イギリス英語
このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエント…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、SNSと距離を取ることにしたティエリ・アンリのインタビューでの発言より。アンリがどういう人かなどの説明は、前回のエントリをご参照のほど。今回…
このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前々回(3月24日投稿)と同じく、カズオ・イシグロの最新作『クララとお日さま』の原著(英語)より。 クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ 発売日: 2021/03/0…
今回の実例は、Twitterから。 2月半ばにウクライナ情勢が緊迫してきたころから、私がTwitterで見ている範囲に限っても、英語圏の報道機関に所属するベテランの記者がウクライナやロシアに取材に行くのを頻繁に目にするようになった。ロシア軍による侵略(侵…
今回の実例は、Twitterから。 欧州全域で新型コロナウイルスによる感染がまた増えつつある中、今週月曜、つまりスコットランドで開催されていたCOP26が閉幕した翌日、英国のボリス・ジョンソン首相が記者会見を行ったのだが、それが「風邪でも引いているみた…
今回は、イレギュラーなんだけど、Twitterで「リスニングの教材になる」と話題のものがあるのでそちらについて。 2021年10月31日はハロウィーン*1だなんだと浮かれている向きもあるが、総選挙の投票日である。有権者は、朝7時から夜8時までの間に、ぜひ投票…
このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、イギリスで起きていることについての報道記事から。 英語では「人種差別的な暴言を吐かれる」ことを、日常的には、 be racially abused と表す(「ヘイトスピーチ…
今回の実例は、報道記事から。 英語では、人によって [ŋ] の音が [n] の音に置き換わってしまうこと(綴りで示せば "-ng" が "n" になること。例: doing → doin')がある。「人によって」というより、「集団によって」と言った方がよいかもしれない。 [ŋ] の…
今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエントリを立てたところ、当ブログとしては例外的としかいいようがないくらいに広く読…
今回の実例は、前回の続きで、SNSと距離を取ることにしたティエリ・アンリのインタビューでの発言より。アンリがどういう人かなどの説明は、前回のエントリをご参照のほど。今回はさっそく本題に入ろう。記事はこちら: www.bbc.com なお、今回はぜひ、この記…
今回の実例は、前々回(3月24日投稿)と同じく、カズオ・イシグロの最新作『クララとお日さま』の原著(英語)より。 クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ 発売日: 2021/03/02 メディア: Kindle版 Klara and the Sun: 'A masterpiece.' Sunday Times (Eng…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は国際報道の記事から。 2001年から08年の間に意識があった大人なら「むしゃらふだいとうりょう」というフレーズは「ムシャラフ大統領」と即座に認識されるだろう。…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。非常にナチュラルな「イギリス英語」の文例を見てみよう。 ----------------- 今回の実例は、総選挙を前にしたとある選挙区情勢について、現地の有権者の声をまとめて綴った記事から。 今年7月下旬…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。WHOが説明の目的で書く文書で使う英語は「世界共通語としての英語」そのもので、英語の勉強にはかなり役立つので、機会を見つけて見てみるとよいと思う。 ----------------- 今回の実例は、世界保健…
今回の実例は、イギリスで起きていることについての報道記事から。 英語では「人種差別的な暴言を吐かれる」ことを、日常的には、 be racially abused と表す(「ヘイトスピーチ」という法律文書に出てくるみたいな抽象的な用語はこういう場面ではあまり使わ…
今回の実例は国際報道の記事から。 2001年から08年の間に意識があった大人なら「むしゃらふだいとうりょう」というフレーズは「ムシャラフ大統領」と即座に認識されるだろう。米同時多発テロからイラク戦争へと突き進んだ時代、国際ニュースで何度も出てきた…
今回の実例は、総選挙を前にしたとある選挙区情勢について、現地の有権者の声をまとめて綴った記事から。 今年7月下旬、保守党の党首選挙でボリス・ジョンソンが党首に選ばれ、自動的に英国の首相となったときには「10月31日には何が何でもEU離脱する。期限…
今回の実例は、世界保健機構 (WHO) が出したタバコに関する報告書から。 この報告書は、タバコを人間の生活からなくしていこうという方向の動きがどのくらい進んでいるかを世界規模で調査してまとめられたもので、WHOのサイトで全文や全体要旨、付属データな…
今回は実際のニュース記事のキャプチャ画像はお休み。 動詞のbook 先日、問題集を見ていたら、「受動態」のカテゴリーに、bookedという単語が出てきた。このbookはもちろん動詞で(だから「本」という意味ではなく)、「~を予約する」という意味だ。語源は…