Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【スポーツ】

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「こりゃ、話が長くなりそうだな」を言う英語の慣用表現(ワールドカップ決勝、そしてガザ地区)

※暑すぎて何もできず、本稿は20日に書き始めて中断していたものである。22日の夜中にようやくアップロードできるところまで書いた。 やっとサッカーのワールドカップが終わった。長かった。サッカー、という米語表現を使うのが決定的に嫌になった今大会なの…

副詞節内の主語とbe動詞の省略(ノルウェーの2点目)

日本時間で7月12日の早朝におこなわれたサッカー・ワールドカップのノルウェー対イングランドの試合、途中までは何となくテキスト実況をチェックしていたが、途中で「またか」と思わされて、見るのをやめた。(なお、試合の中継映像は見ていないので、細かな…

「アメリカ人としては、ベストなプレイヤーを欠いたチームに勝ちたいかと言われたらノーだ。だから出場停止処分を取りやめさせたトランプは評価できる」という言説の存在

サッカーのワールドカップで、アメリカ代表のプレイヤーの1人がベスト32の試合でレッドカードを出されてベスト16の試合に出られなくなったら、米大統領トランプがFIFA会長に「処分の見直しは要請したが、指示はしていない」(そりゃそうでしょうよ、「指示」…

強調によってonlyの句が前に出たことによる倒置、など(サッカー・イラン代表がロッカールームに残した言葉、アルジェリア代表への歓迎、など)

前回のエントリで、サッカー・ワールドカップのために米国入りしているスコットランド代表のサポーターたち、通称「タータンアーミー」のことを書いたが、米国各地にポジティヴな足跡を残したのはスコットランドだけではない。 まだこの後があるので厳密には…

時制、いわゆる「ウナギ文」、不定冠詞など(ガザで医療ボランティアをしてきたスコットランド人)

前回取り上げた北アイルランドDUPのジェフリー・ドナルドソン(の「秘密」と、実はそれを知っていた政治家たち)について、毎日本当にひどい話が出てきていて、ちょっと癒しが必要なので、とてもシンプルな実例について書く。英文法は癒しだ。 今回のサッカ…

earlier this monthは「今月初め」ではない。(アーセナル、CL決勝直前)

よく誤訳されている、earlier this month[year, week, etc] というフレーズについて、一発で理解できそうな例が流れてきた。特にガナサポであれば、理解した瞬間に頭の中でアンリが美しいステップを刻み、知識が足先で*1ふわりと踊らされてゴールネットを揺…

becauseの節(従属節)が独立した文のようになっている実例(サッカー、イングランド代表)

3月末に、「サッカーの母国」イングランドの「サッカーの聖地」ウェンブリー・スタジアムで、親善試合とはいえ、イングランド代表が負けるという波乱があった。相手は日本代表だ。 FIFAのあれこれでいろいろばかばかしくなったうえに、ガザ・ジェノサイド以…

誤訳しそうになったときにGoogleに助けられた話: "to call out the silence" は熟語化しつつあるのかな

今、本当に、翻訳の作業中なんだけど、誤訳しそうになったのでちゃちゃっと書いておく。 頭を翻訳モードにしているつもりでも、翻訳に必要な集中ができる前に目にしている言葉が目の前で崩壊して意味を失っていくという状態で*1、普段ならこんなところで誤訳…

GOAT, "Dude just breathes ball", ”It rules" など、こなれまくった英語(米語)を、ChatGPTも使いながら読む

2月はいろいろあってこのブログにまったく書くことができなかったので、3月は何とかしようと思っていたのに、もう下旬になる。 というタイミングで、画面を見たときに「お、これは」と思うものがあったので書き留めておこう。 Twitter/Xでは、こちらがフォロ…

私のTwitterアカウントに、何が起こったか (A very lengthy post with a much shorter English version)

10月26日時点で鋭意執筆中……URLを確定する必要があるので中身のない状態でアップロードしています。このあと、出かける用事があるので、帰ってきたらアップします。→予定を超過して24時間を要してしまいましたが、10月27日にアップしました。 書かねば、書か…

五輪開幕も迫るなか、イスラエルは爆撃してパレスチナ人アスリートを殺し、私は翻訳の調べものに四苦八苦する(ChatGPTは翻訳者の実務に使えるか)

