Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【再掲】条件を表すif節とその論理構造, 疑問詞+to不定詞, 省略, 前置詞+動名詞, など(WHOによるマスク着用のガイド)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 【2020年6月9日補記】 本稿は、2020年4月3日にアップロードしており、その時点でWHOのサイトで確認することができた最新情報を扱ったものである。その後、4月下旬にはドイツなど…

【再掲】「転売ヤー」に関する英語表現、報道記事の見出し、引用符の使い方、挿入、省略(手指消毒剤などを買い占めた男)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- ※本稿も、前回と同様、かなり前に準備してあったもので、内容的には懐かしい感じもするかもしれない。しばしお付き合いいただきたい。 今回の実例は、前回の続き。あの「転売ヤ…

【再掲】「新型コロナウイルス」、「転売ヤー」に関する英語表現 (手指消毒剤などを買い占めた男)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- ※本稿はかなり前(2週間くらい前)に書いたものである(差し替えなどしていて全然投稿できていなかった)。必要最小限のアップデートは加えたが、「何もかもがみな懐かしい」と…

【再掲】英文を頭から読んで書いてあることを書いてある通りに読む練習, 同格, 挿入, be expected to do ~, 付帯状況のwithなど(英国のロックダウンの見通し)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国政府の医療顧問団上層部の発言から。 英国政府は3月23日(月)にレストラン、パブなどの閉鎖(日本語ではおそらく「営業自粛」と位置付けられるもの)を経て…

【再掲】to不定詞の副詞的用法, 動名詞, in a way that ..., 現在完了, in addition to ~(#自粛と給付はセット は当たり前。英国政府の方針)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 長々と前置きを書いている余裕がないのだが、日本語圏では新型コロナウイルス感染拡大に対する対策として、 #自粛と補…

【再掲】Heroes, Corona Fighters (新型コロナウイルスと戦う医療従事者を讃え、励ますことば)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例もTwitterから。 前回まで、3回連続で、新型コロナウイルスの感染拡大抑止のために英国などで使われているスローガン、"Stay at home" を軸にした表現を見てきた。ま…

【再掲】"We stay at work for you. You stay home for us." というメッセージ(新型コロナウイルスに立ち向かう医療現場)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例もソーシャルメディアでたくさん流れてきた標語・メッセージから。 先週、「集団免疫」論を捨てて以来、英国で(アイルランドも同じなのだが)人々に対し家にいるよう…

【再掲】 #StayAtHomeSaveLives #StayHomeSaveLives 標語のハッシュタグ(新型コロナウイルス対策)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、Twitterのハッシュタグを見てみよう。 前回は、英国政府がロックダウンに先立って打ち出していた "Stay at home. Protect the NHS. Save lives." …

【再掲】"Stay at home. Protect the NHS. Save lives." という標語(付: 初出の調べ方)(英国政府の新型コロナウイルス対策のPR)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国で使われている標語。 新型コロナウイルスによる感染拡大を何とかコントロールしたい英国政府は、先週末から、いわゆる「不要不急の外出」をしないように人々…

【再掲】聞き取りの練習, need to do ~, 間接疑問, not just A but also B, など(新型コロナウイルスに関する、アイルランド首相のすばらしいスピーチ)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、アイルランド首相のスピーチから。 カトリックの国であるアイルランドは、アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人の聖パトリックの祝日である毎年3月17日を盛…

「ぼくはブレイクスルー感染だ」を I am ~で表している例, it's no picnic, など(ワクチン接種を済ませているのに感染したという報告)

今回の実例は、Twitterから。 新型コロナウイルスについて、ワクチンを接種したあとに感染する、いわゆる「ブレイクスルー感染」が、日本のテレビなどでもセンセーショナルに取り上げられているようだ。 今はみなさん「ブレイクスルー感染」と言っているが(…

コロン, asの判別(関係代名詞, 接続詞), 進行形を含む表現, 付帯状況のwith, など (コロナ禍五輪は、1964年の東京五輪の夢を見たが……)

今回は、前回(昨日)書きかけで放置してしまったところをそのまま続けます。文脈などは前回のエントリをご参照のほど。 記事はこちら: www.washingtonpost.com

SVOC, 最上級+ever, 形式主語のitと動名詞, be going to do ~, 〔以下書きかけ〕(コロナ禍五輪は、1964年の東京五輪の夢を見たが……)

今回の実例は、日本語でほぼ「一言だけ」にまとめられた英語圏の新聞の記事から。 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は17日、開幕を23日に控えた東京五輪について、これまでのところ「完全な失敗に見える」と指摘し、1964年の東京五輪のように…

【再掲】It is ~ that ...の強調構文, 同格, 仮定法(新型コロナウイルス、英国の方針転換)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、解説記事から。 英BBC Newsのウェブ版では、何かかみ砕いた説明があったほうがよいような複雑なこと、背景を詳しく述べたほうがよいようなことなどを報じる場合に…

【再掲】so ~ that ...構文, 【ボキャビル】be tempted to do ~, on the contrary(ハリー&メーガンの最後の公務)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、サセックス公夫妻(ハリー&メーガン)の最後の公務についての報道記事から。 英王室のハリー王子とメーガン妃ことサセックス公夫妻が「王族としての第一線から退…

let ~ down, let + O + 動詞の原形(ブカヨ・サカのステートメント)

