【健康・保健】
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回に引き続き変則的に。前回は、英国のボリス・ジョンソン首相が公にする方針の中には、英国全体ではなくイングランドにしか関わらないものもあり、保健行政もそのひ…
今回の実例は、ロシアからもウクライナからもイランからも中東からもひどいニュースしか流れてこないようなこんなときだからこそ、人間っていいな、的な希望が少しは持てるようなニュース。ちょうどノーベル賞の発表も始まったので、「人類全体」を考えるき…
今回の実例は、報道記事から。 ソースが探せなくなってしまったのだが、先日、「日本語は一般的病名・疾患名で臓器の名前を使って『〇〇炎』などと言うからわかりやすいが、英語は病名・疾患名に臓器の名前が入っていないことがあってわかりづらい」というこ…
今回の実例は、報道記事から。 日本語でもいくらかは報道されているようだが*1、5月の第一木曜日(今年の場合は5日)、英国各地で恒例の地方選*2が行われ、その中に北アイルランド自治議会 (the Northern Ireland Assembly) の議員選も含まれていた。 北アイ…
今回の実例は、報道記事から。 日本語圏でも大きく報道されているが、テニスの全豪オープン出場のため、オーストラリアに入国しようとしていた "Novax Djocovid" こと、Novak Djokovic(ノヴァク・ジョコヴィッチ)が、入国拒否&強制送還を食らった。(追記…
今回の実例は、Twitterから。 今日の午後、山でしば刈りを済ませて川で洗濯をしながら画面を眺めていたら、北村一真・杏林大准教授のツイートがどんぶらこどんぶらこと流れてきた。 入試に出そう https://t.co/wNuwOx7dHD — MR. BIG (@Kazuma_Kitamura) 2021…
今回の実例は、前回文字数があふれたため書けなかったことをTwitterから。 前回見た、ボリス・ジョンソン首相の「鼻声」記者会見に関する英メディアMetroのTwitterフィードには、いくつものツイートの連投(スレッド)になっているうえに、それぞれにたくさ…
今回の実例は、Twitterから。 欧州全域で新型コロナウイルスによる感染がまた増えつつある中、今週月曜、つまりスコットランドで開催されていたCOP26が閉幕した翌日、英国のボリス・ジョンソン首相が記者会見を行ったのだが、それが「風邪でも引いているみた…
今回は、前回の続きで、英国での新型コロナウイルスの状況を分析・考察した記事を読んでいこう。 英国では、新型コロナウイルス感染に収束の兆しが見えず、新規感染者ばかりか死者も増加のペースが落ちていないにもかかわらず、それをどうにかすべきというム…
今回の実例は、一読して「大学入試(国公立二次など)に出そうなパターン」と思った記事から。 記事というか、報道記者が専門家の話を聞いてまとめた、社会的な状況を解説する文章だ。大学入試には分量が多すぎるのだが、入試にありがちなパターンとして、こ…
今回の実例は、Twitterから。 新型コロナウイルスについて、ワクチンを接種したあとに感染する、いわゆる「ブレイクスルー感染」が、日本のテレビなどでもセンセーショナルに取り上げられているようだ。 今はみなさん「ブレイクスルー感染」と言っているが(…
今回も、前回に引き続き変則的に。前回は、英国のボリス・ジョンソン首相が公にする方針の中には、英国全体ではなくイングランドにしか関わらないものもあり、保健行政もそのひとつであるということを説明したが、イングランドとウェールズとスコットランド…
今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボリス・ジョンソン首相が『COVIDとの共生』に舵を切るべきときだと宣言へ」という…
今回の実例は、報道記事から。 日本でも大きく伝えられているが、サッカーの試合中に、プレイに関係しない原因によって、プレイヤーがピッチでいきなり倒れるというショッキングな出来事があった。倒れたのは、現在はイタリアのインテルミランに所属するクリ…
今回の実例は、報道記事から。「報道」というより時事的なトピックに関するインタビュー記事だが。 テニスの錦織圭選手が、この夏の五輪開催について疑問を抱いていることをオンライン記者会見で述べたという。下記は共同通信の記事より(掲載は毎日新聞): …