2023年10月7日以降、初期段階で世界中のジェノサイド研究者らが「教科書通りのジェノサイドである」と位置づけ、標的にされる危険をおかしている現地のジャーナリストや一般市民/市民ジャーナリストによってTwitter/XやInstagramなどでほぼ生中継されながら…

#ガザ投稿翻訳 「パレスチナの人々の人権を擁護することは、ハマス支持者であることを意味しない」(エリック・カントナ)、ほか、サッカー界から。

ハッシュタグ「#ガザ投稿翻訳」を立ち上げて数日が経過した。参照数などを確認する手立てはないが、ハッシュタグなしでばらばらにやっているよりは確実に多くの目に触れるようにできていると思う。 いつもなら、ハッシュタグは情報の共有のためにあるという…

#to不定詞が主語の文, to不定詞の意味上の主語(「to不定詞が主語になるときは形式主語のitを用いて、主語が長くなりすぎるのを防ぐ」ということについての実例いくつか)

今回の実例は、Twitterから。 Twitterを英語で使っていれば、流れてくるものを漫然と眺めているだけで「おお」と思う例に遭遇することがけっこうある。そう思ったものには、「#英語 #実例 」というハッシュタグをつけている。 その「#英語 #実例 」のハッシ…

単語は中学レベルの基本語で簡単で文意も取りやすそうなのに、実は意外と難しい文の例(サッカーW杯、グループEで日本が首位)

今回の実例は、Twitterから。 今日は元々は、あるレセプションの場で明らかになった英王室の中に根強くあるレイシズム(人種主義、人種差別)についてのことばを見ていこうと下準備はしていたのだが、いかにも気が重くてうーむと思っていたところ、今朝方、…

複合関係代名詞whatever, something + 形容詞, 助動詞 + have + 過去分詞, to不定詞の意味上の主語, 動名詞の意味上の主語,動名詞の否定形, など(ベン・ホワイトがイングランド代表を離脱)

今回の実例は、Twitterから、人の心から出ている血の通った言葉を。ESAT-Jや中学教科書の不自然で拙い変な英語もどきみたいなのをたっぷり見たあとなので、私もリハビリが必要です。普通の英語、よい英文を読む必要がある。 っていうか、それこそ90年代の話…

ドイツ代表の「口ふさぎ」集合写真を、英国のメディアはどういう扱いで伝えていたか。

今回の実例は、新聞の論説記事から……のつもりだったが、そこにたどり着く前に字数が尽きたので、Twitterからのクリップのみ。 日本時間で昨日23日の夜か、今日24日の早朝に行われた*1サッカーのワールドカップでのドイツ対日本の試合で、日本が逆転して勝利…

完了分詞構文, in order to do ~, 前置詞+動名詞, if ~ were to do ..., want ~ to do ..., など(EUROの覇者、イングランド・サッカー女子代表の次期首相あてオープンレター)

今回は、前回の続きで、イングランドのサッカー女子代表が保守党党首最終候補に宛てて送ったオープンレターについて。なお、昨年来、「オープンレター」というと感情的に反応する人々が日本語圏で目立つようになっているが、日本語にすればただの「公開書簡…

make a u-turn over ~, to不定詞の形容詞的用法, provide A with B, など(EUROの覇者、イングランド・サッカー女子代表のオープンレター)

今回の実例は、Twitterから。 7月7日から31日にかけて、欧州ではサッカー女子の欧州選手権(EURO 2022)が行われていた。ホスト国は、これまでの最高順位が2位のイングランドで、決勝戦ではこれまで最も多く優勝しているドイツとイングランドの対戦となった…

英語版ウィキペディアで調べものをしてみる(グラスゴー・セルティックの対戦相手の名前)

今回の実例は、ちょっと趣向を変えて、調べものの記録。 当ブログでは、ときどき、英語版ウィキペディアを使った調べものについて取り扱っているが、今回もその趣旨でやってみよう。本当に必要とされる実用的な英語力ってのは、某試験の問題文のように現実に…

英語報道記事で行われる言い換え, 報道記事の見出し, 関係代名詞whatの節, 仮定法, など(ジョコヴィッチの国外退去)

今回の実例は、報道記事から。 全豪オープン出場のためにオーストラリア入りしたノヴァク・ジョコヴィッチ選手が、新型コロナウイルス対策を同国の決まり通りにやっていなかったことで入国拒否となった件、ジョコヴィッチ側の異議申し立てがあったりして、英…

