Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

再帰代名詞を使った定番表現, 《挿入》に際するコンマの省略, 等位接続詞で書き始められた文, など(Twitterジャック・ドーシーCEO退任)

今回の実例は、報道記事から。加えて、さっき設定を見たときに気づいたTwitterがユーザーの何をどこまでどういうふうに見ているのかということも書く。 大きく報道されているように、2006年にTwitterを設立したメンバーの主要な1人で、紆余曲折ありつつ長年…

【再掲】代名詞oneとitの違い, to不定詞の形容詞的用法, 分詞の後置修飾(あの事件から15年目の日に、日本語版ウィキペディアのとんでもない誤訳を見つけた)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回はちょっと変則的に。 日本語圏では忘れられているかもしれないが、15年前の今日、7月7日、英国の首都ロンドンの公共交通機関がテロ攻撃の標的とされた。北の方からこのため…

【再掲】やや長い文, 疑問詞節, 付帯状況のwith, 【ボキャビル】「~に関する」の意味を表すon (新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、先週月曜日(5回前)に見た、新型コロナウイルス禍の中の米国の学校制度についての論説記事より。 先週のうちに扱っておく予定だったのだが、香港国家安全維持法…

【再掲】接触節(関係代名詞の省略), 現在完了の受動態, need ~ to do ...(ウイルス禍の影響をもろに受けている音楽産業)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を…

【再掲】形式主語itとthat節の構文, 強調構文, 接続詞のasなど(新型コロナウイルスは、人体で何を引き起こすか)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、新型コロナウイルスについての、日々の数字の動きや社会的な影響の報道とは違った点からの記事より。 このウイルスが人間の体に入ったときにどんなことを引き起こ…

【再掲】進行形の受動態, 助動詞 + 受動態, 受動態と時制(速報記事に添えられている定型文)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、前回見た速報記事特有の注意書きから。報道記事を読むうえで知っておかないと正確に情報を得ることができないかもしれない、というポイントでもある。 このトピッ…

【再掲】報道記事の見出しにおける時制, -ing形の区別(香港国家安全維持法可決)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、ついさっき来た速報ニュースから。 「速報」は英語ではBreaking Newsと表す(Just Inという言い方もある)。短くすれば "Breaking" となる。各媒体、第一報はそれ…

【再掲】not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事…

本日休載します。

今日は、一顧だにされていない、前回投稿の機械翻訳(ニューラル翻訳)についてのエントリのフォローアップを書くつもりだったのですが、雨で古傷(腕の骨折のあと)が痛く、ワクチン接種後の副反応で接種した箇所の痛みも出ていて*1、右も左もどちらも腕が…

【再掲】動名詞の否定形, 等位接続詞, if節のない仮定法, 分詞構文(WHOの中国批判)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、少し前のものだが、6月上旬の報道記事から。 この記事の英文法てんこ盛りのところを扱おうとしていたときに、#BlackLivesMatterが勢いを得て国際的な広がりを見せ…

DeepL翻訳のようなツールは「万能」ではない。それには「使いどころ」があり、その範囲では有能である――ということを、もっと強調していただけないだろうか、ということについて。

今日は土曜日なので本来は過去記事を再掲するのだが、予定を変更して、機械翻訳について先ほどTwitterに連投したことをまとめておくことにしよう。 週明けの月曜日にしてもかまわないのだが、「鉄は熱いうちに打て」ということで。 この「鉄は熱いうちに打て…

仮定法過去完了, even if ~のevenの省略, など(写真家ミック・ロック死去)

【追記】本項、タイトルを入力したときにボケていて、「evenの省略」とすべきところを「ifの省略」としていました。失礼しました。 ============================ 今回の実例は、Twitterから。 写真家のミック・ロックが亡くなった。「誰、それ?」っていう人…

助動詞+have+過去分詞, 主語の省略, 肯定文のany, 日本語とは違う「つなぎ言葉/接続詞」, など(マスクなしで病院訪問して平気なジョンソン首相の鼻声について)

今回の実例は、前回文字数があふれたため書けなかったことをTwitterから。 前回見た、ボリス・ジョンソン首相の「鼻声」記者会見に関する英メディアMetroのTwitterフィードには、いくつものツイートの連投(スレッド)になっているうえに、それぞれにたくさ…

「のど飴」「鼻声」「風邪声」「鼻が詰まっている」は英語で何という? (英ジョンソン首相の記者会見)

今回の実例は、Twitterから。 欧州全域で新型コロナウイルスによる感染がまた増えつつある中、今週月曜、つまりスコットランドで開催されていたCOP26が閉幕した翌日、英国のボリス・ジョンソン首相が記者会見を行ったのだが、それが「風邪でも引いているみた…

if節のない仮定法, 時制の一致, 動名詞の受動態, など(エリザベス女王の公務欠席)

今回の実例は、前回見たのと同じ素材から、字数オーバーで扱えなかった部分を。(前回「おかしいな、なぜこの項目の解説をしないんだろう」と疑問に感じられた方もおいでかと思いますが、そういうことです。字数オーバー。) 記事というか、その記述があるペ…

backは「背中」か「腰」か(エリザベス女王が「ぎっくり腰」で戦没者追悼の式典を欠席)

