Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

【人権・難民・亡命】

暗喩の表現, 代名詞, 仮定法過去, など(イスラエル、レインボーフラッグのたなびく海岸と、非合法なままの同性結婚)

今回の実例は、Twitterから。 イスラエルが対外的な機会をとらえてはレインボーフラッグを掲げてみせて、「我が国はLGBTQ+に優しい国です」とアピールしてきたことは広く知られている。その「LGBTQ+に優しい国」という看板が、イスラエルが行っている他の人…

【再掲】パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 4(強調構文, 接続詞のonceなど)

昨日日曜日にエルサレムで行われたイスラエルのナショナリスト過激派が「アラブ人に死を」と叫んで旗をぶん回す毎年恒例のパレードに関連し、昨年のパレードを記録した映像を見る4つのエントリの再掲、これが最後の4つ目のエントリである。 今年のこのデモで…

【再掲】パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 3 (those who ~, 接続詞のwhile, force ... to do ~, など)

先ほどからフィードしている通り、今年2月のエントリ4つを、5分差で再掲しているうちの3つ目。昨日日曜日にエルサレムで行われたイスラエルのナショナリスト過激派が「アラブ人に死を」と叫んで旗をぶん回す毎年恒例のパレードに関連し、昨年のパレードを記…

【再掲】パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 2(「~しようとしない」の意味のwon't, 主語がものすごく長い文, など)

先ほどフィードした通り、昨日日曜日にエルサレムで行われたイスラエルのナショナリスト過激派が「アラブ人に死を」と叫んで旗をぶん回す毎年恒例のパレードに関連し、このパレードがどういうものであるかを説明する今年2月のエントリ4つを、5分差で再掲して…

【再掲】パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 1(仮定法過去, 分詞構文, 倒置, dare (to) do ~, など)

今日は、昨日日曜日にエルサレムで行われたイスラエルのナショナリスト過激派が「アラブ人に死を」と叫んで旗をぶん回す毎年恒例のパレードのことで視界の3分の1が埋まっているのだが、新規でエントリを立てられるだけの精神的な余裕がないので、昨年のパレ…

行為主をはっきりと示す受動態, 流れるような文章の書き方(2000年5月23日にBBCの取材クルーがイスラエル軍に攻撃されたこと)

今回の実例は、Twitterから。 5月11日にパレスチナのジェニン難民キャンプ*1に対するイスラエル軍の強制立ち入りを取材していて、イスラエル軍に撃たれて殺害されたアルジャジーラ(アラビア語)のベテラン記者、シリーン・アブ・アクレさんについての前回の…

want 人 to be ~, even though ~, 接続詞, 先行詞にnoがついている場合の関係代名詞that, remember -ing, など(パレスチナで殺害されたジャーナリストを語る言葉)

今回も前回の続き。 斯くして、5月11日の午後(日本時間)、私の見ている画面は、中東からの追悼と嘆きと、それ以上の静かな怒りの、耳にすることのできない悲鳴のような言葉で満たされた。殺害されたシリーン・アブ・アクレさんの名前すら知らなかった私で…

接続詞butの使い方と接続副詞との違い, get + O + 過去分詞など(パレスチナでジャーナリストが撃ち殺され、イスラエルが嘘をばらまき、英語圏主要メディアの報道はぐだぐだだ 2)

今回は前回の続きで、5月11日にジェニン難民キャンプに対するイスラエル軍の行動を報じるという仕事をしている最中に、イスラエル軍によって撃ち殺されたパレスチナ人ジャーナリスト、シリーン・アブ・アクレさんについて、英語圏の報道を見ていこう。 本題…

接続副詞のhoweverとコンマの使い方、など(パレスチナでジャーナリストが撃ち殺され、イスラエルが嘘をばらまき、英語圏主要メディアの報道はぐだぐだだ 1)

今回の実例は、Twitterから。 先週水曜日の5月11日、パレスチナのジェニン難民キャンプ*1で、一人のジャーナリストが、取材中にイスラエル側からの銃撃によって命を奪われた。 殺害されたのは、シリーン・アブ=アクレさん(「アクラ」という発音や表記もあ…

be at it again, 関係代名詞のwhat, 接続詞句 every time, as soon as, など(「占領」を説明せず、対等な関係にはない間柄のことを「衝突」と呼ぶことの不誠実さ)

