Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

《時》を表す副詞節内で「未来」を言うのに使われる現在形、SVCの文型におけるturn【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。アメリカの子供(小学生)の作文程度の英語を書くのは案外難しい(かもしれない)ということがよくわかる実例だと思う。 -------------------------------------------------------------------------- 今…

「Brexitによる不安」を一言で言うと……(ファッション業界とBrexit)

今回の実例は、華やかなファッション業界とBrexitの関係をわかりやすく伝える記事から。 というか今回見る「実例」は見出しだけ。 毎年9月半ばになると、「ロンドン・ファッション・ウィーク」が始まり、有名ブランドの多くがファッションショーで新作や新た…

so ~ that ... 構文, 接続詞unless (英国の研究者ヴィザ事情)

今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。 記事で報じられていることの背景などについては、前回のエントリの長々しい前置きを参照。今回はサクサクと本題だけ。 記事はこちら: www.theguardian.com ……と本題に入る前に、さっきたまたま知ったおすすめの電…

先行詞がcaseの場合の関係副詞はwhere, have + O + 過去分詞, など (英国の研究者ヴィザ事情)

今回の実例は、英国の入管制度の一面についての切羽詰まっていすぎる記事から。 英国は入国管理(イミグレ)はとても厳しい。空港のイミグレーションで係官から「これから私はあなたを入国させないことを前提として質問させていただきますので、あなたは私が…

asが接続詞か前置詞か、be動詞の省略された分詞構文(形容詞だけの分詞構文)、複合語、【ボキャビル】be equivalent of ~など(知られざる温室効果ガスの増加と、環境負荷の少ない発電方法)

今回の実例は、環境問題についてのBBCの大きな記事から。私も知らないことだったので記事を読んだときは「衝撃を受けた」といってよい状態だったが、あとから調べてみたら多少なりとも専門的な知見の場では周知の事実で、そのことは十分に共有されているよう…

A rather than B が A not B という意味になることがある【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。教科書英語とはちょっと離れた、「実際の英語」の実例と言えるものかもしれない。 ------------------------------------------------------------- 今回の実例は、3月12日、英国下院で、Brexit(英国のEU…

one of the + 複数形、倒置【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。ここに出てくる「倒置」は、英作文などで自分で書けるようにしておく必要性は必ずしもないが、読解で出てきたときには理解できるようにしておきたいし、整序英作文など文法問題では問われがちなので、受験…

no other ~, 「総称」のthe, grow used to ~【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。大学入試(特に国公立の二次試験や中堅以上の私大)でざっと読んで内容を把握する力を問う設問で使われる長文に、こんな感じの文が多いなあという印象である。 -----------------------------------------…

冠詞: aやtheにも意味・機能がある (a UK Prime Minister, the UK Prime Minister, as Prime Minister)

今回の実例は、a prime minsiter, the prime minister, prime ministerの違いがはっきりわかる(に違いない)報道記事から。 日本語を母語とする人がSNSなどのプロフィールを英語で書いているときに冠詞が抜けていることは珍しくない。"I am designer living…

of + 抽象名詞、比較級の構文、代名詞that、完了不定詞など (英国会の閉鎖は法律違反とのスコットランド裁判所の判断の持つ意味)

今回の実例は、FT(フィナンシャル・タイムズ)に寄稿された文章を、寄稿したご本人がキャプチャ画像で紹介している一節から。 寄稿された文章の背景は、私が解説しようとするととても長くなって時間も食うので、時事通信の下記記事をご参照のほど。見出しの…

【ボキャビル】that being said (独立分詞構文), 《数》の表現を含む英文読解 (ジョン・ボルトンの更迭/辞任)

今回の実例は、11日未明(日本時間)のびっくりニュースから。 つまり、この件。ジョン・ボルトンがトランプ政権を追われた: 米大統領、ボルトン補佐官を更迭 9/11(水) 1:14配信 https://t.co/RxhlryXzlE "トランプ米大統領は10日、ツイッターで、ボルトン大…

長い文、《譲歩》の接続詞、等位接続詞、挿入、continue to do ~, avoid -ingなど(MITメディアラボが性犯罪者ジェフリー・エプスタインの金を受け取っていた件)

今回の実例は、The New Yorkerの調査報道記事から。 The New Yorkerは1925年の総合雑誌で、優美なアールデコ調のロゴは創刊からのもの。日本語圏では小説や随筆など文学分野のコンテンツで広く知られているかもしれないが、ファクトチェックが厳しいことで有…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, 関係代名詞(主格), 【ボキャビル】come in handy(防災バッグの勧め……なぜか英国で)

今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…

複合関係代名詞、時を表す副詞節【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。トピックは科学技術だが、将来、いわゆる「理系」の学部に進んで英語での論文や報道記事を読むときにも必ず遭遇するような基本的な文法事項を取り上げているので、確認のつもりでご一読いただければと思う…

仮定法過去 (if only ~) 【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。文法項目もだが、それより記事自体が本当に読む価値のある文章なので、ぜひ全文をお読みいただきたいと思う。(たぶん2019年の今でもなお、コロンバイン高校銃乱射事件といえば「トレンチコート・マフィア…

SVOCの文型 (call, label) , labelの過去形・過去分詞形の英米差(サンフランシスコ市、NRAを「国内テロ組織」と位置づけ)

今回の実例は、米国から、ちょっとびっくりするようなニュースより。 報道自体は、BBC Newsの日本語版が日本語記事を出しているので、それを参照していただくのがよいだろう。 www.bbc.com というわけで、今回は前置きなしでいきなり文法解説に入る。記事は…

Why don't we do ~?, tooを強める副詞のfar, 等位接続詞andの接続(ジェレミー・クラークソンの箴言?)

