Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

that

【再掲】《it was ~ that ...》の形の文の構造を見極める, 関係代名詞(インドの感染爆発)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ある状況をかなり長期にわたって分析し、解説する記事から。 インドでの新型コロナウイルス感染の拡大とその深刻な状況については、日本でもいくらかは伝えられて…

【再掲】同格のthat, 未来完了 (米軍が撤退したら、アフガニスタンは)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回見たのと同じ解説記事から。 2001年9月11日の「同時多発テロ」を受けて、「ネオ・コンサーヴァティヴ(ネオコン neo-con)」と位置付けられる政治家たちが中…

【再掲】thatの区別, 補語になるthat節, 関係代名詞のthat, let + O + 動詞の原形, (また新たな変異株、B.1.525: その3)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回、前回の続きで、新型コロナウイルスのまた新たな変異株についての報道記事から。 この記事のこの部分は、変異株についての恐怖感をあおらないようにする文体とい…

【再掲】不定冠詞の少し変わった用法, 繰り返しを避ける代名詞のthat (ドナルド・トランプ大統領最後の日に)

このエントリは、2021年1月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は英文法の実例の話に戻る。ジョー・バイデン新大統領就任の日だから。 フロリダ州パークランドの高校で、2018年のバレンタインデーに起きた銃撃事件をご記憶だろうか。富裕…

【再掲】同格のthatなど(ティモシー・スナイダー教授の連ツイ論考、「大きな嘘について」)

このエントリは、2021年1月にアップしたものの再掲である。1月6日の翌日のエントリである。動揺したままである。 ----------------- 今回は、体力がないので淡々と。投稿が30分遅れてすみません。 『暴政』や『ブラックアース』、『ブラッドランド』のティモ…

not leastやdespiteを使った表現, 文構造を把握しての-ing形の判別, 挿入, 二重目的語をとるlose, 慣用表現の中の猫, など(ドイツのシュレーダー元首相とロシア)

今回の実例は、前々回および前回と同じ記事から。前置きなどは前々回のエントリをご参照のほど。 今回は、前回読んだところよりもさらに少し先の部分を読んでみよう。 記事はこちら: Gerhard Schröder has become the most prominent face of a long era of …

長たらしい文の構造を正確に把握する, 関係代名詞節, SVOCの構造, andの作る構造, など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回は、前回の続きで、イスラエル政府によるパレスチナNGO6団体の非合法化という暴挙について報じるDWの記事から、前回見た部分の少し先を見てみよう。 前置きは前回書いたので、そちらをご覧いただきたい。また、当ブログではイスラエル/パレスチナについ…

ダッシュによる補足説明, 引用符の用法, 同格のthat, 分詞の後置修飾 , など(新型コロナウイルス感染状況がひどくても、人々からは許容されている英国)

今回は、前回の続きで、英国での新型コロナウイルスの状況を分析・考察した記事を読んでいこう。 英国では、新型コロナウイルス感染に収束の兆しが見えず、新規感染者ばかりか死者も増加のペースが落ちていないにもかかわらず、それをどうにかすべきというム…

【再掲】同等比較, 関係代名詞, 接続詞のas, やや長い文(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。 "Garbage in, garbage out" という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。Garbageはアメリカ英語で「ゴミ一般」のこと(イギリス英…

【再掲】関係代名詞, 仮定法のcould, result in ~, 動名詞の意味上の主語, to不定詞の意味上の主語(米・タリバン和平合意)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、アフガニスタンのタリバンと米国の和平合意についての報道記事から。 新型コロナウイルスがこれほどまでに世界的関心を集める切迫した事態になっていなかったら、…

【再掲】if節のない仮定法, ハイフンの用法, thatの判別, 関係代名詞, 付帯状況のwith(米NFL、圧巻のハーフタイムショーとヒスパニック)

