2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記事から。 なお、この記事が取り上げている人権団体連合体の報告は、個々の企業(…
今回も、前々々回、前々回、前回に続き、新疆ウイグル自治区で人々を強制労働させることで生産されているとしか考えられない素材が、世界中のアパレル企業によって、私たちの着る衣類に使われていることについての報告を報じる記事から。 最初の回(前々々回…
今回も、前々回、前回に引き続き、新疆ウイグル自治区で人々を強制労働させることで生産されているとしか考えられない綿が、世界中のアパレル企業によって私たちの着る衣類に使われていることについての人権団体の連合体の報告を報じる記事から。 前々回、前…
今回は前回の続き。 前回説明したように、何らかの報告についての報道記事では、前半でまずその報告の内容を端的にまとめたあと、後半で当事者や当局者に取材して得られたコメントなどを記載するのが基本形である。 それに加えて、前半で報告の内容をまとめ…
今回の実例は、いくつもの人権団体がまとまった連合体が出した報告に関する報道記事から。 英語圏では*1、人権団体などNGOの報告のようなものについての報道を行うとき、報道機関の記者は、前半ではその報告の内容を端的にまとめ(多くの場合、その報告書か…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。いわゆる「受験英語」の参考書の例文によく出てくる文言がそのまま、実際の報道記事で見出しとして用いられている例である。 ----------------- 今回の実例はBBC記事の見出しから。 《to + 動詞の原…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。熟語の一部となっていることが多いlessという単語の普通の使い方は意外と見落としがちなので、こういった素直な例を見て確認しておくとよいだろう。 ----------------- 今回の実例は、Brexitに関す…
このエントリは、2019年8月9日にアップしたものの再掲である。ここで扱っているmythという単語は、日本語でも「神話」と表されるのだが、文字通りの意味とは少し違っていて、知らないと正確に把握できないので要注意である。 ----------------- 今回の実例は…
このエントリは、2019年8月6日にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、CND (Campaign for Nuclear Disarmament) のツイートから。 CNDは、冷戦で東西両陣営がじゃんじゃん核実験しながらどんどん核武装していた時代、1957年に英国…
今回の実例は報道記事から。 東京は、先週までは梅雨寒の状態で、いったん片づけた春物のカーディガンを引っ張り出してきたりしていたのだが、週末から一気に10度くらい気温が上がり、梅雨時の湿度の高さと相まって、非常にしんどくなってきた。今日、7月22…
今回の実例は報道記事から。 新型コロナウイルスのワクチン開発は、かつてないような急ピッチで、世界規模で進められている。日本のことだけに閉じこもっていると「大阪の知事が威勢のいいことを言っていた」とかいった印象や、日本の製薬会社の取り組みにつ…
今回の実例は、ふと見かけたとんでもない誤訳について。 amongという単語をいつ習ったのか、正確な記憶はないが、中学2年生で比較級を習ったときには既に知っていた。あるいは比較級の単元で習ったのかもしれない。次のような例文で。 This song is popular …
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。生々しい感情を吐露するときの言葉の中にも、「学校で習う英文法」はこういうふうに入っている。 ----------------- 今回の実例は、日曜日のTwitterから。 日曜日はひどい日だった。日本で「あいち…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。日常的に頻繁に使われるwouldの用法について、改めて確認しておきたい。 ----------------- 今回の実例は、3年前のレファレンダム(住民投票)の直前に、反移民の思想にかぶれた極右主義者(ネオナ…
いつもお読みいただきありがとうございます。 本日7月17日、休載します。 Windows UpdateをやったらPCが起動しなくなり、そこからどうにか起動にはこぎつけたものの動作がおかしいことは言うまでもなく、余儀なくされている「システムの復元」の処理が終わら…
今回は前回の続き。 まず前置きとして、前回のエントリへのブクマから: こういう人ってシンガポール英語表記とか見る度に一々ブチ切れてるのかな https://b.hatena.ne.jp/entry/4688560548380032066/comment/Big_iris だれがシングリッシュの話をしている。…
今回は変則的に、ある違和感maxな日本の官製フレーズについて。 新型コロナウイルスの流行で、最も危険なところで体を張って仕事をしている医療従事者が、まともな待遇を受けることすらできていないということが次から次へと伝えられてくる一方で、感染が拡…
今回の実例は、報道記事から。 新型コロナウイルスやそれが引き起こす感染症のことを簡略化して呼ぶ場合、日本語圏では「コロナ」と言うことが定着してきたが、英語圏では "Covid" と言う/書くことが一般化している*1。例えば、日本語で「コロナの患者」と…
今回の実例は、先日「国家安全維持法」が作られてしまった香港の最新の動きに関する報道記事から。 香港ではこの9月に議会選挙が予定されていて、民主派は、それに向けた予備選(候補者選定の選挙)を先の週末に実施した。これについては日本語でも報道が出…
このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。ここで見たような《時制》の扱いは意外と雑に済ませてしまいがちなので注意したいところである。 ----------------- 今回の実例は、中国で起きたネット上のちょっとした騒動を紹介するBBCの記事から…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。この文書には、「正確に英文を読むために絶対押さえておきたいポイント」が次々と出てくる。英語の勉強のために読んでみる素材文としては、かなりよいと思う。以下、埋め込んであるURLが一部無効に…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。WHOが説明の目的で書く文書で使う英語は「世界共通語としての英語」そのもので、英語の勉強にはかなり役立つので、機会を見つけて見てみるとよいと思う。 ----------------- 今回の実例は、世界保健…
※本日新規記事の代わりに、一昨日・昨日と書いてきたことについてウィキペディアの編集作業を行い、ブログは過去記事の再掲としたいと思います。宜しくお願いします。 ---------------- このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ここで取り…
今回は前回の続き。当ブログの扱う事項としては変則的な話題だが、日本語圏で得られる情報の不確かさという点について、またそういう場合に英語圏に飛んで何をどう確認すればよいのかという点についての話なので、しばしお付き合い願いたい。 そういう確認も…
いつもお読みいただきありがとうございます。 本日、記事のアップロード時刻が、定刻の15:30より遅れます。18:30にもう一度チェックしてみてください。 恐縮です。 nofrills拝
今回はちょっと変則的に。 日本語圏では忘れられているかもしれないが、15年前の今日、7月7日、英国の首都ロンドンの公共交通機関がテロ攻撃の標的とされた。北の方からこのためにロンドンにやってきた4人の若者たちが、朝の通勤時間帯、ロンドンの中心部で…
今回の実例は、先週月曜日(5回前)に見た、新型コロナウイルス禍の中の米国の学校制度についての論説記事より。 先週のうちに扱っておく予定だったのだが、香港国家安全維持法の件があるなどしたので遅くなった。 記事はこちら: www.usatoday.com この論説…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年もイングランド(を含む英国)は6月に既に30度を上回る日が出ている。この先、これが繰り返されていけば、30度くらいでは話題にもならなくなるかもしれないが。 ----------------- 今回の実例…
このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ここに出てくる《ifの省略》は、毎日英語で何かの記事を読むなどしていれば、週に2~3回は遭遇する。書き言葉だけでなく話し言葉でもよく用いられるので、いわゆる「ビジネス英語」をマスターしたい…
今回の実例はTwitterから。 新型コロナウイルスの影響で、演劇・音楽などいわゆる「パフォーミング・アーツ performing arts」が、表に立つ人から裏方に至るまで、甚大な影響を受けているのは、日本だけではない。日本は「クラスターが起きた」云々というこ…