今回の実例は、PK戦にもつれこんだEURO 2020の決勝で、最後のキッカーとなったブカヨ・サカ(イングランド)がTwitterに投稿したステートメントから。 既に当ブログで何度か述べたように、イングランドはPK戦で最初の2人が決め、次の3人が連続で外して優勝を…

no matter + 名詞, no matter + 疑問詞 (イングランド代表監督、ガレス・サウスゲイトの熱い文章)

今回の実例は、国代表チームの監督が、国際大会を前にしたためた一文から。 前置きは書いてる暇がないからいきなり本題に入るが、これを書いたのはサッカーのイングランド代表の監督、ガレス・サウスゲイトである。もちろんプロの文章書きや編集者が手を入れ…

thatが省略されたso that ~, 等位接続詞andによる接続が延々と続いている形, thatの判別, など(イングランドのサッカー協会のステートメント)

今回の実例は、前回の続きで、イングランドのフットボール(サッカー)協会 (the Football Association: the FA) のステートメントから。このステートメントが出された経緯や文脈などは前回のエントリをご参照いただきたい。 この文面は、FAのような組織から…

could not be+比較級, be clear that ~, anyの用法, 過去分詞単独での後置修飾, など(イングランド・フットボール協会がサポーターの中のレイシズムに立ち向かう声明を出した))

今回の実例は、スポーツの競技団体のステートメントから。 日本語圏でもとっくに大きく報じられているが、欧州でのサッカーの国際大会「欧州選手権 (EURO)」*1の決勝でイングランドとイタリアが対戦し、PK戦でイタリアが3-2で勝利した。PK戦で蹴る5人のうち…

休載します/鴻巣友季子さんによる記事が必読である件。

サッカーのイングランド代表の件などで書くことはいくらでもあるのですが、体調不良の上に過去記事の再掲もストックを使い切ってしまっているので休載します。夜までに何とか、机の前に座って物が書けるくらいまで回復しないかと粘っていたのですが、到底、…

【再掲】thanks for ~, ~ is all that matters, 前置詞+動名詞, 命令文+and ~ (新型コロナウイルスに感染したアルテタ監督)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 いわゆる「新型コロナウイルス」の影響で、イングランドのサッカー・プレミアリーグ*1は、4月3日まですべての試合を一時中止している。だがこれは…

【再掲】whether A or B, there is/are ~ + 現在分詞, 進行形の受動態, 【ボキャビル】the jury is still out(新型コロナウイルス感染者数のグラフ)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国の経済紙Finantial Times (FT) が作成したグラフから。 12日、スウェーデンの元首相・元外相で、現在は欧州連合 (EU) の外務理事会で共同議長 (Co-Chair Euro…

【再掲】force ... to do ~, 付帯状況のwith, 和文和訳, to不定詞の意味上の主語, 等位接続詞のand, 不定冠詞(東日本大震災から9年)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、東日本大震災から9年を迎えた日本についての報道記事から。 記事の内容はあらかじめ説明するまでもないだろう。日本で、日本語でたっぷり報じられていることを英…

【再掲】報道記事の見出し, be + to不定詞の意味合い(ナチス・ドイツ政権下の強制収容所の看守)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道の見出しから。 下記キャプチャ画像(BBC News)の、特に下から2番目をご覧いただきたい。 2020年3月7日、BBC News "Ronaldinho arrested ..." や "Woody Allen…

副詞節のif節と名詞節のif節, 過去分詞の分詞構文など (「イングランドの方針」が英国全体のものとして扱われるということについて)

今回も、前回に引き続き変則的に。前回は、英国のボリス・ジョンソン首相が公にする方針の中には、英国全体ではなくイングランドにしか関わらないものもあり、保健行政もそのひとつであるということを説明したが、イングランドとウェールズとスコットランド…

新型コロナウイルス対策は「イングランド」etcの話であり、厳密には「英国」の話ではない、という説明。

今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボリス・ジョンソン首相が『COVIDとの共生』に舵を切るべきときだと宣言へ」という…

A if Bの構造, 副詞節内での主語とbe動詞の省略, など (練習中の女性アスリートへの男性による妨害)

今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエントリを立てたところ、当ブログとしては例外的としかいいようがないくらいに広く読…

【再掲】仮定法過去, even if ~, 倍数表現(アイルランド共和国、セント・パトリックス・デーのパレードを中止との判断)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 3月17日といえばセント・パトリックス・デー(聖パトリックの日)である。聖パトリックはアイルランドにキリスト教を普及させた人で、アイルランドの…

【再掲】セミコロンの使い方, because of ~, 疑問詞節, 前置詞のas, 関係副詞, 強調構文(国際女性デーとアンディ・マリー)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2…

形容詞+to不定詞, 前置詞+関係代名詞, let alone, など (ドナルド・ラムズフェルドが法の裁きを受けることなく安らかに死んだ)

今回の実例は、ある著名な人物の訃報を受けて書かれた激烈な文章から。通例、著名人の訃報を受けて書かれるのは「オビチュアリー (obituary)」で、当ブログでもいくつかオビチュアリーは読んでいるが、今回の文章は書き手も掲載媒体もそのようには位置付けて…

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