【エンタメ・映画・音楽・演劇】
今回の実例は、Twitterから。深刻な話題もたくさんあるのだが、もういっぱいいっぱいなので軽めの話題で。 夕方、音楽ニュースサイトの記事のフィードが流れてきた。 amass.jp 「イアン・ブラウンって誰それ」という人も多いかと思う。今から30年くらい前に…
今回の実例は、新たに公開される映像作品の予告編から。 『アダムス・ファミリー The Addams Family』という作品をご存じだろうか。私はクリスティーナ・リッチを一躍有名にした映画で知ったが(下記のDVD参照)、作品自体はこの映画からさかのぼること50年…
今回の実例は、かなり「オタク向け」だと思う。 《人》を先行詞とする場合の《関係代名詞》について、「主格ならwhoで目的格ならwhoかwhomを用いる。thatを使ってもよい」と教わった人が日本では大半だろうし、それを前提として、「でも、今どき、whomなんて…
今回の実例は、Twitterから。 1969年8月15日から物語が始まる映画『ベルファスト』では、この町の出身でこの町のことを歌い、当時から活躍していたヴァン・モリソンの楽曲が全体を通じて印象的な使われ方をしていたが、北アイルランドは多くの音楽家を輩出し…
今回の実例は報道記事から。 日本時間で今日3月28日の朝から昼過ぎにかけて、米国のアカデミー賞の授賞式が行われ、日本では先週金曜日の25日からロードショーが始まったばかりのケネス・ブラナー監督・脚本の映画『ベルファスト』が最優秀脚本賞を受賞した…
今回の実例は、報道記事から。 アメリカなどの音楽産業では、ひとり・一組の演者の興行をひとつの会場で、何週間かの長期間にわたっておこなうことがある。「レジデンシー residency」と呼ばれるスタイルで、街中のライヴハウス規模の会場で行われることもな…
今回の実例は、報道機関のTwitterフィードから。 クリスマス前に、ケネス・ブラナー監督の新作映画『ベルファスト』について取り上げた。日本でも来る3月に劇場公開予定だが、英国ではちょうど今、映画館にかかっていて、この映画で視点人物である子供の父親…
今回の実例は、報道機関のTwitterフィードから。 ケネス・ブラナーという映画人が、イギリスにいる。「映画人」と言っても元はRSCのシェイクスピア俳優で舞台の人なのだが、数々の映画に出演してきた映画俳優でもあり、また自分でメガホンをとる映画監督でも…
今回は、前回、本題にたどり着く前に6000字を超えたので書けなかった本題。前置き的なものは前回のエントリをご参照いただきたい。 というわけで、今日2021年12月8日、ドイツ連邦議会がオラフ・ショルツ氏を首相に選び、議場において就任の手続きがとられ、…
今回の実例は、報道記事から、「受験英語」てんこ盛りの文。つまり「受験英語」すらわかってないと全然読めない文。【追記: 今回、この本題にたどり着く前に字数が尽きたので、本題は次回に回します。】 今年、2021年は1991年のソ連崩壊から30年である。つま…
【追記】本項、タイトルを入力したときにボケていて、「evenの省略」とすべきところを「ifの省略」としていました。失礼しました。 ============================ 今回の実例は、Twitterから。 写真家のミック・ロックが亡くなった。「誰、それ?」っていう人…
今回の実例は、少し前のものだが、報道記事から。というより、報道記事に引用符つきで(発言そのままで)引用されている当局者の発言から。 この10月下旬、米国ニューメキシコ州で映画撮影中に起きた、小道具の銃による痛ましい事故で、カメラの後ろにいた撮…
今回は変則的に。 今日、2021年10月7日はノーベル文学賞の発表の日だ。私は今日のブログ(昨日の続き)を準備しながら、受賞発表の予定時刻(日本時間で午後8時ごろ)からガーディアンのライヴブログを見ていた。そして、受賞者が発表されたあとにTwitterの…
今回の実例は、ちょっとびっくりする人が多いのではないかという報道記事から。 たまたまだが、つい数日前に過去記事の再掲で1994年のルワンダの虐殺について触れた記事をアップした。 hoarding-examples.hatenablog.jp この虐殺については、日本語ウィキペ…
