2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今回の実例は、Twitterから。 今日は「世界翻訳の日 the International Translation Day」ということで、翻訳という作業をするときに翻訳者が何をするかについて、以前書きかけたものを完成させようと思っていたのだが: おはようございます9月30日は『世界翻…
否定の命令文, compare A to B, without -ing, など(他の人々の物語を、自分たちの「わかりやすさ」のために乗っ取ってしまってはいけない。起きていることは、起きているままに)
今回の実例は、Twitterから。 私に見える範囲のネット上の日本語圏が、2か月半も前に立派なお寺で葬儀告別式と火葬が行われていて、四十九日も過ぎている人の、「国葬儀」という名目で国費を費やして行われたファンクラブの集いみたいなののお粗末な中身のこ…
今回は、前回文字数を大幅に超過してもなお全然書けなかった本エントリ表題の話。 この9月19日に行われた英国でのエリザベス2世の葬儀(ご遺体の安置から礼拝、埋葬までの儀式)と、27日に行われた、2か月半も前に火葬されている安倍元首相の、本来ならば「…
今回は、英文法の実例というより英語記事の探し方について。 今日2022年9月27日は、7月に殺害され、その数日後には東京タワーの足元にある増上寺という立派なお寺でお葬式が行われた安倍元首相の「国葬」と称する行事が、九段下の日本武道館で行われた。私は…
今回の実例は、Twitterから。深刻な話題もたくさんあるのだが、もういっぱいいっぱいなので軽めの話題で。 夕方、音楽ニュースサイトの記事のフィードが流れてきた。 amass.jp 「イアン・ブラウンって誰それ」という人も多いかと思う。今から30年くらい前に…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 いきなり「12クラブが署名しましたよ。ファンのみなさん、楽しみが増えてよかったですね」って話になってて、実際の現場の責任者であるチームの監…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回見たのと同じ解説記事から。 2001年9月11日の「同時多発テロ」を受けて、「ネオ・コンサーヴァティヴ(ネオコン neo-con)」と位置付けられる政治家たちが中…
今日は休日なので、本来過去記事を再掲するのだが、今週は前半で再掲のストックが切れてしまっているのもあって、軽く書くことにした。 というかTwitterで連ツイしようと思って書き始めたのだが、連ツイよりブログの方が書きやすいと気づいた。 さて、今日、…
今回は、前回の続きで、英国のエリザベス女王の葬儀にアイルランド島から参列した人々についてのベルファスト・テレグラフの記事から。前置きは前回のエントリを参照。 記事はこちら: www.belfasttelegraph.co.uk 前回は書き出しのパラグラフを読んだので、…
今回の実例は、報道記事から。 日本でも大きな、というかものすごく大きなニュースと扱われた英国のエリザベス2世の葬儀が、19日の月曜日に行われた。私はBBCのウェブストリームで、ウエストミンスター・アベイでのfuneral serviceから、軍人たちが棺を曳い…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、時事的な解説記事から。 先週、米国のバイデン大統領が、今年の9月11日までにアフガニスタンから米軍を撤退させる方針を示した。米国が前政権でタリバンとの「和…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 英国時間での日曜日、サッカーの「欧州スーパーリーグ」に12のクラブが参加を確定したというニュースが降ってわいて出て、私の見る画面上の英語圏…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、映画評の文章から。 現在、日本でも劇場公開(ロードショー)中の映画『ノマドランド』。「ノマド」は定住しない遊牧民を指す言葉で、この映画は家に暮らすという…
今日は土曜日なので、普段なら過去記事の再掲をするのだが、今週は、うっかり帰宅が遅くなったという高校生みたいな理由で1日休載してしまったので、その分を掲載することにしたい。 今週、私の目にするモニタ上の世界での最大の話題は、前回述べた通り、英…
今回の実例は、Twitterから。 エリザベス2世の棺は、スコットランドからイングランドに送られ、バッキンガム宮殿で遺族(王族)が私的な別れを告げたのち、バッキンガム宮殿から徒歩で15分程度のところにあるウエストミンスター宮殿 (Westminster Palace: 通…
シンプルに、帰宅が間に合わない。すみません。
今回の実例は、論説記事から。 英語圏の一般紙には「論説記事」(Opinion) のためのスペースがある。ここには、新聞のメインである「報道」とは目的を異にする「論説」のための文章が掲載される。今回、エリザベス2世が亡くなったあと、新国王の動向だけでな…
今日は火曜日で、前回記事を書いたのは先週木曜日、その間、ただもう怒涛のような情報の流れとそれに乗ってくる感情の渦に圧倒されていた感じで、今日はもう、これから書くこととは全然別の問題に関心が移っているのだが、書かないと始まらない。 先週金曜日…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回の続き。前回は前置詞のintoを勝手にtoに読み替えてしまい、原文にない情報を勝手に付け足してしまった(つまり、英語で書かれていることを書かれている通りに読め…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、少し変則的に、英語で書かれていることを書いてある通りに読み取ること、余計なものを付け足して解釈しないことについて。「たかが前置詞、されど前置詞」という話でも…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 ドイツで、極右テロ集団の裁判が始まったとBBC Newsが伝えている。2019年秋にテロ計画が発覚し、2020年2月に集団のメンバーが逮捕され、今回その…
既に大きく報道されている通り、英国のエリザベス女王が亡くなって、私も「エリザベス2世」と表記を変えているのですが、ただいつものように画面を見ているだけで、とにかく、入ってくる情報量が多すぎる上に、それがコテコテのナショナリズムであり、また未…
今回は、パレスチナについて前々回および前回の続きを準備していたのだけど、英国の新内閣について言うまでもない当たり前のことをTwitterでちょろっと書いたら数千の単位でRetweet/Likeされるということになってしまったので、それについて少し詳しく扱って…
今回の実例は、前回の続きで、この5月にパレスチナでジャーナリストを銃撃したことについて、イスラエルが自軍の責任を認め、その責任を「痛感」しているらしい(が、責任を取る気はない)というトピックから。文脈や背景などについては前回のエントリを参照…
今回の実例は、Twitterから。 今年5月、パレスチナのヨルダン川西岸地区で「PRESS」と大きく表示した防弾チョッキを着用して仕事をしていたTVジャーナリストが、イスラエル軍の兵士によって、防弾チョッキから出ている首から顔にかけての部分を撃たれて死亡…
今回の実例は、報道記事の見出しから。 当ブログでも簡単に触れてはきたが、今から2か月前の7月上旬に、英国では財務大臣をはじめとする複数の閣僚や、その他政権の要職にある人々が50人あまりも、次々と辞任した。雪崩のような辞任を引き起こしたきっかけは…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 英国のエリザベス女王の夫であるエディンバラ公(フィリップ殿下)が亡くなったことが公表されてすぐの4月9日から10日にかけて*1、英国では物理的…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、何にするか、今これを書き始めているときにはまだ見えていない。本エントリは、「たまたま文法事項が入っているのを見かけた記事を実例として取り上げる」のでは…
今回は、前回のエントリの最後に少し書いたことの補足として実例をいくつか挙げる。 何の話かというと、「アカデミックな英語の文書では『and/but/soを文頭に置くのはご法度』っていう暗黙のルールがある」という俗説・誤情報・都市伝説の話である。 かつて…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。いやあ、あの作業を最初ずっと1人でやっていたとは、この報道を見るまで、知らなかった。というか、複数台の作業車があるのが、たまたま写真では1…