このエントリは、2021年3月にアップしたものの再掲である。
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今回は、変則的だけどいつもの時刻よりちょっと早めに出します。といっても思いついたのが遅かったので今から間に合うかどうか……。
今日3月17日はアイルランドの守護聖人セント・パトリックの日で、アイルランドでは国民の祝祭の日となります。普段なら各都市・各街でパレードが行われたり、文化的なイベントが開催されたりして、春の訪れが感じられるようになったこの時期、人々は寒い冬から解放された楽しみを味わうのですが、今年は新型コロナウイルスのパンデミックのため、アイルランド島でも、この日の大きなイベントが恒例行事となっている世界の各地でも、イベントはやるならオンライン化されています。
思えば昨年、欧州でこのウイルスの流行が深刻になることがはっきりしたときに最初に中止された世界的に有名な行事はイタリアのヴェネツィアのカーニヴァル(謝肉祭)だったのですが、その次に中止になったのがアイルランドのセント・パトリックス・デーでした。イングランドのチェルトナム・フェスティヴァル(社交界の皆さまが集う競馬)は会場のあちこちに手指消毒ジェルを設置して強行され、のちに批判されましたが。
閑話休題。
というわけで、今年のセント・パトリックス・デーはオンライン化。毎年、このアイルランドの祝日に最も近い週末に行われる原宿でのパレードも今年はなしで、アイルランド大使館がオンラインでイベントを主催します。その告知が下記。
明日3月17日(水)18時~ 当館初となる「#StPatricksDay virtual reception」を開催します。アイルランドのミホール・マーティン首相から日本への特別なメッセージ、アイルランドの音楽やダンスパフォーマンスも配信!皆様のご参加をお待ちしております。参加登録はこちらから: https://t.co/kGJx01IjFr pic.twitter.com/VjPXrYN6WD
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan) 2021年3月16日
登録は無料で、必要なのは姓名と有効なメールアドレスだけです。
さて、さっき今日の実例を探して画面を眺めていたのですが、これというものは何も見つからず、どうしようかな……と考えていたときに、そういえばセンター試験の後釜の共通テストでは事務的な文面を読める能力をはかるとかいうアカデミックな能力とは別の方向に針が降り切れてて、クソ面白くもないファンクラブの入会案内とかを読むことを強要されてるんだっけなと思いだしたので、この楽しいアイルランドのイベントの登録の画面を、そういう「実用英語」(笑)の一例といて見ておくといいんじゃないかと思いついたわけです。
登録のURLはこちら:
https://www.eventbrite.ie/e/st-patricks-day-virtual-reception-registration-145418597941
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