Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

疑問詞節

【再掲】A if Bの構造, 副詞節内での主語とbe動詞の省略, など (練習中の女性アスリートへの男性による妨害)

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエント…

疑問詞節, 分詞の後置修飾, 連鎖関係代名詞, 仮定法, 形式主語itの構文, as ~ as ..., など(亡命したロシアの元外交官の手記)

今回の実例は、前々回と同じ、亡命したロシア人元外交官の手記から。コンテクストの説明などは前々回のエントリをご参照のほど。 記事はこちら: www.foreignaffairs.com 今回は、前々回のエントリで見た部分の少し先を見ていこう。少々手ごわい文である。

【再掲】時制の使い方, 疑問詞節, not only A but B, as well as ~, wrongという単語の意味, など(東日本大震災: wrongnessという感覚)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は、前回(3月11日付)の続き。背景説明などは前回のエントリを参照されたい。 実例として参照するのはこちら、日本外国特派員協会 (The Foreign Correspondents' Club of J…

疑問詞節, to不定詞の副詞的用法, 動名詞しか目的語にとらない動詞, など(ルワンダに送致されるという通知を受け取った難民の手記)

今回の実例は、新聞への寄稿記事から。 先週木曜日、2022年6月2日から5日の日曜日にかけての4日間、英国ではエリザベス女王の在位70年を記念する「プラチナ・ジュビリー (Platinum Jubilee)」の祝賀行事が盛大に行われた。学校とかが休みになって(だから王…

【再掲】接続詞のyet, that節の繰り返し, it is ~ for ... to do --, 分割不定詞, there needs to be ~, など(「ウイグルの強制労働と綿」という問題の示すこと)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記…

【再掲】やや長い文, 疑問詞節, 付帯状況のwith, 【ボキャビル】「~に関する」の意味を表すon (新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、先週月曜日(5回前)に見た、新型コロナウイルス禍の中の米国の学校制度についての論説記事より。 先週のうちに扱っておく予定だったのだが、香港国家安全維持法…

【再掲】感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言…

【再掲】to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、…

【再掲】聞き取りの練習, need to do ~, 間接疑問, not just A but also B, など(新型コロナウイルスに関する、アイルランド首相のすばらしいスピーチ)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、アイルランド首相のスピーチから。 カトリックの国であるアイルランドは、アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人の聖パトリックの祝日である毎年3月17日を盛…

A if Bの構造, 副詞節内での主語とbe動詞の省略, など (練習中の女性アスリートへの男性による妨害)

今回の実例はTwitterから。今日は事項解説なしで文法だけにするから短いよ。 昨年11月、オバマ元大統領の回想録の記述に含まれていた "A if B" という構文について何度かエントリを立てたところ、当ブログとしては例外的としかいいようがないくらいに広く読…

【再掲】セミコロンの使い方, because of ~, 疑問詞節, 前置詞のas, 関係副詞, 強調構文(国際女性デーとアンディ・マリー)

このエントリは、2020年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2…

時制の使い方, 疑問詞節, not only A but B, as well as ~, wrongという単語の意味, など(東日本大震災: wrongnessという感覚)

今回は、前回(3月11日付)の続き。背景説明などは前回のエントリを参照されたい。 実例として参照するのはこちら、日本外国特派員協会 (The Foreign Correspondents' Club of Japan: FCCJ) が毎月出している会報 "Number 1 Shimbun" の2021年3月号である: h…

howの節, it is ~ to do ..., 分詞の後置修飾, 《同格》のof, 知らない単語があったときの文意の推測, やや長い文(英文読解), 過去完了など(この10年の科学を振り返る)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、年末になると各紙に出る「この1年を振り返る」系の記事から。 普段なら振り返るのは「この1年」なのだが、2019年は10年の区切りの最後の年でもあるので、「この1…

付帯状況のwith, if節(名詞節), 疑問詞節, など(気候変動と、全世界的に発生している洪水や森林火災)【再掲】

このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。そういえば1年前の今頃(2020年1月)は、オーストラリアの山火事でコアラなどの動物たちが大変だというニュースが世界で一番大きく注目されているニュースだった。 ----------------- 今回の実例は…

the + 比較級 ~, the + 比較級 ..., 形式主語, やや長い文 (新聞報道と環境問題)【再掲】

このエントリは、2019年11月にアップしたものの再掲である。学校で習う英文法をどういうふうに使えばいいか、英作文のお手本にもなる文例だ。 ----------------- 今回の実例は、ジャーナリストが自分の仕事と自分について書いている文章から。 通常、ジャー…

動名詞, 方法・材料などを表すin, so (that) ~, howの節, whilstなど (ひどいフォントをあえて使ってメッセージの拡散を狙う英保守党)【再掲】

このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。再掲時には、ここで取り上げているような英保守党政権のやり口を指揮していたであろうドミニク・カミングズがついに政権中枢を去ったというニュースがあったばかりなのだが、その頭で見るとなおさ…

so ~ that ... 構文, やや長い文, to不定詞の副詞的用法, 疑問詞節(英最高裁判決後の保守党中道派の動き)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。文法とは関係なく内容として、英国の保守党の政治はここで述べたような路線が既定路線になってしまい、それ以前とは完全に変質していると思う。米国の共和党、日本の自民党に起きたことと同じような…

接続詞のyet, that節の繰り返し, it is ~ for ... to do --, 分割不定詞, there needs to be ~, など(「ウイグルの強制労働と綿」という問題の示すこと)

今回の実例も引き続き同じ、新疆ウイグル自治区での強制労働という重大な人権侵害を引き起こしながら生産されている綿製品の材料と、世界のアパレルブランドの関係についての記事から。 なお、この記事が取り上げている人権団体連合体の報告は、個々の企業(…

やや長い文, 疑問詞節, 付帯状況のwith, 【ボキャビル】「~に関する」の意味を表すon (新型コロナウイルスと学校というシステム)

今回の実例は、先週月曜日(5回前)に見た、新型コロナウイルス禍の中の米国の学校制度についての論説記事より。 先週のうちに扱っておく予定だったのだが、香港国家安全維持法の件があるなどしたので遅くなった。 記事はこちら: www.usatoday.com この論説…

感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言を見てみよう。 Twitterに長文をアップしたいときに、自分のブログとかサイトと…

to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、陰謀論を振りかざしてWHOへの資金拠出を停止するとブチあげていることは、日本語…

聞き取りの練習, need to do ~, 間接疑問, not just A but also B, など(新型コロナウイルスに関する、アイルランド首相のすばらしいスピーチ)

今回の実例は、アイルランド首相のスピーチから。 カトリックの国であるアイルランドは、アイルランドにキリスト教を広めた守護聖人の聖パトリックの祝日である毎年3月17日を盛大に祝う。 元々このセント・パトリックス・デーは宗教的な礼拝の日であった。現…

セミコロンの使い方, because of ~, 疑問詞節, 前置詞のas, 関係副詞, 強調構文(国際女性デーとアンディ・マリー)

今回の実例は、テニス・プレイヤーのアンディ・マリー(マレー)の文章から。3月8日(日)の国際女性デーを前に、7日(土)のガーディアンに掲載された寄稿の文章だ。 マリーは2013年に、英国人プレイヤーとしては実に77年ぶりにウィンブルドン(全英オープ…

howの節, it is ~ to do ..., 分詞の後置修飾, 《同格》のof, 知らない単語があったときの文意の推測, やや長い文(英文読解), 過去完了など(この10年の科学を振り返る)

今回の実例は、年末になると各紙に出る「この1年を振り返る」系の記事から。 普段なら振り返るのは「この1年」なのだが、2019年は10年の区切りの最後の年でもあるので、「この10年を振り返る」という記事も多く出ている。今回見るのはそのような記事のひとつ…

付帯状況のwith, if節(名詞節), 疑問詞節, など(気候変動と、全世界的に発生している洪水や森林火災)

今回の実例は、気候変動についての解説記事から。 今年(も)、日本は度重なる豪雨と台風に見舞われて、あちこちでひどい被害が出たが、そのような極端な天候 (extreme weather) は全地球規模で起きていて、イングランド北部では11月上旬から洪水(川の氾濫…

the + 比較級 ~, the + 比較級 ..., 形式主語, やや長い文 (新聞報道と環境問題)

今回の実例は、ジャーナリストが自分の仕事と自分について書いている文章から。 通常、ジャーナリストは何か起きていることについて広く知らせる記事を書くのだが、自分について書くことはまずない。今回、こういう形で「自分 (I)」を主語にした記事が書かれ…

動名詞, 方法・材料などを表すin, so (that) ~, howの節, whilstなど (ひどいフォントをあえて使ってメッセージの拡散を狙う英保守党)

今日の実例はTwitterから。 10月22日、英国下院でまたもやBrexitに関する審議が行われ、もう話についていくのが大変で疲れたなあと思っていたころ、TwitterのUKのTrendsに "Comic Sans" という文字列があるのに気づいた。 "Comic Sans" は、Windows 95が出た…

so ~ that ... 構文, やや長い文, to不定詞の副詞的用法, 疑問詞節(英最高裁判決後の保守党中道派の動き)

今回の実例は、英国会で起きたことについての報道から。 起きたことがあまりにひどすぎて信じがたくて心が折れたので、今回は背景解説なし。記事はこちら: www.theguardian.com 「解説なし」とは書いたけど、見出しにある固有名詞程度は少し説明しておく必要…

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