Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

to不定詞

【再掲】新型コロナウイルス対策は「イングランド」etcの話であり、厳密には「英国」の話ではない、という説明。

このエントリは、2021年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボ…

【再掲】完了不定詞が主語になっている文, 助動詞+受動態 (BBCの調査報道番組Panoramaが、過去のPanoramaについて調査報道)

このエントリは、2021年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、報道記事から。 今日は時間がないので前置きはごく短く済ませたい。BBCのPanoramaという番組は、日本でも少しは知られているかもしれない。時事問題についての調…

記事見出しに含まれるto不定詞, either A or B (英国、ボリス・ジョンソン退任後の首相が決まる)

今回の実例は、報道記事の見出しから。 当ブログでも簡単に触れてはきたが、今から2か月前の7月上旬に、英国では財務大臣をはじめとする複数の閣僚や、その他政権の要職にある人々が50人あまりも、次々と辞任した。雪崩のような辞任を引き起こしたきっかけは…

【再掲】「海外からの~」「外国の~」の表し方, due to ~の2つの用法・意味, 付帯状況のwith(東京五輪は、国外からの観客なし)

このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、Twitterがまとめているニュース系フィードのページから。 3月21日、何が何でも開催を強行するらしい東京オリンピック・パラリンピック大会に、日本国外からの観客…

【再掲】civil unionはmarriageとどう違うか, a right to do ~, a right to ~ (ローマ教皇が同性間のシヴィル・ユニオンを支持)

このエントリは、2020年10月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、世界中で大きなニュースのひとつになっているローマ・カトリック教会のフランシスコ(フランチェスコ)教皇の発言から。 まず最初にお断り申し上げておくと、私…

【再掲】「Go Toキャンペーン」「Go Toトラベル」という言葉のどこがおかしいのか (1)

このエントリは、2020年7月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回は変則的に、ある違和感maxな日本の官製フレーズについて。 新型コロナウイルスの流行で、最も危険なところで体を張って仕事をしている医療従事者が、まともな待遇を受ける…

【再掲】not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

このエントリは、2020年6月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事…

【再掲】to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

このエントリは、2020年4月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、…

新型コロナウイルス対策は「イングランド」etcの話であり、厳密には「英国」の話ではない、という説明。

今回は実例ではなく、「英語で報道記事を読む」以前の基本的な用語解説みたいなものを。「用語解説」っていうか「常識」かも。 日本時間で昨日5日、月曜日の晩に、英国から「ボリス・ジョンソン首相が『COVIDとの共生』に舵を切るべきときだと宣言へ」という…

【再掲】報道記事の見出し(未来のことはto不定詞で表す), be to do ~(ロンドン、ベスナル・グリーンの博物館)

このエントリは、2020年2月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、偶然にもつい先日(連休初日)再掲したのと同じ項目なので、「知識の定着を図る」的に見ていただければと思う。 ロンドンの真ん中を東西に横断する地下鉄、セント…

完了不定詞が主語になっている文, 助動詞+受動態 (BBCの調査報道番組Panoramaが、過去のPanoramaについて調査報道)

今回の実例は、報道記事から。 今日は時間がないので前置きはごく短く済ませたい。BBCのPanoramaという番組は、日本でも少しは知られているかもしれない。時事問題についての調査報道番組だ。ときどきひどいものがあるが*1、たいていは立派な内容である。 そ…

「海外からの~」「外国の~」の表し方, due to ~の2つの用法・意味, 付帯状況のwith(東京五輪は、国外からの観客なし)

今回の実例は、Twitterがまとめているニュース系フィードのページから。 3月21日、何が何でも開催を強行するらしい東京オリンピック・パラリンピック大会に、日本国外からの観客は入れないという決定が、正式に表明された。それは当然、即座に「国際ニュース…

報道記事の見出し、見出しにおけるto不定詞、分詞構文、to不定詞の形容詞的用法、など(ドナルド・トランプ弾劾)【再掲】

このエントリは、2019年12月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 今回の実例は、つい先ほどのニュースから。 今日2019年12月18日から19日(時差により日付が変わる)に世界的に最も大きな関心を集めているのは、米国議会下院でのトランプ大統…

等位接続詞but, 【ボキャビル】give ~ credit, think+O+C, manage to do ~, など(Brexit合意成立で真顔のジョーク)【再掲】

このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。短い文の中に文法・語法的見どころがぎゅっと詰まった上に、ブリティッシュ・ユーモアというてんこ盛り案件である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 日本時間で17日夜、「延々と交渉…

civil unionはmarriageとどう違うか, a right to do ~, a right to ~ (ローマ教皇が同性間のシヴィル・ユニオンを支持)

今回の実例は、世界中で大きなニュースのひとつになっているローマ・カトリック教会のフランシスコ(フランチェスコ)教皇の発言から。 まず最初にお断り申し上げておくと、私はキリスト教の信仰は持っていない。もっといえば、英語圏で「信仰 faith」とされ…

「数値-名詞の単数形」の複合語(形容詞), in order to do ~(16歳の環境活動家)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。英語を書くということでは、学校ではあまりしっかり教えてくれないような形式上の細部についても注意が必要である。 ----------------- 今回の実例も、前回(金曜日)のと同じ記事から。 記事はこち…

「Go Toキャンペーン」「Go Toトラベル」という言葉のどこがおかしいのか (1)

