同格
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スポーツのチームで、新任の監督が抱負を語ったという記事から。 アーセナルFCは、20年以上チームを率いたアーセン・ヴェンゲル監督が退任したあとを受けたウナ…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はガーディアンに掲載された論説記事より。 12月12日(木)に行われた英国の総選挙の結果は、広く日本でも報道されている通りで、獲得票数を分析すればまた違った像…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は日曜日の新聞に掲載されたインタビュー記事から。日曜日の新聞だから、のんびりしたムードの記事だ。 このエントリは12月13日の昼にアップロードされるよう設定し…
このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も前回と同じトピックで、ただし個人のツイートではなく報道記事から。 アフガニスタンで中村哲さんの車が何者かに銃撃されて、車の中の人たちが殺されてしまったこ…
今回の実例は報道記事から。 日本時間で今朝2月1日の朝8時ごろ、Twitterで英語圏のジャーナリストたちが次々と、ミャンマー(ビルマ)で軍がアウンサンスーチー国家顧問(事実上の国家指導者)を拘束したいうことを伝えた。つまりクーデターだ(その時点では…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回のとゆるく関連したトピックから。 毎年3月8日は「国際女性デー」である。この日*1は英語圏のTwitterでは、「女は感情的で理性的な思考はできない」という19…
今回は、体力がないので淡々と。投稿が30分遅れてすみません。 『暴政』や『ブラックアース』、『ブラッドランド』のティモシー・スナイダー教授が、米ワシントンDCの国会議事堂での暴力事態とそれをめぐるいろんなことについて、Twitterのスレッドを何本か…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。かなり重たい内容だが、英語は淡々としている。丁寧に読んでいこう。 ----------------- 今回は前回の続きで、クロアチアでの「クリスタルナハト(水晶の夜)」記念行事でのスピーチから。 前回簡…
このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。ここで見ているようなコンマの多い文の読み方については、意外と学校では習わないかもしれない。コンマにも意味があるので無視してはならない。逆に、丁寧にその意味と機能を考えれば正確に読める…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。重い内容で、情報量の多い文を読むとき、内容にショックを受けて誤読しないよう、いつも以上に文法を意識することが重要になる。 ----------------- 今回の実例も、前回と同じ記事から。背景解説な…
このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。ここで見ている報道記事で伝えられているあまりに痛ましい事件については、2020年11月時点で裁判が続いている。法廷で次々と証拠を伴う形で事実が明らかにされていて、当初報道ではよくわからなか…
今回は、前回の続き。前置きを書いているとまた終わらなくなるのでサクサク行こう。 前回は、現地時間で7日(土)の朝、現職の大統領が「弁護士による記者会見を行う。フィラデルフィアのフォー・シーズンズで11時」とツイートしたのをすぐに消して、「でっ…
今回は、前回の続き。 今回の本題は、前回のエントリの最後の方で見た「DeepL翻訳による流暢な誤訳」についての検討だが、その前に、前回エントリの発端となった例文について、機械翻訳という観点から少し補足しておきたい。 前回エントリの発端となったのは…
今回もまた、前々回と前回の続きで、人が亡くなったときの追悼のことば、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。(この記事、かなり読むのが難しいという反応をいただいています。解説記事は報道記事…
今回の実例は、先日「国家安全維持法」が作られてしまった香港の最新の動きに関する報道記事から。 香港ではこの9月に議会選挙が予定されていて、民主派は、それに向けた予備選(候補者選定の選挙)を先の週末に実施した。これについては日本語でも報道が出…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。この文書には、「正確に英文を読むために絶対押さえておきたいポイント」が次々と出てくる。英語の勉強のために読んでみる素材文としては、かなりよいと思う。以下、埋め込んであるURLが一部無効に…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。「読み」としては、難しいことを考えずに素直に英語をたどっていくだけで、新しい世界を見せてもらえるタイプの文章である。つまり、読んで楽しい文だ。 ----------------- 今回の実例は、類人猿の…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年になって脅威となった新型コロナウイルスの感染拡大対策を口実に、いくつかの国がリベラリズムに逆行することを公然と行っているが(ハンガリーとか)、一方でさらに、公衆衛生という問題を「…
今回の実例も、前回と同じ、混乱期にネット上にばら撒かれている誤情報・ニセ情報についての解説記事から。背景解説は前々回のエントリを参照。 前々回、前回はニセ情報 (disinfo) で映像の日付を改竄して拡散したり、根拠のない説を吹聴したりといったもの…
今回も、前回と同じ記事から。背景情報に関しては、前回、何が本題だかわからないくらいたっぷりと文字数を費やして説明してあるので、そちらをご参照のほど。 そこで説明した件、つまり(トランプ流の幼稚な表現である「フェイクニュース」というより)現場…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。埋め込んである曲の歌詞も含め、ボキャビルの点でも大いに参考になる記事だと思う。連休中にヒマを持て余している高校生のみなさんはぜひ、ここに出てくる単語は全部暗記するくらいの勢いで読んでも…
今回の実例はTwitterから。 かつて、南アフリカでとられていた人種差別政策(アパルトヘイト政策)に反対し、武装抵抗運動の活動家としてネルソン・マンデラらとともに逮捕され、裁判の後に有罪となった唯一の「白人」であるデニス・ゴールドバーグ氏が、87…
このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。こなれた英語独特の難しさはあるが、完全にわからなくても文章を読んで意味を取る(理解する)ための練習にはよい記事だと思う。全文通読をお勧めする。 ------------------------ 前回のエントリで…
今回の実例は前回のと同じ記事から。 前回は報道記事そのものの一部を見たが、今回はその記事に書き添えられたエディターの「分析」(Analysis)から見ていこう。「分析」は、日本のメディアの用語でいえば「解説」のようなものだ。 記事はこちら: www.bbc.c…
今回の実例は、英国政府の医療顧問団上層部の発言から。 英国政府は3月23日(月)にレストラン、パブなどの閉鎖(日本語ではおそらく「営業自粛」と位置付けられるもの)を経て「不要不急」の外出の禁止に踏み切り、以降、いわゆる「ロックダウン lockdown」…
今回の実例は、解説記事から。 英BBC Newsのウェブ版では、何かかみ砕いた説明があったほうがよいような複雑なこと、背景を詳しく述べたほうがよいようなことなどを報じる場合に、その分野に精通した記者が解説を書くことがある。 それらの解説は、Analysis…
今回の実例はTwitterから、ちょっと珍しいものを。 学校で習う英語の文法で、日本語母語話者にとってちょっとめんどくさいのが《時制の一致》だ。間接話法にしたときに、従属節の動詞の時制を主節の動詞に合わせるという例のあれだ。 Tom said, "I'm hungry.…
今回の実例は、この冬の気温の高さが、ある小規模な産業に及ぼしている壊滅的な影響について、230語程度の短い記事から。 短いだけでなく記述も平易で内容もわかりやすいので(センター試験の長文問題が読めるくらいの力があれば、この記事も読めるだろう)…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。重要事項がてんこ盛りになっているので、ひとつひとつ確認していくつもりで読んでいただければと思う。 ------------------------------------------ 今回の実例も、前回と同じ、ウェールズで初めて…
今回の実例も、前々回および前回見たのと同じ、英国の首相官邸がおこなう記者会見に「出席できる記者」を選別しようとし、排除された記者たちとともに全記者が会見をボイコットした、ということを報じる記事から。 記事はこちら: www.theguardian.com こうい…