Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

受動態

報道記事の見出し、2つのパターン(史上最速レベルで英財務大臣解任)

今回の実例は、報道から。「報道記事から」でさえなく「報道から」。 英国のエリザベス2世が9月8日に亡くなる前、最後に当たられた公務が、その2日前の6日に療養先のスコットランド、バルモラル城で行われたボリス・ジョンソン前首相の辞任とリズ・トラス新…

やや長い文, 等位接続詞の作る構造, 受動態, 分詞構文, 性別を特定しない3人称単数の代名詞(あの「氷バケツ」で集まった資金でALSの新薬開発)

今回の実例は、ロシアからもウクライナからもイランからも中東からもひどいニュースしか流れてこないようなこんなときだからこそ、人間っていいな、的な希望が少しは持てるようなニュース。ちょうどノーベル賞の発表も始まったので、「人類全体」を考えるき…

日記・手紙文のスタイル, 感情の原因・理由を表すto不定詞, 感覚動詞+O+動詞の原形, the last person ~ is ..., など(カラオケ状態だったイアン・ブラウンの公演)

今回の実例は、Twitterから。深刻な話題もたくさんあるのだが、もういっぱいいっぱいなので軽めの話題で。 夕方、音楽ニュースサイトの記事のフィードが流れてきた。 amass.jp 「イアン・ブラウンって誰それ」という人も多いかと思う。今から30年くらい前に…

make + O  + 動詞の原形(使役動詞), 接続詞while, 同格の接続詞that, など(国際的圧力があって、ようやくのことでジャーナリスト殺害を認めたイスラエル)

今回の実例は、前回の続きで、この5月にパレスチナでジャーナリストを銃撃したことについて、イスラエルが自軍の責任を認め、その責任を「痛感」しているらしい(が、責任を取る気はない)というトピックから。文脈や背景などについては前回のエントリを参照…

分詞構文, 完了分詞構文, 関係代名詞のwhat (北アイルランド、ベルファストの「血の金曜日」から50年)

今回の実例は、ある事件から50年を迎えるにあたり、事件を知る人々に話を聞いてまとめられた記事から。 今から50年前の1972年は、北アイルランド紛争で最も多くの血が流された年 (the bloodiest year; the darkest year) として記憶されている。あれよあれよ…

【再掲】関係代名詞whatを使ったこなれた表現, 助動詞+完了形, 挿入, the way S + V, 感情の原因・理由を表すto不定詞, 感覚動詞+O+動詞の原形, など(10年前、エジプトのカイロで: その3)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回と前回の続きで、ちょうど10年前のエジプトでどんなことがあったかを回想したジャーナリストの連ツイより。 米ニューヨーク・タイムズ (NYT)のジャーナリスト、リ…

【再掲】肯定文でのany, if節のない仮定法, used to do ~, remember doing ~, など(10年前、エジプトのカイロで: その2)

このエントリは、2021年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回の続きで、Twitterの連ツイを読んでいこう。 10年前のちょうど今頃、エジプトのカイロでホスニ・ムバラク大統領(当時)の退陣を求める大規模抗議行動を中か…

行為主をはっきりと示す受動態, 流れるような文章の書き方(2000年5月23日にBBCの取材クルーがイスラエル軍に攻撃されたこと)

今回の実例は、Twitterから。 5月11日にパレスチナのジェニン難民キャンプ*1に対するイスラエル軍の強制立ち入りを取材していて、イスラエル軍に撃たれて殺害されたアルジャジーラ(アラビア語)のベテラン記者、シリーン・アブ・アクレさんについての前回の…

ロシアで報道の自由がつぶされたことについて、当事者であるロシアのジャーナリストが語っている(too ~ to ... 構文, など)

今回の実例は、国際的に大きな注目を集め、大きな非難の声を引き起こした出来事の当事者の一人が、英語メディアに寄稿した文から。 今月ロシアで、「報道の自由」が叩き潰された。声を封じられた報道機関のひとつがDozhd (TV Rain) で、そのテレビ局でニュー…

現在完了はこういうときにこそ使うもの(オーストラリア、ジョコヴィッチが一時入れられた入管施設に9年も拘束されている難民の声)

