4今回は、「翻訳とはどういう作業であるか(さほど単純な作業ではない)」を説明する一助となれば、という主旨。 どの言語圏でもおそらくそうだと思うのだが、世間一般では「英語ができれば母語から英語に翻訳でき、英語から母語に翻訳できる」と思っている…
英単語の語源を確認したい? 語源で単語を解説する英語学習本がいっぱいあって、どれがいいのかわからない? ネット検索をしても情報量が多すぎる? 今回は、そんなときに参照すべき情報源について。PCでもスマホでもタブレットでも、ブラウザが使えてネット接…
今回も語彙メモ。扱うのが性暴力に関するものなので、そういうのは見ないことにしている方は今回のエントリは読まずに飛ばしてください。 特に、ある程度以上の信頼関係があったはずの誰かから、自分でははっきりと「被害」と自覚していない(けど何となく心…
今回は語彙メモ。 TLDRという英語表現がある。より正式に書けばTL;DRとセミコロンを使う。「正式に」と書いたが、この表現自体が実は正式なものではない。ネットスラングだ。 これはあるフレーズの単語の頭文字を取った略語だから全部大文字で書かれるのが本…
今回の実例は、Twitterから。 日本語圏で「神」という形容の言葉が現在の、例えば「神コスメ」「神回」といった用法に見られるように軽く使われるようになる前、まだ「神」という言葉に(完全ではないが)それなりの威厳があったころの「神」が、またひとり…
本文なし。
今回も、Twitterで簡単にメモっていたものから。 'Every change is a form of liberation. My mother used to say a change is always good, even if it's for the worse.' - Paula RegoAs we begin 2023, we hope you are holding your loved ones close an…
今回は実例のネタが見つかっていないので休載しようかと思ったのですが、数日前のTwitterを転載しておくことにします。 Today, Ireland celebrates 50 years of being in the European common market, what went on to become the EU. Britain could be cele…
今回の実例は、Twitterから。 こちら: David Bailey’s 85th birthday today. I’m not a huge fan, but his importance as a photographer is undeniable. This book, however, I love, and I’m lucky enough to have a publisher’s proof copy in my collect…
勝手ながら、本日は休載します。 このあとどうするか、3が日のうちに結論を出せるかなと思っていたのですが、まだ結論が出ていません。過去ログの再掲も仕込みに結構手間がかかるので、同じ手間をかけるくらいなら、昨日やったような「一言解説」の形でやっ…
今回の実例は、Twitterから。 というか、前回書いたように、今年からこのブログの書き方を変えていかないとならないのだけど、このようなスタイルもありかな、というテスト投稿です。つまり、Twitterに書いたものをそのまま転記するだけ。解説なしだと役に立…
2023年になりました。あけましておめでとうございます。みなさまにとって実り多き年になりますよう。 「いわゆる『学校英語』が、『生きた英語』の中に現れている実例を、淡々とクリップする」というコンセプトを思いついて、2019年1月に開始した当ブログも…
2022年最後の投稿になります。今年1年、ご閲覧いただき、ありがとうございました。はてブのコメントもありがとうございました。 ちょっとばたばたしているので1年の締めくくりとなる投稿もろくにできないのですが、ヴァーダマン先生のブログ(というかnote)…
今回の実例は、米国の放送局の映像クリップから。音声の聞き取りが必須となる。 今から4年か5年前だったと思うが、「今どきのネーティブは、挨拶で How are you? なんて言わない」という記事がどこかのオンラインメディアに出て、大いに話題になった。その記…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スポーツの競技団体のステートメントから。 日本語圏でもとっくに大きく報じられているが、欧州でのサッカーの国際大会「欧州選手権 (EURO)」*1の決勝でイングラ…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回に引き続き変則的に。前回は、英国のボリス・ジョンソン首相が公にする方針の中には、英国全体ではなくイングランドにしか関わらないものもあり、保健行政もそのひ…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボ…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエント…
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ある著名な人物の訃報を受けて書かれた激烈な文章から。通例、著名人の訃報を受けて書かれるのは「オビチュアリー (obituary)」で、当ブログでもいくつかオビチュ…
今回は、英語圏の英文に出てくる日本の学校英語(学習英文法)の実例ではなく、日本語圏で今話題になっている表現について。 ものすごく忙しいので、ソースとかは後でつけます(ソースをつける作業にかかる時間は、執筆時間と同じくらいです。書くのは早いの…
今回の実例は、報道機関の特集記事より。 日本のメディアでもそうだが、報道機関が流す日々のニュースでは、毎日の大きな出来事の事実関係を伝えるもののほか、その時々の社会的な関心事や、「関心事」とまではなっていなくても多くの人々に共有されておいて…
昨日のエントリもまだ完成させることができていないし、ほかにも積み残しがあるので、本日は休載します。
今回の実例は、「そんなのに吊られるなよ、日本語圏……」っていう実例。 今日の午後、鉄道情報などをチェックするかとYahoo! Japanを見てみたところ、トップページにある「リアルタイム検索」の欄に、「ドナルド・トランプ・ジュニア」という文字列があった。…
今日は下記のブログを書いていたので、こちらまで手が回りませんでした。あいすみません。 アメリカのジャーナリストたちと一緒に、Twitterアカウントを凍結された件について、経緯を詳しく書いておく。 https://t.co/kaNc6zcPbn ひょっとして日本であの件で…
本日は、下記の翻訳作業のため、ブログは休載します。9割がた終わっているのですが、まだ少し残っています。明日月曜日に完成させます。 togetter.com 英文法の実例を楽しみにしてくださっている方には、申し訳ありません。週末は過去記事の再掲なのですが、…
今回は、「英文法の実例」はお休み。このエントリは、2022年12月16日の夜に書き始め、翌17日になってもまだ書き終わらずにいる。 16日の午後のわりと遅い時間帯になって日本語圏にも話が入ってきたが(そして、詳細を確認していない人々が付け加える「個人の…
12月16日はいろいろあって、ブログが書けず、休載してしまいました。ごめんなさい。 どういうことがあったのかというとこういうことです。イーロン・マスクを批判するジャーナリストたちの一斉サスペンドで、私も対象になりました(なぜか知らんが)。詳細は…
今回の実例は、前回の続き。というか、前回見た「lessとfewerの混同」という、英語母語話者や英語を日常の生活言語として使っている人々の間で見られる文法的なよくある間違い (common errors) のひとつについての問いかけの投稿に対するリプライに寄せられ…
今回は、文法をネタにした英語圏Twitterのやり取りを見てニヤニヤする会。またの名を、文法警察の慰労会です。文法警察が嫌いな方はここでお帰りください。 The Girl From The Grammar Police 627308 Records DK Amazon CafePress – Grammar Policeマグカッ…