今回は、前回の続きで…… と、今回はここまで。 タブばかり大量に開いてあって、ブログが1字も書けない。「今回の実例は、前回の続きで」の先が、1文字も書けない。 — nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史』作品社など (@nofrills) 20…

挿入, パンクチュエーション, 過去分詞単独での後置修飾, など(希望を持つということについて)

今回は、前回の続きで、キャシディ博士がブチャの殺戮を受けて投稿した2つ連続のツイートの2つ目。前置きなどはすべて省略して、いきなり本題に入ろう。 Many will say - it will never happen - that Russia isn’t a signature to the ICC. Just like the U…

完了分詞構文, 等位接続詞の作る構造, 仮定法過去完了, など(ウクライナ、ブチャの殺戮)

今回の実例は、Twitterから。 先の週末(4月2日から3日)、ウクライナから、ロシア軍が撤退して解放されたキーウ州の街の、あまりにひどい状況が伝えられた。『ペンギンの憂鬱』などで知られるウクライナの作家アンドレイ・クルコフは、惨状を記録した写真を…

ソ連および東側では、「ホロコースト」「第二次大戦中のユダヤ人迫害」はどう位置づけられていたか

今回は変則的に、Twitterのスレッドの翻訳を。 22日に見かけたこのスレッドは、長年もやもやしていたことについてはっきりした説明を与えてくれるものだった。スレッド投稿者で、米ニューヨーク拠点のメディアForwardなどで書いているAlexさんの許可をいただ…

アフガニスタンの飢餓(so ~ that ... 構文, 同格の表現, など)

今回の実例は、報道の特集記事から。 この1か月、私の見ている英語圏報道機関のトップページはウクライナ情勢・ロシアによる対ウクライナ侵攻一色だが、そうなったのはロシアが軍を動かして威圧し、米国がそれを深刻に受け止めて、今までにないスタイルで情…

ロシアで報道の自由がつぶされたことについて、当事者であるロシアのジャーナリストが語っている(too ~ to ... 構文, など)

今回の実例は、国際的に大きな注目を集め、大きな非難の声を引き起こした出来事の当事者の一人が、英語メディアに寄稿した文から。 今月ロシアで、「報道の自由」が叩き潰された。声を封じられた報道機関のひとつがDozhd (TV Rain) で、そのテレビ局でニュー…

パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 4(強調構文, 接続詞のonceなど)

今回も、前回に引き続き、イスラエルの実効支配*1のもとに置かれている東エルサレムで、パレスチナ人がどんなことを経験させられているか*2ということについて、PA(パレスチナ自治政府)だとかファタハだとかハマスだとかいった視点ではなく、一個人として…

パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 3 (those who ~, 接続詞のwhile, force ... to do ~, など)

今回は、前々回および前回の続きで、前回のエントリで途中まで見た昨年6月のエルサレムにおける「旗行進 flag march」の記録映像を見て、モハメド・エル・クルドさんのスレッドを先へ読んでいこう。 前置きなしで、以下、いきなり本題に入る。前回の繰り返し…

パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 2(「~しようとしない」の意味のwon't, 主語がものすごく長い文, など)

今回は、前回の続きで、(すごくわかりやすく単純化して書くと)パレスチナなのにイスラエルの実効支配を受けていて、イスラエル当局と入植者のいろんな形の暴力にさらされている東エルサレムから、日々何が起きているか/何が行われているかを英語で伝えて…

パレスチナ人に対し、イスラエル側からどのような言葉が投げつけられているか - 1(仮定法過去, 分詞構文, 倒置, dare (to) do ~, など)

今回は、翻訳という作業についてのこないだの記事の続きをアップするつもりだったんだけど、自分の頭の中のことなんか書いてる場合じゃないな、っていう状態になっているので、またもや予定を変更して(お待ちくださっている方がいらしたらごめんなさい)、…

現在完了はこういうときにこそ使うもの(オーストラリア、ジョコヴィッチが一時入れられた入管施設に9年も拘束されている難民の声)

今回の実例は、Twitterにフィードされている報道の映像クリップから。 新型コロナウイルスのワクチンを打たずに全豪オープン出場のため入国したオーストラリアで入国査証(ヴィザ)を取り消されたノヴァク・ジョコヴィッチ選手は、一度はその取り消しを裁判…

