Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

ボキャビル

【ボキャビル】「ぬいぐるみ」を英語で何という? (英下院でのPMQs)

センター試験の前日なので、今日は文法用語とかの出てこない、読んでも読まなくてもいいような軽い読み物という感じで。 今からほぼ1か月前、2019年12月12日に英国では総選挙(下院議員の選挙)が行われ、ボリス・ジョンソン率いる保守党がバカ勝ちした。英…

コロン (:) の使い方, 現在分詞の後置修飾, more and more, 進行形の受動態, 《程度》を表すby,【ボキャビル】wait to do ~, pick up ~, be fed up with ~など(格安航空便とイングランドの開発格差)

今回の実例はビジネスニュースに関連した記事から。 1990年代半ば、Windows 95が登場して人々がインターネットというものに接するようになったころに社会に浸透したのが、支店を持たず、航空券が買えるのはインターネットと電話のみで、機内食などは有償提供…

最上級と所有格、【ボキャビル】take ~ for granted, affordなど(国連事務総長のツイート)

今回の実例は国連事務総長のツイートから。 2020年は、いきなり、米軍が大統領の命令でイランの革命防衛隊のクッズ(コッズ)部隊トップをイラクのバグダードで爆殺するという、普通に考えてめちゃくちゃなことで幕をあけた。それが現地時間で2日夜のことで…

英語での引用符の使い方, 長い文, 年齢の表し方, 【ボキャビル】limbo, 形容詞のturned(オーストラリアの森林火災で家から避難せざるを得ない人々)

今回の実例は、前回見たのと同じ記事から。 前回、というか昨日は、西洋の英語圏では実質年末年始の休みムード明けで*1、アメリカのエンタメ業界ではゴールデン・グローブ賞の授賞式があったのだが、その場でオーストラリア出身のスターであるラッセル・クロ…

【ボキャビル】festive, gesture, hirsute (クリスマスに、どう見ても〇〇〇な銀行強盗)

今回の実例は、クリスマス・シーズンの珍ニュースから。 クリスマスが商業イベントのひとつに過ぎないような扱いの日本では、12月24日のクリスマス・イヴがメインの日で、クリスマス・デーの25日まではスーパーマーケットなどで売られているような大量生産の…

【ボキャビル】apologise for ~, 過去分詞単独での後置修飾, 動名詞の意味上の主語, 未来完了など(落選議員の泣きっ面に蜂)

今回の実例は、12月13日の総選挙で残念ながら議席を失った議員が見舞われた悲劇についての報道記事より。 イギリスの国会議事堂は、観光ガイドブックの表紙にもなっている例の時計塔(ビッグ・ベンの塔)の横に広がっている豪奢な建物で、あの中には上院と下…

やや長い文、助動詞+have+過去分詞、関係代名詞、など(チャールズ・ディケンズ、生涯最後のクリスマスに届かなかった七面鳥)

今回の実例は、クリスマス前の「小ネタ」系記事から。 チャールズ・ディケンズという名前は日本でもよく知られている。19世紀ヴィクトリア朝の英国を代表する小説家のひとりだ。当時の超売れっ子の流行作家で、ものすごい多作なのだが、中でも『クリスマス・…

used to do ~, 関係副詞の非制限用法, 最上級を用いた表現, way to do ~, stop + O + -ingなど(スティーヴ・クーガン、戦術的投票を呼び掛ける)

今回の実例は、英国の総選挙直前に出た論説記事から(英国の総選挙は今日、12月12日が投票日である)。 筆者はスティーヴ・クーガン。英国では超有名なコメディアン(お笑い芸人)で俳優だ。先日取り上げたサシャ・バロン・コーエンと同じく、基本的にだいた…

同格, the + 比較級, 【ボキャビル】credit A with B, 多義語の意味の確定の仕方, 分数の表し方, など(国際男性デーに)

今回の実例は、前回のとゆるく関連したトピックから。 毎年3月8日は「国際女性デー」である。この日*1は英語圏のTwitterでは、「女は感情的で理性的な思考はできない」という19世紀の誤った、非科学的な迷信にすぎないような価値観を打ち砕くために発言し行…

やや長い文, provide A with B, a chance to do ~, have one's sayなど(内戦を超え、独立を問うレファレンダムを実施する島)

