関係副詞
今回の実例は、Twitterから。 昨日、12月24日のクリスマスイヴ、東京ではまもなく日付も変わろうかという時間帯(欧州では午後3時とか4時といった時間帯)に、「英国とEUが合意した」との速報が入った。2016年6月23日のレファレンダム(国民投票)で、52対48…
さて、亡くなったディエゴ・マラドーナは、母国アルゼンチンやクラブの一員としてプレイしたことのあるナポリやバルセロナでは圧倒的ヒーローであろうが、イングランドにとっては因縁の相手だ。1986年のワールドカップ(メキシコ大会)の準々決勝で、マラド…
このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。"case(s) where ~" は覚えておけば使う場面が多くなる表現。頭に入れてしまおう。 ----------------- 今回の実例は、英国の入管制度の一面についての切羽詰まっていすぎる記事から。 英国は入国管…
今回の実例は、Twitterから。 少し前のことになるが、8月上旬、Twitterでは各国政府機関のアカウントや政府系報道機関のアカウント(「編集権の独立」のある公共放送とは質の違う、政府が内容をコントロールしているような報道機関)のツイートでは、その旨…
このエントリは、2019年8月6日にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、CND (Campaign for Nuclear Disarmament) のツイートから。 CNDは、冷戦で東西両陣営がじゃんじゃん核実験しながらどんどん核武装していた時代、1957年に英国…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年になって脅威となった新型コロナウイルスの感染拡大対策を口実に、いくつかの国がリベラリズムに逆行することを公然と行っているが(ハンガリーとか)、一方でさらに、公衆衛生という問題を「…
今回も、前々回、前回に続いて、アフリカ大陸のコンゴを支配し、現地の人々に残虐行為を働いたベルギーのレオポルド2世(在位1865年~1909年)についての解説記事から。大まかな背景などは前々回に書いてあるので、そちらをご参照のほど。 これまでに見たよ…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。新聞記者などプロの書き手が書いた客観的な文章とは少々違う、人々の心情に訴えかけて賛同を募る文章を見ていく。 ----------------- 今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧…
このエントリは、2019年6月、1989年6月4日の天安門事件から30年という節目にアップしたものの再掲である。 -------------------------------------- 今回も、前回と同じ、中国の天安門事件から30年を迎えて、英BBCの北京特派員、John Sudworth記者が書いた記…
今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2013年に、英国人プレイヤーとしては実に77年ぶりにウィンブルドン(全英オープ…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。英語における《過去》と《現在》に注目してご覧いただければと思う。 ------------------------------- 今回の実例は、「歴史の生き証人」の活動についての文章から。 アンネ・フランクという少女の…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。「受験英語として習った英語が実際に使われている」という例としては完璧といってよい実例だ。特に《A is to B what C is to D》は実によく見かける表現である。 ----------------- 今回の実例は、…
このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。《倒置》は、知らないと文意を正しく取れない文法項目なので、しっかり見ておいてもらいたい。 ---------------------------------- 今回の実例は、時事的なトピックに関する論説記事から。 アフリ…
今回の実例は、英国の入管制度の一面についての切羽詰まっていすぎる記事から。 英国は入国管理(イミグレ)はとても厳しい。空港のイミグレーションで係官から「これから私はあなたを入国させないことを前提として質問させていただきますので、あなたは私が…
今回の実例は、CND (Campaign for Nuclear Disarmament) のツイートから。 CNDは、冷戦で東西両陣営がじゃんじゃん核実験しながらどんどん核武装していた時代、1957年に英国で設立されて以来、今日に至るまで常に英国の反核運動の先頭に立ってきた組織である…
今回の実例は、少し前に見たG20サミットに際してのプーチン大統領の「リベラリズムはもう古い」発言をめぐってたくさん出た論説記事のひとつから。 プーチン発言に対しては「彼が西欧のリベラリズム、政治的伝統の何を知っているというのだ?」といった反応が…
今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧されていた文書より。 https://t.co/Dj5sMoSkCd #WeCareDoYou pic.twitter.com/cqzY9Z6Bra — nofrills/共訳書『アメリカ侵略全史』作品社 (@nofrills) July 15, 2019 サッカー、イングランド・…
今回も、前回と同じ、中国の天安門事件から30年を迎えて、英BBCの北京特派員、John Sudworth記者が書いた記事から。 記事はこちら: www.bbc.com 「天安門事件」については、前回のエントリでざっと概要を説明する記事にリンクをはってあるので、どういう「事…
今回の実例は、「歴史の生き証人」の活動についての文章から。 アンネ・フランクという少女の名前を聞いたことのない人はまずいないだろう。ドイツの都市フランクフルトのユダヤ人の家にアンネが生まれたのは1929年だったが、1933年1月にアドルフ・ヒトラー…
今回の実例は、「反ワクチン anti-vaccination movement, anti-vax」についての論説記事から。 最近、米国で麻疹(はしか)の流行が報告された影響か、「反ワクチン」は日本語圏でもかなり話題にのぼるようになってきたが、今のこのムーヴメントの発端はおよ…
今回の実例は、時事的なトピックに関する論説記事から。 アフリカ東部に位置するスーダンで、30年にわたって強権政治を行ない、ダルフール紛争や南スーダン(現在は独立国)での苛烈な武力弾圧を行なってきたオマル・アル=バシル大統領に反対する民衆のデモ…