長たらしい文の構造を正確に把握する, 関係代名詞節, SVOCの構造, andの作る構造, など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回は、前回の続きで、イスラエル政府によるパレスチナNGO6団体の非合法化という暴挙について報じるDWの記事から、前回見た部分の少し先を見てみよう。 前置きは前回書いたので、そちらをご覧いただきたい。また、当ブログではイスラエル/パレスチナについ…

分詞の形容詞的用法(前置修飾), accuse ~ of -ing, denounce A of B など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回の実例は、報道記事から。 先週、中国政府の国家安全維持法により、事実上活動不可能になるアムネスティ・インターナショナルが、香港のオフィスを閉鎖するということについての文章を2度にわたって取り上げたが(その1、およびその2)、同じころ、この…

make it ~ for ... to do --, it is ~ for ... to do --, 関係代名詞の非制限的用法など(アムネスティ・インターナショナルの香港拠点閉鎖)

今回の実例は、前回見た報道記事で参照されていた国際NGOのステートメントから。(本当は前回、ここまでやってしまうつもりだったのだが、力尽きてしまっていた。) 前回見たように、2020年夏に中国政府が香港について導入した「国家安全維持法」の影響で、…

make it ~ to do ..., to不定詞の意味上の主語 (アムネスティ・インターナショナル、香港事務所を閉鎖へ)

今回の実例は、報道記事から。というより、報道記事に引用されている国際NGOのステートメントから。 香港で、「逃亡犯条例改正案の完全撤回」や「普通選挙の実現」などを含む五つの目標「五大要求」を掲げた大規模なデモが始まったのは、わずか2年半前、2019…

等位接続詞andの作る構造を丁寧に読んでみる(ノーベル平和賞のプレスリリース)

今回の実例は、前々回と前回に引き続き、今年のノーベル平和賞の受賞者を告知するノーベル財団のプレスリリースから。 前置きは一切抜きにして、本題に入ろう。記事はこちら。 www.nobelprize.org 今回はこのプレスリリースの最後の部分から。

意味を知らなくても推測可能な単語と、意味を知らなかったら詰んでしまう単語(討論番組に出演してネットで暴言を浴びせられたコメディアン)

今回の実例は、Twitterから、「英文法」というより「これが下線部和訳で出題されたらどうする?」というトピックで。 英BBC(テレビ)に、Question Timeという番組がある。英国では国会(下院)で平議員と総理大臣を含む閣僚とが直接質疑応答を行う question …

時制, 関係副詞など(米CIAの「強化された尋問手法」は、裁判を遅らせた)

今回の実例は、前々回と前回の続きで、今から20年前の9月11日に行われた米国に対する攻撃(以下「9-11」)の首謀者で、今週ようやく、長く中断されていた裁判が再開されたハリド・シェイク・モハメド(以下「KSM」)を1990年代からずっとマークしていたFBI捜…

get + O + 過去分詞, 等位接続詞が作る構造がややイレギュラーなケース, 完了不定詞, など(2001年9月11日の米同時多発テロの首謀者の裁判はなぜまだ行われていないのか)

今回は、前回の続きで、事件発生後20年を経て、内部事情を知る人、というより当時の捜査の当事者によって語られるようになった、2001年9月11日の所謂「米同時多発テロ事件」((以降「9-11」、英語では "Nine-eleven" と呼ばれる) の首謀者(計画立案者)ハ…

時制, be yet to do ~ (2001年9月11日の米同時多発テロの首謀者の裁判はなぜまだ行われていないのか)

今回の実例は、あるとても大きな事件が発生してから20年になろうというタイミングで、ようやく語られるようになったことについての記事から。 米国で2001年9月11日に起こされたその事件(以降「9-11」、英語では "Nine-eleven" と呼ばれる) は、法的に、まだ…

仮定法過去(アフガニスタンについて、元英軍人の言葉)

今回の実例は、Twitterから。 この半月というもの、アフガニスタンから聞こえてくるニュースは、どれもこれもつらく、深い怒りをかきたてるようなものばかりだ。こうなる前からずっとそうだったとおっしゃる方もいらっしゃるだろうが、この半月は、本当に、…