今回は変則的に、ある違和感maxな日本の官製フレーズについて。 新型コロナウイルスの流行で、最も危険なところで体を張って仕事をしている医療従事者が、まともな待遇を受けることすらできていないということが次から次へと伝えられてくる一方で、感染が拡…

接続詞のas, remember to do ~, keep + O + 過去分詞, 等位接続詞のand (ロンドンの炎暑と動物たち)【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。2020年もイングランド(を含む英国)は6月に既に30度を上回る日が出ている。この先、これが繰り返されていけば、30度くらいでは話題にもならなくなるかもしれないが。 ----------------- 今回の実例…

not just A but B, to不定詞の副詞的用法と形容詞的用法, 接触節, 接続詞のas, 付帯状況のwith(新型コロナウイルスと学校というシステム)

今回の実例は、米大手メディアに掲載された論説・意見記事から。 新聞など報道機関のサイトに掲載される記事には何種類かある。 まず主要なのが昔からあるような普通の報道記事で、「いつどこで誰が何を」式の事実の報告と、背景分析・解説などが記載されて…

等位接続詞andによる接続がちょっとややこしい場合、分割不定詞、make + O + C, 関係副詞where ( #WeCareDoYou )【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。新聞記者などプロの書き手が書いた客観的な文章とは少々違う、人々の心情に訴えかけて賛同を募る文章を見ていく。 ----------------- 今回の実例は、7月16日に英国で話題となったハッシュタグで回覧…

《同格》のthat, 《近い未来》を表す進行形, to不定詞の形容詞的用法, 【ボキャビル】botherという動詞(バーミンガムはメタルの故郷)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。埋め込んである曲の歌詞も含め、ボキャビルの点でも大いに参考になる記事だと思う。連休中にヒマを持て余している高校生のみなさんはぜひ、ここに出てくる単語は全部暗記するくらいの勢いで読んでも…

to不定詞の意味上の主語, 主語になるto不定詞句, 疑問詞節(米大統領の「WHOへの資金拠出停止」発言と現実)

今回の実例は報道記事より、テレビの時事系番組での識者の発言を紹介している部分から。 ドナルド・トランプ米大統領がCDC(疾病対策センター)を縮小した自分の責任を回避し、陰謀論を振りかざしてWHOへの資金拠出を停止するとブチあげていることは、日本語…

報道記事の見出し(未来のことはto不定詞で表す), be to do ~(ロンドン、ベスナル・グリーンの博物館)

今回の実例は、偶然にもつい先日(連休初日)再掲したのと同じ項目なので、「知識の定着を図る」的に見ていただければと思う。 ロンドンの真ん中を東西に横断する地下鉄、セントラル・ラインに乗って、都心部から東に向かおう。ざっぱくに言えば、昔からの都…

報道記事の見出し(未来のことはto不定詞で表す), be to do ~(マンチェスター・シティ主将の退団)【再掲】

このエントリは、2019年5月にアップしたものの再掲である。苦手な人が多い《be+to不定詞》のことがちょっとわかった気になれる実例だと思う。 --------------------------------- 今回の実例は、日本の学校教育では習ったことがない人が多いかもしれない項…

報道記事の見出し、見出しにおけるto不定詞、分詞構文、to不定詞の形容詞的用法、など(ドナルド・トランプ弾劾)

今回の実例は、つい先ほどのニュースから。 今日2019年12月18日から19日(時差により日付が変わる)に世界的に最も大きな関心を集めているのは、米国議会下院でのトランプ大統領弾劾決議だ。決議は「権力の乱用」と「議会の妨害」の2点について行われ、最終…

be followed by ~, 接続詞のas, begin -ing, try to do ~(ルワンダのジェノサイド発生から25年)【再掲】

このエントリは、今年4月にアップしたものの再掲である。英文を正確に読解するためのポイントがまとまっている文章で、内容を把握せずに読み飛ばしてしまうくせがついている人が、一歩一歩立ち止まって確認する練習に使うには、ちょうどよい素材となるだろう…

等位接続詞but, 【ボキャビル】give ~ credit, think+O+C, manage to do ~, など(Brexit合意成立で真顔のジョーク)

今回の実例はTwitterから。 日本時間で17日夜、「延々と交渉が行われたあとで、英国のEU離脱に関する英国とEUの間の合意が成立した」というニュースが流れてきた。2016年のレファレンダム(国民投票)以降のニュースを追ってきた人は、そこで、「おお、やり…

代名詞のother, 完了不定詞【再掲】

このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。otherは、使い方がわかってるつもりでも実はわかっていないことが多い英単語のランキングがあったら上位5位には入るんじゃないかという単語。解説ではその点に重点を置いているので、ぜひご一読いただきた…

「数値-名詞の単数形」の複合語(形容詞), in order to do ~(16歳の環境活動家)

今回の実例も、前回(金曜日)のと同じ記事から。 記事はこちら: www.bbc.com 前回は記事の中の方を見たが、今回は最初の方から。

年齢の表現、分詞構文、等位接続詞、to不定詞の形容詞的用法、前置詞+動名詞、付加疑問文 【再掲】

このエントリは、3月はじめにアップしたものの再掲である。短い文の中にたくさんの表現のポイントと文法項目が入っているので、分析するつもりで丁寧に読んでみると、いろいろ学べることが多いだろう。 ---------------------------------------------------…

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