Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

やや長い文

やや長い文, 関係代名詞, 助動詞mightなど(ディエゴ・マラドーナ死去)

今回の実例はTwitterから。 日本時間で今日未明、ディエゴ・マラドーナが亡くなったとのニュースが流れてきた。最初は「現地報道によると」という形で、その「現地報道によると」はすぐに外れた。BBCのサッカー番組Match of the Dayのプレゼンターをしている…

beingの省略された分詞構文, 長い文, 省略, 関係代名詞の非制限用法, 準否定語など(ナスカの地上絵)

今回も前々回と前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回 は、下記記事の書き出しのパラグラフをじっくりと読んでみた。全部を読んでも、350ワード程度なので、分量的にはすぐに読み終わるのだが、英語の…

挿入, 連鎖関係代名詞(であるはずのもの), 分詞の後置修飾, 英語の文章は最初のパラグラフが読みづらい(ナスカの地上絵)

今回は前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回は、「ナスカの地上絵」についての英語のニュース記事を探すための下準備として「ナスカの地上絵」を英語でどう書くか(言うか)をウィキペディアを使って…

so ~ that ... 構文, やや長い文, to不定詞の副詞的用法, 疑問詞節(英最高裁判決後の保守党中道派の動き)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。文法とは関係なく内容として、英国の保守党の政治はここで述べたような路線が既定路線になってしまい、それ以前とは完全に変質していると思う。米国の共和党、日本の自民党に起きたことと同じような…

長い文、《譲歩》の接続詞、等位接続詞、挿入、continue to do ~, avoid -ingなど(MITメディアラボが性犯罪者ジェフリー・エプスタインの金を受け取っていた件)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。かなり難しい目の文だが、英語の文章には「型」があるので、それを踏まえれば読みやすくなるだろう。書かれている内容は日本語報道もあることなので、「内容を知った上で英語の型というものについて…

やや長い文, so ~ that ...の構文, 前置詞+動名詞, 形容詞の後置修飾, など(デヴィッド・グレーバーの語る「経済とは何か」論

今回は、前回の続きで、急逝が伝えられたデイヴィッド・グレーバーによる、私たちが「経済 economy」と呼んでいるものについての、2015年の文章から(続きというか前回文字数超過で扱えなかった部分を取り上げる)。 記事はこちら: gawker.com 筆者のグレー…

not only A but also B, やや長い文, to不定詞の形容詞的用法, 同格, など("Rest in power" というフレーズの持つ意味)

今回もまた、前々回と前回の続きで、人が亡くなったときの追悼のことば、 "Rest in peace" の代わりに使われる "Rest in power" というフレーズについての解説記事から。(この記事、かなり読むのが難しいという反応をいただいています。解説記事は報道記事…

接続詞のyet, that節の繰り返し, it is ~ for ... to do --, 分割不定詞, there needs to be ~, など(「ウイグルの強制労働と綿」という問題の示すこと)

今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記事から。 なお、この記事が取り上げている人権団体連合体の報告は、個々の企業(…

未知の単語やフレーズに遭遇したときの読み方, 直説法のif節, make + O + C, 肯定文でのany, thatの判別(私たちが使っている綿製品とウイグル人弾圧・人権侵害)

今回は前回の続き。 前回説明したように、何らかの報告についての報道記事では、前半でまずその報告の内容を端的にまとめたあと、後半で当事者や当局者に取材して得られたコメントなどを記載するのが基本形である。 それに加えて、前半で報告の内容をまとめ…

so ~ that ...構文, sourceという動詞, it is ~ that ...(形式主語), やや長い文, など(私たちが使っている綿製品とウイグル人弾圧・人権侵害)

今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機関の記者は、前半ではその報告の内容を端的にまとめ(多くの場合、その報告書か…

【ボキャビル】「ほとんどの」の表し方, 前置詞のas, different to ~, 等位接続詞and, やや長い文, make use of ~, など(タバコに関するWHO報告書)【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。この文書には、「正確に英文を読むために絶対押さえておきたいポイント」が次々と出てくる。英語の勉強のために読んでみる素材文としては、かなりよいと思う。以下、埋め込んであるURLが一部無効に…