今回の実例は、普段は私の見てる画面には流れてこない人のツイートから。 私のTwitterは、英語圏(主に英国とアイルランド)の報道機関やジャーナリスト・コラムニスト、研究者、NGOや国連専門機関などのフィードが大半を占めている。フォローしている報道機…

have + O + 過去分詞 (Twitter CEOのアカウントが乗っ取られた)

今回の実例は、Twitterのジャック・ドーシーCEOのTwitterアカウントが乗っ取られたというニュースから。 詳しい文法解説は下の方に書いてくが、高校で《have + O + 過去分詞》を習ったときに「何これ、わけわかんない。こんなややこしい構文、化石みたいな日…

他動詞のrun, 接続詞のas, 省略(日本軍の性暴力の被害者となったオランダ人女性)

今回の実例は、第二次大戦で日本軍による戦時性暴力の標的とされ、連夜レイプされ続けたオランダ人女性のオビチュアリーから。 「オビチュアリー」というものについては以前ざっくりと説明したが、功績のある誰かが亡くなったあと、その人の人生や成し遂げた…

「数値-名詞の単数形」の複合語(形容詞), in order to do ~(16歳の環境活動家)

今回の実例も、前回(金曜日)のと同じ記事から。 記事はこちら: www.bbc.com 前回は記事の中の方を見たが、今回は最初の方から。

to不定詞の意味上の主語(ofが使われる場合)【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。学校で習ったときに、ここの理解があやふやなままで授業が先に進んでしまって、何となくうやむやになっている人がかなり多い項目なので、特に受験を控えている方は改めて確認する意味でお読みいただきたい…

挿入、時制、現在完了進行形、become + 補語、同格のthat、進行形の受動態【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。こういう英文を、構造を取るのに立ち止まったりせず、また「いちいち和訳せずに読む(和訳しなくても正確に文意をつかむ)」ことができるようになると、英文を読むのは早くなる。 -----------------------…

省略、使役動詞make(グレタさん、無事ニューヨークに到着)

昨日こちらを休載して本家ブログに書いた件で鍵となっていたのは《省略》だが、今回はその《省略》について。 《省略》は、一般に広く用いられている文法書では最後のほうにあり、学校英語でも最後の方、つまり高校2年生の後半で習うことがほとんどなのだが…

不規則活用の動詞

今日は、本家のブログを書くのに時間がかかってしまったので、こちらは休載。 本家のほうに、英語の不規則動詞のまとめプリント(PDF)をアップしてあるので、みなさま、ご活用ください。プリントアウトすればそのまま使えます。URLはこの下のほうにつけます…

【ボキャビル】「自称〇〇」の表し方, neither A nor B, 挿入 (「ガンを治す」というMMSなるトンデモ医療)

今回の実例は、トンデモ医療を「トンデモである」として注意を喚起する記事より。 日本で「トンデモ」と位置付けられる医療は、日本で発したものもあるだろうが、「欧米では」とか「海外では」とかいった触れ込みで日本に導入されるものも多い。例えばホメオ…

neither A nor B(動詞が入る場合), 接続詞while, allow + O + to do ~ (グリーンランドとアメリカ的資本主義)

今回も、前回見たのと同じ記事から。というか、前回見た記事の先の方を見ていたら、同じ文法項目がちょっと違うふうに出てきているので、そちらも見ておきたいと思った。 記事はこちら。 www.theguardian.com

neither A nor B, neither of ~, the former ~とthe latter ...の対比(ドナルド・トランプの「グリーンランドを購入したい」発言)

今回の実例は、8月第4週の全世界の国際ニュース面に「?」を漂わせた件の関連記事から。 8月第4週全体で見ると、後半に各メディアでトップニュースになっていたアマゾンの熱帯雨林の火災が国際的にも最も注目されていたかもしれないが: This was our most-vie…

時制、現在完了、過去完了、時制の一致、分詞構文【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。速報の報道記事で現在完了がたくさん使われている実例だが、現在完了と過去とはどう違うかがよくわかる例だと思う。頭のなかを整理するつもりでご一読いただきたい。 -----------------------------------…

現在完了の受動態、前置詞+動名詞、前置詞+関係代名詞、to不定詞の受動態 【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。多くの文法項目がてんこ盛り状態になっている上に、トピック的に自分の頭のなかにあるものが邪魔をして誤読をまねきやすい実例だが、落ち着いて分析的にテクストを読むことで誤読は容易に回避できる。テク…

形式主語itの構文, howの節(間接疑問文), 成句 'easier said than done' (1957年の同性結婚式)

今回の実例は、60年ほど前と現在との米国の社会・制度の違いについて、改めて考えさせられるような記事から。 米国で同性間の結婚が法的に認められるようになったのは21世紀に入ってからである。最初はいくつかの州が州法を制定し、やがて同性結婚を認める州…