今回の実例は、南太平洋の小さな島のニュースから。 地図帳が手元にある人はそれを開いてみていただきたい(地図は、世界史年表についているのでも何でもいい)。日本の本州から太平洋をずっと南に進んでいって赤道を超えたところにあるかなり大きな島がニュ…

【ボキャビル】quid pro quo, 前置詞+関係代名詞, 報道記事の見出しのルール(米トランプ大統領のウクライナ疑惑)

今回の実例は、米ドナルド・トランプ大統領の弾劾の是非に関する公聴会が始まる前の報道記事から。 日本語圏では10月の災害に続き、11月は大学入試やら「桜を見る会」やらの日本の国内ニュースがたいへんなことになっているので扱いが相対的に小さいのではな…

oddという単語をスムーズに訳せますか(左右バラバラの靴下で、いじめに反対する意思表示)

今回の実例はTwitterから。 11月12日、Twitterの画面を見てみたら、UKで#OddSocksDayというハッシュタグがTrendsに入っていた。 "odd" という単語は、日常で頻出の単語だが意味範囲が広く、なおかつ日本語ではぴったり対応する語がないので、日本語を母語と…

同格, continue to do ~, 不定詞の受動態, 分詞構文,【ボキャビル】pseudo-, on the other hand (クロアチアにおける過去の美化という問題)

今回は前回の続きで、クロアチアでの「クリスタルナハト(水晶の夜)」記念行事でのスピーチから。 前回簡単に述べたが、クロアチアは第二次世界大戦時は「クロアチア独立国」(Nezavisna Država Hrvatska: NDH) として枢軸側(ドイツやイタリアの側)にいた…

イギリス英語のhave got, 【ボキャビル】have ~ on one's hands, those one's age (選挙を前に、「首相のおひざ元」の有権者は……)

今回の実例は、総選挙を前にしたとある選挙区情勢について、現地の有権者の声をまとめて綴った記事から。 今年7月下旬、保守党の党首選挙でボリス・ジョンソンが党首に選ばれ、自動的に英国の首相となったときには「10月31日には何が何でもEU離脱する。期限…

stay in touch with ~, 等位接続詞and, 名詞節のif節, rely upon ~の受け身の形, など(シリア北部からの米軍の撤退)

今回の実例は、非常にハードな内容の記事から。 今月上旬、日本でのメインのニュースがスポーツ(ラグビー)と台風19号の進路に集中していたころ、シリアの一番北、トルコとの国境ではとんでもない事態が展開していた。 BBC News - Turkey launches offensiv…

【ボキャビル】the be all and end all, 冠詞を手掛かりにわけのわからない文を読む, 強意の助動詞 (異国で嵐の中に家族を残してキャンプ地に移動したイングランド代表)

今回の実例も引き続きラグビーW杯関連の記事から。 前回のエントリでも少し書いたが、イングランドは12日(土)に予定されていたプールステージ(プールC)最終戦(対フランス、横浜)が台風19号のために中止となった。次の試合は19日(土)、大分で行われる…

ツッコミどころ満載のニュースにツッコミを入れる表現: stop -ing (動名詞), 否定疑問文, 省略, 同等比較【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。「ネタ」を「ネタ」とわからない人にはインターネットを使うのは難しい、という方向性のトピックだが、何かについて「ふざけるな」と言いたい場合に使える英語表現のバリエーションを知るにはけっこうよい…

【ボキャビル】earlier this year, ~ times the size (台風19号の接近)

今回の実例はTwitterより。 今週末、東海・関東を直撃すると見られている台風19号は、国際的にはHagibis(ハギビス)という名称で知られているが*1、これが日本だけでなく英語圏でも注目されている。それはなぜかというと、「地球史上最大のなんちゃら」だか…

時制の一致, 《条件》を表す直説法のif節, nothing but ~, 引用符のルール(環境を破壊する企業の金で優遇されることを学生たちがボイコット)

今回の実例は、以前取り上げた記事の続報といえる報道記事から。 この6月、シェイクスピア劇の上演を中心に活動する劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー (RSC)」を、ひとりの重鎮が退団した。理由は、RSCがエネルギー企業BPをスポンサーとしているこ…

女性について "hero" と言う場合(メアリ・ウルストンクラフトを讃える)