今回の実例は、再度予定稿から変更して(すみません)、報道記事についている解説から。 ほぼ60年間、ずっと同じロック・バンドでドラムを叩いてきたミュージシャンが亡くなった。私が、ここ日本で「洋楽」と呼ばれるものを自分から進んでラジオで聞くように…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、先日のエントリに引き続き、音声を素材に聞き取りをして文法を見てみよう。というか、「聞き取るためには文法と語彙力が必要」ということの意味を確認してみよう。 すご…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterから。 2月10日の第92回米アカデミー賞は、韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』が、最優秀オリジナル脚本賞、最優秀国際長編映画賞*1、最優秀監督賞、…
このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、スピーチから。 今日2月10日は米国の西海岸、ロサンジェルスで「アカデミー賞」の授賞式が行われていて世界的な注目を集めているが、あれは実は米国の「映画芸術…
今回の実例は、映画評の文章から。 現在、日本でも劇場公開(ロードショー)中の映画『ノマドランド』。「ノマド」は定住しない遊牧民を指す言葉で、この映画は家に暮らすということをせず、車に寝泊まりして、収入源を求めてあちらからこちらへと移動して暮…
今回の実例は、話題の本から。 これ。 クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ 発売日: 2021/03/02 メディア: Kindle版 英語版も日本語版(を含む各国語版)も同じ日、3月2日に発売となったこの作品、英語版は言うまでもなく日本語版も紙の書籍と同時に電子…
今回も、前々回および前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 前々回見た部分は作家のジョン・バンヴィル、前回は劇作家・脚本家のトム・ストッパードの文章だったが、そのあとは作家でジャーナリストのシャーロット・フィル…
今回も前回と同じく、ジョン・ル・カレを追悼する様々な言葉を集めた記事から。 この記事には、前回見たジョン・バンヴィルや、マーガレット・アトウッド、イアン・ランキンといった作家や、ジョン・ブアマン、レイフ・ファインズといった映画人など15人の言…
今回の実例は、亡くなったジョン・ル・カレを偲ぶ作家や映画監督、俳優らの声を集めた記事から。メンツが豪華すぎててくらくらくる記事で、ゆっくり読んでいきたい。記事はこちら: www.theguardian.com ここに言葉を寄せているのは、15人の作家や脚本家、映…
今回の実例はTwitterから。 12月2日、Twitter上の英語圏で「エリオット・ペイジ」という男性 (he)のことが大きな話題になっていた。これまで「エレン・ペイジ」という名前で活動していた女性 (she) の俳優が、自分はトランス(トランスジェンダー)であり、…
今回の実例はTwitterに連続投稿された、かなりフォーマルな文面から。 日本でも大きく報じられている通り、10月の終わりに俳優のショーン・コネリーが90歳で亡くなったことが公表された。この人について、日本では「イギリスの俳優」と言われることが多いが…
今回の実例は、読んでよかったと思う記事から。 10月6日、アメリカのロック・ギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン(ヘーレン)が65歳で病没した。一時代を築いたミュージシャンだが、実は私、個人的にほとんど聞いたことがないのでよく知らない。音楽リス…
今回の実例は、Twitterから。 8月29日(土)、映画『ブラックパンサー』で主人公を演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが43歳の若さで亡くなったことが、彼のTwitterアカウントで告知された。身内以外はだれも聞かされていなかったが、この4年間ずっとが…
今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を受けているのは、日本だけではない。日本は「クラスターが起きた」云々というこ…
今日の実例は、新型コロナウイルス禍による行動制限(日本語圏では「自粛」で済まされているが)の直撃を受けているミュージシャン、アーティストへの支援の取り組みから。 米西海岸のカリフォルニア州オークランドに拠点を構えるBandcampというサイトがある…
今回の実例はTwitterから、ちょっと珍しいものを。 学校で習う英語の文法で、日本語母語話者にとってちょっとめんどくさいのが《時制の一致》だ。間接話法にしたときに、従属節の動詞の時制を主節の動詞に合わせるという例のあれだ。 Tom said, "I'm hungry.…