今回の実例は、単語レベルの話。 先日、そういえば「ぎっくり腰」を英語で言えないということに気づいたので、その場で辞書を引いてみたという、英語講師の杉村年彦さんのツイートを見かけた。 先日講師室で突然ぎっくり腰になった先生がいまして、周りが心…

【再掲】感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言…

【再掲】関係代名詞, 関係代名詞の省略, 関係代名詞の二重限定, 引用符の使い方, ボキャビル(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 テニスで現在世界ナンバーワンの座にあるノヴァク・ジョコヴィッチ選手が、新型コロナウイルスに感染した。世界的にテニスの大きな試合が一時停止を…

過去完了と過去という時制の使い方, help+動詞の原形, see+O+動詞の原形, 「目で見る」以外の意味のsee, 英米差 (南ア、デクラーク元大統領死去)

今回の実例は、報道記事から。 日本語のメディアでも報道されている通り、南アフリカのデクラーク元大統領が亡くなった。85歳だった。日本語圏でも「アパルトヘイト*1廃止」「ノーベル平和賞」の文字列が並ぶ。英語圏でも大筋では同じように見えはするが、よ…

【再掲】分数の表し方, 年齢の表し方, not just A but also B, ボキャビル (アイルランド保健大臣の呼びかけ)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 アイルランド(アイルランド共和国)での新型コロナウイルス感染拡大は、かなり厳しいことになっている。人口が500万人程度のところで、感染確認件数…

【再掲】however, 挿入, to不定詞の受動態, 助動詞+受動態, など(ベルギーの「黒歴史」と今)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回の続き。前回は、亡くなったときはベルギー国民からの人気もまるでなかったレオポルド2世(在位1865年~1909年)の像が、いつ、なぜベルギーのあちこちにたてられるよ…

【再掲】関係副詞, threaten to do ~, 無生物主語, など(レオポルド2世の像と歴史修正)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前々回、前回に続いて、アフリカ大陸のコンゴを支配し、現地の人々に残虐行為を働いたベルギーのレオポルド2世(在位1865年~1909年)についての解説記事から。大まかな…

不定冠詞と定冠詞についてのお手本のような実例(映画撮影現場誤射事件)

今回の実例は、少し前のものだが、報道記事から。というより、報道記事に引用符つきで(発言そのままで)引用されている当局者の発言から。 この10月下旬、米国ニューメキシコ州で映画撮影中に起きた、小道具の銃による痛ましい事故で、カメラの後ろにいた撮…

【再掲】so ~ that ... 構文, 関係代名詞のwhat, 分詞構文, など(ベルギーのレオポルド2世とコンゴ)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回の続きで、19世紀後半から20世紀初頭にかけてベルギー国王として君臨したレオポルド2世の像についての解説記事から。 レオポルド2世について背景解説的なことは前回書…

【再掲】倒置, 所有格の関係代名詞, 分詞構文, not ... until ~, など(ベルギーにおける像の撤去)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、#BlackLivesMatterのうねりがとてもはやく波及していち早く銅像の撤去が始まった、ベルギーのレオポルド2世についての解説記事から。 レオポルド2世の在位は1865…

demandの目的語となるthat節内で使われる動詞の原形(COP26: 日本に「脱石炭」を求める声)

今回の実例は、Twitterから。 日本でも少しは報道されている通り、現在、英国のスコットランド、グラスゴーで、第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26: United Nations Climate Change conference)が開催されている。会期は10月31日から11月12日の2週間…

日本語で「Twitter Pro」とされているものは、英語では "Twitter for Professionals" (職業人のためのツイッター)である件。

今回の実例は、Twitterから。といってもいつものように誰かがTwitterに投稿した文面ではなく、Twitter社が提供しているサービス名について。 Twitterで、新機能「Twitter Pro」が導入されたということが、昨日(11月3日)から話題になってきた。どういうふう…

【再掲】ウィキペディアの物足りない説明を、ウィキペディア以外のサイトで補強する(エドワード・コルストン像を作った彫刻家)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も前回の続きで、2020年6月7日に英南西部の都市ブリストルで引き倒されたエドワード・コルストンという300年前の奴隷商人の像について。 本題に入る前に最新のニュースにつ…

長たらしい文の構造を正確に把握する, 関係代名詞節, SVOCの構造, andの作る構造, など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回は、前回の続きで、イスラエル政府によるパレスチナNGO6団体の非合法化という暴挙について報じるDWの記事から、前回見た部分の少し先を見てみよう。 前置きは前回書いたので、そちらをご覧いただきたい。また、当ブログではイスラエル/パレスチナについ…

分詞の形容詞的用法(前置修飾), accuse ~ of -ing, denounce A of B など(イスラエルが、パレスチナNGO6団体を非合法化)

今回の実例は、報道記事から。 先週、中国政府の国家安全維持法により、事実上活動不可能になるアムネスティ・インターナショナルが、香港のオフィスを閉鎖するということについての文章を2度にわたって取り上げたが(その1、およびその2)、同じころ、この…

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