Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

to不定詞の副詞的用法

「文法」は何のために必要か: 単語をつなぎ合わせたデタラメな読解をしないために(英語版を元にしているはずの日本語版ウィキペディア記事のデタラメ)

今回は前回の続き。当ブログの扱う事項としては変則的な話題だが、日本語圏で得られる情報の不確かさという点について、またそういう場合に英語圏に飛んで何をどう確認すればよいのかという点についての話なので、しばしお付き合い願いたい。 そういう確認も…

not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事で、「いつどこで誰が何を」式の事実の報告と、背景分析・解説などが記載されて…

however, 挿入, to不定詞の受動態, 助動詞+受動態, など(ベルギーの「黒歴史」と今)

今回も前回の続き。前回は、亡くなったときはベルギー国民からの人気もまるでなかったレオポルド2世(在位1865年~1909年)の像が、いつ、なぜベルギーのあちこちにたてられるようになったのかという部分を見た。ベルギーのコンゴ支配のことを含め、大まかな…

force ... to do ~, 無生物主語, 同格のthat, やや長い文, 関係代名詞の主格とbe動詞の省略, so ~ that ...構文, as though + 仮定法, 分詞構文, など(数字の向こう側を見せるNYTの取り組み)

今回も前回の続きで、先週末、ニューヨーク・タイムズ(NYT)がCOVID-19での死者が10万人に迫らんとする中で示した「数字」ではない、人間たちとしてのひとりひとりの死者についての印象的な取り組みから。 本題に入る前に最新のニュース。2020年5月27日、米…

やや長い文, 前置詞+関係代名詞, to不定詞の副詞的用法(新型コロナウイルスと科学の現場)

今回の実例は、前回と同じ、ノーベル賞を受賞した科学者が書いた論説記事から。 前回は記事書き出しで、「(ロックダウンという厳しい行動制限から)普通の生活に戻るうえでは多くの疑問が生じる。それには科学・医学によって解を導き出すことが必要だ」とい…

関係代名詞の非制限用法, if節のない仮定法, it is ~ for ... to do --, など(南アフリカ反アパルトヘイト闘争の闘士、デニス・ゴールドバーグ死去)

今回の実例はTwitterから。 かつて、南アフリカでとられていた人種差別政策(アパルトヘイト政策)に反対し、武装抵抗運動の活動家としてネルソン・マンデラらとともに逮捕され、裁判の後に有罪となった唯一の「白人」であるデニス・ゴールドバーグ氏が、87…

形容詞の限定用法, persuade ~ to do ..., 付帯状況のwith, to不定詞の副詞的用法, 関係代名詞what, 挿入など(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

今回の実例は、新聞に出ている解説記事から。 文脈は下記連ツイ参照。(変換ミスは見逃してください) しばらく前に英国のニュースで呼んでたこととほぼ同じ。今日もガーディアンにこの話しに関連する記事参照出てる。この次にぶら下げるの https://t.co/tVS…

to不定詞の副詞的用法, 動名詞, in a way that ..., 現在完了, in addition to ~(#自粛と給付はセット は当たり前。英国政府の方針)

今回の実例は、英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 長々と前置きを書いている余裕がないのだが、日本語圏では新型コロナウイルス感染拡大に対する対策として、 #自粛と補償はセット であるということが、社会的に、全然認識されていない。むしろそう…

報道記事の見出し(未来のことはto不定詞で表す), be to do ~(ロンドン、ベスナル・グリーンの博物館)

今回の実例は、偶然にもつい先日(連休初日)再掲したのと同じ項目なので、「知識の定着を図る」的に見ていただければと思う。 ロンドンの真ん中を東西に横断する地下鉄、セントラル・ラインに乗って、都心部から東に向かおう。ざっぱくに言えば、昔からの都…

英語のパラグラフの書かれ方, 接続詞, 助動詞+have+過去分詞, therefore, 分詞構文など(ダイヤモンド・プリンセスの検疫は不十分だったという米CDCの声明)

今回の実例は、米国の政府系機関の文書より。 豪華客船「プリンセス・ダイヤモンド」のことは先日書いた通りである。今回の実例は、この船で行われていた「検疫」についての米CDCの文書(の一部)だ。 CDCはCenters for Disease Control and Preventionの略…

感情の原因・理由を表すto不定詞(副詞的用法), 同格のthat, 主語とbe動詞の省略, 使役動詞(テリー・ジョーンズ死去)

今日の実例はTwitterから。 歴史家で映画監督でコメディアン(「モンティ・パイソン」の一員)のテリー・ジョーンズが亡くなった。2016年秋に希少疾患である「前頭側頭型認知症 (Frontotemporal dementia、FTD)」由来の「原発性進行性失語 (primary progress…

