるにあたり、事件を知る人々に話を聞いてまとめられた記事から。 今から50年前の1972年は、北アイルランド紛争で最も多くの血が流された年 (the bloodiest year; the darkest year) として記憶されている。あれよあれよ…

【再掲】報道記事の見出しの現在形は、常に過去のことを表す、とは限らない(タイガー・ウッズ選手の事故)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。リンク切れもそのままにしてある。 ----------------- 今回の実例は、報道記事の見出し。 先週のことだが、アメリカのプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手が、自分で車を運転中に事故ったというニ…

「暑さによるレールの変形」を英語でどう言うか(欧州を襲うとんでもない熱波でイングランドでも40度超)

今回の実例は、「これって英語で何て言うの?」というトピック。 日本でもある程度は報じられていると思うが、欧州を大変な熱波が襲っている。 かつて、欧州では気温が30度にもなれば「大変な熱波」と言われていたものだが、近年では30度に達することは珍しく…

【再掲】「~かもしれない」のcould, so that ~構文など(イエメンからの映像報告: 学校が破壊されても子供たちは学ぶことをやめない)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ぜひ見ていただきたい映像報告から。 アラビア半島は、大部分がサウジアラビアだが、一番南側の端に細いベルト状に2つの国が並んでいる。東半分がオマーン、西半…

【再掲】 "You can't stop" のcanは、《許可》のcanか? (Daft Punkのダンスナンバー)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、見た瞬間に思わず「?」となった訳文から。 先週のニュースだが、世界的に大売れに売れて完全に定番化していた音楽の作り手、Daft Punkが解散した。Daft Punkはフ…

【再掲】論説文のスタイル, 抽象名詞であるはずのものに複数形のsがつくとき, 付帯状況のwith(パンデミックと人権: 国連事務総長の主張)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、国連のアントニオ・グテーレス(グテレス)事務総長の文章から。 本題に入る前に、そのグテーレス事務総長へのインタビューを行うに際し、毎日新聞が読者から事務…

【再掲】日本語の「仕方がない」を英語でどう表現するか, およびアメリカ英語のAAVEについて

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 現実世界に複数言語話者がいるのだから、Twitterにも複数言語話者がいて、その中には日本語を外国語として習得した人々もいる。そして、英語を母語…

【再掲】thatの区別, 補語になるthat節, 関係代名詞のthat, let + O + 動詞の原形, (また新たな変異株、B.1.525: その3)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回、前回の続きで、新型コロナウイルスのまた新たな変異株についての報道記事から。 この記事のこの部分は、変異株についての恐怖感をあおらないようにする文体とい…

【再掲】連鎖関係代名詞, やや長い文, make + O + C, など(また新たな変異株、B.1.525: その2)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、報道記事から。 今回は前置きなしで、いきなり本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com 前回見たところの続きを読んでみよう。

【再掲】接触節, やや長い文, help + O + 動詞の原形, など(また新たな変異株、B.1.525)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 ウイルスというものには変異が生じる。この1年間、世界を振り回してきた新型コロナウイルスも例外ではなく、2021年になってから世界的に注目を集…

【再掲】固有名詞が複数形になるとき, 助動詞+完了形, など(ドナルド・トランプの弾劾裁判の結論に)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 (以下、肩書・敬称等省略) 日本の報道機関でも大きく報じられていると思うが、ドナルド・トランプの弾劾裁判は、予想されていたより早く先週末に…

【再掲】トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子…

【再掲】数量表現, 「~の…パーセントがーだ」の表現, andによる接続(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、国連のプレスリリースから。 2月11日は、日本では神話の登場人物がなんちゃらという日かもしれないが、国連ではInternational Day of Women and Girls in Science…

休載

本日は休載します。

瞬く間に50人以上が政権を去り、ボリス・ジョンソンは辞意を表明したが、当ブログはお休み。

財務大臣と保健大臣がほぼ同時に辞任してから、あれよあれよという間にボリス・ジョンソンに辞表をたたきつけて政権を去る人が50人を超え(っていうか何で今まで続けてたの?)、ついにボリス・ジョンソン自身が辞意を表明した(ただし、すぐに辞めるとは言っ…

役職者が18人も辞任した英ジョンソン政権

今回の実例は、リアルタイムの出来事の分析から。 日本時間で今日7月6日の午前2時すぎ、英国から驚愕のニュースが速報としてやってきた。 ガーディアンの速報とBBC Newsの速報。 pic.twitter.com/hpqIRiPPCO — nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『ア…

【再掲】関係代名詞whatを使ったこなれた表現, 助動詞+完了形, 挿入, the way S + V, 感情の原因・理由を表すto不定詞, 感覚動詞+O+動詞の原形, など(10年前、エジプトのカイロで: その3)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回と前回の続きで、ちょうど10年前のエジプトでどんなことがあったかを回想したジャーナリストの連ツイより。 米ニューヨーク・タイムズ (NYT)のジャーナリスト、リ…

【再掲】肯定文でのany, if節のない仮定法, used to do ~, remember doing ~, など(10年前、エジプトのカイロで: その2)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、Twitterの連ツイを読んでいこう。 10年前のちょうど今頃、エジプトのカイロでホスニ・ムバラク大統領(当時)の退陣を求める大規模抗議行動を中か…

【再掲】関係代名詞の非制限用法, let + O + 原形, 時制(10年前、エジプトのカイロで: その1)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 10年前の今ごろ、世界の目はエジプトの首都カイロに注がれていた。2011年1月25日、近隣のチュニジアでの革命に刺激を受けた人々が、自国の独裁者ホ…

【再掲】have + O + 過去分詞, やや長い文, 挿入, など(世界に広まる森発言)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が大炎上している。英語圏でまで炎上している。っていうかフランス語圏でも炎…

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