長い文の構造を正確に取って読む, despite ~, so that ~, 肯定文のany, など(全豪オープン、ジョコヴィッチのヴィザ騒動)

今回の実例は、前回のと同じ記事から。つまりジョコヴィッチの件。 入国許可(ヴィザ)取り消し→異議申し立て→取り消しは無効との裁判所の判断、という経緯をたどっている本件、オーストラリアの制度では、出入国管理(イミグレーション)大臣が最終的な判断…

時制を正確に読むということ, 同じ語句の繰り返しを避けるための言い換え, 付帯状況のwith, など(ジョコヴィッチ騒動)

今回の実例は、前回の続きで、ノヴァク・ジョコヴィッチ選手についての報道記事から。ただし、事態の動きが急なので、今回これから見る記事は、もう内容は古くなっている。 前置きは不要かと思うのでいきなり本題に入ろう。記事はこちら。1月11日付である。 …

関係副詞, awkwardの語義, have + O + 過去分詞, など(ナイジェル・ファラージに対するアンディ・マリーの華麗なるツッコミ)

今回の実例は、Twitterから。 日本語圏でも大きく報じられているが、ノヴァク・ジョコヴィッチの件が混沌としてきた。おそらく、当人としてはずるずると混沌を引き延ばすことで事実上の入国を勝ち取るという戦略だろうと思うが、それにしても……と思っている。…

have + O + 過去分詞(全豪オープン出場のため渡豪したジョコヴィッチ、事実上の特別扱いを取り消される)

今回の実例は、報道記事から。 日本語圏でも大きく報道されているが、テニスの全豪オープン出場のため、オーストラリアに入国しようとしていた "Novax Djocovid" こと、Novak Djokovic(ノヴァク・ジョコヴィッチ)が、入国拒否&強制送還を食らった。(追記…

"a number of ~" は「多数の~」という意味とは限らない, every-が先行詞のときの関係代名詞, など(イングランド、オミクロン株感染拡大とプレミアリーグ)

今回の実例は、報道記事から。 南アフリカで解析されて報告された新型コロナウイルスの新たな変異株が「懸念される変異株 variation of concern」と位置付けられ、「オミクロン株」と名付けられて以降、同株の感染が世界的に拡大している。オミクロン株が最…

比較級+than+any other ~, be yet to do ~(冨安選手のすごいスタッツ)

今回の実例は、Twitterから。 前回、9月26日(日)の「北ロンドン・ダービー North London Derby (NLD)」での、アーセナルのDF冨安健洋選手の活躍っぷりが現地でめっちゃ高く評価されていることについて触れたが、今回はその活躍っぷりを数値で見るツイート…

連鎖関係代名詞(マッチデイ・プログラムの冨安健洋選手インタビュー)

今回の実例は、スポーツ関連のメディアのインタビューから。 今回の「スポーツ関連のメディア」というのは、報道機関ではなく、イングランドのサッカークラブが試合の日に販売しているプログラム(英語で "matchday programme" という)である。試合会場か、…

定冠詞のtheについて(ついつい「イン・ザ・~」と口をついて出てきてしまうかもしれないあなたへ)

今回の実例は、Twitterから。 昨日、少し連続ツイートしたのだが、一般的に、地名や人名などの固有名詞には定冠詞のtheはつけない。例えば地名の「銀座」はGinzaで、「中央区」はChuo, またはChuo City, Chuo Ward, あるいはChuo-kuと言い、「東京都」はToky…

コロン, asの判別(関係代名詞, 接続詞), 進行形を含む表現, 付帯状況のwith, など (コロナ禍五輪は、1964年の東京五輪の夢を見たが……)

今回は、前回(昨日)書きかけで放置してしまったところをそのまま続けます。文脈などは前回のエントリをご参照のほど。 記事はこちら: www.washingtonpost.com

let ~ down, let + O + 動詞の原形(ブカヨ・サカのステートメント)

今回の実例は、PK戦にもつれこんだEURO 2020の決勝で、最後のキッカーとなったブカヨ・サカ(イングランド)がTwitterに投稿したステートメントから。 既に当ブログで何度か述べたように、イングランドはPK戦で最初の2人が決め、次の3人が連続で外して優勝を…

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