2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今回の実例は、英国政府の医療顧問団上層部の発言から。 英国政府は3月23日(月)にレストラン、パブなどの閉鎖(日本語ではおそらく「営業自粛」と位置付けられるもの)を経て「不要不急」の外出の禁止に踏み切り、以降、いわゆる「ロックダウン lockdown」…
今回の実例は、英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 長々と前置きを書いている余裕がないのだが、日本語圏では新型コロナウイルス感染拡大に対する対策として、 #自粛と補償はセット であるということが、社会的に、全然認識されていない。むしろそう…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。表題に「長い文」とあるが、このくらいの長さの文は特に長いわけではなく、むしろ非常によく遭遇する。 --------------------------------- 今回の実例は香港での大規模デモについての報道記事から。…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。英語の文を、書いてあることを書いてある通りに読むには、いわゆる「受験英語」が大切だ、ということがよくわかる例だと思う。 ----------------------------------- 今回の実例は、先週から極度に…
今回の実例もTwitterから。 前回まで、3回連続で、新型コロナウイルスの感染拡大抑止のために英国などで使われているスローガン、"Stay at home" を軸にした表現を見てきた。また、これらのエントリで、医療従事者からの情報発信についても扱った。「ソーシ…
今回の実例もソーシャルメディアでたくさん流れてきた標語・メッセージから。 先週、「集団免疫」論を捨てて以来、英国で(アイルランドも同じなのだが)人々に対し家にいるように呼び掛ける標語が繰り返し流されていることは既に書いた通り。 hoarding-exam…
今回の実例は、前回の続きで、Twitterのハッシュタグを見てみよう。 前回は、英国政府がロックダウンに先立って打ち出していた "Stay at home. Protect the NHS. Save lives." の標語を見たが、今回は、この標語が人々の日常生活の中にどう入っているかを見…
今回の実例は、英国で使われている標語。 新型コロナウイルスによる感染拡大を何とかコントロールしたい英国政府は、先週末から、いわゆる「不要不急の外出」をしないように人々(国民)に呼び掛けるという方向に舵を切った。既に学校閉鎖などが行われるよう…
いつもご閲覧いただきありがとうございます。 本日3月23日、予定していた原稿のアップを先送りして、より緊急性の高いトピックに差し替えることにしたのですが、何かいろいろあって予定時間内に原稿が仕上がっていません。 間に合わせるべく執筆中ですが、こ…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。 ------------------------------ 今回の実例はTwitterから。 元々は、今日は前々回、前回と同じ「天安門事件から30年」の記事から実例を拾おうと思っていたのだけど、より緊急性の高いトピックに差…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。(元々はこの1つ前に別件でエントリを書いていたのだが、再掲に当たり、同じトピックのものはまとめることにした。そのため、昨年6月の投稿順とは少し前後している。)1989年6月4日の天安門事件につ…
このエントリは、2019年6月、1989年6月4日の天安門事件から30年という節目にアップしたものの再掲である。 -------------------------------------- 今回も、前回と同じ、中国の天安門事件から30年を迎えて、英BBCの北京特派員、John Sudworth記者が書いた記…
いつもご閲覧いただきありがとうございます。 PC版のスタイルシートを変更し、過去記事などがサイドバーに表示されるようにしました。スマホ版は変えていません。 これまで使っていたスタイルシート: Block Memo https://blog.hatena.ne.jp/-/store/theme/66…
今回の実例は、アイルランド首相のスピーチから。 カトリックの国であるアイルランドは、アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人の聖パトリックの祝日である毎年3月17日を盛大に祝う。 元々このセント・パトリックス・デーは宗教的な礼拝の日であった。現…
