Hoarding Examples (英語例文等集積所)

いわゆる「学校英語」が、「生きた英語」の中に現れている実例を、淡々とクリップするよ

省略

日付の書き方(英国式と米国式)、be + to不定詞, 近未来を表す現在進行形, recommendに続くthat節内の動詞の原形(「緊急」のスピード)

※昨日はPC不調のため休載となりすみませんでした。今日もまた大幅に投稿時刻が遅れましてごめんなさい※ 今回の実例はニュース速報のフィードの文面から。 昨日1月5日、日本で「緊急事態宣言」が出されることになったというニュースがあったが、実際の中身は…

前置詞のasと接続詞のas, 感情の原因・理由を表すthat節/to不定詞, 接触節, 現在完了進行形など(ワクチン接種初日のロンドンの病院から)

今回もまた、前々回と前回に引き続き、イングランドでの新型コロナウイルスのワクチン接種開始についてのNHS (National Health Service) のツイートを読んでいこう。 ワクチン接種最初の1人は、12月8日の朝6時台にイングランド中部の都市コヴェントリーの病…

見出しや短信における冠詞の省略, to不定詞の形容詞的用法, 付帯状況のwith(英国で新型コロナウイルスのワクチン承認)

今回の実例は、ニュースフィードから。 日本時間で12月2日の午後、英国で新型コロナウイルスのワクチンが承認されたというニュース速報が入ってきた。ちなみに今回承認されたワクチンはこちら、BNT162b2だ。私は英国のBBC Newsとアイルランドのアイリッシュ…

前置詞のgiven, やや長い文, 形式主語の構文, 進行形の受動態, 完了分詞構文, however, など(ディエゴ・マラドーナの歩み)

今回の実例は報道記事から。 著名人が亡くなったとき、英語の新聞報道は、大別して3段階で記事が出ることが多い。まずはその著名人が亡くなったということを伝える報道記事が出て、続いて故人の業績や人物像、評価などを綴ったオビチュアリーが出る*1。もの…

やや長い文, 関係代名詞, 助動詞mightなど(ディエゴ・マラドーナ死去)

今回の実例はTwitterから。 日本時間で今日未明、ディエゴ・マラドーナが亡くなったとのニュースが流れてきた。最初は「現地報道によると」という形で、その「現地報道によると」はすぐに外れた。BBCのサッカー番組Match of the Dayのプレゼンターをしている…

"pleasant if awkward" の中身は、《譲歩》のif節と《省略》

【後日追記】この件についてのエントリはカテゴリでまとめて一覧できるようにしてあります。【追記ここまで】 今回も引き続き11月18日のエントリやそれに続くエントリ群へのブコメへのお返事的なことを。(細かい事実誤認・誤記などはスルーしてます。すみま…

《形容詞A if 形容詞B》の構造, awkwardの語義(バラク・オバマの回想録と時事通信の誤訳)

【後日追記】この件についてのエントリはカテゴリでまとめて一覧できるようにしてあります。【追記ここまで】 今回の実例は、予定を変更して、今日まさにTwitterで話題になっている件について。 米国のバラク・オバマ前大統領が回想録を出したとかで、今週は…

現在完了, 省略, メディアが「次期大統領」と書き始めるときの手続き, など(連載:「フォー・シーズンズ」事件、その3)

今回もまた、前々回と前回の続き。もう前置きは書かずにいきなり話を始める。 というわけで、あまりに考えられないようなことが目の前で、なおかつ地球の反対側で起きているので、私は目をぐるぐるさせながら画面を凝視していた。流れてくる珍妙な話――いくつ…

等位接続詞but, 【ボキャビル】give ~ credit, think+O+C, manage to do ~, など(Brexit合意成立で真顔のジョーク)【再掲】

このエントリは、2019年10月にアップしたものの再掲である。短い文の中に文法・語法的見どころがぎゅっと詰まった上に、ブリティッシュ・ユーモアというてんこ盛り案件である。 ----------------- 今回の実例はTwitterから。 日本時間で17日夜、「延々と交渉…

beingの省略された分詞構文, 長い文, 省略, 関係代名詞の非制限用法, 準否定語など(ナスカの地上絵)

今回も前々回と前回の続きで、新たに発見されたナスカの地上絵についての英語の報道記事を読んでみよう。 前回 は、下記記事の書き出しのパラグラフをじっくりと読んでみた。全部を読んでも、350ワード程度なので、分量的にはすぐに読み終わるのだが、英語の…