今回の実例は、前回のと同じ文章から。コンテクストの説明などは前回のエントリをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com 前回書いたように、この文は「書いてあることを、書いてある通りに読む」ということが意外と難しく、その読み方(「…
今回の実例は、ある状況をかなり長期にわたって分析し、解説する記事から。 インドでの新型コロナウイルス感染の拡大とその深刻な状況については、日本でもいくらかは伝えられている。日本、特に大阪も実にひどい状況になっているが、インドの場合、病院に搬…
今回の実例は、Twitterがまとめているニュース系フィードのページから。 3月21日、何が何でも開催を強行するらしい東京オリンピック・パラリンピック大会に、日本国外からの観客は入れないという決定が、正式に表明された。それは当然、即座に「国際ニュース…
今回の実例は、日々のニュース報道ではなくあるひとつの大きな物事を振り返るような記事から。日本の報道機関で「特集」と位置付けられるような類の記事である。 この3月は、新型コロナウイルス禍によるロックダウン(外出禁止や店舗などの営業停止を含む、…
今回の実例は、Twitterから。 新型コロナウイルスのワクチン大量接種が早い国で進められつつあった一方で、クリスマスから新年の時期に、英国で最初に確認された新型コロナウイルスの変異株と、それとほぼ同時に確認された南アフリカの変異株とブラジルの変…
今回の実例は、国連のアントニオ・グテーレス(グテレス)事務総長の文章から。 本題に入る前に、そのグテーレス事務総長へのインタビューを行うに際し、毎日新聞が読者から事務総長への質問を受け付けている。受け付けは今日、2月24日いっぱいまでとなって…
今回も、前々回、前回の続きで、新型コロナウイルスのまた新たな変異株についての報道記事から。 この記事のこの部分は、変異株についての恐怖感をあおらないようにする文体というか、情報を手際よくむぎゅむぎゅと詰め込んで、立て板に水のように語っている…
今回の実例は、前回の続きで、報道記事から。 今回は前置きなしで、いきなり本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com 前回見たところの続きを読んでみよう。
今回の実例は、報道記事から。 ウイルスというものには変異が生じる。この1年間、世界を振り回してきた新型コロナウイルスも例外ではなく、2021年になってから世界的に注目を集めているのは、昨年の終わりに英国というかイングランドで確認された変異株と、…
※昨日はPC不調のため休載となりすみませんでした。今日もまた大幅に投稿時刻が遅れましてごめんなさい※ 今回の実例はニュース速報のフィードの文面から。 昨日1月5日、日本で「緊急事態宣言」が出されることになったというニュースがあったが、実際の中身は…
今回もまた、前々回と前回に引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種開始についてのNHS (National Health Service) のツイートを読んでいこう。 ワクチン接種最初の1人は、12月8日の朝6時台にイングランド中部の都市コヴェントリーの病…
前回述べたように、英国の各地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)で、新型コロナワクチンの接種が開始された。 今回は、開始初日の、イングランドNHS(National Health Service)の告知や接種報告のツイートを見ていこう。 We …
今回の実例はTwitterから。 12月2日に英国(UK)で新型コロナウイルスのワクチンが世界で初めて認可された。このワクチンは米ファイザー社と独バイオンテック社*1が開発したもので、他にも英国のアストラゼネカ社とオックスフォード大学のワクチンや、米モデ…
今回の実例は、ニュースフィードから。 日本時間で12月2日の午後、英国で新型コロナウイルスのワクチンが承認されたというニュース速報が入ってきた。ちなみに今回承認されたワクチンはこちら、BNT162b2だ。私は英国のBBC Newsとアイルランドのアイリッシュ…
さて、いよいよ前々回と前回に続いて、「病人へのお見舞いの気持ちを英語で表してみよう」の最終回だ。 こんなことは、すでに何冊も世に出ていて、何なら公共図書館にも必ず置いてあるような英文手紙・メールの文例集を見れば1分もかけずに知ることができる…