今回の実例は、解説記事から。 英BBC Newsのウェブ版では、何かかみ砕いた説明があったほうがよいような複雑なこと、背景を詳しく述べたほうがよいようなことなどを報じる場合に、その分野に精通した記者が解説を書くことがある。 それらの解説は、Analysis…
今回の実例は、サセックス公夫妻(ハリー&メーガン)の最後の公務についての報道記事から。 英王室のハリー王子とメーガン妃ことサセックス公夫妻が「王族としての第一線から退いて、北米(カナダ)と英国を行き来しながら生活していく」と表明したのは1月…
今回の実例は、Twitterから。 いわゆる「新型コロナウイルス」の影響で、イングランドのサッカー・プレミアリーグ*1は、4月3日まですべての試合を一時中止している。だがこれは、日本で大規模なコンサートが中止・延期されているように観客の間での感染拡大…
このエントリは、2019年6月、1989年6月4日の天安門事件から30年というタイミングでアップしたものの再掲である。 ---------------------------- 今回の実例は、天安門事件についてここ数日の間に英語圏報道機関で出た数多くの記事のひとつから。 1989年5月。…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。米トランプ政権はこのあと「ウクライナ疑惑」に揺れ、大統領弾劾という事態にまでなった(その先には行かなかった)。そして現在の新型コロナウイルス禍……「ロシア疑惑」は遠い昔のことのように思え…
今回の実例は、英国の経済紙Finantial Times (FT) が作成したグラフから。 12日、スウェーデンの元首相・元外相で、現在は欧州連合 (EU) の外務理事会で共同議長 (Co-Chair European Council on Foreign Relations) を務めているカール・ビルト氏が、次のよ…
いつも閲覧していただき、ありがとうございます。 当ブログでは先日、オープン性を確保しておきたい投稿をして以来、しばらくコメント欄を開放してあったのですが、1件もコメント投稿がなく、今さっき初めてきたコメントはスパムでした(画像)。 というわけ…
今回の実例は、東日本大震災から9年を迎えた日本についての報道記事から。 記事の内容はあらかじめ説明するまでもないだろう。日本で、日本語でたっぷり報じられていることを英語で読むとどうなるか、といったことを確認してみてほしい。 記事はこちら: www.…
今回の実例は報道の見出しから。 下記キャプチャ画像(BBC News)の、特に下から2番目をご覧いただきたい。 2020年3月7日、BBC News "Ronaldinho arrested ..." や "Woody Allen book pulpled ..." の下線部の動詞は過去分詞で、「ロナウジーニョが逮捕され…
今回の実例はTwitterから。 3月17日といえばセント・パトリックス・デー(聖パトリックの日)である。聖パトリックはアイルランドにキリスト教を普及させた人で、アイルランドの守護聖人である。彼が没した日は記念日となり、アイルランドでは特別な意味合い…
今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2013年に、英国人プレイヤーとしては実に77年ぶりにウィンブルドン(全英オープ…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。少し息の長い文でも、落ち着いて構造を取ることを学習していただければと思う。 -------------------------- 今回も、前々回、および前回と同じく、アンネ・フランクの日記の増補改訂・新訳版が英国…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。日本語での表現と英語での表現の違いに注目してお読みいただければと思う。 ---------------------------- 今回も、前回と同じく、アンネ・フランクの日記の増補改訂・新訳版が英国で出版されること…
今回の実例は、日本と同じような現象が起きているオーストラリアについての報道記事から。 ただし今回はいつもとは趣向を変えて、「それって英語でどう表せばいいの?(英語でどう言うの?)」ということを学ぶ、という方向で。 新型コロナウイルスの感染者が…
今回の実例はTwitterから、ちょっと珍しいものを。 学校で習う英語の文法で、日本語母語話者にとってちょっとめんどくさいのが《時制の一致》だ。間接話法にしたときに、従属節の動詞の時制を主節の動詞に合わせるという例のあれだ。 Tom said, "I'm hungry.…
今回の実例は、この冬の気温の高さが、ある小規模な産業に及ぼしている壊滅的な影響について、230語程度の短い記事から。 短いだけでなく記述も平易で内容もわかりやすいので(センター試験の長文問題が読めるくらいの力があれば、この記事も読めるだろう)…