今回の実例は、英労働党党首ジェレミー・コービンのツイートから。といってもど真ん中の政治の話題ではない。 メアリ・ウルストンクラフトという名にピンとくる人は、日本語圏にはさほど多くないかもしれない。18世紀の英国の社会思想家で、人権についてまと…

【ボキャビル】not our day, credit to ~ (ラグビー、日本に負けたアイルランド代表)

今回の実例は、ラグビーのアイルランド代表のTwitterアカウントから。 ラグビーのワールドカップ、9月28日(土)に静岡で行われた日本対アイルランドの試合は、格上のアイルランドが当然勝つだろうという見込みをさくっと裏切って、日本が19対12で勝利をおさ…

省略(英最高裁の「議会閉鎖は違法」との判断に、「街行く市民の声」を集めるマスコミがマイクを向けたのは……)

※今日は文法解説というより、ゆるゆると読んでいただければいいという内容です。 今回の実例は、英国の最高裁によるまさに歴史的な裁定を受けて個人の身の上に起きた小さな出来事について書かれたTwitterから。 「英国の最高裁による歴史的な裁定」というの…

【ボキャビル】that being said (独立分詞構文), 《数》の表現を含む英文読解 (ジョン・ボルトンの更迭/辞任)

今回の実例は、11日未明(日本時間)のびっくりニュースから。 つまり、この件。ジョン・ボルトンがトランプ政権を追われた: 米大統領、ボルトン補佐官を更迭 9/11(水) 1:14配信 https://t.co/RxhlryXzlE "トランプ米大統領は10日、ツイッターで、ボルトン大…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, 関係代名詞(主格), 【ボキャビル】come in handy(防災バッグの勧め……なぜか英国で)

今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…

【ボキャビル】「自称〇〇」の表し方, neither A nor B, 挿入 (「ガンを治す」というMMSなるトンデモ医療)

今回の実例は、トンデモ医療を「トンデモである」として注意を喚起する記事より。 日本で「トンデモ」と位置付けられる医療は、日本で発したものもあるだろうが、「欧米では」とか「海外では」とかいった触れ込みで日本に導入されるものも多い。例えばホメオ…

【ボキャビル】myth, 仮定法過去完了, 形式主語itの構文(広島・長崎への原爆投下をめぐって米国で信じられている俗説とCIA)

今回の実例は、嘘を嘘と指摘する歴史家のTwitterの連投から。 アレックス・ウェラーステインさん (Alex Wellerstein) は、ニュージャージー州ホーボーケンにあるthe Stevens Institute of Technologyという研究機関に即ずる科学史の研究者で、専門は核兵器の…

【ボキャビル】「ほとんどの」の表し方, 前置詞のas, different to ~, 等位接続詞and, やや長い文, make use of ~, など(タバコに関するWHO報告書)

今回も前回と同じく、世界保健機構 (WHO) が出したタバコに関する報告書から。 以下、前置きとして前回と同じ文面を少々…… この報告書は、タバコを人間の生活からなくしていこうという方向の動きがどのくらい進んでいるかを世界規模で調査してまとめられたも…

not only A but also B, not A but B,【ボキャビル】differ to ~, however, 関係代名詞(WHOが加熱式たばこの規制を提唱)

今回の実例は、世界保健機構 (WHO) が出したタバコに関する報告書から。 この報告書は、タバコを人間の生活からなくしていこうという方向の動きがどのくらい進んでいるかを世界規模で調査してまとめられたもので、WHOのサイトで全文や全体要旨、付属データな…

【ボキャビル】ビジネスパーソンの間ですっかり定着している言い回しのリアルな例(ジョンソン首相を私はこう見る)

今回の実例は、近年、ビジネスパーソンの間で大流行して定着したというフレーズが出てきているインタビューより。 英国の公共放送BBCのラジオは、やたらとたくさん局がある。ニュース・天気予報はもちろん、音楽中心のところもあればスポーツ中心のところも…

【ボキャビル】あなたが知らないかもしれないmakeの用法(保守党党首選結果発表を伝えるBBC記事)

今回の実例は、以前、「こんなの、日本の受験英語でやるだけで、本物の英語には存在しないんですよね?」的なことを言われたものについて。 といっても「クジラ構文」ではない。もっとシンプルな事例だ。 makeという単語を辞書で引いたことがある人は、案外少…