省略, compel 〈人〉to do ~, 倒置 (イングランドの新型コロナウイルス「第二派」対応策とカオス)

今回の実例はTwitterから。 欧州では新型コロナウイルスによる感染拡大がまた深刻なことになっている。いわゆる「第二波」だ。 第一波では全土的に一斉に厳しい行動制限(ロックダウン)を導入したイングランド*1は、今回、各地域ごと、感染状況に応じて3段…

日本語の文を、そのまま逐語的に英語にしただけで、言いたいことが伝わるとは限らない(定型文というものについて、および各国首脳のメッセージ実例)

さて、いよいよ前々回と前回に続いて、「病人へのお見舞いの気持ちを英語で表してみよう」の最終回だ。 こんなことは、すでに何冊も世に出ていて、何なら公共図書館にも必ず置いてあるような英文手紙・メールの文例集を見れば1分もかけずに知ることができる…

省略(英最高裁の「議会閉鎖は違法」との判断に、「街行く市民の声」を集めるマスコミがマイクを向けたのは……)【再掲】

このエントリは、2019年9月にアップしたものの再掲である。ここで見ているような《省略》のことを知らないと、"Just left" という英文を見て「ただの左翼」と思い込み、その解釈をこじつけるために辞書を引いては「ここに左翼と書いてあるじゃないか」とドヤ…

正式な告知文, It is ~ that ... の強調構文, 接続詞のas, 分詞構文のbeingの省略, 「(治療)を受けながら」の英語表現, など(チャドウィック・ボーズマン死去)

今回の実例は、Twitterから。 8月29日(土)、映画『ブラックパンサー』で主人公を演じた俳優のチャドウィック・ボーズマンが43歳の若さで亡くなったことが、彼のTwitterアカウントで告知された。身内以外はだれも聞かされていなかったが、この4年間ずっとが…

省略、使役動詞make(グレタさん、無事ニューヨークに到着)【再掲】

このエントリは、2019年8月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げているような《省略》が正確に読み取れるかどうかは、読解・理解の正確性を左右する。なかなか体系立てて学ぶ機会がない項目ではあるが、重要な項目だ。 ----------------- 昨日こち…

報道記事の見出し, 過去進行形の受動態, 等位接続詞andの構造, sipという動詞, 省略(デス・ヴァレー54.4度)

今回の実例は報道記事から。 米国西海岸の時間で16日(大まかに、日本では17日)、カリフォルニア州で気温が54.4度を観測したというニュースは、日本語のメディアでも報じられている。ただしそれが「世界最高」なのかどうかは、言ってることがバラバラな状態…

感情の原因・理由を表すthat節, O+S+Vの形の文, 等位接続詞が作る構造, 疑問詞節(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

今回も、前回の関連で、テニスのノヴァク・ジョコヴィッチのCOVID-19感染について。 前回は感染判明を受けてのニック・キリオスの発言を見たが、今回はジョコヴィッチ本人の発言を見てみよう。 Twitterに長文をアップしたいときに、自分のブログとかサイトと…

関係代名詞, 関係代名詞の省略, 関係代名詞の二重限定, 引用符の使い方, ボキャビル(ジョコヴィッチのCOVID-19感染)

今回の実例はTwitterから。 テニスで現在世界ナンバーワンの座にあるノヴァク・ジョコヴィッチ選手が、新型コロナウイルスに感染した。世界的にテニスの大きな試合が一時停止を余儀なくされているときに、彼自身が主催して、セルビア、クロアチア、ボスニア…

force ... to do ~, 無生物主語, 同格のthat, やや長い文, 関係代名詞の主格とbe動詞の省略, so ~ that ...構文, as though + 仮定法, 分詞構文, など(数字の向こう側を見せるNYTの取り組み)

今回も前回の続きで、先週末、ニューヨーク・タイムズ(NYT)がCOVID-19での死者が10万人に迫らんとする中で示した「数字」ではない、人間たちとしてのひとりひとりの死者についての印象的な取り組みから。 本題に入る前に最新のニュース。2020年5月27日、米…

副詞節内での主語とbe動詞の省略, 英語の文章の書かれ方, 助動詞 + have + 過去分詞, 付帯状況のwith, 独立分詞構文, 分詞構文でのbeingの省略, too ~ to do ...(数字の向こう側を見せるNYTの取り組み)