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、少し前の記事になるが、米NFLのスーパーボウルのハーフタイムショーについての論評記事から。 NFLはNational Football Leagueで、アメリカン・フットボールの全国…

リスニング(聞き取り)の練習素材, thatの判別(ホアキン・フェニックスの英アカデミー賞でのスピーチ)【再掲】

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スピーチから。 今日2月10日は米国の西海岸、ロサンジェルスで「アカデミー賞」の授賞式が行われていて世界的な注目を集めているが、あれは実は米国の「映画芸術…

《it was ~ that ...》の形の文の構造を見極める, 関係代名詞(インドの感染爆発)

今回の実例は、ある状況をかなり長期にわたって分析し、解説する記事から。 インドでの新型コロナウイルス感染の拡大とその深刻な状況については、日本でもいくらかは伝えられている。日本、特に大阪も実にひどい状況になっているが、インドの場合、病院に搬…

同格のthat, 未来完了 (米軍が撤退したら、アフガニスタンは)

今回の実例も、前回見たのと同じ解説記事から。 2001年9月11日の「同時多発テロ」を受けて、「ネオ・コンサーヴァティヴ(ネオコン neo-con)」と位置付けられる政治家たちが中心的存在だった米国のブッシュ政権が開始した「テロとの戦い war on terror」を…

紛らわしいthatの用法, 感覚動詞+O+動詞の原形, 前置詞+動名詞, want to do ..., want ~ -ing, want ~ to do ... (アーセナル新任監督、ミケル・アルテタの抱負)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スポーツのチームで、新任の監督が抱負を語ったという記事から。 アーセナルFCは、20年以上チームを率いたアーセン・ヴェンゲル監督が退任したあとを受けたウナ…

thatの区別, 補語になるthat節, 関係代名詞のthat, let + O + 動詞の原形, (また新たな変異株、B.1.525: その3)

今回も、前々回、前回の続きで、新型コロナウイルスのまた新たな変異株についての報道記事から。 この記事のこの部分は、変異株についての恐怖感をあおらないようにする文体というか、情報を手際よくむぎゅむぎゅと詰め込んで、立て板に水のように語っている…

不定冠詞の少し変わった用法, 繰り返しを避ける代名詞のthat (ドナルド・トランプ大統領最後の日に)

今回は英文法の実例の話に戻る。ジョー・バイデン新大統領就任の日だから。 フロリダ州パークランドの高校で、2018年のバレンタインデーに起きた銃撃事件をご記憶だろうか。富裕層の多いエリアにあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校というその高校…

同格のthatなど(ティモシー・スナイダー教授の連ツイ論考、「大きな嘘について」)

今回は、体力がないので淡々と。投稿が30分遅れてすみません。 『暴政』や『ブラックアース』、『ブラッドランド』のティモシー・スナイダー教授が、米ワシントンDCの国会議事堂での暴力事態とそれをめぐるいろんなことについて、Twitterのスレッドを何本か…

同格のthat, 関係代名詞, 等位接続詞but, やや長い文, 現在完了の受動態, 現在完了進行形など (英・コンテナの中で39人が亡くなっていた事件)【再掲】

このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。重い内容で、情報量の多い文を読むとき、内容にショックを受けて誤読しないよう、いつも以上に文法を意識することが重要になる。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。背景解説な…

of + 抽象名詞、比較級の構文、代名詞that、完了不定詞など (英国会の閉鎖は法律違反とのスコットランド裁判所の判断の持つ意味)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。専門性の高い分野での出来事について、専門知識のある人が一般人向けにわかりやすく、読みやすく解説している文章である。といっても読者はフィナンシャル・タイムズを読む層だから、少々難し目では…

「万が一」を表すshould, if節のない仮定法, 倒置, 関係代名詞(主格), 【ボキャビル】come in handy(防災バッグの勧め……なぜか英国で)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。日本ではなぜか「小難しい」などと言われて学校では教えられなくなってしまっているかもしれないが、実際の英語では非常によく使われているshouldの実例。これが読めないとホテルに宿泊したときの注…