やや長い文, 疑問詞節, 付帯状況のwith, 【ボキャビル】「~に関する」の意味を表すon (新型コロナウイルスと学校というシステム)

今回の実例は、先週月曜日(5回前)に見た、新型コロナウイルス禍の中の米国の学校制度についての論説記事より。 先週のうちに扱っておく予定だったのだが、香港国家安全維持法の件があるなどしたので遅くなった。 記事はこちら: www.usatoday.com この論説…

not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事で、「いつどこで誰が何を」式の事実の報告と、背景分析・解説などが記載されて…

英語の文章は書き出しは抽象的で情報過多で読みづらいという話(ボリス・ジョンソンの黒歴史)【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ボリス・ジョンソンという人については、ここで取り上げられているような疑惑や不祥事の類が数限りなく、実に叩けば出てくる埃の粒の数くらいあるといってもよい状態なのだが、それが本人にとって何…

関係代名詞、so that S can ~(ブリストルと奴隷貿易商人)

今回の実例はTwitterから。 今年5月25日、米ミネアポリスで1人の黒人男性が、1人の白人警官に首を膝で踏みつけられて殺された。警官は複数いたが、誰も首の踏みつけを止めなかったし、それどころか被害者の男性を取り押さえることだけにやっきになっていた。…

証明書・通知・通告の書式 (this is to do ~), 同格のthat, 挿入, either A or B, 婉曲のcouldなど(ネット情報の真偽チェック #ファクトチェック )

今回も、前回と同じ記事から。背景情報に関しては、前回、何が本題だかわからないくらいたっぷりと文字数を費やして説明してあるので、そちらをご参照のほど。 そこで説明した件、つまり(トランプ流の幼稚な表現である「フェイクニュース」というより)現場…

force ... to do ~, 無生物主語, 同格のthat, やや長い文, 関係代名詞の主格とbe動詞の省略, so ~ that ...構文, as though + 仮定法, 分詞構文, など(数字の向こう側を見せるNYTの取り組み)

今回も前回の続きで、先週末、ニューヨーク・タイムズ(NYT)がCOVID-19での死者が10万人に迫らんとする中で示した「数字」ではない、人間たちとしてのひとりひとりの死者についての印象的な取り組みから。 本題に入る前に最新のニュース。2020年5月27日、米…

数字の読み方, die from ~, almost all of ~, 「~につき」を表す不定冠詞のa, など(数字の向こう側を見せるNYTの取り組み)

今回は、前回の続きで、「大量死」を伝える米ニューヨーク・タイムズ (NYT) の取り組みから。 前回は、「大量死」をただの数字で終わらせまいとするその取り組みについての紹介の言葉を見たが、今回はその取り組みそのものを見ていこう。 記事はこちら: www.…

他動詞のrun, やや長い文, stop ~ from -ing, the + 比較級 ~, the + 比較級 …, however, as with ~, whetherの節, など(新型コロナウイルスのワクチン開発)

今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスのワクチンを開発している米モデルナ社が、(実験環境ではなく)実際に人間での治験を行ったところ、有望な結果が得られたと発表したことは、日本のメディアでも大きく報じられている。 米バイオ医薬ベンチャ…

やや長い文, 前置詞+関係代名詞, to不定詞の副詞的用法(新型コロナウイルスと科学の現場)

今回の実例は、前回と同じ、ノーベル賞を受賞した科学者が書いた論説記事から。 前回は記事書き出しで、「(ロックダウンという厳しい行動制限から)普通の生活に戻るうえでは多くの疑問が生じる。それには科学・医学によって解を導き出すことが必要だ」とい…

やや長い文,「~もまた」の意味のeither, to one's 感情の名詞(のバリエーション), andによる接続(カメルーンでの武力紛争とウイルス禍)

