2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
今回の実例は、専門的な知見を持つ人のブログにアップされた解説記事から。 先週末、英語圏の、特に「リベラル」な人々の間でよく見かける「Twitterはマスクに買収されたのでもうおしまいだ。これからはジャック・ドーシーの次の幕に期待しよう。ベータテス…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回までの続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。今回で最後まで読み切りたいが、毎回冒頭で「前回」「前々回」式に前の記事をリンクする…
今日は土曜日なので、過去記事の再掲をするのが常だが、週明けまで寝かしておいたらもう古すぎて目も当てられなくなっているであろう話題について書いておかねばと思うきっかけがあったので、新規で記事を立てることにした。 広く報道されている通り、テスラ…
今回の実例は報道記事から。 英国に、ジェイコブ・リーズ=モグ (Jacob Rees-Mogg: 略してJRM) という国会議員がいる。保守党所属で、ボリス・ジョンソン、リズ・トラスと近く、ジョンソン政権ではBrexitのメリットを最大化する担当みたいなポジションにいて…
今回は、いつもの「英文法の実例」ではなく、ニュース日記のような感じで。 今朝、Twitterの画面を眺めていたら、普段はリツイートされてこないアカウントからのツイートが、何人かによってリツイートされてきていた。ウェールズのメディア、WalesOnlineで書…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々々回と前々回および、前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。前置きの類は前々々回のエントリをご参照いただきたい。 さて、アル…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回と前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。前置きの類は前々回のエントリをご参照いただきたい。 前回少し言及したが、ガザ地区…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいこう。前置きの類は一切省略するので、必要な方は前回のエントリをご参照いただきたい。あと、中…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回最後に述べたように、Mondweissの記事を見てみよう。 Mondoweissは米国を拠点とするオンライン・メディアで、米国の中東における外交政策を専門としている。最初は…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、少し変則的に。 ハマス(ハマース)*1がロケットを撃ち始めてようやく世界的に報じられるようになったが(そもそも「ハマスが先に手を出した」わけではないのだが)、こ…
今日は土曜日なので、いつものように過去記事をアップするようタイマー設定してあるのだが、それとは別に「号外」という感じでこのエントリも投稿しておくことにした。バズっている動画についてのものなので、月曜日まで待つのも間抜けになるから。 リズ・ト…
今回の実例は、前々回と同じ、亡命したロシア人元外交官の手記から。コンテクストの説明などは前々回のエントリをご参照のほど。 記事はこちら: www.foreignaffairs.com 今回は、前々回のエントリで見た部分の少し先を見ていこう。少々手ごわい文である。
今回は、ツイートされたてのほやほや、お刺身でもいけるくらいの新鮮なネタ。 実は、前回の続きで亡命ロシア人の手記をもう少し読んでおこうと仕込んでいたのだが、今週の英政界の急転が決定的な局面を迎えたので、仕込んでいる記事は明日に回して、英政界に…
今回の実例は、亡命したロシア人の手記から。 米国に、Foreign Affairsという雑誌がある。雑誌といっても外交・国際関係・国際政治の専門誌で、掲載されているのは日々の動向を報じる報道記事ではなく、専門家や識者による分析記事や学術的な論文が主であり…
今回の実例は、Twitterにフィードされていた報道の見出しから。 昨日、下記のキャプチャ画像のような見出しが私の見ている画面に流れてきていて、かなりの違和感をおぼえた。 https://twitter.com/i/events/1581689223962402816 どこにも違和感をおぼえるよ…
今回の実例は、Twitterと報道記事から。 現在、テレビ局のITVで自身の名前を冠した番組を持っているロバート・ペストンは、Twitterを積極的に使っている英国のジャーナリストのひとりで、よく、長いスレッドの形式で投稿している。彼は今回も、リズ・トラス…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。「報道」というより時事的なトピックに関するインタビュー記事だが。 テニスの錦織圭選手が、この夏の五輪開催について疑問を抱いていることをオン…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回と同じ記事から。背景解説などは前回のエントリをご参照いただきたい。 映画Hungerをご覧になった方はご記憶かと思うが、視点人物のひとりに「新入りの若者」…
今回の実例は、報道から。「報道記事から」でさえなく「報道から」。 英国のエリザベス2世が9月8日に亡くなる前、最後に当たられた公務が、その2日前の6日に療養先のスコットランド、バルモラル城で行われたボリス・ジョンソン前首相の辞任とリズ・トラス新…
今回は、英文法の実例というより、もっと基本的なことを。 先日、「カミングアウト(する)」という日本語と、そのもととなった英語のcome outの違いを知らず、日本語の語義のつもりで「国際カミングアウトデー」のハッシュタグに投稿して、「土足で踏み込む…
今回の実例は、Twitterから、めっちゃくちゃ実用的なものを。 スマホが普及した現在、日本では家族間の「電車が止まってるから帰りが遅くなる」とか、「猫の具合が悪いから病院に連れていってきます。おやつは冷蔵庫の中」とかいった連絡は、LINEですること…
今回の実例は、Twitterから。 英語では普通に動詞なのに、日本語で外来語として定着したときには「~イングする」と謎に動名詞形になっているものに「する」をつけることになっていた、という表現はありふれている。例えば歯を白くすると言うときに使う英語…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 40年前の5月5日、北アイルランドでひとりの男が死んだ。66日間の絶食の末のその死は、その後の事態の展開を大きく変える死であった。 男の名前はボビー・サンズ。1954年3月9日生…
このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回のと同じ文章から。コンテクストの説明などは前回のエントリをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com 前回書いたように、この文は「書いて…
このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ある状況をかなり長期にわたって分析し、解説する記事から。 インドでの新型コロナウイルス感染の拡大とその深刻な状況については、日本でもいくらかは伝えられて…
今回の実例は、報道記事から。 英国のエリザベス2世が亡くなり、それまでのチャールズ王太子(皇太子)が国王チャールズ3世となり、ウィリアム王子(ケンブリッジ公)が王太子となった。 英国では「王太子」は "Prince of Wales" (ウェールズ大公)と称する…
今回は、イランの抗議行動のことや北アイルランドのセンサスのことや、イーロン・マスクという個人がTwitterを所有することに関する懸念を表明する人権団体の記事についてなど、頭の中と手元で準備していたものを後回しにして、ばかみたいだけど、中学レベル…
今回の実例は、前回の続きで、ブラジルの大統領選挙結果に関する事前の世論調査が、情勢を大きく読み間違えていたことに関する解説記事から。前置きなどは前回のエントリを参照。記事はこちら: www.theguardian.com この件に関しては、米国の政治学者であるC…
今回の実例は、新聞の解説・分析記事から。 日本でも報じられているが、日曜日(10月2日)にブラジルの大統領選挙と議会選挙の投票が行われた。大統領については、何人もいる立候補者の中で、事実上、現職で極右のボルソナロ候補と、元職で汚職事件で有罪判…
今回の実例は、ロシアからもウクライナからもイランからも中東からもひどいニュースしか流れてこないようなこんなときだからこそ、人間っていいな、的な希望が少しは持てるようなニュース。ちょうどノーベル賞の発表も始まったので、「人類全体」を考えるき…