Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

現在分詞

【再掲】東エルサレム、シェイク・ジャラー地区で起きていること: Part 2 (進行形の受動態, やや長い文, so that S can do ~, など)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回の続きで、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で行われていることについてのIMEU (the Institute for Middle East Understanding) による解説を読んでみよう。IM…

【再掲】東エルサレム、シェイク・ジャラー地区で起きていること: Part 1 (動名詞と現在分詞, if節のない仮定法, 構造が取りづらい長い文, など)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で何が行われているのかについての解説を、Twitterの連続投稿(スレッド)で読んでみよう。 シェイク・ジャラー地区については、…

【再掲】関係副詞の非制限用法, 倒置, 分詞構文 (ビンヤミン・ネタニヤフとはどのような人物・政治家か)

このエントリは、2021年6月にアップしたものの再掲である。(なぜか今、ブログの編集画面が「はてな記法」で固定されているので、表示させてみると細部がおかしなことになっている可能性もあるが、その点はご容赦いただきたい。) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回…

【再掲】「ユダヤ人なのにイスラエル政府を批判している」という物言いは、なぜ反ユダヤ主義の危険性につながりうるのか。

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今日もまた、引き続きイレギュラーな感じで。 イスラエルによるガザ地区攻撃が行われると、私が見る画面はガザ地区内からの #GazaUnderAttack のハッシュタグ*1での逐次報告――「…

【再掲】続き 2: 「ハマスのロケット」の前にあったこと~ブリン村でのイスラエル人入植者による放火 (分詞構文, 時制, spend ~ -ing, など)

このエントリは、2021年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回と前回の続きで、ブリン村焼き討ちについてのMondoweissの記事を読んでいく。前置きの類は前々回のエントリをご参照いただきたい。 前回少し言及したが、ガザ地区…

正確な内容把握のために-ing形の判別が必要な文, 前置詞のas, 前置詞+動名詞, 見た目では構造が判断できない例, make + O + 動詞の原形, など(ロシア人外交官が亡命した)

今回の実例は、亡命したロシア人の手記から。 米国に、Foreign Affairsという雑誌がある。雑誌といっても外交・国際関係・国際政治の専門誌で、掲載されているのは日々の動向を報じる報道記事ではなく、専門家や識者による分析記事や学術的な論文が主であり…

come outとcoming outはどう違うのか(基本の基本: 動詞と-ing形の違いについて)

今回は、英文法の実例というより、もっと基本的なことを。 先日、「カミングアウト(する)」という日本語と、そのもととなった英語のcome outの違いを知らず、日本語の語義のつもりで「国際カミングアウトデー」のハッシュタグに投稿して、「土足で踏み込む…

辞書とはどのようなもので、どのように作られるものか, 付帯状況のwith, 省略, 言い換えなど(OED入りしたsqueaky bum timeというフレーズの由来)

今回は、イランの抗議行動のことや北アイルランドのセンサスのことや、イーロン・マスクという個人がTwitterを所有することに関する懸念を表明する人権団体の記事についてなど、頭の中と手元で準備していたものを後回しにして、ばかみたいだけど、中学レベル…

as much A as B, 分詞構文, not just A but B, など(ブラジル大統領選世論調査の結果が実態とかけ離れていたのはなぜか)

今回の実例は、前回の続きで、ブラジルの大統領選挙結果に関する事前の世論調査が、情勢を大きく読み間違えていたことに関する解説記事から。前置きなどは前回のエントリを参照。記事はこちら: www.theguardian.com この件に関しては、米国の政治学者であるC…

現在分詞を使った表現, パンクチュエーション, 時制の一致, あえて時制の一致を無視した記述(アイルランド島の政治家たちと英女王の葬儀)

今回は、前回の続きで、英国のエリザベス女王の葬儀にアイルランド島から参列した人々についてのベルファスト・テレグラフの記事から。前置きは前回のエントリを参照。 記事はこちら: www.belfasttelegraph.co.uk 前回は書き出しのパラグラフを読んだので、…

過去分詞の後置修飾, not only A but also Bのbut alsoが消失してnot onlyが接続詞句的に使われている例, など(パレスチナの7つの人権NGOの事務所をイスラエルが急襲し封鎖)

今回の実例は、Twitterから。 第一線で活躍するパレスチナのジャーナリスト、シリーン・アブ・アクレさんが、ジェニン難民キャンプを取材中に、イスラエル軍によって理不尽にも撃ち殺されてから、この18日で100日を迎えた。 It has been 100 days since Isra…

【再掲】トピック文とサポート文, andによる接続, やや長い文, in order to do ~など(科学と女性)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、国連のInternational Day of Women and Girls in Science (2月11日)に際してのプレスリリースの最後の方、STEM分野(いわゆる理系)と女性・女子…

分詞の後置修飾, A rather than B, 関係代名詞のwhat, パンクチュエーション, such as ~, など(ブラジルで殺害されたジャーナリストと専門家)

今回の実例も、前々回および前回と同じ記事から。 前回見た部分で指摘されていたように、ブラジルの現在のボルソナロ大統領はアマゾンの環境保護や先住民の権利の保護に熱心ではなく、というよりこれまでの政権が行ってきた保護活動を削減し、あの豊かな自然…

【再掲】パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 1(仮定法過去, 分詞構文, 倒置, dare (to) do ~, など)

今日は、昨日日曜日にエルサレムで行われたイスラエルのナショナリスト過激派が「アラブ人に死を」と叫んで旗をぶん回す毎年恒例のパレードのことで視界の3分の1が埋まっているのだが、新規でエントリを立てられるだけの精神的な余裕がないので、昨年のパレ…