今回の実例は、英国も米国も大変なことになっているこのコロナ禍の中で、英語圏主要メディアであまり大きく伝えられることがないアフリカ大陸からのニュース。というより、私が見ている範囲が狭いだけかもしれないが、コロナ禍以前からもあまり目立った扱い…

やや長い文, let alone, if節のない仮定法, seem ~, almost, 【ボキャビル】inconceivable, 関係副詞など(新型コロナウイルス封じ込めに成功した韓国)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 前回はこの記事の中の方から見たが、今回は書き出しの方を見てみよう。この記事、書き出し部分がなかなか文学的で読むのが大変かもしれないが(短い記述に情報量がてんこ盛りになっている)、「わからない」と思ってもそ…

whatを用いて《原因・理由》を尋ねる表現(無生物主語), やや長い文, 【ボキャビル】bring home ~, 挿入, remind A of B, the+形容詞, 同格, 助動詞+have+過去分詞(ウィンドラッシュ・スキャンダル)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。こなれた英語独特の難しさはあるが、完全にわからなくても文章を読んで意味を取る(理解する)ための練習にはよい記事だと思う。全文通読をお勧めする。 ------------------------ 前回のエントリで…

やや長い文, unlike ~, 関係代名詞の非制限用法, パンクチュエーション(日本の「医療崩壊」の危機)

今回も、前々回および前回と同じ記事から。 今回は記事の一番最後の方、同じ危機の中にあって、英国という遠く離れた場所から東アジア(極東アジア)を概観してまとめている部分から。 記事はこちら: www.bbc.com

関係代名詞の二重限定, やや長い文, It is ~ that ...の強調構文, thatの判別(英、ボリス・ジョンソン首相退院)

今回の実例は英国のボリス・ジョンソン首相の発言から。 先日みた通り、ジョンソン首相は新型コロナウイルス感染でしばらく入院していた。一時は集中治療室に入れられるほど病状が深刻で、英国では支援者以外も「いくらなんでもこんなことで死ぬなよ……」とい…

同等比較, 関係代名詞, 接続詞のas, やや長い文(「モデル」はなぜ正確に予測できないのか)

今回の実例も、前回と同じ記事から。 "Garbage in, garbage out" という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれない。Garbageはアメリカ英語で「ゴミ一般」のこと(イギリス英語ではrubbish, またはtrashと呼ばれる類のゴミ)で、「ゴミを入れたらゴミが出…

セミコロンの使い方, because of ~, 疑問詞節, 前置詞のas, 関係副詞, 強調構文(国際女性デーとアンディ・マリー)

今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2013年に、英国人プレイヤーとしては実に77年ぶりにウィンブルドン(全英オープ…

call for ~ to do ..., to不定詞の受動態, 分詞構文, 受動態, やや長い文(ドイツで起きた極右テロ、シーシャバー銃撃事件)

今回の実例は、ドイツで発生した極右テロについての記事から。 新型コロナウイルスの報道に埋もれてしまっているし、そもそも日本語ではろくに報道されてもいないかもしれないが、日本時間で2月20日(木)の朝、ドイツのハーナウ (Hanau) という都市で銃乱射…

やや長い文, 関係代名詞, 付帯状況のwith, 【ボキャビル】動詞のmark, so-called, satisfaction with ~(民主主義の後退についての学術的な文)

今回の実例は、前回(先週末)見たのと同じ学術的な報告書から。 出典は同じで下記のPDF: https://www.bennettinstitute.cam.ac.uk/media/uploads/files/DemocracyReport2020.pdf 見るページも前回と同じ。

関係代名詞とbe動詞の省略、進行形の受動態、現在完了進行形, やや長い文(ハリー王子夫妻とタブロイド、本当は何が起きているのか)

今回の実例は、ガーディアン/オブザーヴァー掲載の論説記事から。 今回の記事を書いたのはアラン・ラスブリジャー。現在は、オックスフォード大学でマララ・ユスフザイさんが在籍する学寮(コレッジ)の学寮長をつとめ、ロイターのジャーナリズム研究所のチ…