今回も、前回の続きで、COVID-19による死者数が100,000人に迫る米国で、死者を単なる数字に終わらせまいとするニューヨーク・タイムズ (NYT) の取り組みを見ていこう。 記事はこちら: www.nytimes.com 前回はNYTのこの企画がどういうものかを説明しながら、…

the only ~ to do ..., 完了不定詞, 接続詞のnor, 省略, 「確かにAだが、B」の構文(国家の違法行為)【再掲】

このエントリは、2019年7月にアップしたものの再掲である。ここで参照している記事には、文法項目として取り上げている項目のほか、《come to do ~》や《go + 過去分詞》なども入っている。じっくりと読んでいただければと思う。 ----------------- 今回の…

so ~ that ... 構文, some ~, others ...の構文, 倒置, やや例外的な分詞の後置修飾(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。センター試験のような基礎力を問う試験でも頻出の項目について扱っているほか、やや例外的なことについても触れている。こういった例外もありのままに見て「実際にはこういうのがあるんだ」というこ…

学校では習わないかもしれない、接続詞asの節における省略、最上級 + ever(HBOのドラマ『チェルノブイリ』)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。引き続き、英語で何かを書くときに重視したい項目を扱っている。 --------------------------------------- 今回の実例は、前回と同じ記事から、学術論文であれビジネスの場でのプレゼンテーション…

集合名詞(「スタッフ」の表し方)、be動詞の分詞構文でbe動詞が省略された形(HBOのドラマ『チェルノブイリ』はどこまで本当か)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。英文を読む分には気にしなくてよいが、書くとなると必ず気にしなければならないことを扱っている。 --------------------------- 今回の実例は、前々回のエントリで言及したHBOのドラマに関するBBC…

while -ing(接続詞whileと、前置詞duringについて)(トランプ流「成功」の作り方)【再掲】

このエントリは、2019年6月にアップしたものの再掲である。ここで取り上げているような《省略》を正しく読めない人がとても多いが、実務で英語を使うなら、しっかり読めるようにしておきたい。 ------------------ 「英語はざっと読んで、必要な情報が取れる…

条件を表すif節とその論理構造, 疑問詞+to不定詞, 省略, 前置詞+動名詞, など(WHOによるマスク着用のガイド)

【2020年6月9日補記】 本稿は、2020年4月3日にアップロードしており、その時点でWHOのサイトで確認することができた最新情報を扱ったものである。その後、4月下旬にはドイツなど欧州各国で公共の場でのマスク着用が義務化されるなどの動きがあり、さらに6月5…

「転売ヤー」に関する英語表現、報道記事の見出し、引用符の使い方、挿入、省略(手指消毒剤などを買い占めた男)

※本稿も、前回と同様、かなり前に準備してあったもので、内容的には懐かしい感じもするかもしれない。しばしお付き合いいただきたい。 今回の実例は、前回の続き。あの「転売ヤー」がどうなったかという報道から。 前回見た記事(NYT)では、普段からAmazon.…

同等比較 (as ~ as ...), 省略, help+動詞の原形, 【ボキャビル】one's love for[of] ~, as long as ~ can rememberなど(フランクフルトの名物サポーターはホロコーストの生き残り)

今回の実例はTwitterから。ただしやや変則的に、ツイート本文と、映像についている英語字幕を見る。 ドイツに、「ドイチェ・ヴェレ (Deutche Welle)」という国際放送局がある。ドイツ国内でドイツ語で語られることを、ドイツ国外に、英語やフランス語、スペ…

the moment + S + V, O+S+Vの形の文, 条件を表すif節, 省略(テリー・ジョーンズを偲ぶ盟友たちの言葉)

今回の実例もTwitterから。 テリー・ジョーンズの死去を受けて、前回はジョン・クリーズ(居丈高キャラ、上官キャラ)のツイートを見たが、今回は同じく「モンティ・パイソン」の一員で軽薄キャラ、おしゃべりキャラとして地味キャラ、まじめキャラのジョー…

感情の原因・理由を表すto不定詞(副詞的用法), 同格のthat, 主語とbe動詞の省略, 使役動詞(テリー・ジョーンズ死去)

今日の実例はTwitterから。 歴史家で映画監督でコメディアン(「モンティ・パイソン」の一員)のテリー・ジョーンズが亡くなった。2016年秋に希少疾患である「前頭側頭型認知症 (Frontotemporal dementia、FTD)」由来の「原発性進行性失語 (primary progress…