今回の実例は、Twitterにフィードされている報道の映像クリップから。 新型コロナウイルスのワクチンを打たずに全豪オープン出場のため入国したオーストラリアで入国査証(ヴィザ)を取り消されたノヴァク・ジョコヴィッチ選手は、一度はその取り消しを裁判…

長い文の構造を正確に取って読む, despite ~, so that ~, 肯定文のany, など(全豪オープン、ジョコヴィッチのヴィザ騒動)

今回の実例は、前回のと同じ記事から。つまりジョコヴィッチの件。 入国許可(ヴィザ)取り消し→異議申し立て→取り消しは無効との裁判所の判断、という経緯をたどっている本件、オーストラリアの制度では、出入国管理(イミグレーション)大臣が最終的な判断…

【再掲】接続詞のyet, that節の繰り返し, it is ~ for ... to do --, 分割不定詞, there needs to be ~, など(「ウイグルの強制労働と綿」という問題の示すこと)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記…

【再掲】進行形の受動態, 助動詞 + 受動態, 受動態と時制(速報記事に添えられている定型文)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回見た速報記事特有の注意書きから。報道記事を読むうえで知っておかないと正確に情報を得ることができないかもしれない、というポイントでもある。 このトピッ…

助動詞+have+過去分詞, 主語の省略, 肯定文のany, 日本語とは違う「つなぎ言葉/接続詞」, など(マスクなしで病院訪問して平気なジョンソン首相の鼻声について)

今回の実例は、前回文字数があふれたため書けなかったことをTwitterから。 前回見た、ボリス・ジョンソン首相の「鼻声」記者会見に関する英メディアMetroのTwitterフィードには、いくつものツイートの連投(スレッド)になっているうえに、それぞれにたくさ…

比較級+than+any other ~, be yet to do ~(冨安選手のすごいスタッツ)

今回の実例は、Twitterから。 前回、9月26日(日)の「北ロンドン・ダービー North London Derby (NLD)」での、アーセナルのDF冨安健洋選手の活躍っぷりが現地でめっちゃ高く評価されていることについて触れたが、今回はその活躍っぷりを数値で見るツイート…

【再掲】call for ~ to do ..., to不定詞の受動態, 分詞構文, 受動態, やや長い文(ドイツで起きた極右テロ、シーシャバー銃撃事件)

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。(すみません、今日は昨日の代わりに新規でエントリを書く予定で、頭の中では書けているのですが、体調がすぐれないので過去記事再掲とさせてください。) ----------------- 今回の実例は、ドイツ…

自動詞と他動詞と受動態、そして《行為主》の明示・非明示(燃えた/燃やされたミャンマーの村)

今回の実例は、報道記事から。 「自動詞」と「他動詞」を区別すると、もろもろ効率よくなる、ということを、私はずいぶん遅くなってから初めて知った。中学や高校の英語の授業で「他動詞」なんて単語を学校で聞いたこともなく(私立校で英語に力を入れている…

やや長い文、助動詞+have+過去分詞、関係代名詞、など(チャールズ・ディケンズ、生涯最後のクリスマスに届かなかった七面鳥)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、クリスマス前の「小ネタ」系記事から。 チャールズ・ディケンズという名前は日本でもよく知られている。19世紀ヴィクトリア朝の英国を代表する小説家のひとりだ…

関係代名詞whatを使ったこなれた表現, 助動詞+完了形, 挿入, the way S + V, 感情の原因・理由を表すto不定詞, 感覚動詞+O+動詞の原形, など(10年前、エジプトのカイロで: その3)

今回も、前々回と前回の続きで、ちょうど10年前のエジプトでどんなことがあったかを回想したジャーナリストの連ツイより。 米ニューヨーク・タイムズ (NYT)のジャーナリスト、リーアム・スタックさんはアラビア語を流暢に話すアメリカ人で、当時「革命」の中…

肯定文でのany, if節のない仮定法, used to do ~, remember doing ~, など(10年前、エジプトのカイロで: その2)

今回の実例は、前回の続きで、Twitterの連ツイを読んでいこう。 10年前のちょうど今頃、エジプトのカイロでホスニ・ムバラク大統領(当時)の退陣を求める大規模抗議行動を中から取材していたアメリカ人ジャーナリストが、抗議デモを監視していた秘密警察に…