【再掲】-ing形, let + O + 動詞の原形, など(新型コロナウイルスのワクチン接種開始、イングランドの現場からの声)

このエントリは、2020年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種初日の報告の文面を見ていこう。 北東部の都市ニューカッスルからは: Today we are making history by vacc…

【再掲】やや長い文, 関係代名詞, 助動詞mightなど(ディエゴ・マラドーナ死去)

このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 日本時間で今日未明、ディエゴ・マラドーナが亡くなったとのニュースが流れてきた。最初は「現地報道によると」という形で、その「現地報道によると…

ニューヨーク・タイムズの特徴, 付帯状況のwith, 分詞構文, 挿入, など(ロシアとの関係について、シュレーダー元ドイツ首相の語ること)

今回の実例は、インタビューを中心に構成された解説・分析系の記事から。 ドイツの首相*1といえばアンゲラ・メルケル氏、という時代が長く続いた。実に、2005年11月から2021年12月までだから、16年以上だった。だから、「メルケルさんの前のドイツの首相は?…

【再掲】長い文の構造を正確に読む, 現在分詞の後置修飾, 関係代名詞の非制限用法のイレギュラーなケース(「バイデンの息子」のネタ元は偽情報会社)

このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道機関による大きな報道の際のTwitter連続投稿(スレッド)から。 10月に入って以降、Twitterでの私の視野も、体感で半分以上が米大統領選に関する発言で埋め…

【再掲】挿入, 連鎖関係代名詞, 分詞の後置修飾, 英語の文章は最初のパラグラフが読みづらい(ナスカの地上絵)

このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回は、「ナスカの地上絵」についての英語のニュース記事を探すための下準備…

パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 1(仮定法過去, 分詞構文, 倒置, dare (to) do ~, など)

今回は、翻訳という作業についてのこないだの記事の続きをアップするつもりだったんだけど、自分の頭の中のことなんか書いてる場合じゃないな、っていう状態になっているので、またもや予定を変更して(お待ちくださっている方がいらしたらごめんなさい)、…

【再掲】付帯状況のwithと現在分詞, 文法を意識しないで読めるとはどういうことか(米国がウイグル産の綿などを禁輸へ)

このエントリは、2020年9月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事から。 当ブログでは今年7月、中国の新疆ウイグル自治区(以下「ウイグル」)で中国政府が行なっている人権侵害・弾圧に関して、人権団体の連合体が報告を…

【再掲】so ~ that ...構文, sourceという動詞, it is ~ that ...(形式主語), やや長い文, など(私たちが使っている綿製品とウイグル人弾圧・人権侵害)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機…

【再掲】報道記事の見出しにおける時制, -ing形の区別(香港国家安全維持法可決)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ついさっき来た速報ニュースから。 「速報」は英語ではBreaking Newsと表す(Just Inという言い方もある)。短くすれば "Breaking" となる。各媒体、第一報はそれ…

分詞構文, 関係代名詞, 「皇籍離脱」の英語での表現, など(眞子さんのご結婚)

今回の実例は、Twitterから。 「実例」というより、日本のことが英語でどう伝えられているのか、という例だ。少し視野を広く持って考えれば「日本のことを英語で表す」ためのヒントともなるだろう。 日本の「プリンセス」(そう、日本語の「内親王」は英語で…

【再掲】倒置, those, 現在分詞, 関係代名詞の非制限用法, 【ボキャビル】struggle with ~(ウィリアム王子の密かなボランティア活動)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、英国の王室メンバーの活動についての報道記事から。 最近よい話があまりない英王室のニュースの中で、安定して「ほっこり」ポジションを維持しているのがケンブリ…

【再掲】近未来・確定した予定を表す現在進行形(Bandcampが、新型コロナウイルスの影響を受けているアーティストへの支援活動)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今日の実例は、新型コロナウイルス禍による行動制限(日本語圏では「自粛」で済まされているが)の直撃を受けているミュージシャン、アーティストへの支援の取り組みから。 米西…

英語の文章がどのように推敲されるか, 分詞構文, 《結果》を表すto不定詞, 強調構文, など(コリン・パウエル元米国務長官死去)

今回の実例は、報道記事から。 米国でジョージ・W・ブッシュ(GWB)政権下で最初の国務長官を務めたコリン・パウエルが死去した。イラク戦争のとき米政権中枢にいた米要人としては、7月のドナルド・ラムズフェルドに続く訃報である。パウエルは新型コロナウ…

【再掲】無生物主語, more and more ~, those, 分詞の後置修飾,【ボキャビル】view A as B, optional, など(段階的行動制限解除が始まったベルファスト)

このエントリは、2020年5月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威にさらされ、市民に厳しい行動制限を課していた(ロックダウンしていた)ヨーロッパ諸国も、行動制限の甲斐あっ…

東エルサレム、シェイク・ジャラー地区で起きていること: Part 2 (進行形の受動態, やや長い文, so that S can do ~, など)

今回は、前回の続きで、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で行われていることについてのIMEU (the Institute for Middle East Understanding) による解説を読んでみよう。IMEUについての説明や、シェイク・ジャラー地区についての基本的な解説は前回して…

東エルサレム、シェイク・ジャラー地区で起きていること: Part 1 (動名詞と現在分詞, if節のない仮定法, 構造が取りづらい長い文, など)

今回は、東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で何が行われているのかについての解説を、Twitterの連続投稿(スレッド)で読んでみよう。 シェイク・ジャラー地区については、下記2件のエントリで本題に入る前の前置きの部分で少しだけだが書いてあるので、…

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