等位接続詞and, 現在完了, 《期間》を表す前置詞over, 現在分詞と動名詞, 助動詞+進行形, 関係代名詞what, 劣勢比較, 前置詞+動名詞 (ポップスターの胸の内)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。個人の日記のようにつらつらと書き連ねられた息の長い文を読んで意味を取るのは、受験英語とはあまり関係ないかもしれないが、実用英語としてはけっこう大事なことだ。大学に入ってからの教科書が英語…

「used to do ~」の熟語か、「used + to不定詞の副詞的用法」か(ベトナム戦争の負の遺産の後始末)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。こういう構造を素早く正確に把握できるかどうかは得点力に直結するので、大学受験前に十分に練習しておきたい。 ---------------------------------------------- 今回の実例は、米軍がベトナム戦争の…

as ~ as ..., 《条件》を表す直説法のif節, those who ~, spend ~ -ing, the + 比較級 ~, the + 比較級 ...

今回の実例も、前回のと同じ、労働党の大惨敗に終わった総選挙の結果を受けて労働党の国会議員であるジェス・フィリップスが書いた論説記事*1から。 記事はこちら: www.theguardian.com 今回見るのは、前回見た部分のすぐ次のところから。 *1:ガーディアンは…

to不定詞の副詞的用法, 関係代名詞のwhat, try to do ~, those who ~(北アイルランド和平合意から21年)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である。素材とする英文を書いたのは英語母語話者ではないが、英語としてTPOにふさわしい、非常に品格のある文になっている。 ------------------------------------------ 今回の実例は、Twitterから。…

it's ~ for ... to do --, 感覚動詞+O+原形, 不定冠詞のa, that節の繰り返し, if節のない仮定法, など(英最高裁判決後の保守党)

今回の実例も、前回みたのと同じ、「ボリス・ジョンソンによる英国会の閉会は違法」との最高裁判決を受けて再開された国会で起きたことに関する動きを報じる記事から。 記事はこちら: www.theguardian.com 前回は記事の中ほどを参照したが、今回は記事の最後…

so ~ that ... 構文, やや長い文, to不定詞の副詞的用法, 疑問詞節(英最高裁判決後の保守党中道派の動き)

今回の実例は、英国会で起きたことについての報道から。 起きたことがあまりにひどすぎて信じがたくて心が折れたので、今回は背景解説なし。記事はこちら: www.theguardian.com 「解説なし」とは書いたけど、見出しにある固有名詞程度は少し説明しておく必要…

「推定で~人」と言いたいときの表現【ボキャビル】, 感覚動詞 + O + 原形, 使役動詞make + O + 原形(グレタ・トゥーンベリさんのデモでのスピーチ)

今回の実例は、23日の国連気候行動サミットを前に、全世界のいくつもの都市とほぼ同時にニューヨークで行われたデモに参加したグレタ・トゥーンベリ(トゥンベリ)さんが、演壇で行ったスピーチを報じるSky Newsのツイートより。 この日のデモのことは、日本…

「数値-名詞の単数形」の複合語(形容詞), in order to do ~(16歳の環境活動家)

今回の実例も、前回(金曜日)のと同じ記事から。 記事はこちら: www.bbc.com 前回は記事の中の方を見たが、今回は最初の方から。

《結果》を表すto不定詞、to不定詞の否定、報道記事の見出し(DRCからの子供の連れ去り)

今回の実例はBBC記事の見出しから。 《to + 動詞の原形》のto不定詞は中学校で習うが、「なんとか用法」という用語も含め、なんかいろいろと情報量が多いので、消化しきれず何となく苦手という意識を持ってしまう人が少なくない。 特に消化しきれなくなるの…

等位接続詞and, 現在完了, 《期間》を表す前置詞over, 現在分詞と動名詞, 助動詞+進行形, 関係代名詞what, 劣勢比較, 前置詞+動名詞(ポップスターの胸の内)

昨日の続きで、ファンに向けたポップスターのSNS投稿を最後まで読んでみよう。 この投稿、全体的に《時制》に注目しながら読むと、よい勉強になる。特に《現在完了》の使い方についてはよいお手本になるだろう。自分で何か文章を書くときに、現在完了を使う…

「used to do ~」の熟語か、「used + to不定詞の副詞的用法」か(ベトナム戦争の負の遺産の後始末)

今回の実例は、米軍がベトナム戦争のときにベトナムの国土の上に使用した枯葉剤(エージェント・オレンジ)に汚染された空港の後始末が、戦争が終わってから40年以上も経ってからようやく始まるという報道記事から。 記事はこちら: www.bbc.com

to不定詞の副詞的用法, 関係代名詞のwhat, try to do ~, those who ~(北アイルランド和平合意から21年)

今回の実例は、Twitterから。 21年前の昨日、1998年4月10日(現地時間)に、北アイルランド紛争を終結させ、北アイルランドについて英国とアイルランド共和国の双方が主体的に関わっていくという枠組みを作った和平合意が、長い長い交渉の末、両国政府と北ア…