接続詞のyet, that節の繰り返し, it is ~ for ... to do --, 分割不定詞, there needs to be ~, など(「ウイグルの強制労働と綿」という問題の示すこと)

今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記事から。 なお、この記事が取り上げている人権団体連合体の報告は、個々の企業(…

進行形の受動態, 助動詞 + 受動態, 受動態と時制(速報記事に添えられている定型文)

今回の実例は、前回見た速報記事特有の注意書きから。報道記事を読むうえで知っておかないと正確に情報を得ることができないかもしれない、というポイントでもある。 このトピックは、元々は前回扱うつもりだったのだけど、文字数が規定の4000字を超えてしま…

《経験》の現在完了、助動詞+受動態、【ボキャビル】名詞が動詞に転用されている例(「絵文字嫌いの私もGIFは許容範囲」)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。何というか、英語は「学校で習う教科」ではなく「人々の生活の中で使われていることば」だということがわかる例であり、そういった「生活の中のことば」にどのように「学校で習う文法項目」が入って…

call for ~ to do ..., to不定詞の受動態, 分詞構文, 受動態, やや長い文(ドイツで起きた極右テロ、シーシャバー銃撃事件)

今回の実例は、ドイツで発生した極右テロについての記事から。 新型コロナウイルスの報道に埋もれてしまっているし、そもそも日本語ではろくに報道されてもいないかもしれないが、日本時間で2月20日(木)の朝、ドイツのハーナウ (Hanau) という都市で銃乱射…

等位接続詞and, 現在完了, 《期間》を表す前置詞over, 現在分詞と動名詞, 助動詞+進行形, 関係代名詞what, 劣勢比較, 前置詞+動名詞 (ポップスターの胸の内)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。個人の日記のようにつらつらと書き連ねられた息の長い文を読んで意味を取るのは、受験英語とはあまり関係ないかもしれないが、実用英語としてはけっこう大事なことだ。大学に入ってからの教科書が英語…

やや長い文、助動詞+have+過去分詞、関係代名詞、など(チャールズ・ディケンズ、生涯最後のクリスマスに届かなかった七面鳥)

今回の実例は、クリスマス前の「小ネタ」系記事から。 チャールズ・ディケンズという名前は日本でもよく知られている。19世紀ヴィクトリア朝の英国を代表する小説家のひとりだ。当時の超売れっ子の流行作家で、ものすごい多作なのだが、中でも『クリスマス・…

過去完了の受動態、so ~ that ... 構文(パリ、ノートルダム大聖堂の火災で崩落した尖塔と屋根について)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である(昨日に続き)。2019年の10大ニュースに入るような火災の報道記事が素材だが、この火災自体についてその後わかったことについてアップデートはしていないので、その点、お含みおきいただきたいと…

現在完了の受動態, force ... to do ~, to不定詞の受動態(アジアのステレオタイプ)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップロードしたものの再掲である。きわめて日常的な文だが、中学・高校で習う英文法の項目が次から次へと出てきており、「あの文法項目はこういうふうに使われるんだな」と納得しやすい実例だと思う。どんな文章が出題されるかわ…

《経験》の現在完了、助動詞+受動態、【ボキャビル】名詞が動詞に転用されている例(「絵文字嫌いの私もGIFは許容範囲」)

今回の実例も、前回見たのと同じ「私は絵文字を使わない」というコラムニストのマシンガン・トークの文章から。 記事はこちら: www.theguardian.com 今回見るのは、前回見た部分の1つ先。

等位接続詞and, 現在完了, 《期間》を表す前置詞over, 現在分詞と動名詞, 助動詞+進行形, 関係代名詞what, 劣勢比較, 前置詞+動名詞(ポップスターの胸の内)

昨日の続きで、ファンに向けたポップスターのSNS投稿を最後まで読んでみよう。 この投稿、全体的に《時制》に注目しながら読むと、よい勉強になる。特に《現在完了》の使い方についてはよいお手本になるだろう。自分で何か文章を書くときに、現在完了を使う…