財務大臣と保健大臣がほぼ同時に辞任してから、あれよあれよという間にボリス・ジョンソンに辞表をたたきつけて政権を去る人が50人を超え(っていうか何で今まで続けてたの?)、ついにボリス・ジョンソン自身が辞意を表明した(ただし、すぐに辞めるとは言っていないし、訓練されたウォッチャーならこの次に何が起こりうるかを考えて暗澹たる気持ちになっていると思う。今年に入ってから危機がジョンソンを襲うと、ジョンソンは「だってウクライナが大変だから」と言ってウクライナを「電撃訪問」してはヒーロー面をして歩く、ということが常態化しているわけで)。
で、今回の実例は、目が回っているのと、日本語圏での「さすが英国は立派だ」的な*1反応をチラ見して食あたりみたいになってるので、お休みします。私はもう何か月も、Northern Ireland Protocolで神経を張っているし、そのNIPについて把握しているどころか聞いたことのあるという程度の人ですら日本にはとても少ないから、私が何か言うと誰がマンスプレインしにかかってくるかわかんないし。
英文法的な材料はあるんだけどね、スクショを取った瞬間に情報が古くなる、みたいなスピード感で、ついていけない。
あとでツイートだけ貼っておきます。
Twilogをご参照のほど:
nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史』作品社など(@nofrills)/2022年07月07日 - Twilog
ブライアン・ロウアンさんのこれに尽きる。
What a shitshow we're watching. Proof, if needed, from Johnson that there's nothing more important than him.
— Brian Rowan (@BrianPJRowan) 2022年7月6日
*1:と言うのもいじわるかもしれないが。