2021-01-01から1年間の記事一覧
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は解説記事から。 レバノンの首都ベイルートの大爆発から1週間となる11日、爆発の起きた午後6時過ぎにキリスト教の教会の鐘の音とイスラム教のモスクの祈りの声が同時…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、75周年という節目の年に長崎の平和祈念式典に「海外」から寄せられたメッセージから。 「75周年」がなぜ節目になるのかは、(週末・休日の再掲分を除いた)前回記…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、アイルランドの大統領のコメントから。 今年、2020年は、1945年の第二次世界大戦終結から75周年の節目の年である。「75年の節目」というのが日本語圏では伝わりづ…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、英文記事からの英文の実例というより、日本語で「英語圏でこんな記事が出た」と報道されている英語記事の探し方の実例について。 報道記事を「ハイパーリンク」というも…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英語で言いたいときに言えそうで意外と言えないかもしれないフレーズをTwitterで見かけたのでそれを。 ちょっと長くなるが、順を追って話をさせてほしい。 昨晩、…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- ジョン・ヒュームが亡くなった。この人がいなかったら、北アイルランドは今でもドンパチが続いていたかもしれない。そういう存在だ。 この人については、ここではなく本家のブロ…
このエントリは、2020年8月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスについて、日本国内では「日本スゴイ」の《物語》に乗った話が優先され、英語圏、特に英国や米国の報道機関が日本について何か懐…
今回は、いつもと少し趣向を変えて、聞き取りについて。 昨日から今日にかけて、Twitterの私が見る画面で「英語の聞き取り」が話題になっていた。発端は髙村峰生さん(関西学園大学教授)の下記のツイートだったようだ。 英語を身につける動機として「映画を…
今回の実例は、英国の新聞一面から。 BBC Newsが毎日、「今日の新聞一面」として、英国の主要な一般紙(クオリティ・メディア、高級紙)とタブロイド紙(大衆紙。日本の媒体では「スポーツ紙」よりも「夕刊紙」や「週刊誌」くらいの路線でやっている)の一面…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記…
今回の実例は、報道機関のTwitterフィードから。 ケネス・ブラナーという映画人が、イギリスにいる。「映画人」と言っても元はRSCのシェイクスピア俳優で舞台の人なのだが、数々の映画に出演してきた映画俳優でもあり、また自分でメガホンをとる映画監督でも…
今回の実例は、報道記事から。 クリスマスが近づいて、西洋諸国が「年末」モードに入り始めた今月上旬以降、英国(というより厳密にはイングランド)からは、政治の中枢、すなわちダウニング・ストリート10番地(首相官邸)が、いかにルールを無視してきたか…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々々回、前々回、前回に続き、新疆ウイグル自治区で人々を強制労働させることで生産されているとしか考えられない素材が、世界中のアパレル企業によって、私たちの着…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回、前回に引き続き、新疆ウイグル自治区で人々を強制労働させることで生産されているとしか考えられない綿が、世界中のアパレル企業によって私たちの着る衣類に使…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は前回の続き。 前回説明したように、何らかの報告についての報道記事では、前半でまずその報告の内容を端的にまとめたあと、後半で当事者や当局者に取材して得られたコメン…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機…
今回の実例は、報道記事から。 南アフリカで解析されて報告された新型コロナウイルスの新たな変異株が「懸念される変異株 variation of concern」と位置付けられ、「オミクロン株」と名付けられて以降、同株の感染が世界的に拡大している。オミクロン株が最…
今回の実例は、BBC NewsによるTwitterのフィードから。 ニュースのフィードとはいえ、前提知識的なものはほとんど必要なく、英文さえ見ればよいという性質のものなので、いつものような前置きなしでいきなり本題に入る。 というか、予備知識なしで読んでも中…
今回の実例は、少しイレギュラーな感じになるが、略語について。 日本語でも英語でも、頻繁に使われる語がある程度の長さがあるときは、何らかの形で省略された「略語」として日常の会話や新聞記事などに出てくることが多い。 例えば「東京証券取引所」は「…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 東京は、先週までは梅雨寒の状態で、いったん片づけた春物のカーディガンを引っ張り出してきたりしていたのだが、週末から一気に10度くらい気温が上…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスのワクチン開発は、かつてないような急ピッチで、世界規模で進められている。日本のことだけに閉じこもっていると「大阪の知事が…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ふと見かけたとんでもない誤訳について。 amongという単語をいつ習ったのか、正確な記憶はないが、中学2年生で比較級を習ったときには既に知っていた。あるいは比…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は前回の続き。 まず前置きとして、前回のエントリへのブクマから: こういう人ってシンガポール英語表記とか見る度に一々ブチ切れてるのかな https://b.hatena.ne.jp/entry/…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は変則的に、ある違和感maxな日本の官製フレーズについて。 新型コロナウイルスの流行で、最も危険なところで体を張って仕事をしている医療従事者が、まともな待遇を受ける…
今回は、前回、本題にたどり着く前に6000字を超えたので書けなかった本題。前置き的なものは前回のエントリをご参照いただきたい。 というわけで、今日2021年12月8日、ドイツ連邦議会がオラフ・ショルツ氏を首相に選び、議場において就任の手続きがとられ、…
今回の実例は、報道記事から、「受験英語」てんこ盛りの文。つまり「受験英語」すらわかってないと全然読めない文。【追記: 今回、この本題にたどり着く前に字数が尽きたので、本題は次回に回します。】 今年、2021年は1991年のソ連崩壊から30年である。つま…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 新型コロナウイルスやそれが引き起こす感染症のことを簡略化して呼ぶ場合、日本語圏では「コロナ」と言うことが定着してきたが、英語圏では "Covi…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。補助的な情報についてリンク切れの箇所もあるが、そのままで再掲する。 ----------------- 今回の実例は、先日「国家安全維持法」が作られてしまった香港の最新の動きに関する報道記事から。 香港で…
このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は前回の続き。当ブログの扱う事項としては変則的な話題だが、日本語圏で得られる情報の不確かさという点について、またそういう場合に英語圏に飛んで何をどう確認すればよ…
今回の実例は、Twitterから。 今日の午後、山でしば刈りを済ませて川で洗濯をしながら画面を眺めていたら、北村一真・杏林大准教授のツイートがどんぶらこどんぶらこと流れてきた。 入試に出そう https://t.co/wNuwOx7dHD — MR. BIG (@Kazuma_Kitamura) 2021…