【ボキャビル】「ほとんどの」の表し方, 前置詞のas, different to ~, 等位接続詞and, やや長い文, make use of ~, など(タバコに関するWHO報告書)【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。この文書には、「正確に英文を読むために絶対押さえておきたいポイント」が次々と出てくる。英語の勉強のために読んでみる素材文としては、かなりよいと思う。以下、埋め込んであるURLが一部無効に…

《同格》のthat, 《近い未来》を表す進行形, to不定詞の形容詞的用法, 【ボキャビル】botherという動詞(バーミンガムはメタルの故郷)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。埋め込んである曲の歌詞も含め、ボキャビルの点でも大いに参考になる記事だと思う。連休中にヒマを持て余している高校生のみなさんはぜひ、ここに出てくる単語は全部暗記するくらいの勢いで読んでも…

同等比較, 関係代名詞, 接続詞のas, やや長い文(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 "Garbage in, garbage out" という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。Garbageはアメリカ英語で「ゴミ一般」のこと(イギリス英語ではrubbish, またはtrashと呼ばれる類のゴミ)で、「ゴミを入れたらゴミが出…

関係代名詞, 仮定法のcould, result in ~, 動名詞の意味上の主語, to不定詞の意味上の主語(米・タリバン和平合意)

今回の実例は、アフガニスタンのタリバンと米国の和平合意についての報道記事から。 新型コロナウイルスがこれほどまでに世界的関心を集める切迫した事態になっていなかったら、また、米大統領選挙で民主党の予備選挙でジョー・バイデンがようやく勝利したと…

if節のない仮定法, ハイフンの用法, thatの判別, 関係代名詞, 付帯状況のwith(米NFL、圧巻のハーフタイムショーとヒスパニック)

今回の実例は、少し前の記事になるが、米NFLのスーパーボウルのハーフタイムショーについての論評記事から。 NFLはNational Football Leagueで、アメリカン・フットボールの全国リーグ、「スーパーボウル」はその優勝決定戦で、NFL傘下の2つの団体(カンファ…

リスニング(聞き取り)の練習素材, thatの判別(ホアキン・フェニックスの英アカデミー賞でのスピーチ)

今回の実例は、スピーチから。 今日2月10日は米国の西海岸、ロサンジェルスで「アカデミー賞」の授賞式が行われていて世界的な注目を集めているが、あれは実は米国の「映画芸術科学アカデミー」が選ぶ米国のローカルな賞で、国際的な賞ではなく、正確を期す…

紛らわしいthatの用法, 感覚動詞+O+動詞の原形, 前置詞+動名詞, want to do ..., want ~ -ing, want ~ to do ... (アーセナル新任監督、ミケル・アルテタの抱負)

今回の実例は、スポーツのチームで、新任の監督が抱負を語ったという記事から。 アーセナルFCは、20年以上チームを率いたアーセン・ヴェンゲル監督が退任したあとを受けたウナイ・エメリ監督のもとでぐだぐだになってしまい、サポーターからの「エメリ辞めろ…

付帯状況のwith, 構造の取りづらい文, 関係代名詞(アイルランドのボーダー)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。アップしてから半年が経過しているが、その間、アイルランドのボーダーというものについては、ラグビーのワールドカップを通じるなどして、前よりは日本語圏でも知られるようになってきているのではな…

同格のthat, 関係代名詞, 等位接続詞but, やや長い文, 現在完了の受動態, 現在完了進行形など (英・コンテナの中で39人が亡くなっていた事件)

今回の実例も、前回と同じ記事から。背景解説などは前回のエントリでたっぷり書いてあるので、そちらをご参照いただきたい。 記事はこちら: www.theguardian.com ここで「カナビス農園 cannabis farms」が出てくるが、念のため説明しておくと、カナビス(大…

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