倒置
このエントリは、2019年4月にアップしたものの再掲である。がっつり目の英文読解が出題される大学を受験する人にとっては、直前の対策にかなり役立つ内容となっている。特に《倒置》は重要なポイントとなる。 --------------------------- 今回の実例は、4月…
今回の実例はTwitterから。 現地時間で2019年12月7日(土)の夜、サウジアラビアでボクシングのWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチが行われ、アントニー(アンソニー)・ジョシュアが勝利した。 www.afpbb.com 私は詳しくないのだが、この試合…
今回の実例も前回と同じトピックで、ただし個人のツイートではなく報道記事から。 アフガニスタンで中村哲さんの車が何者かに銃撃されて、車の中の人たちが殺されてしまったことは、世界中で報じられた。そのことはすでに日本語でも「世界が悼む」調で報じら…
今回の実例は……といつもの書き出しで書き始めるのもつらい。中村哲さんが殺されてしまった。 中村哲さんについては私がここで説明するまでもないだろう。今20代以下の人の多くは「英語の教科書で、アフガニスタンでの井戸掘りや用水路づくりの仕事が紹介され…
まず、台風19号で被害をこうむられた方々にお見舞い申し上げます。あまりに巨大な台風で、滞在時間も長く、翌日の台風一過の青空のもとでもまだまだ被害が次々と伝えられていて、自分の近隣には被害はなかったのですが、自然の猛威に震撼としています。「自…
今日の実例は、英国の「歴史の見直し(歴史修正)」に関するBBCの報道記事から。 「歴史修正」というと、主に「過去の惨劇を否定する」、「過去を美化する」という方向性の「修正」について用いられることが多いが(「ホロコーストはなかった」日本でいえば…
このエントリは、3月にアップしたものの再掲である。ここに出てくる「倒置」は、英作文などで自分で書けるようにしておく必要性は必ずしもないが、読解で出てきたときには理解できるようにしておきたいし、整序英作文など文法問題では問われがちなので、受験…
今回の実例はTwitterから。 9月9日未明、台風15号 (Typhoon Faxai) のくっきりした目が東京湾の上を通っていて、都内のうちのあたりも激しい風雨に見舞われていることが音だけで確認できていたころ(台風の西側なので予想したほどではなかったが、東側は大変…
今回の実例は、北アイルランドの報道記事から。 もう終結してから20年以上になるので知らない人も多いと思われるが、英国(イギリス)、つまり「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」の「北アイルランド」では、約30年にわたって武力紛争があっ…
このエントリは、今年2月にアップしたものの再掲である。ここで見るような《倒置》は報道記事など一般的な文章で頻出だが、文構造が取れなかったり誤訳したりということが起きやすい項目で、十分な注意が必要である。 -------------------------------------…
今回の実例は、今から50年前に米ニューヨークで起きた「ストーンウォールの反乱」とそれがその後の世界にもたらした変化について、当事者や識者の回想や分析をまとめた分量のある記事から。 1969年6月にどのようなことがあったのかについては、ウィキペディ…
今回の実例は、新聞でほぼ毎日コラムを書いているコラムニストの文章から。 「読んで笑える毒舌辛辣皮肉コラム」みたいなのはだいたいどこの国の新聞にもあると思うが(そしてそういうのを「他人をバカにしている」といって嫌う人たちもどこの国にもいると思…
今回も、前々回および前回と同じ記事から、文法項目を見ていこう。 記事を読むうえで必要となる前提知識的なことは前々回の記事を参照のほど。 記事はこちら: www.bbc.com
※この記事は、2019年1月にこのブログを開設したころにまとめて投稿したいくつかの記事のひとつである。開設時の記事はほとんど閲覧されていないので、重要事項の実例として改めて見ておいていただきたく、ここにコピーして再掲しておこう。 ****************…
今回の実例は、時事的なトピックに関する論説記事から。 アフリカ東部に位置するスーダンで、30年にわたって強権政治を行ない、ダルフール紛争や南スーダン(現在は独立国)での苛烈な武力弾圧を行なってきたオマル・アル=バシル大統領に反対する民衆のデモ…
今回の実例は、4月28日(日)に投票が行われているスペインの総選挙について、英オブザーヴァー紙(ガーディアンの日曜)が取材・掲載した、投票直前の現地からの記事より。 スペインは1975年に独裁者フランコが死んで民主主義を回復したあと、中道右派と中…
今回の実例は、2月12日のアイリッシュ・タイムズの論説記事から。書いたのは同紙で長く執筆しているベテラン・ジャーナリストのフィンタン・オトゥールで、トピックは英国のEU離脱関連。 アイルランド島北部の6州が「北アイルランド」として「英国の一部」と…
今回の実例は、イギリス王室のインスタグラムのアカウントで「ケイト派」と「メーガン派」が煽りあっているという、何とも「はぁ・・・」な出来事についての記事から。 ちなみに、日本語の報道やファッション雑誌の記事などでは「キャサリン妃」「メーガン妃…
今回の実例は、ロシアとつながっているという疑惑を全力で否定する米トランプ大統領の発言から。否定に躍起になっている例だ。 www.theguardian.com